にいがたアイサポートだより 第4号 2023年4月発行 (メールにいがた161号/福祉だより第120号) 発行:にいがたアイサポートセンター 新潟県視覚障害者情報センター 新潟県視覚障害者福祉協会  ~目次~ 1 みちしるべ ~アイサポートセンター代表挨拶~ 2 アイサポートセンターからのお知らせ  アイサポートだよりの受け取り種別の確認について ~県視覚障害者情報センターより~  休館日のお知らせ / 令和5年度のセンター事業体制・年間行事について  視覚障害者向けに書かれた防災マニュアルを受け入れました / 希望の方に点字レシピ集を差し上げます /  文芸コーナー 令和4年度理事長賞、情報センター長賞の発表 ~県視障協より~ ふれあい・いきいきサロンのご案内 / 長岡市視障協で巡回ミーティングを開催しました 3 県内の関係団体からのお知らせ 4 県内および全国のニュースや視覚障害に関連する動向 5 利用者参加コーナー  文芸コーナー / お悩み掲示板 今号のテーマ:JRの障害者割引について 6 県内主要文化施設の催事情報 7 生活便利情報コーナー 今号のテーマ:爪切り 8 ご寄付の御礼 9 編集後記 (印刷事業部・加村) ***** 1 みちしるべ~アイサポートセンター代表挨拶~ 新潟県視覚障害者福祉協会 理事長 木村弘美 やわらかな春風を頬に感じ、心華やぐ季節となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。 新年度がスタートいたしました。気持ちも新たに笑顔で協会事業に取り組んでいきたいと思っております。令和5年度もどうぞよろしくお願いいたします。 2013年春にスタートし、10年続けてまいりましたふれあい・いきいきサロンについてご紹介します。 ふれあい・いきいきサロンは、毎月第1と第3木曜日、新潟ふれ愛プラザ2階研修室にて開催しています。 時間は13時30分から15時となっています。事前の申し込みは不要です。 参加してくださった皆様には順番に、「ちょっと長めの自己紹介」をしていただいています。 この頃思うこと、今練習している歌のこと、マイナンバーカードのこと、なかなか懐いてくれない飼い猫のこと、念願叶って果たした旅のお土産話、お得意の小話の披露、 一人暮らしの不安、医療機関で受けた配慮、身近な人のコロナ感染で感じたこと等々。おすすめの図書やシネマデイジーを話題に盛り上がることもあります。 参加者お一人お一人が主役です。特にテーマは設けていませんので、毎回いろいろな話題が飛び出します。 「最近、見えにくくなって不安な思いをしている。周りの人たちに自分の見えにくさを伝えられない。」と、打ち明けてくださった方がいらっしゃいました。 そして、その方に向けてご自分の体験を静かに話してくださった方がいらっしゃいました。その日のことは今も心に残っています。 コロナ禍で私たちはオンラインというつながるための新たな手段を得ました。そして、そのことによって対面の大切さを改めて強く感じることができました。 これからも出会いの場、交流の場、情報交換の場として、ふれあい・いきいきサロンを開催してまいります。 演奏会や講演会等のお楽しみ企画も考えています。しばらくご無沙汰の方、一度参加してみようかなと思っている方、皆様どうぞお気軽にご参加ください。 ***** 2 アイサポートセンターからのお知らせ ■アイサポートだよりの受け取り種別の確認について 従来の「メールにいがた」(視覚障害者情報センター発行)と「福祉だより」(県視障協発行)が一体化し、「にいがたアイサポートだより」となってから約半年が経過しました。 受け取りの種別についてお問い合わせいただく機会が増えましたので、改めてお知らせいたします。 アイサポートだよりは以下の5種別の中から受け取り方法をお選びいただけます。 なお、昨今は郵送に日数がかかりますので、いち早く情報を得たい方にはメール配信版をおすすめしております。 (1)点字版 (2)デイジー版(CD) (3)音声CD版 (4)墨字版 (5)メール配信版 ※メール配信版はメーリングリストを使った配信となるため、その他の情報センターからの配信情報も届くようになります。予めご了承ください。 この機会に種別を変更したい方は当センターまでお知らせください。 また、「メールにいがた」と「福祉だより」の一体化の際の移行手続きの不備により、従来の種別と異なる形で届いた方が何名か確認できております。 大変ご迷惑をおかけしておりますが、該当される方はセンターだより担当までご連絡ください。 以上、今後とも、皆様の利用しやすい形でたよりをご活用いただければと思います。ご不明点等がございましたらお問い合わせください ~県視覚障害者情報センターより~ ■休館日のお知らせ  今号発行日以降の休館日予定は以下の通りです。 4月24日(月曜日) 5月1日(月曜日)、2日(火曜日)、8日(月曜日)、9日(火曜日)、10日(水曜日)、11日(木曜日)、15日(月曜日)、22日(月曜日)、29日(月曜日) 6月5日(月曜日)、12日(月曜日)、19日(月曜日)、26日(月曜日) ※開館日の受付時間は午前9時から午後5時までです。 ■令和5年度のセンター事業体制・年間行事について 令和5年度は下記の通りの事業及び体制を予定しておりますのでお知らせいたします。 (1)利用者サービス提供体制について まず情報センター体制の変更点として令和5年度より、県視障協の自立支援室職員および印刷事業部の職員が情報センター内に常駐することとなりました。 目的は協会内の知識・ノウハウの共有のためです。そのため、場合によっては情報センター職員以外が電話対応等行うことがございますので、皆様よろしくお願いいたします。 また、令和5年度の各種利用者向けサービスについての担当は下記の通りとなっております。 ・図書貸出・受付 (担当)全職員 ・点訳図書製作・ボランティア養成 (担当)堤、加村 ・音訳図書製作・ボランティア養成 (担当)槇口、石原、藤田 ・録音雑誌製作・貸出 (担当)岩井 ・テキストデイジー製作・ボランティア養成 (担当)石原 ・録音図書再生機器貸出および操作支援 (担当)小布山 ・ICT機器操作支援 (担当)山口、吉田 ・対面朗読 (担当)岩井 ・施設だより、メーリングリスト、HP、SNS (担当)石原、山﨑 (2)センター主催年間行事(予定) 以下、日時、行事名、会場(決定済のもののみ)の順に記載します。 4月22日(土曜日)点訳校正員養成講座(県委託事業) (会場)ふれ愛プラザ 5月13日(土曜日) 視覚障害サポーター養成講座 (会場)ふれ愛プラザ 6月下旬 令和5年度第1回図書選定委員会 9月から10月 音声訳奉仕員養成初級講座(県委託事業) (会場)ふれ愛プラザ ※オンライン参加可の予定 10月1日(日曜日)アイフェスタ2023 五泉市福祉会館 ※読書イベントも同時開催予定 11月17日(金)午後 センター事業推進懇談会 (会場)ふれ愛プラザ 11月下旬 令和5年度第2回図書選定委員会 ■視覚障害者向けに書かれた防災マニュアルを受け入れました この度当センターにて、NPO法人輝色(きいろ)が作成した『視覚障がい者が取るべき災害時の行動マニュアル 「目が見えないからこそ、備えよう防災」』を山形県点字図書館より寄贈いただき、受け入れを行いました。 音声CD版、点字版がございますので、貸出をご希望の方は当センターまでご連絡ください。 なお、このマニュアルに関する情報は本たよりと同時発行の「にいがたアイサポート図書案内4月号」の各種別の中でもご紹介しております。 ■希望者に点字レシピ集を差し上げます 公益社団法人すこやか食生活協会から点字のレシピ集「野菜料理のレシピ集(上下巻2冊セット)」を6部寄贈いただきました。 ご希望の方に差し上げますので、希望される方は当センターまでご連絡ください。