にいがたアイサポートだより 第6号 2023年8月発行 (メールにいがた163号/福祉だより第122号) 発行:にいがたアイサポートセンター 新潟県視覚障害者情報センター 新潟県視覚障害者福祉協会  ~目次~     1 みちしるべ~アイサポートセンター代表挨拶~ 2 アイサポートセンターからのお知らせ にいがたアイサポートセンターの令和4年度事業報告 / アイフェスタにいがた2023の開催について(再掲) ○県視覚障害者情報センターより  休館日のお知らせ / 貸出図書の取り扱いについてのお願い / 花王「家庭品点字シール」無料提供のお知らせ ○地域活動支援センター 日だまりより  令和5年6月14日開催 料理教室の開催報告 ○県視障協より  ふれあい・いきいきサロンのご案内 / 第76回全国視覚障害者福祉大会 令和5年度第1回全国団体長会議に関する報告 3 県内の関係団体からのお知らせ 4 県内および全国のニュースや視覚障害に関連する動向 5 利用者参加コーナー  文芸投稿コーナー / お悩み掲示板 今号のテーマ:特別番外編 アプリ体験談 6 地域の公共図書館サービス紹介コーナー(新コーナー) 7 県内主要文化施設の催事情報 8 生活便利情報コーナー 今号のテーマ:センスプレーヤー 9 編集後記 (本部事務局・平松) ***** 1 みちしるべ~アイサポートセンター代表挨拶~ 新潟県視覚障害者福祉協会 理事長 木村弘美 暦の上では秋を迎えたものの、残暑の日々が続いております。夏を通しての暑さが身にこたえる時期ともなりました。 皆様どうぞお身体くれぐれもおいといください。 さて、令和5年度同行援護従業者養成研修を、ふれ愛プラザを会場に開催いたしました。 同行援護は、視覚障害者の社会参加や地域生活を送るうえでなくてはならない障害福祉サービスです。 同行援護従業者(ガイドヘルパー)は、視覚障害者の安全かつ快適な移動を支援し、外出先での情報提供や代筆・代読などの役割を担います。 今年度は40名を超える方々が視覚障害者の生活を支えるガイドヘルパーを目指し、県内各地域から参加してくださいました。大変ありがたいことと思っております。 そして、受講生全員に修了証をお渡しできたことに安堵しております。今後は県内各地域で同行援護従業者(ガイドヘルパー)として視覚障害者を支えてくださることでしょう。 買い物や受診、イベントへの参加など、同行援護の利用で視覚障害者の生活は向上したと思いますし、私自身も実感しているところですが、解消しなければならない課題もあります。 その一つは視覚障害者のニーズに対応するためのガイドヘルパーがまだまだ不足していることです。 また、同行援護事業の未実施地域の解消が進展しないこと、都市部と山間部との地域間格差も生じております。 これらの課題は新潟県に限ってのことではないと思われますので、北信越ブロック各県の状況や全国的な情報を集約してまいりたいと思っております。 同行援護従業者養成研修は、次年度もふれ愛プラザを会場に開催したいと考えております。 講師陣の一人として私ができることは当事者としての思いをお伝えすることです。微力ではありますが、持てる力の限りを尽くす所存です。 視覚障害者の心に寄り添えるガイドヘルパーを一人でも多く送り出せるよう、県視障協の重要な事業として取り組んでまいります。 ***** 2 アイサポートセンターからのお知らせ ■にいがたアイサポートセンターの令和4年度事業報告 6月に新潟県視覚障害者福祉協会評議員会の承認を頂きましたので、にいがたアイサポートセンターの令和4年度事業概要を報告します(法人事業報告書より抜粋)。 ・感染対策を十分に取り、可能な範囲で対面業務や集会等の実施に努め、日視連の会議は、リモート参加も設定され、要望活動の意見集約はコロナ前と変わらず積極的に行われました。 国の各省庁への要望では、新潟県から提出した「ホームドア設置と駅構内での事故対策と安全誘導システムの導入」「医療と福祉の連携に基づくスマートサイト機能の強化」の二つの項目について採択がありました。 このうち駅の安全対策については、2023年から導入のバリアフリー料金によって順次整備されることになりました。 ・県のDX(デジタルトランスフォーメーション)事業では、当協会が開発に協力してきた「情報支援アプリ・アンサーワン」について、開発事業者による第二次実証実験において、 約6割の利用者から高評価を得たところですが、現在商品化には至っておりません。 関連して実施した「県内の視覚障害者への支援ニーズ調査」では、法人のビジョン策定や予算確保のための基礎資料の取りまとめを行いました。 ・関係団体との連携として、新潟県眼科医会と研修会やビジョンサポート相談会開催において協働し、関係強化に努めました。 ・各部門の概況は次の通りです。 (1)地域生活支援事業では、重点課題である「自立支援室」の体制強化のため支援相談員の1名採用と指導員1名を大阪ライトハウスで養成し、業務の機動力向上のために専用車を配置しました。  また、アイフェスタにいがた2022や、ふれあい・いきいきサロンでは、講演会・講話会や演奏会などを行い、交流・啓発の場の充実に努めました。 (2)印刷事業では、新潟県知事選挙・新潟市長選挙・参議院議員選挙ほか広報などの自治体から依頼された点訳・音訳業務を実施し、作成部数が減少する中にあっても単価の適正化や  作業所の管理見直しによる経費節減により収益確保に努めました。 (3)地域活動支援センター事業(日だまり)では、引き続き通所者の利用促進を図り、前年並みの実績を確保しました。 (4)視覚障害者情報センター事業では、これまでの図書の貸し出し、点訳・音声訳ボランティアの養成に加えて、令和2年に作成された読書バリアフリー法による国の計画に基づき、  公立図書館関係者の研修やICT機器操作ボランティアの養成、また点字利用者の減少対策として「身近な点字教室」といった取り組みも実施しました。  こういった活動を通して支援者や関連団体との連携が進んだ結果、令和4年度は登録利用者数の前年度比較を開始した平成28年度以来、初めての利用登録者数前年比増となっています。 (5)会員事業では、巡回ミーティング(糸魚川・長岡)による地域の声の把握に努めました。運動体としての活動では、障害者差別解消法、  読書バリアフリー法や障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法などに関連した日視連の国への要望に連動した取り組みが重要となっております。  令和4年度は、新視連において県市町村やJRに対し個別具体的に要望を行って一定の改善を確認できたところです。 (6)同行援護従業者養成等研修事業では、ふれ愛プラザで研修を開催し、同行援護の制度推進と支援の輪を広げる啓発に努めました。 今後も「更なる連帯と発展」をキーワードとし、眼科医会、ささだんごネット、地域、公立図書館、各団体と連携し、ニーズ把握とその充足に向け、視覚に障害を持つ方へ多方面から重層的な支援が可能となるよう 社会資源への働き掛けを行うことが重要となっています。 令和4年度決算につきましては、収入約一億円に対し支出約9千3百万円で、約7百万円の黒字となりました。 引き続き令和5年度事業についても関係者の皆様の一層のご協力とご利用をお願いいたします。 ■アイフェスタにいがた2023の開催について(再掲) 前号のたよりでもお知らせしていたアイフェスタにいがた2023の開催について改めまして概要をお知らせします(内容は前号に掲載されていたものと同じです)。 ○実施概要 アイフェスタにいがた2023<視覚障害を医療と福祉でサポート> 1 日時 令和5年10月1日(日曜日) 午前10時から午後4時30分(受付:9時30分から) 2 会場 五泉市福祉会館 3階大会議室ほか  〒959‐1825 五泉市太田1092番地1  電話:0250‐41‐1000 3 参加費・入場料 無料 4 共催 五泉市視覚障害者福祉協会、新潟県眼科医会 5 問い合わせ先 新潟県視覚障害者福祉協会  電話:025‐381‐8118 FAX:025‐381‐8120  Eメール:ngt.shikaku@cello.ocn.ne.jp  6 事業内容 (1)開会式 午後1時 (2) 「読書イベント ふれ愛ブックトーク 出張版」(午後1時15分から3時)    参加者が順番にテーマに沿ったお薦め本についてトークするイベント    今回のテーマ「思い出」 ※参加募集についてはこの後記載いたします (3)アトラクション(午後3時10分から3時40分)    男声合唱団「どんぐり」の演奏 (4)次期開催地代表あいさつ、閉会式 7 終日イベント(午前10時から午後4時30分)  ① 福祉機器展及び体験  ② 白杖歩行体験会  ③ 地域活動支援センター「日だまり」授産品販売  ④ 巡回情報センター   ・視覚障害者情報センターコーナー   ・ボランティア紹介コーナー   ・公立図書館紹介コーナー 8 同時開催 ビジョンサポート相談会  会場 五泉市福祉会館 2階会議室、相談室   時間 午前10時から午後4時  ※眼科医師と福祉相談員、訓練指導員が対応いたします 個人参加やビジョンサポート相談会についてのお問い合わせは、事務局(TEL:025‐381‐8118)までお願いいたします。 なお、新型コロナウイルスの感染状況等によっては、内容の一部またはすべてを取りやめる場合がございますのでご承知おきください。 ●ふれ愛ブックトーク出張版の詳細と参加者募集について 当日のプログラム「ふれ愛ブックトーク」について、現在何名かの方に申し込みをいただいておりますが、まだ参加者枠に余裕がございますので引き続き参加者を募集しております。 「ふれ愛ブックトーク」は、参加される皆様からも設定テーマに関するおすすめの本を紹介していただく参加型のイベントです。 紹介は1人5分のリレー形式です。決して上手にお話していただくことが目的ではなく、本の面白さや心に響いた部分を参加者で共有する「トーク」が目的です。 ぜひこの機会に自分のおすすめの本を周りの人に共有してみませんか。今回のブックトークのテーマは「思い出」です。 思い出がテーマの小説やエッセイ、個人的な思い出のある場所の旅行記はもちろん、個人的な思い出のエピソードがある本など、テーマにまつわる本であれば何でもOKです! ぜひたくさんの方のトークをお待ちしております。 申込締切:2023年9月12日(火曜日)まで 申込方法:電話あるいはメールで ①氏名、②ご連絡先、③盲導犬の同伴の有無をお知らせください      TEL 025‐381‐8111 / Eメール tosyo@ngt-shikaku.jp 備考:申込者多数の場合、当日イベントの時間の関係で抽選とさせていただく場合がございます。その際は別途こちらからご連絡いたしますので予めご了承ください。 ○県視覚障害者情報センターより ■休館日のお知らせ 今号発行日以降の休館日予定は以下の通りです。 <8月> 28日(月曜日) <9月> 4日(月曜日)、11日(月曜日)、18日(月曜日)、19日(火曜日)、25日(月曜日)、26日(火曜日) <10月> 2日(月曜日)、9日(月曜日)、10日(火曜日)、16日(月曜日)、23日(月曜日)、30日(月曜日) ※開館日の受付時間は午前9時から午後5時までです。 ■貸出図書の取り扱いについてのお願い いつも当センターの図書をご利用いただき、ありがとうございます。郵送で図書を借りていただいている皆さまにご協力のお願いです。 図書の返却時に、まれに紛失や汚破損のあるものが見受けられます。 特に他館から借り受けしたもので汚損や紛失があった場合、代わりのものを当センターが用意・購入することが必要になることもあります。 貸出をしている図書は多くの方々に使ってもらう公共のもののため、お取り扱いに留意していただきますよう改めてお願いいたします。 届いた段階で中身が入っていなかったり、図書が破損していることがあれば遠慮なく当センターまでご連絡ください。 多くの方に快適に図書をご利用いただくため、ご協力をよろしくお願いいたします。 ■花王「家庭品点字シール」無料提供のお知らせ 化粧品や家庭用洗剤でおなじみの花王株式会社が、視覚に障害のある方に向け、商品を識別するための「家庭品点字シール」を、ご希望の方に提供しているとのお知らせを当センター宛てにいただきました。 シールは1.5センチ幅の白の台紙に28ポイントの活字と点字が印刷されたもので、シャンプー、ボディソープ、柔軟剤、カビ取り剤など32種類。 ほか、識別をするために使うハート型や星型などの記号と、順番や使用量を示すための数字のシールもセットになっています。 点字シールをご希望の方は以下の花王点字シールお申込み先までご連絡ください。 花王株式会社 社会貢献部  TEL 03‐3660‐7057 / FAX 03‐3660‐7994 Eメール kouho@kao.com ○地域活動支援センター 日だまりより ■令和5年6月14日開催 料理教室の開催報告 令和5年6月14日(水曜日)、コロナも終息し、日だまりのメンバーは久しぶりに作業所から外に出て、亀田市民会館で「まめ工房いとう」の伊藤さんを講師に招き、調理実習を行いました。 豆腐屋さんなので豆腐、おからを使った料理を作りました。皆さんのエプロン姿も新鮮でした。 ボランティアさんにも参加していただき、1グループ4名から5名に分かれ、グループごとに担当を決め、料理を作りました。 それぞれが出来上がった豆腐料理を堪能されていた姿が印象的でした。特に「おぼろ豆腐」はその場でしか味わえない最高の一品でした。 また、こういった機会を設けて、料理教室を楽しみたいと思っています。 ○県視障協より ■ふれあい・いきいきサロンのご案内 当協会の「ふれあい・いきいきサロン」の9月から10月の開催のお知らせです。毎月第1と第3木曜日に新潟ふれ愛プラザで開設しています。 ご自分の見え方の悩みや生活の工夫、地域の話題など、皆さんでお話や情報交換をしていただいています。 最近では足の爪切りの方法や歯磨き粉の付け方、地域のお祭りの話題などが出ていました。 皆さんお誘い合わせのうえ、お気軽にお越しください。事前の申し込みは不要です。 日時 9月7日、9月21日、10月5日、10月19日    いずれの日も13時30分から15時00分 場所 新潟市江南区亀田向陽1‐9‐1新潟ふれ愛プラザ 2階 研修室 ■第76回全国視覚障害者福祉大会(奈良大会)令和5年度第1回全国団体長会議に関する報告 令和5年度第1回全国団体長会議は、第76回全国視覚障害者福祉大会(奈良大会)の初日(5月21日)、 DAIWA ROYAL HOTEL THE KASHIHARA(奈良県橿原市)を会場として、オンライン参加も交えて全国の加盟団体の代表者が参加して開催された。 (新潟県視覚障害者福祉協会はオンライン参加。) 及川清隆日本視覚障害者団体連合副会長の司会、辰已壽啓(たつみとしひろ)奈良県視覚障害者福祉協会会長と村上芳継熊(むらかみよしつぐ)本県視覚障がい者福祉協会・団体会長の議事進行の下、 令和5年度の運動方針(案)及び団体提出議案について議論が行われた。 運動方針(案)について竹下義樹会長は、障害者差別解消法の改正や国連障害者権利委員会の総括所見に実効性を持たせ、あるいは学校教育において障害者に関する啓発・人権教育を促すことについて、 視覚障害当事者団体が果たす役割が大きいこと、移動の安全確保は命に関わる急務であり、情報保障は視覚障害者の永遠の課題であり改善を求めていくこと、 あはきを就きたいと思う職業とするための方策を検討するとともに、就労移行支援事業にも取り組むこと、 雇用と福祉の連携による重度障害者等就労支援特別事業の拡充等により一般就労を含めて進展させること、 GIGAスクール構想で視覚障害児が取り残されないよう支援策を検討し求めていくこと、英国のECLOを参考にしつつ医療と福祉の連携を図ること、 地域により差がある災害対策(ハザードマップ作成等)の促進を求めていくこと、ブラインドスポーツなどの振興を図ることなどを説明した。 参加者からは、中途視覚障害者の加盟団体への入会を増やす取り組みが必要であること、買い物難民が生まれないようサポーターが必要であること、 乗降客数が多い駅を重点に環境整備するだけでは不十分なこと、政治活動に同行援護事業を利用することについて日視連としての方針を示す必要があること、 その他、ハザードマップ作成の現状等について発言があった。 それらに対し竹下会長は、医療と福祉の連携を図る中で中途視覚障害者の支援等に取り組むこと、買い物を含む日常生活にかかわる福祉サービスの充実を求めていくこと、 視覚障害者の利用が多い駅や危険性の高い駅の整備を求めていくこと、同行援護の利用については厚生労働省とも協議しながら先送りすることなく検討することなどを述べた。 