にいがたアイサポートだより 第7号 2023年10月発行 (メールにいがた164号/福祉だより第123号) 発行:にいがたアイサポートセンター 新潟県視覚障害者情報センター 新潟県視覚障害者福祉協会  ~目次~  1 みちしるべ ~アイサポートセンター代表挨拶~ 2 アイサポートセンターからのお知らせ 県視覚障害者情報センターより  休館日のお知らせ / 令和5年度 第1回図書選定委員会の結果報告 / 全国の各種用具カタログの受け入れについて 自立支援室より  ふれあい・いきいきサロンのご案内 /拡大読書器リニューアルのお知らせ / 3会場にて巡回ミーティングを開催しました 3 関係団体からのお知らせ 4 県内および全国のニュースや視覚障害に関連する動向 5 利用者参加コーナー  文芸投稿コーナー / お悩み掲示板 今号のテーマ:体験談あり特別編 日常生活用具給付の申請 6 地域の公共図書館サービス紹介コーナー 7 県内主要文化施設の催事情報 8 生活便利情報コーナー 今号のテーマ:白杖『ミズノケーンST』 9 編集後記 (情報センター・岩井) ***** 1 みちしるべ~アイサポートセンター代表挨拶~ 新潟県視覚障害者福祉協会 理事長 木村弘美 読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、実りの秋…楽しみの多い季節がようやく巡ってきました。 皆様にとって秋の楽しみは何でしょうか。春生まれの私ですが、好きな季節は秋です。 例年にない厳しい夏を乗り越えてたどり着いたこの秋をしみじみ味わいたいと思っております。 さて、進行性の目の病気「網膜色素変性症」で全盲になった男性が小学生たちのあたたかな小さな手のリレーに助けられながら長年バス通勤を続けてきたという話を耳にしたのはいつ頃だったでしょう。 そして、この実話をもとにした絵本「バスが来ましたよ」が出版されたことを音声訳ボランティアさんから教えていただいたのが6月のことでした。 その後、サピエ図書館で「バスが来ましたよ」という音声デイジーを見つけて嬉しくなって早速ダウンロードしました。 図書は2回読んであり、1回目は本文を、2回目は絵の説明を加えての音訳でした。 主人公のモデルになった男性は、「子供たちの優しい心を多くの人に知ってもらいたい」と話しています。笑顔になりたいとき、一読をお勧めします。 絵本の主人公のモデルになった全盲男性は、毎朝気を張り詰めてバス停に立っていたそうです。バスが来たことに気が付かずに乗りそびれてしまったこともあったそうです。 男性の緊張感も、「バスが来ましたよ」という一言とバスの入り口まで誘導して席に座らせてもらった時の嬉しさもとてもよくわかります。 先日、夕方の混み合うホームで少し緊張しながら列車を待っていました。すると、いつもは4両編成の列車が2両編成で到着するので乗り口に注意してくださいとのアナウンスが流れました。 落ち着いて盲導犬に指示すれば何でもないことなのですが、思いがけないアナウンスに一気に緊張感が高まってしまいました。 乗れなかったらどうしようという不安な気持ちになり、近くで談笑していた高校生にサポートをお願いしました。 列車が到着すると、「正面に進んでください。隙間があります。段差があります」と的確な声かけをしてもらいました。 突然のサポート依頼にもかかわらず快くサポートしてくれた男子高校生に心からのありがとうを伝えました。 手すりを探すこともできないほどの混み合った車内でしたが、優しい心に勇気をもらい、乗換駅に着いたら、座席を探そうという元気が出てきた私でした。 <補足> 「バスが来ましたよ」(由美村嬉々(ゆみむらきき)文/松本春野(まつもとはるの)絵、アリス館、2022年出版)は、サピエ図書館上で点字データ、デイジーデータが公開されているほか、 情報センターを通じて点字図書、デイジー図書、点字絵本を借りることができます。 *****   2 アイサポートセンターからのお知らせ ○県視覚障害者情報センターより ■休館日のお知らせ 今号発行日以降の休館日予定は以下の通りです。 <10月>16日(月曜日)、23日(月曜日)、30日(月曜日) <11月>4日(土曜日)、6日(月曜日)、13日(月曜日)、20日(月曜日)、24日(金曜日)、27日(月曜日) <12月>4日(月曜日)、11日(月曜日)、18日(月曜日)、25日(月曜日)、29日(金曜日)、30日(土曜日)、31日(日曜日) ※開館日の受付時間は午前9時から午後5時までです。 ■令和5年度 第1回図書選定委員会の結果報告 今年度の第1回図書選定委員会を開催しました。 委員の皆様にアンケート 形式で実施し、蔵書や当センターの情報提供方法に関して意見を出していただきました。 選定図書については、今号と同時発行のアイサポート図書案内にてご紹介しております。 なお、選定図書以外の部分で、視覚障害者情報センターの体制として新たに今後以下の対応を行うことといたしましたので、内容をご紹介いたします。 (1)人気の高い文学において充実が望まれるジャンルについて アンケートにて、特に充実させるのが望ましい文学のジャンルの調査をおこないました(選択肢20項目。