応募多数の場合は抽選とさせていただきます。 申し込み締め切りは2023年5月末までです。 内容はナスやトマトなどの果菜類、ニンジンやじゃがいもなどの根菜類、小松菜やブロッコリーなどの葉茎菜類合計17種類の野菜それぞれ2パターンのレシピを紹介したもので、大活字と透明な点字が併記されています。 なお、残部がなくなった場合は貸出用の蔵書が当センターにございますので、そちらをご利用ください。 ■文芸コーナー 令和4年度理事長賞、情報センター長賞の発表 昨年度は文芸コーナーに多くの投稿をいただきありがとうございました。 多数の作品の中から、視覚障害者福祉協会理事長と情報センター長が特に良かったと感じる作品を選出し、理事長賞と情報センター長賞を授与いたします。 受賞された皆様、おめでとうございます。ささやかではございますが、記念品をお送りいたします。 <令和4年度理事長賞> 【短歌】 春を待つ 祈りと共に 求めしは ミントグリーンの ソックスひとつ (はるをまつ いのりとともに もとめしは ミントグリーンの ソックスひとつ)                    坂上香代子 【川柳】 沢山の 親切あって 今の幸 (たくさんの しんせつあって いまのさち) 小林恒雄 <令和4年度情報センター長賞> 【川柳】 ありがとう 心を癒す 五つ文字 (ありがとう こころをいやす いつつもじ)             あきざくら 今回の受賞作は以上となります。 令和5年度も引き続きたくさんの方からの投稿をお待ちしております。 ~県視障協より~ ■ふれあい・いきいきサロンのご案内 当協会の「ふれあい・いきいきサロン」の5月から6月の開催のお知らせです。毎月第1と第3木曜日に新潟ふれ愛プラザで開設しています。 ご自分の生い立ちの話や地域の話題、見え方の悩みなどなんでも皆さんでお話しください。 最近ではガラケーからスマホに買い替えてチャレンジしていくことやWBCで活躍したヌートバー選手のペッパーミルパフォーマンスのやり方、おすすめの図書の話題が出ていました。 皆さんお誘い合わせのうえ、お気軽にお越しください。事前の申し込みは不要です。 日時 5月18日、6月1日、6月15日(5月4日はみどりの日でお休みです)    何れの日も13時30分から15時00分 場所 新潟市江南区亀田向陽1-9-1    新潟ふれ愛プラザ 2階 研修室 ■長岡市視障協で巡回ミーティングを開催しました 2月12日(日曜日)の長岡市トモシアで巡回ミーティングを開催しました。 五十嵐政男会長、藤田芳雄顧問ほか役員、長岡の会員とご家族、点訳の会、音声訳の会及びガイドの皆さんといった計16名の皆さんが参加され、 県視障協からは木村理事長、山口生活訓練指導担当が参加しました。 最初にボランティア団体の長岡点訳の会や長岡音声訳の会の代表の皆さんから市政だより、市議会だよりなど、点訳と音声訳等の活動紹介がありました。 意見交換に移り、生活訓練等支援の担当者についての質問があり、主として各種訓練は歩行訓練士、相談は社会福祉士資格を持つ職員2名、 現在歩行訓練士の資格取得のため外部の研修に参加している視能訓練士資格をもつ職員の計4名であると説明。 続いて、自立支援室について、主に支援や相談職員が所属する1つの部署であること。 支援スタッフが常駐していて視覚障害者支援の用具が揃い、行けばいつでも予約なしでも相談や支援ができる体制を目指していきたいこと。 ロービジョン者の支援においては、見え方を評価して適切な支援や訓練につなげていくことが重要であり、そのための検査機器についても十分ではないが揃いつつあることなどを説明しました。 これに対し会場からは以前は1人か2人だったので心強いとの感想がありました。 生活訓練等の利用については、来館で支援を受ける場合は担当職員が外出していることもあるので連絡して欲しいこと。 新潟市に行くことが大変なので長岡に生活訓練指導員を配置してもらえないのかという声がありました。 