続く団体提出議案に関しては、4月に行われた生活、バリアフリー、職業の3つの分科会について各分科会の座長より説明が行われ、その後の質疑では、 いわゆる盲学校でブラインドスポーツに取り組んでいないかのような誤解を招く表現は避けるべきこと、盲学校では生徒数減に伴い予算と専門性の維持が難しくなりつつあるが、 インクルーシブ教育を含め教育の質を維持・向上させるよう求めるべきこと、それが引いては就労促進の基板になることなどの発言があった。 最後に、協議事項として、ガイドヘルパーの必要性を知ってもらいヘルパーの担い手確保につなげるため、改正障害者自立支援法が成立した12月3日を「視覚障害者ガイドヘルパーの日」とし、 12月3日から公布された10日までをその記念週間として働きかけていくことを進めていきたい旨、説明された。 ***** 3 県内の関係団体からのお知らせ ■新型コロナウイルスに関する県の相談窓口について (新潟県) 毎日24時間対応で、新型コロナ健康相談センターの電話で相談を受け付けております。 電話番号 025(385)7634、025(385)7541、025(256)8275 ■第21回新潟県障害者芸術文化祭の出展作品と出場者を募集中! (新潟県障害者社会参加推進センター) 新潟県障害者芸術文化祭は障害者のみなさんが日ごろから取組んでいる芸術文化活動の発表の場として、新たな活動のきっかけの場として、その活動を盛り上げるために毎年開催されています。 今年も、美術展は「新潟ふれ愛プラザ」(新潟市江南区亀田向陽1‐9‐1)、ステージ発表は「新潟ユニゾンプラザ」(新潟市中央区上所2‐2‐2)において、開催をすることに決定しました。 美術展が11月7日(火曜日)から12日(日曜日)に、ステージ発表が11月19日(日曜日)に開催されます。大勢のみなさんの参加をお待ちしています。 【募集作品】 ① 美術作品  絵画、書道、写真、工芸(はり絵・ちぎり絵、陶芸、織物、木工品など)  ※作品の大きさ(展示に必要なスペース)に制限がございますので、応募要領をよくご確認ください。 ② 文芸作品  短歌、俳句、川柳、自由詩 ③ ステージ発表  器楽演奏、歌唱、踊り  ステージ上で出来る、独創的なパフォーマンス(主催者が認めるもの) 【応募方法】 所定の申込書に必要事項をご記入のうえ、9月4日(月曜日)(当日消印有効)までに申込み先へ郵送でお申し込ください。 詳しい応募要領や申込書は、新潟ふれ愛プラザやお近くの市町村役場などにあります。 新潟県視覚障害者情報センターにもありますので、ご希望の方はご連絡ください。 【申込み・問合せ先】 新潟県障害者社会参加推進センター 〒950‐0121 新潟市江南区亀田向陽1‐9‐1 新潟ふれ愛プラザ内 TEL/FAX 025‐383‐3654 ■視覚障害者囲碁の会、会員募集 (視覚障害者囲碁の会) 昨年より、ふれあいプラザの一室をお借りして、視覚障害者囲碁の会を定期的に行い始めました。 毎月第4日曜日の午前9時から12時まで行っており、会員を募集しております。 囲碁の経験があるかたない方、問わず、お待ちしております。 会場は、新潟市江南区新潟ふれあいプラザのミーティングルームにて行っております。体験してみませんか? 黒い碁石には突起が出ていて、碁盤には数ミリのラインが立体的に出ていて、その交点に石を置くという感じです。 弱視の方でも全盲の方でも、囲碁を全く触ったことのない方でも、一つ一つ教えていき、囲碁の奥深さを感じ、新しい趣味の一つに加えていただければと思います。 参加されたい方は、石田道明(電話番号090‐2227‐6199)まで。 ■社交ダンスの会、「サークル愛」の会員募集 (社交ダンスの会 サークル愛) 30年ほど前から継続しております社交ダンスの会サークル愛の連絡係をしております、新潟市東区の石田道明と申します。 サークル愛では、新入会員を募集しております。練習会場は、中央区八千代の新潟市総合福祉会館の4階の二部屋続きの部屋にて練習会を行っております。 社交ダンスの経験のある方全くない方でも構いません。 練習日は、第1土曜日と第3土曜日、午後1時から午後4時くらいまで、実際に練習が始まるのは1時30分頃からです。 会費としましては、2か月に一度1500円です。 この練習会には、晴眼者の方が同じく上達を目的といたしまして、参加もしております。和気あいあいとした中、気持ちいい汗をかいております。 また、姿勢もよくなり、転倒防止効果にも関係があるのではないかなどとも感じております。 見学のみでも構いませんので、ぜひ、お越しください。その後入会するかどうかは、その時に考えてみてはいかがでしょうか? 見学がてら、こんな雰囲気なんだ、と感じていただくだけでもよいですし、実際に手取り足取り練習している風景を見ていただければありがたいです。お待ちしております。 連絡先 石田道明 携帯電話 090‐2227‐6199 ***** 4 県内および全国のニュースや視覚障害に関連する動向 ■新聞・マスコミ情報(日視連情報より抜粋) 1.スマホの音声読み上げ機能 綾瀬市立図書館で導入 (2023年5月18日 神奈川新聞) 綾瀬市立図書館は17日、メディアドゥが提供する視覚障害者向けの新たなアクセシブルライブラリー専用サービスを開始した。 個人が所有するスマートフォンやタブレット端末の音声読み上げ機能を使って電子書籍が楽しめるもので、神奈川県内の公立図書館で初めての導入。 全国の公立図書館で10例目という。 2.