複数回答可)。 結果、今回のアンケートで回答が多かったのが「人間ドラマ(家族小説)」「恋愛小説」「各種文学賞受賞作」等でした。 結果については、今後、当センターで選書あるいは蔵書受け入れを行う際の参考とさせていただき、センターが隔月で発行している「にいがたアイサポート図書案内」の中で継続的に紹介をしていく方針とします。 (2)視覚障害者関連の業界情報の充実について アンケート内の設問にて、当センターが注力して情報提供を望む視覚障害者関連の業界情報について調査をおこないました(選択肢9項目。複数回答可)。 結果、回答が多かったのが「便利グッズ情報」「視覚障害者が使える機器やアプリについて」「眼疾患や治療等の医療に関する動向」「各種福祉制度について」でした。 結果については、今後「にいがたアイサポートだより」や当センターのメーリングリストによる情報提供の中で、より注力して情報提供していく方針とします。 また、便利グッズの情報提供の充実を目的として、今後は日本点字図書館や日本ライトハウス、日視連の販売用具カタログの整備も実施します。 なお関連意見として、実際にスマートフォンといった機器やアプリを使用している視覚障害の方の感想・体験談をたよりの中で紹介してはどうか、というご意見もいただきました。 こちらについては2023年8月号のたよりから実施いたしました。 (3)補足事項 上記で触れられなかったその他のご意見についても当センターの職員間で共有し、今後のサービスの充実のために参考とさせていただきました。 ■全国の各種用具カタログの受け入れについて 令和5年度 第1回図書選定委員会で選定委員よりいただいた意見を受けて、当センターで以下の用具カタログの墨字版と音声版の受け入れをおこないました。 販売されている便利な用具について調べる際にぜひご活用ください。 墨字版についてはセンター内で閲覧が可能なほか、音声版については録音図書と同様の形で貸出が可能です。 貸出をご希望の方は当センターまでご希望のものをお知らせください。なお、いずれも最新版を発行元から個人で直接入手することも可能です。 ①わくわく用具ショップ商品カタログ2023年6月版(発行:日本点字図書館) ②2022年度 視覚障碍者のための商品カタログ デイジー版(発行:日本視覚障害者団体連合) ○自立支援室より ■ふれあい・いきいきサロンのご案内 「ふれあい・いきいきサロン」の11月から12月の開催のお知らせです。毎月第1と第3木曜日に新潟ふれ愛プラザで開設しています。 ご自分の見え方の悩みや生活の工夫、地域の話題など、皆さんでお話し、情報交換をしています。 最近出た話題としては、家で体をぶつけてしまうこと、電子レンジでの調理法の工夫などがありました。 皆さんお誘い合わせのうえ、お気軽にお越しください。事前の申し込みは不要です。 日時 11月2日、11月16日、12月7日、12月21日    いずれの日も13時30分から15時00分 場所 新潟市江南区亀田向陽1-9-1新潟ふれ愛プラザ 2階 研修室 ■拡大読書器リニューアルのお知らせ  公益財団法人真柄福祉財団様より、助成いただき、次の2機種について拡大読書器をリニューアルしました。 ご利用・体験をご希望の方は事前に自立支援室(025-381-8118)にご連絡いただくとお待ちいただく時間がなくスムーズです。 ご協力をお願いいたします。 ①据え置き型拡大読書器 メゾ・フォーカス24 24インチ・フルHD液晶の大画面搭載の据置型拡大読書器です。高画質映像で文字が大画面に表示され、高倍率でも広い視野を確保できます。 スムーズに動くXYテーブルによって、快適な読書をサポートします。操作も画面下部のシンプルなボタン3つで扱いやすいです。 ②携帯型拡大読書器 コンパクト10スピーチ 10インチの大画面モニタの携帯型拡大読書器に、読み上げの機能がプラスされています。 内臓カメラで資料等を撮影し、画面と音声の両方で確認できます。カメラはアーム式でスタンドを使わなくてもA4サイズ全体が撮影できます。 取り込んだデータをお持ちのPCにUSB接続で転送することもできます。イヤホンを接続すれば周囲を気にせず音声を楽しめます。 ■3会場にて巡回ミーティングを開催しました 6月から9月にかけて小千谷市、加茂市、上越市で巡回ミーティングを開催しました。 ご参加・ご協力いただいた皆様にこの場をお借りし御礼申し上げます。以下に各内容を報告いたします。 6月24日(土曜日)小千谷市総合福祉センターサンラックおぢやで巡回ミーティングを開催しました。 池田修一会長ほか小千谷市視覚障害者福祉協会の会員、小千谷市音声訳の会、点訳きつつきの会、てんとう虫の会、小千谷市福祉課職員、 小千谷市社会福祉協議会職員など計18名の皆さんが参加され、県視覚障害者福祉協会(以下、協会)からは木村理事長、情報センター斎藤所長、吉田生活訓練指導員が参加しました。 各参加団体からの活動報告の後、協会からは協会の活動や各種実施事業についてお話しました。 