支援事業は県の委託事業であるので引き続き県に対し要望や働きかけをしていきたいこと。 現在もパソコンの講習について訪問支援など自宅でも指定の場所でも可能なことを説明しました。 次にプレクストークPTR3についての質問があり、視覚障害者情報センター職員も操作支援を行っており、ニーズが高まっていることをお知らせしました。 続いて、会員減の対策の話に移り、以下の内容のお話が出ました。 ・長岡市視障協の会員は極端に減って23名であること。 ・巡回ミーティングを会員のみを対象とするのはもったいない。広く周知して、地域の福祉課とタイアップし会員以外にも参加してもらえたらよいということ。 ・視覚障害者の家族へのレクチャーや朗読会をやるとか会員対象だけではない行事を開けないかということ。 ・「仲間になりませんか会員募集をしています」ということを打ち出しても良いのではないか。入会のきっかけとしては地域の会が持つ魅力を発信していくことが1つの手段になるのではないか。 また県視障協からは、以下の通り回答しました。 ・アイフェスタは会員のみならず参加いただきたいと考えている。そのために地域で開催している。 ・支援してくれる人がたくさんいることを知ってもらうためにビジョン相談会も同時開催している。 ・イベント内で福祉機器展との時間が被る点と巡回ミーティングを広く周知する点は持ち帰って検討したい。 ・地区会長会議では会長だけの意見となるが、このように広く意見をいただくのは貴重な機会である。 ・また、コロナによってZOOMの普及は大きい。他方で対面の良さも改めて実感した。県視障協では月に2回いきいきサロンを開いていて、会員かどうか関係なく参加でき視覚障害者の仲間が増える。 組織には入りたくないが、自分の生活を向上させたいと考えている人はいる。 これについて参加者からは、「会員にならなくてもつながっていけばいい。そこが大事」「ざっくばらんな場が好ましい」といった意見が挙がり、五十嵐会長からは次年度は検討しぜひやってみたいとの返答もありました。 次に点字の話題に移り、以下のご意見や要望が出ました。 ・中途で見えなくなると点字の勉強は大変だという方が多い。 ・サピエの点字図書は音声で聞くこともできる。 ・トピックス悠久をサピエからダウンロードできないか。 ・生活に身近な長岡新聞や新潟日報の音訳版を作れないか。 ・点字は覚えて良かったので点字講習会を開催してほしい。 ・今年の統一地方選挙の結果を点字で知りたい。など 行政への要望については長岡市の福祉課に相談することになりました。 最後に木村理事長からは、点字本は読み終わった後の返却が大変だが、今は点字ディスプレイなどを若い人はどんどん使っている。だから点字は無くならないと思うこと。 視覚障害者情報センターでは週刊地域情報トピックスという週1回新潟日報の記事をピックアップしてメール配信していることも伝えました。 後日、長岡市視障協からは参加者一人一人が意見・要望・感想等を述べることができ楽しく有意義な会だったとの報告がありました。 *****   3 県内の関係団体からのお知らせ ■日本視覚障害者ライフデザイン協会新潟支部のご紹介 視覚障害者ライフデザイン協会新潟支部の高橋様より相談窓口の情報提供をいただきましたので、ご紹介いたします。 ※以下、いただいたチラシの内容を転載いたします。 「見えない・見えにくい」でお困りのことはありませんか? (例)本が読みたい、スマホやパソコンがつかえるようになりたい、 点字を覚えたい、白杖の買い方を知りたい、外出がしたい、 見えない・見えにくい人とつながりたい、 視覚障害による困り事を相談したい、福祉の制度を利用したい など 視覚障害者当事者としての今までの経験から得た知識・つながりから、視覚障害の方の生活がしやすくなるよう、諦めていた夢が叶うよう、一緒に考えたり、必要な機関にご紹介したりしていきます。 