講習会:駅は危険がいっぱい 転落防止、視覚障害者へ声かけを (2023年5月30日 毎日新聞 地方版 千葉) 京成電鉄は、船橋競馬場駅で視覚障害者の安全を守るための駅員や乗務員向けの講習会を開催し、同電鉄や新京成電鉄、関東鉄道から約60人が参加した。 講習会では、日本盲導犬協会職員が「視覚障害者にとって駅はとても怖い場所。歩いているだけで見守りの対象になる」と声かけの大切さを訴えた。 3.点字ブロック 音声で補足 米子の社福 専用アプリ導入 鳥取 (2023年5月31日 読売新聞 大阪朝刊) 社会福祉法人「鳥取県ライトハウス」は、米子市皆生(かいけ)温泉の市道計11か所に目の不自由な人らがスマートフォンの専用アプリを使って音声での道案内を聞ける「コード化点字ブロック」を導入した。 点字ブロックの上に黒のシールなどで円形の印を付けており、スマホのアプリ内のカメラで写し、音声データで道案内が聞ける。 4.絵画鑑賞 視覚障害者も ハンズフリー音声ガイド 信州大など開発 長野 (2023年6月3日 読売新聞 東京朝刊) 信州大などの研究グループが視覚障害のある人のための絵画鑑賞用ハンズフリー音声ガイドを開発した。 5月の模擬展覧会では、オランダの風景画家ブリューゲルの「雪中の狩人」の前でヘッドセット着用の参加者に作品の解説のほか鳥のさえずり、狩人の雪を踏みしめる音、たき火のはじける音など臨場感を伝えることができた。 5.被害想定図、音声読み上げ 国交省ポータルサイト (2023年6月5日 神奈川新聞 本紙) 国交省の「ハザードマップポータルサイト」が刷新された。 文章読み上げソフトに対応し、視覚障害者が画面が見えなくても操作しやすいように住所を入力すれば、その場所で想定される洪水や津波の浸水深といった災害リスクに加え 「早期の避難が必要」などと取るべき行動が表示され、音声でも聞くことができる。 6.進むデジタル化 進まぬ支援 視覚障害者7割 スマホ操作困難 (2023年6月9日 北海道新聞 夕刊 全道) スマートフォンやパソコンなどの利用に関し、日視連が当事者853人に実施したアンケートで7割近くが操作などのスキル面で困難を抱えていることが分かった。 デジタル化が進む中、視覚障害者はデジタル機器を使う際は音声読み上げや音声入力のソフトウエアを使うがソフト購入などに関しても5割超が経済的に困難と回答。 7.日本、無人駅対策は課題 ホームドア整備道半ば G7交通相会合 (2023年6月19日 産経新聞 東京朝刊) 6月18日に閉幕したG7交通相会合で、交通機関のバリアフリー化政府事務レベル会合を開き課題を共有。 日本では可動式ホームドアの設置が10年で倍増し列車との接触事故は3分の1以下、転落も半減し今後も拡充予定。 無人駅対策は「赤外線センサー」「AIカメラ検知」で駅員に通知する実証実験を進めていると報告。 ***** 5 利用者参加コーナー ■文芸投稿コーナー このコーナーでは当センターの利用者の方に投稿いただいた俳句、短歌、川柳をご紹介していきます。なお、掲載の順番は受付順といたします。 【短歌】 麦わらの 帽子ふんわり 風に舞い またたく間に 旅人となる (むぎわらの ぼうしふんわり かぜにまい またたくあいだに たびびととなる) 入梅の 知らせと共に あじさいは ひと雨ごとに 色を増したり (つゆいりの しらせとともに あじさいは ひとあめごとに いろをましたり)                         坂上香代子 いつも会う 高校女子の 4人組 朝の電車の 花のあいさつ (いつもあう こうこうじょしの 4にんぐみ あさのでんしゃの はなのあいさつ) 亀田駅 西口エレベーター 下りて右 音声案内 吾を待ってる (かめだえき にしぐちエレベーター おりてみぎ おんせいあんない われをまってる) 人間は さみしいものね 病院の 帰りのバスで 皆声をかけ (にんげんは さみしいものね びょういんの かえりのバスで みなこえをかけ)                         でんでん虫 大の字で 川面に浮かび 仰ぐ空 入道雲が ゆったり太る (だいのじで かわもにうかび あおぐそら にゅうどうぐもが ゆったりふとる) 出口止め 水掻き出せば 飛び跳ねる ハゼ手づかみで バケツに放り (でぐちとめ みずかきだせば とびはねる ハゼてづかみで バケツにほおり) ニボシコや 釣るした紐を 離さない バケツの上で ザリガニの手を (ニボシコや つるしたひもを はなさない バケツのうえで ザリガニのてを)                         島まもる 角田山の ガレ場続きを 登り来て 観音堂の 釣り鐘鳴らす (かくだやまの がればつづきを のぼりきて かんのんどうの つりがねならす) 残されし われの命の 哀しさよ 咳一つして 眼をつむる (のこされし われのいのちの かなしさよ せきひとつして まなこをつむる) あふれ咲く ベゴニアの鉢 片寄せて 今日の終いの カーテン引きぬ (あふれさく ベゴニアのはち かたよせて きょうのしまいの カーテンひきぬ)                         上林洋子 【川柳】 感謝する 心は生きる 必需品 (かんしゃする こころはいきる ひつじゅひん) コンビニに ぬり替えられた 食文化 (コンビニに ぬりかえられた しょくぶんか) 考えを 微調整する 深呼吸 (かんがえを びちょうせいする しんこきゅう) 渡辺幸栄 投稿いただきました5名の皆様ありがとうございました。 文芸作品募集要領 1 募集 俳句、短歌、川柳の3部門のうちいずれかひとつ 2 募集作品   毎回お一人各3句、3首以内、自作、未発表の作品。誤字、誤読などを防ぐため漢字や語句にはふりがなをつけてください。 