その後の意見交換では、小千谷市で視覚障害者向けのハザードマップを作るために市議会と協力して進めていること、津南町の同行援護事業所では町外の利用ができないことなど 従業者不足の理由から同行援護を満足に利用することができない状況についてお話がありました。 協会からは同行援護の利用に関して市町村格差が発生していることや従業者の報酬改定に触れ、協会として引き続き自治体に働きかけを行っていきたい旨をお話ししました。 7月27日(木曜日)加茂市上条コミュニティセンターで巡回ミーティングを開催しました。 小柳十三也会長ほか加茂市視覚障害者福祉協会の会員、加茂市社会福祉協議会職員、田上町社会福祉協議会職員、加茂市福祉課職員など計16名の皆さんが参加され、 協会からは木村理事長、山口生活訓練指導員が参加しました。 加茂市視障協に会員が3名入会したことに関連し、協会の実施事業についてお話をした後、白杖やスマートフォンなど身近な用具に関して来場の皆さんからの質問に答える形でディスカッションを行いました。 その中では補装具(白杖など)の2本支給申請やスマートフォンの選定方法などの質問があり、2本支給のためには用途が異なることをきちんと申請時に伝えることの重要性について話をしました。 また、来場者からは「日常生活用具の申請に関して、田上町では視覚障害者が情報・通信支援用具の利用対象外であるなど非常に不便であったが、 福祉課職員に他市の日常生活用具の給付要綱を持参して話し合いを行った結果改善がなされた」など、各地で障害のある人の地域生活を豊かにするための活動を積極的に行っている様子がうかがえました。 また、田上町社協および加茂市社協所属の職員からは「田上町で視覚障害者のガイドボランティアの養成を検討しているがどのような内容で実施すればよいか」との相談があり、協会と連携して進めていくこととなりました。 9月3日(日曜日)上越市福祉交流プラザで巡回ミーティングを開催しました。 吉田浩会長ほか上越市視覚障害者福祉協会から計14名の皆さんが参加され、協会からは木村理事長、小布山相談支援員が参加しました。  意見交換では物価高騰に伴う白杖や日常生活用具の価格が補助額を超えている現状について話がありました。 協会からは、協会から市や県へ話をあげることも大切だが、地元の人から各自治体に具体的にお話することも大切であり、双方の働きかけが重要であることの話をしました。 なお、石突も補助対象としてほしいという意見もありました。また、誤って無人駅に降車して怖い思いをした経験から、駅の無人化に歯止めをかけてほしいという要望がありました。 協会からは無人駅の安全確保の要望は全国的に挙がっている。誤って降車した無人駅で下手に動くと転落して連絡すらできない。 転落しないためにまずは動かず、白杖や盲導犬を持つなどの手立ても必要であると話をしました。最後に上越市役所福祉課職員も加わりオーカムマイアイ2の操作体験を行い閉会となりました。 ***** 3 関係団体からのお知らせ ■ 盲導犬情報セミナーのお知らせ (日本盲導犬協会 スマイルワン仙台) 2023年度もオンラインによる盲導犬情報セミナーを開催します。 盲導犬との歩行や生活、盲導犬に関する法律や取得までの流れについて、実際に盲導犬と暮らしているユーザーの体験談も交えながらのセミナーです。 【開催日】 2023年12月17日(日曜日) 【開催時間】 14時から15時半 【ツール】 ZOOM(パソコン、スマホ、ガラケー、固定電話からも参加できます) ご希望のかたに事前にZOOMの使いかたの講習を行います。ご相談ください。 【対象】 見えない・見えにくいかたおよびそのご家族や医療・福祉・教育関係者 【費用】 無料 【申し込み方法】 メール info@moudouken.net 宛に、件名「盲導犬情報セミナー参加希望」と記載の上、 お名前、居住地(都道府県)、年齢、メールアドレス、ZOOM使用経験の有無、ZOOMサポート希望の有無を記載ください。 ZOOMのサポートを希望のかたは、使用する機器の種類、電話番号もお知らせください。メールでの申し込みが難しい場合はお電話ください。 【締め切り】 開催日の2週間前 問合せ、ご相談は・・・ 公益財団法人 日本盲導犬協会 スマイルワン仙台 視覚障害サポート部 〒982-0263 仙台市青葉区茂庭字松倉12-2 TEL:022-226-3910 FAX:022-226-3990 ■ 支援者向け視覚障害リハビリテーション講習会のご案内 (日本盲導犬協会 仙台訓練センター) 「ご家族や支援をしてくれている方が、見えにくい状況がわからず、困っているようだ」、「もう少し、家族や支援してくれる人に見えにくい状況を理解してもらいたい」ということはありませんか。 ご家族や支援してくださっている方に視覚障害の体験を通して、視覚障害のある方々の生活の工夫を知り、適切な支援のための基礎を学ぶ講習会を開催します。 ぜひご紹介ください。 対象 視覚に障害のある方の支援者、ご家族等(これから関わるかもしれない方、関心のある方も含みます) 内容 見えない・見えづらい方の生活上の工夫(講習と体験)    視覚障害リハビリテーションとは?