3 次回掲載応募締切  2023年9月8日(金曜日)までに当センター必着。 4 その他(表彰の実施)  掲載した作品について、にいがたアイサポートセンター内で審査を行い理事長賞を設け、翌年度の4月号で発表いたします。 ■アイサポートお悩み掲示板 ~特別番外編 利用者の方からのアプリ体験談~  視覚障害にまつわる普段のお悩みや困りごとで、普段誰に聞いてよいかわからない質問や生活の困りごとをお寄せいただき、 視覚障害者情報センターや自立支援室を含めたアイサポートセンターの職員が次号のアイサポートだよりの中でお答えするコーナーです。 今回は特別番外編として、利用者の方から話題の視覚障がい者歩行支援アプリ「Eye Navi(アイナビ)」の体験談をうかがう機会があったのでご紹介します。 お話を聞かせてくださったKさんと職員の会話形式で内容をご紹介します。 Kさん:今「アイナビ」というアプリにハマっていて、いろんなところに歩いてお出かけをしています。先ほどもパン屋さんに行ってきたところです。 職員:ぜひ詳しく教えていただきたいです。どんなアプリなのですか? Kさん:出かける前に行き先を設定すると、そこまで音声で道案内をしてくれます。道案内モードとお散歩モードがあり選ぶことができます。周辺の施設等も検索ができます。自宅の登録等もできます。 職員:どのように案内をしてくれるものなのでしょうか? Kさん:行き先を設定して歩行を始めると「この先何メートル先を右です」といったように案内のアナウンスが流れます。迷って経路から外れたとしても、再検索してくれます。   人が通っていることや、信号の色を教えてくれる機能もあります。 職員:それは便利ですね。 Kさん:このようなルートで行く、というルートの全体感を最初に確認できる機能もあります。目立つ周辺施設を確認したりする機能もあります。   ただし、目的地の近くまで行くと目的地が近すぎるためなのか、うまく案内してもらえないことがありました。私は近くにいた人に聞いてたどり着くことができました。 以上、利用者の方からの体験談のご紹介でした。 以下、このアプリについて、職員がアプリの公式サイトで確認した情報を補足します。 ・このアプリを使うにはiPhoneが必要です。2023年7月時点で対応している機種はiPhone8以降の上位機種となっています。  またインターネット環境も必要で使用時には通信料がかかります。アプリの使用自体は無償です。バッテリーは1時間の利用でおよそ10%程度使用します(iPhone12の場合)。 ・使用時にはiPhoneのカメラで進行方向を映しながら歩行します。背面カメラが前に向くように胸ポケットや専用ポーチに入れて使用します。  専用ポーチは日本点字図書館でも販売されています。 <アイサポートセンター歩行訓練士からワンポイントアドバイス> アイナビは杖先の触覚情報や周りから聞こえてくる音よりも遠くの情報をたくさん教えてくれ非常に便利です。AIはとても便利だなぁと思います。 しかし、アイナビだけを頼りにして歩くことや夜間のカメラ機能の利用は危険が伴います。使用の際には歩行の補助として利用することをお勧めします。 ガイドヘルパーさんとの歩行にも便利ですので是非使用してみてください。 今回のご紹介は以上です。本コーナーでは引き続き皆様からのお悩み相談を受け付けております。 アイサポートセンターの職員が知っているノウハウや知識がお役に立てそうなことであれば、内容は問いません。募集要項は以下の通りです。 <募集要項> (1)応募方法 お電話またはメールで受け付けます  TEL 025‐381‐8111 メール tosyo@ngt-shikaku.jp (2)応募時に必要な情報  ① お悩みや困り事の内容  ② 記事掲載用のお名前(ペンネーム)  ③ 投稿者のお名前(後日内容について確認を取る場合の連絡用) (3)2023年10月号の応募締切:9月13日(水)17時まで (4)注意事項  紙面の関係上で回答を掲載することができない場合や、個人の特定につながるような困り事やお悩みについては、個別でお答えをさせていただきますので、あらかじめご了承ください。 ***** 6 地域の公共図書館サービス紹介コーナー(新コーナー) 今回からの新コーナーです。視覚障害者情報センターではここ数年、読書バリアフリー法の施行を受けて、県内の公共図書館との連携を進めています。 情報センターのような「点字図書館」では視覚障害者向けのサービスを専門におこなっていますが、実は地域の図書館でも視覚に障害のある方が利用できるサービスを実施しているところがいくつもあります! そんな皆様がお住まいの地元で身近にご利用いただける公共図書館のサービスを、今回より紹介していきます。 第1回目のご紹介は現在情報センターと連携して図書館職員向けの視覚障害者向けサービス研修を実施している「新潟県立図書館」さんです。 以下、県立図書館さんにうかがったサービス紹介内容です。 ーーー こんにちは!新潟県立図書館です。 県立図書館は、新潟駅からバスで20分ほどの、自然豊かな鳥屋野潟のほとりにあります。 ここでは、当館のサービスとあわせ、おすすめの図書館活用方法をご紹介します。ぜひ一度利用してみてください! ■サービス紹介 1 来館せずに利用できるサービス サピエを利用してデイジー等を貸出する「サピエ図書館サービス」のほか、お持ちのパソコンやタブレットで本を読める「電子書籍サービス」があります。 どちらも当館の利用登録が必要です。利用登録は、県内在住もしくは在勤、在学の人が対象です。 オンライン、郵送のほか、自力での入力や記入が難しい場合は電話でも登録ができます。 