(講習と体験)    移動(白杖、手引き、盲導犬等)・読み書き・日常生活動作 など              日時 令和5年12月16日(土曜日)10時から15時 場所 公益財団法人 日本盲導犬協会 仙台訓練センター 費用 500円(昼食代として) ※昼食はこちらでご用意いたします 定員 20名(定員に達し次第受付を終了致します)  お申し込み方法 下記ご連絡先に直接お申込みください。 締切は11月30日(木曜日)とさせていただきます。 連絡先 公益財団法人 日本盲導犬協会 仙台訓練センター 〒982-0263 宮城県仙台市青葉区茂庭字松倉12-2 電話 022-226-3910 FAX 022-226-3990 担当:視覚障害サポート ***** 4 県内および全国のニュースや視覚障害に関連する動向 ■ 新聞・マスコミ情報(日視連情報より抜粋) 1.視覚障害者の外出 スマホが支援 カメラ通し商品読み上げ (2023年7月8日 読売新聞 東京朝刊) スマートフォンカメラや位置情報により、オペレーターが音声で情報を伝えるアイコサポートサービスが進められている。 視覚障害者への外出支援の取り組みで、店舗内での買い物や駅構内の道案内などをサポートする。 「プライムアシスタンス」(東京)が有料で提供するが、特定の場所は、自治体・企業等連携で無料サービスも検討中。 2.踏切内に点字ブロック/当事者が体験し形式検討へ (2023年7月11日 神奈川新聞 本紙) 国は、事故防止のため昨年6月に踏切内の点字ブロック設置が進むよう「該当ガイドライン」を改訂。 その場合は歩道などにある点字ブロックとは異なる形式にすると規定。 現在、全国7カ所の踏切内に線状の突起2本の新誘導ブロックを試験設置した。 今後、視覚障害者が白杖で判別しやすいのはどのような形式か検討を進める。 3.聴く読書×運動→健康に 柏原市、オーディオブック大手と協定 (2023年7月18日 朝日新聞 大阪地方版) 声優やナレーターたちの本の朗読を聞きながら体を動かし、健康づくりを進める取り組みを軸にした連携協定を、オーディオブック大手「オトバンク」(本社・東京)と柏原市が結んだ。 配信作品は1万5千点を超えて、ラインアップは国内トップ。目の病気などで文字が読めない人も耳で読書ができ会員は250万人を越えている。 4.アプリでページ読み上げ 焼津市が新福祉ガイドブック (2023年7月27日 静岡新聞 朝刊) 焼津市は視覚障害者や文字情報が理解できない市民に向けて、音声で読み上げる機能を有した「障害者福祉ガイドブック」を制作した。 7月から障害者手帳を新規に交付した市民などに配布。利用者があらかじめ「ユニボイス」と呼ばれる専用アプリをダウンロードし、 音声コードを読み取ると、ページに書かれた情報を読み上げる。 5.視覚障害者のスマホ活用支えて ボランティア養成講座 (2023年7月27日 中日新聞 朝刊) NPO法人「川崎市視覚障害者福祉協会」は8月4日に視覚障害者のスマホ活用を支援するボランティアの養成講座を開催。 アイフォーンの読み上げ機能や視覚障害者用支援アプリなどを使いこなすことで、電話やメールの送受信、地図データを活用した周辺環境の把握などができる。 このため支援ボランティアを養成する。 6.月刊「文学界」に電子版 (2023年8月5日 北海道新聞 朝刊) 4日、文芸春秋発行の月刊文芸誌「文学界」が紙の発行のほかに、新たに電子版を配信することが分かった。7日発売の9月号から始める。 文芸誌では、河出書房新社の季刊「文芸」が2021年秋から電子版の配信を始めている。 7.(社説)ハンチバック 本を読む権利 切なる声にこたえたい (2023年8月4日 朝日新聞 東京朝刊) 7月に芥川賞決定の市川沙央さんの「ハンチバック」は、読み手に痛烈な衝撃を残す。電子書籍は、自動読み上げ機能で聞くことも可能。 テキストデータ提供で読み上げが可能になるが、手間がかかることや流出への懸念から応じる出版社は少ない。 読む権利について出版業界の対応が積極的に進むように思いを作品に込めたという。 8.視覚障害者が学ぶ、駅や踏切の構造 新潟県 (2023年8月9日 朝日新聞 東京地方版/新潟) 目の不自由な人が踏切やホームで死傷する事故が後を絶たない中、踏切や駅のホームなどが実物と同じように造られている原寸大模型を使った視覚障害者向けの「鉄道施設体験会」が 新潟市内の「第一建設工業」の亀田研修センターで開かれた。7月4日、昨年10月に続いて2回目の体験会が行われた。 9.障害者の公共交通利用支援 国交省 業界向け指針改定へ (2023年8月21日 佐賀新聞) 合理的配慮が、2024年4月から民間事業者に義務付けられるため、国土交通省は交通業界向けに、障害者の円滑な利用を支援する指針の改定案をまとめた。 業務に支障がない範囲で障害者の要望に対応する。駅ホームと車両の段差を渡り板で乗降を手助け、タクシーの大きな荷物をトランクに収納する手助けなど具体例を明示。        ***** 5 利用者参加コーナー ■文芸投稿コーナー このコーナーでは当センターの利用者の方に投稿いただいた俳句、短歌、川柳をご紹介していきます。 なお、掲載の順番は受付順といたします。 【短歌】 夕日色 あつめて咲きし 凌霄花 音無く散りて 地に華の咲く (ゆうひいろ あつめてさきし のうぜんかずら おとなくちりて ちにはなのさく) 良き事が ありて見上げる 空の色 雲ひとつなく 深すぎて青 (よきことが ありてみあげる そらのいろ くもひとつなく ふかすぎてあお)                           坂上香代子 庭先の 草を引きつつ 引き出だす 脳の中の 思い出ひとつ (にわさきの くさをひきつつ ひきいだす なずきのなかの おもいでひとつ) 「あおですよ」 交差路に立つ 吾の手を 導きくるる 小さき手のあり (「あおですよ」 こうさろにたつ われのてを みちびきくるる ちさきてのあり) ほたる籠 枕辺に置きて 眠りいし 遠き日想う 熱帯の夜 (ほたるかご まくらべにおきて ねむりいし とおきひおもう ねったいのよる) 上林洋子 【川柳】 年頃のパパッ子 助手席にすましてる (としごろのパパっこ じょしゅせきにすましてる) 背が高い あげ底サンダル はいてるよ (せがたかい あげぞこサンダル はいてるよ) スマホっ子 となりのママも スマホママ (スマホっこ となりのママも スマホママ) でんでん虫 まごころが フリーサイズで 慕われる (まごころが フリーサイズで したわれる) 生活へ 趣味が味付け してくれる (せいかつへ しゅみがあじつけ してくれる) 個人差が ありますという 但し書き (こじんさが ありますという ただしがき)               渡辺幸栄 投稿いただきました4名の皆様ありがとうございました。 文芸作品募集要領 1 募集 俳句、短歌、川柳の3部門のうちいずれかひとつ 2 募集作品 毎回お一人各3句、3首以内、自作、未発表の作品。誤字、誤読などを防ぐため漢字や語句にはふりがなをつけてください。 3 次回掲載応募締切 11月7日(火曜日)までに当センター必着。 4 その他(表彰の実施) 掲載した作品について、にいがたアイサポートセンター内で審査を行い理事長賞を設け、翌年度の4月号で発表いたします。 ■アイサポートお悩み掲示板 視覚障害にまつわる普段のお悩みや困りごとで、普段誰に聞いてよいかわからない質問や生活の困りごとをお寄せいただき、 視覚障害者情報センターや自立支援室を含めたアイサポートセンターの職員がアイサポートだよりの中でお答えするコーナーです。 今回は特別編として、日常生活用具の自治体補助申請に関して利用者の方からの体験談をご紹介します。 (相談者:中秋の名月さんより) 視覚障害者に便利な日常生活用具について自治体の補助を受けて購入したいのですが、自治体の補助対象に入っていないことがあります。 (アイサポートセンター職員の回答) 自治体の給付対象になっていない場合でも、相談の上自治体が必要と認めれば補助の対象となる場合があります。 今回は実際に自治体に補助対象となっていなかった用具について、働きかけをおこなった利用者の方が、ご自身の状況をふまえた体験談を寄せてくださいましたのでご紹介します。 *** 障害者の社会参加に向けて 加茂視覚障害者福祉協会 田上町在住 吉沢義博 皆さん、初めまして、私は南蒲原郡田上町に住む、名前は吉沢義博、年齢は63歳です。40歳のころから目が悪くなり始めました。 始めは、単なる老眼かなと思っていました。最初は+1.5くらいだったのですが、3年位で+7.5になりました。 その後、信号機が赤色だったのですが、そのまま進行するような日があったため、眼科へ行きましたところ、精密検査を受けなさいと、地元の眼科医の先生にすすめられ、 大きな病院へ行きましたが、原因不明と診断され、しばらく通院していました。 その後も、車の運転をしていたのですが、車の速度は早くても時速30kmがせいぜいでした。 そんな生活をしていたのですが、妻の知人のすすめで、セカンドオピニオン(念の為の別医師への診察)を受ける為、49歳の時に、現在通院している、上越市高田にある石田眼科本院へ診察に行きました。 幾つかの検査を受けた後、先生から、目のガンと言われる「黄斑ジストロフィー」という難病であると診断されました。 その後、徐々に視力及び視野の低下が続き、56才の時に障害者手帳5級の交付を受け、その後、3年前は視力は左0.01未満、右0.06、視野は左右ともゼロの状態です。 手帳は2級が現在の状態です。社会生活では、様々な制限があります。 テレビ、エアコン等のリモコンは使えない。新聞、チラシ、郵便物、行政からのお知らせは全く見えない、読めない、食品の賞味期限も分からない、鏡を見ても自分の顔がわからない。 そんな生活を送って来たのですが、ある時、私の人生に光がさす事が起こりました。 それは、JR亀田駅東口にある、ふれ愛プラザ内の視覚障害者情報センター(点字図書館)の存在でした。 視覚障害者は、白杖を使っての歩行が求められている事を初めて知り、早速購入する為に情報センターにお願いをして、2年前の7月から私は白杖デビューをしております。 