2 来館して利用できるサービス 対面朗読を実施しています。また、大きな活字で印刷された大活字本や、点字付き絵本を貸出しています。 ほかに、次のような読書サポートツールを利用できます。 <読書サポートツール> プレクストーク、インターネット検索専用の音声読み上げパソコン、拡大読書器、リーディングトラッカー等 一部のサービスは、予約や利用登録が必要です。詳しくは県立図書館までお問い合わせください。 ■おすすめ!図書館活用法 県立図書館では、本の貸出だけではなく、様々なサービスを展開しています。 皆さまに活用していただきたい、おすすめのサービスをご紹介します。 1 調査相談サービス(レファレンスサービス) 図書館司書が調べもののお手伝いをするサービスです。お調べになりたいことを伺い、参考になりそうな本や雑誌記事、新聞記事などをお探しします。 身近な疑問から、少し専門的なことまで、幅広い分野の調査相談を受け付けています。例えば、次のような相談に対応することができます。 例1「レモンを使ったお菓子のレシピを知りたい」 例2「『ゆかた』は漢字でどのように書くのか知りたい」 例3「地元の地域の歴史を知りたい」 例4「昔読んだ本をもう一度読みたいが、タイトルや著者名を忘れてしまったので調べたい」 調査の結果見つかった本などの資料は、サピエや対面朗読で読むことができます。また、本をお近くの図書館まで貸出したり、該当部分のコピーを有料で送付することもできます。 調査相談サービスは、電話や来館のほか、県立図書館ホームページの専用フォーム、郵便、ファックスで受け付けています。 (参考)専用フォームは、県立図書館ホームページから、「探す・調べる」「調べる」「調査相談」「調査相談申込み」の順に進むと表示されます。 2 電子書籍サービス 今年7月に電子書籍サービスを開始しました。県立図書館のホームページからログインし、専門書や実用書など様々な分野の電子書籍を利用できます。 文字や図版を拡大して読むことはもちろん、一部資料は合成音声による音声読み上げや、ダウンロードができます。 電子書籍を利用するには、県立図書館の利用登録が必要です。利用登録後、Myライブラリにログインすることで利用できます。 詳しくは、県立図書館のホームページ内「電子書籍」のバナーか、「電子書籍について」のリンクから進んだページに掲載しています。 不明な点はお気軽にご連絡ください。皆さまのご利用をお待ちしております! ■問い合わせ先 新潟県立図書館 〒950‐8602 新潟市中央区女池南3丁目1番2号 TEL 025‐284‐6001(代表) FAX 025‐284‐6832 ホームページ https://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/ ***** 7 県内主要文化施設の催事情報 施設名、所在地、問い合わせ先電話番号、催事名の順に掲載いたします。 新型コロナウイルスの感染状況等によっては、中止または延期となる可能性があります。 ご利用にあたっては直接施設に電話等でご照会ください。 <野外施設、博物館> ◆国営越後丘陵公園(長岡市宮本東方町字三ツ又1950番1) お問い合わせ 電話 0258‐47‐8001 【催事情報】 コスモスまつり(9月中旬から10月下旬) ◆新潟県立植物園(新潟市秋葉区金津186番地) お問い合わせ 電話 0250‐24‐6465  【催事情報】 開園25周年特別企画 「食虫植物展・恐竜と花展」(9月10日まで) ◆新潟県立歴史博物館(長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2) お問い合わせ 電話 0258‐47‐6130         【催事情報】 山の洲(くに)文化財交流展「発掘が語る地域交流 フォッサマグナがつなぐ新潟、長野、山梨、静岡」(9月9日から10月15日) ◆新潟市歴史博物館 みなとぴあ(新潟市中央区柳島町2‐10) お問い合わせ 電話 025‐225‐6111 【催事情報】 企画展「川村修就(かわむらながたか)と新潟」展(9月3日まで) <音楽関連> ◆新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ(新潟市中央区一番堀通町3‐2) お問い合わせ 電話 025‐224‐5521(チケット専用ダイヤル) 【催事情報】 壮大なオーケストラで聴く ドラゴンクエストの世界(9月2日) ◆長岡リリックホール(長岡市千秋3丁目1356番地6)  お問い合わせ 電話 0258‐29‐7715 【催事情報】 野村万作・萬斎 狂言公演(9月20日) ◆見附市文化ホール アルカディア(見附市昭和町2丁目1番1号) お問い合わせ 電話 0258‐63‐5321 【催事情報】 大萩康司(おおはぎやすじ)・鈴木大介 12本の弦の響き(9月3日) ◆上越文化会館(上越市新光町1丁目9番10号) お問い合わせ 電話 025‐525‐4103 【催事情報】 第一回上越演芸大全(9月23日) <美術関連> ◆新潟県立万代島美術館(新潟市中央区万代島5‐1 朱鷺メッセ内 万代島ビル5階)  お問い合わせ 電話 025‐290‐6655 【催事情報】 ヨシタケシンスケ展かもしれない(9月24日まで) ◆新潟市美術館(新潟市中央区西大畑町5191‐9) お問い合わせ 電話 025‐223‐1622 催事情報 「前衛」写真の精神 なんでもないものの変容(9月24日まで) ◆新潟市新津美術館(新潟市秋葉区蒲ケ沢109‐1) お問い合わせ 電話 0250‐25‐1300 【催事情報】 ブラチスラバ世界絵本原画展 絵本でひらくアジアの扉 (9月9日から11月5日) ◆新潟県立近代美術館(長岡市千秋3丁目278‐14) お問い合わせ 電話 0258‐28‐4111 【催事情報】 ベルギーと日本 光をえがき、命をかたどる (9月16日から11月12日) ***** 8 生活便利情報コーナー 見えなさ、見えにくさを抱えておられる方の日頃の生活を便利にするグッズや機器等をご紹介するコーナーです。 