一昨年、新潟よつば学園(旧盲学校)に在学している際、学校のF先生からの話で、「盲人は、白杖と勇気があれば、外国でも行けますよ。」との事で、 私は決心をして6月22日から25日までの4日間、1本の白杖を使って、一人で青森県へ行き、その後は、山梨県の河口湖へ行き、富士山五合目まで、一人旅をすることができました。 その際、いろいろな人と出会い語り合うことができました(詳細は、別の機会にでも紹介できればと思っています)。 ところで話は変わるのですが、一昨年に学校生活の中で、健康診断を受けた際、血圧異常があるという事で精密検査を受けたのですが、定期的に血圧測定の必要があるという話が先生からありました。 2年前に、これも盲学校で知った、CDの読み上げ機のプレクストークを使い、情報センターから借りた新潟市の福祉の案内を聞いて覚えていたのですが、音声式血圧計には補助金が使える事を思い出しました。 そこで、私は新潟県視覚障害者福祉協会で見積書を取得し、申請書に添付し行政に提出したのですが、行政からの通知は、今回は補助金は出ないという内容でしたので、今回は仕方ないなと思っていました。 でも視覚障害者は、一般的な家庭用の血圧計は使えないので、情報センターの山口さんにお願いをして、他行政の福祉情報を取寄せていただき、当町の条例と比較してみました。 情報センターで、すすめられて購入した拡大読書器を用いました。その結果、他行政との条例の違いをまとめて、直接行政の福祉担当者に今回のことをお願いしました。本年4月27日頃でした。 行政からは少し時間を下さいと話をいただきました。その後、条例の一部改正通知を7月28日に受け取り8月1日施行されました。 改正の中には、コンピュータの読み上げ機の追加を始め、音声式血圧計を含み、視覚障害のみならず他の障害の方に対しても拡充することが出来ました。 福祉の担当者及び町当局には、厚く御礼申し上げます。 また、今回の事に際して、よつば学園に在学していた時には白杖を使っての歩行指導をしていただいた学級担任のH先生、他の先生には大変感謝申し上げます。ありがとうございました。 ちなみに音声式血圧計は8月23日に届き、測定の結果、音声での読み上げは正常でした。 (体験談ここまで) 今回のご紹介は以上です。ご自身のことも含めての経験談を詳しく教えてくださった吉沢さん、ありがとうございました。 本コーナーでは引き続き皆様からのお悩みを受け付けております。 アイサポートセンターの職員が知っているノウハウや知識がお役に立てそうなことであれば、内容は問いません。募集要項は以下の通りです。 <募集要項> (1)応募方法 お電話またはメールで受け付けます  TEL 025-381-8111 メール tosyo@ngt-shikaku.jp (2)応募時に必要な情報  ①お悩みや困り事の内容  ②記事掲載用のお名前(ペンネーム)  ③投稿者のお名前(後日内容について確認を取る場合の連絡用) (3)2023年12月号の応募締切:11月8日(水曜日)17時まで (4)注意事項  紙面の関係上で回答を掲載することができない場合や、個人の特定につながるような困り事やお悩みについては、個別でお答えをさせていただきますので、あらかじめご了承ください。 ***** 6 地域の公共図書館サービス紹介コーナー 視覚障害者情報センターではここ数年、読書バリアフリー法の施行を受けて、県内の公共図書館との連携を進めています。 情報センターのような「点字図書館」では視覚障害者向けのサービスを専門におこなっていますが、地域の図書館でも視覚に障害のある方が利用できる様々なサービスを実施されています! このコーナーでは皆様がお住まいの地元で身近に利用していただける公共図書館のサービスを紹介していきます。 今回は、精力的に様々な取り組みを実施されている「新潟市立図書館」さんにサービスをご紹介いただきました。以下、内容です。 *** こんにちは!新潟市立中央図書館です。 新潟市立図書館は、市内に19の図書館と4室のオンライン図書室があります。 ここでは、新潟市立図書館のハンディキャップサービスと、電子書籍の貸出サービスについてご紹介します。ぜひご利用ください! ■ハンディキャップサービス 1 在宅障がい者等図書サービス 障がいなどで図書館に来館が困難な人のために、宅配便などを使って、無料で図書館資料を貸出します。 図書や雑誌、CD、DVDの貸出ができます。また、活字読書支援サービスにご登録いただくと、録音図書も利用できます。 おひとり10点まで、1か月間借りられます。 利用できるのは、新潟市在住で、図書館への来館が困難で、身体障害者手帳または療育手帳をお持ちの人です。 また、新潟市内の医療機関に長期入院している人、老人福祉関連施設や障がい福祉関連施設に長期入所している人、 新潟市在住で、寝たきりや病気、障がいなどにより図書館に来館が困難な人も対象です。 2 活字読書支援サービス 活字による読書が困難な人へのサービスです。 新潟市在住で身体障害者手帳または療育手帳をお持ちの人、その他障がいなどの理由により活字による読書が困難な人が対象です。 (1)録音図書が借りられます CD版録音図書や、活字での読書が困難な方を対象に製作したデイジー図書を、おひとり2点まで、2週間借りることができます。 (2)対面朗読サービス 図書館に来館いただき、ご希望の図書や雑誌を音訳者がお読みするサービスです。中央図書館を含む7つの図書館で可能です。 なお、機器の取扱説明書や私信は対象外です。遠隔コミュニケーションアプリ「Zoom」を使用した、オンラインによる対面朗読の準備をしています。 ご自宅で聞きたい方もお問い合わせください。 (3)録音資料作製 ご希望の音声資料が図書館にないときに、資料を音訳し、デイジー形式で作製します。 (4)国立国会図書館の「視覚障害者等用データ送信サービス」 国立国会図書館が製作・収集した音声デイジー図書などのデータをダウンロードして提供しています。 3 読書支援機器について デイジー再生機、インターネット検索専用の音声読み上げパソコン、拡大読書器、音声・拡大読書器、リーディングトラッカーなどをご用意しています。 また、点字プリンタも設置しています。詳しくは、中央図書館へお問い合わせください。 ■「にいがた市電子図書館」について 昨年3月に電子書籍の貸出サービスを開始しました。図書館に来館せずに、自宅のパソコンやスマートフォンなどで本や雑誌を読むことができます。 実用書や小説に加え、趣味やファッションなど約170種類の雑誌が利用可能です。 文字や図の拡大や、一部資料は色反転や合成音声による音声読み上げができます。音声は、男性の声と女性の声の2種類から選択できます。 電子書籍を利用できるのは、新潟市在住か、新潟市内に通勤・通学しており、新潟市立図書館の利用登録をされた人です。 登録後、「にいがた市電子図書館」のマイライブラリにログインすることで電子書籍が利用できます。 利用は無料です。なお、通信費は自己負担ですのでご注意ください。   不明な点は、お気軽にご連絡ください。ご利用をお待ちしています! ■問い合わせ先 新潟市立中央図書館 〒950-0084  新潟市中央区明石2丁目1番10号  電話 025-246-7700  FAX 025-246-7722  ホームページ https://www.niigatacitylib.jp/ ***** 7 県内主要文化施設の催事情報 施設名、所在地、問い合わせ先電話番号、催事名の順に掲載いたします。 新型コロナウイルスの感染状況等によっては、中止または延期となる可能性があります。ご利用にあたっては直接施設に電話等でご照会ください。 <野外施設、博物館> ◆国営越後丘陵公園(長岡市宮本東方町字三ツ又1950番1) お問い合わせ 電話 0258-47-8001 【催事情報】 ハッピーハロウィン(11月5日まで) ◆新潟県立植物園(新潟市秋葉区金津186番地) お問い合わせ 電話 0250-24-6465  【催事情報】 飲む発酵展 7つの健康パワー(11月19日まで) ◆新潟県立歴史博物館(長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2) お問い合わせ 電話 0258-47-6130         【催事情報】 秋季テーマ展示「守れ!文化財~『障害』をめぐるモノとヒトに光を灯す~」 (10月28日から12月17日) ◆新潟市歴史博物館 みなとぴあ(新潟市中央区柳島町2-10) お問い合わせ 電話 025-225-6111 【催事情報】 第20回むかしのくらし展「どうぐのどうぶつえん!」(12月3日まで) <音楽関連> ◆新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ(新潟市中央区一番堀通町3-2) お問い合わせ 電話 025-224-5521(チケット専用ダイヤル) 【催事情報】 新潟市民吹奏楽団第97回定期演奏会(11月5日) ◆新潟市秋葉区文化会館(新潟市秋葉区新栄町4番23号) お問い合わせ 電話 0250-25-3301  【催事情報】 中丸三千繪(なかまるみちえ)と朝岡聡(あさおかさとし)の気軽にクラシック(11月25日) ◆長岡リリックホール(長岡市千秋3丁目1356番地6)  お問い合わせ 電話 0258-29-7715 【催事情報】 文学座公演 逃げろ芥川(11月12日) ◆見附市文化ホール アルカディア(見附市昭和町2丁目1番1号) お問い合わせ 電話 0258-63-5321 【催事情報】 月亭方正(つきてい ほうせい) 桂宮治(かつら みやじ) 東西会(10月29日) ◆上越文化会館(上越市新光町1丁目9番10号) お問い合わせ 電話 025-525-4103 【催事情報】 前島密(まえじまひそか)顕彰(けんしょう)講演・創作落語(10月22日) <美術関連> ◆新潟県立万代島美術館(新潟市中央区万代島5-1 朱鷺メッセ内 万代島ビル5階)  お問い合わせ 電話 025-290-6655 【催事情報】 イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき(12月10日まで) ◆新潟市美術館(新潟市中央区西大畑町5191-9) お問い合わせ 