今回は一部利用者の方の間でも話題の『センスプレーヤー』(有限会社エクストラ)をご紹介します。 センスプレーヤーは、大きさ縦13センチ、横6.4センチ、厚さ1.45センチ、重さ140グラム(本体黒色)で様々な機能が備わった携帯型のOCRマルチプレーヤーです。 価格は9万9800円(非課税)です。 サイズや機能がシナノケンシ社のプレクストークリンクポケット(2022年に生産終了)と似ている部分もあったことから、リンクポケット利用者の方からのお問い合わせをアイサポートセンターにも何件かいただいておりました (なお、リンクポケットサイズは11.2センチ、横 5.5センチ、厚さ 1.6センチ、重さ約110グラム)。 本体には数字キー、4つのファンクションキーや上下左右キー、4つのコントロールキーが配置されており、プレクストークのように比較的シンプルな構造になっています。 <使える機能> ・デイジー図書や音楽データの再生 ・デイジーオンラインを使ったデイジーデータの検索とダウンロード ・背面カメラを用いたOCR機能(文字を認識してテキスト化する機能)を使った活字文書の読み上げやカラーリーダー ・録音機能 ・ポッドキャストやラジオ、WEBラジオの利用 ・メモ、電卓、アラーム、ストップウォッチ、タイマー ・スマートコネクト(スマートフォンやタブレットのBluetoothキーボードとして使用する機能) <注意点> ・デイジーオンライン、WEBラジオ等を使用するには無線ネットワーク接続が必要です。 ・OCR機能は、文書のレイアウトや状態、撮影時の環境によって内容を正確に読み上げできない場合があります。 ・プレクストークリンクポケットとサイズ感は似ていますが、後継機種ではありませんので、ボタンの配置や各機能の使い方は異なります。 連続使用時間は、フル充電で約9時間の音楽再生が可能です。 OCRスタンドも付属しており、こちらを使用する事でA4サイズの書類を読み上げる事が可能です。 日常生活用具給付等事業制度を利用して購入をされる際は、各自治体の福祉課窓口へご確認ください。 なお、アイサポートセンターでは2023年7月時点でまだ機器を保有していないためお試しいただくことができませんが、今後利用者向け試用機の導入を検討しております。 その際はまたアイサポートだより内でお知らせいたします。 *****   9 編集後記 初めまして。5月より新潟県視覚障害者福祉協会の本部事務局でお世話になっている、平松美好(ひらまつみよし)と申します。 不慣れな対応でご迷惑をおかけするかもしれませんが、皆様が安心してご相談・ご利用出来るような、環境づくりに務めて参りたいと思います。 さて皆様、この蒸し暑い新潟の夏をどのように過ごされていますか? 最近よく耳にする「熱中症」。高温多湿な環境に長時間いることで体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもる状態をいいます。重症になると死に至ることもあります。 <熱中症の症状> めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い、 頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違う <熱中症が疑われたら> 涼しい場所へ避難、からだを冷やす、水分補給 自力で水が飲めないや意識がない場合、すぐに救急車を呼びましょう! それぞれ暑さ対策に取り組みながら、新潟の夏を乗り越えていきましょう。 (本部事務局 平松) ***** ※この「にいがたアイサポートだより」は、にいがたアイサポートセンター の利用者および関係団体向けとして無料で発行しております。 ~にいがたアイサポートセンターとは?~ 県視障協の施設の4部門(本部事業、視覚障害者情報センター、自立支援室、地域活動支援センター日だまり)をまとめた呼称です。 ※よりタイムリーな情報については、視覚障害者情報センターにてメール配信サービスをおこなっておりますので、そちらもご活用ください。    ※新潟県視覚障害者福祉協会では、点字資料の製作、CD、デイジーなど録音物の製作を承っております。お気軽にお問い合わせください。 (連絡先 電話025‐381‐8130 印刷事業部) ※このたよりの点字版製作にあたっては、新潟県視覚障害者福祉協会宛ての競輪の補助金で購入した点字プリンターを使用しております。      次号2023年10月号は、2023年10月13日頃発行予定です! にいがたアイサポートだより 第6号 2023年8月 (メールにいがた163号/福祉だより第122号) 発行:にいがたアイサポートセンター 新潟県視覚障害者情報センター 社会福祉法人 新潟県視覚障害者福祉協会 (掲載に関する連絡先:新潟県視覚障害者情報センター) 〒950‐0121 新潟市江南区亀田向陽1‐9‐1 新潟ふれ愛プラザ内 TEL 025‐381‐8111 FAX 025‐381‐8115 メール tosyo@ngt-shikaku.jp ホームページ http://ngt-shikaku.jp/ 郵便振替:00510‐5‐93600