電話 025-223-1622 【催事情報】 発掘された珠玉の名品 少女たち(11月18日から1月21日) ◆新潟市新津美術館(新潟市秋葉区蒲ケ沢109-1) お問い合わせ 電話 0250-25-1300 【催事情報】 ブラチスラバ世界絵本原画展 絵本でひらくアジアの扉(11月5日まで) ◆新潟県立近代美術館(長岡市千秋3丁目278-14) お問い合わせ 電話 0258-28-4111 【催事情報】 ベルギーと日本 光をえがき、命をかたどる(11月12日まで) ***** 8 生活便利情報コーナー 見えなさ、見えにくさを抱えておられる方の日頃の生活を便利にするグッズや機器等をご紹介するコーナーです。 今回は発売以来、自立支援室へお問い合わせも多くいただいた白杖『ミズノケーンST』(MIZUNO)をご紹介します。 スポーツメーカーのミズノ株式会社が開発した軽量の白杖です。 石突はオリジナルのティアドロップ型石突を採用し、路面の引っ掛かりを抑制します。 シャフト(杖本体)には角度によって見え隠れする大小の三角形がデザインされていて、先端は鮮やかなブルーがアクセントになっているので軽やかで爽快な印象です。 グリップと本体にミズノのロゴマークもプリントされており、スポーティでおしゃれなデザインとなっています。 2年間の保証期間があり、外出先で白杖が折損した際に使用者を目的地までタクシーで送り届けるサービスと修理交換サービスが付帯されています。 タクシーのサービスは2023年8月現在、新潟県での配車エリアが新潟市のみとなっていますので、ご利用の際にはご注意ください。 修理のサービスについては、石突やグリップなどの付属部品に関する単独損害、使用に伴う自然の消耗や劣化は対象外となります。 長さは115センチから135センチ、重さは143グラム(135センチでミズノ製石突の場合)、材質はカーボンでグリップは合成ゴムです。 直杖のみの販売で、折りたたみ式の販売はありません。 価格は2023年9月現在、1万8000円(非課税)で、日本点字図書館わくわく用具ショップや日本ライトハウス情報文化センターで販売しています。 ***** 9 編集後記 今年に入りコロナで中止になっていたイベントも続々と復活してきました。私も5年ぶりに新潟で開催されたイベントに行ってきました。 変わらず全力でパワーアップしている出演者たちに自分も頑張ろうと思える気持ちにさせてくれました。 5年といえば、私がここセンターで雑誌の担当になってから5年が経とうとしています。 とは言え、日々のCDのコピー作業や発送作業のお手伝いは、ここセンターに10年以上も来てくださっているボランティアさん達が「利用者さんが待っているから」と一生懸命に作業をしていただいています。 最近は、取り扱い雑誌も以前より少なくなりました。紙の高騰やデジタル化などで、廃刊になったものも多くあります。自分が好きだった雑誌が無くなるのは寂しいですよね。 しかし全国では、まだまだたくさんの雑誌を製作しているので、気になる雑誌などありましたら、お問い合わせください。   少しずつ過ごしやすい季節になってきましたが、朝晩の寒暖差や日照時間が短くなることから、心身の不調が出やすい季節でもあります。 朝食をしっかり食べ長くゆっくりできる運動を取り入れるといいそうです。 皆さまもお体を大切にしてお過ごしください。 (新潟県視覚障害者情報センター 岩井) ***** ※この「にいがたアイサポートだより」は、にいがたアイサポートセンター の利用者および関係団体向けとして無料で発行しております。 ~にいがたアイサポートセンターとは?~ 協会の施設の4部門(本部事業、視覚障害者情報センター、自立支援室、地域活動支援センター日だまり)をまとめた呼称です。 ※よりタイムリーな情報については、視覚障害者情報センターにてメール 配信サービスをおこなっておりますので、そちらもご活用ください。    ※新潟県視覚障害者福祉協会では、点字資料の製作、CD、デイジーなど録音物の製作を承っております。お気軽にお問い合わせください。 (連絡先 電話025-381-8130 印刷事業部) ※このたよりの点字版製作にあたっては、新潟県視覚障害者福祉協会宛ての競輪の補助金で購入した点字プリンターを使用しております。      次号2023年12月号は、2023年12月8日頃発行予定です! にいがたアイサポートだより 第7号 2023年10月 (メールにいがた164号/福祉だより第123号) 発行:にいがたアイサポートセンター 新潟県視覚障害者情報センター 社会福祉法人 新潟県視覚障害者福祉協会 (掲載に関する連絡先:新潟県視覚障害者情報センター) 〒950‐0121 新潟市江南区亀田向陽1‐9‐1 新潟ふれ愛プラザ内 TEL 025‐381‐8111 FAX 025‐381‐8115 メール tosyo@ngt-shikaku.jp ホームページ http://ngt-shikaku.jp/ 郵便振替:00510‐5‐93600