移動の都合から、小千谷市内または近隣市町村を中心に、見えない・見えにくいでお困りの方たちのお力に少しでもなれればと思っております。お気軽にご相談ください。相談は無料です。 連絡先:日本視覚障害者ライフデザイン協会新潟支部 高橋     電話 070-9035-3341 / メール lifedesign.ngt.t@gmail.com ■令和5年度新潟県障害者交流センターの年間事業のお知らせ (新潟県障害者交流センター) スポーツ活動、文化活動、各種イベント等を通じて、多くの仲間と出会い、ふれあい、そして交流の輪を広げる場として大勢の皆さんの参加をお待ちしています。 なお、教室等の内容や視覚障害の状況に応じて介助者の同伴が必要になる場合がありますので、参加申込みの際は、障害者交流センターにご確認ください。 お問合せ・申込み先:新潟県障害者交流センター(TEL 025-381-8110) (1)通年スポーツ教室 ア 水泳ワンポイント(毎週木曜日 参加無料)  障害の有無は問いません。参加者の希望に応じ指導員がワンポイントアドバイスを行います。 イ フットサル(毎月第3土曜日 参加無料)  室内で行う5人制サッカー ウ やさしいヨガ(毎月2回、日程は要問い合わせ 参加費用200円/回)  ヨガポーズから心と体を整え、ゆっくりとした動きでリラックス効果を高めます。 (2)スポーツ教室 ア 健康ウォーキング(4月から11月 30回 参加無料)  運動不足解消を目的に参加者のみんなでウォーキングをしましょう。 イ スクエアボッチャ(10月から11月 2回 参加無料)  パラリンピック種目の「ボッチャ」をベースにアレンジした「スクエアボッチャ」を体験しませんか? ウ モルック体験(11月から1月 4回 参加無料)  バリアフリースポーツの「モルック」を体験しませんか? (3)通年文化教室 英会話ビギナー(月1回 不定期 参加費200円) 初心者向けの簡単な英会話を行います。 (4)文化教室 ア アグリクラフト教室(11月 1回 参加費1500円)  農作物や自然素材を使った置物作りです。 イ ハンドメイド(4月、7月、12月、2月 4回 参加費1500円)  キーホルダー、アクセサリー作成 (5)リハビリ教室 ア リハビリ健康相談(毎月第1・3水曜日 年24回 相談無料)  対象:身体障害者及びその家族 理学・作業療法士による運動メニューの相談 イ からだと脳若返り大作戦(毎月第3水曜日 12回 参加無料)  頭の体操、肩こり・腰痛改善、姿勢改善に効く体操 (6)地域交流事業 ア トップアスリートふれ愛交流会(6月4日 参加無料)  新潟アルビレックスBBラビッツの協力のもと、プロバスケット選手と車椅子バスケットグループとの交流 イ ふれ愛囲碁・将棋大会(8月31日 参加費未定)  障害のある方を対象にした囲碁・将棋大会 ウ こうなんふれ愛まつり(秋季)  地域の各機関と共同開催するイベント。スタンプラリー、フリーマーケット、ステージ発表、屋台等 ■盲導犬情報セミナーと短期視覚障害リハビリテーション開催のお知らせ (公益財団法人 日本盲導犬協会 スマイルワン仙台) (1)盲導犬情報セミナーの開催 2023年度もオンラインによる盲導犬情報セミナーを開催します。 盲導犬との歩行や生活、盲導犬に関する法律や取得までの流れについて、実際に盲導犬と暮らしているユーザーの体験談も交えながらのセミナーです。 下記の日程で都合の良い日にお申し込みください。 【開催日】 6月24日(土曜日)、8月26日(土曜日)、10月26日(木曜日)、12月17日(日曜日)、2月24日(土曜日) ※各回とも、14時から15時半 【ツール】 ZOOM(パソコン、スマホ、ガラケー、固定電話からも参加可) ご希望のかたには事前にZOOMの使いかたの講習を行います。ご相談ください。 【対象】 見えない・見えにくいかた及びそのご家族、医療・福祉・教育関係者 【費用】 無料 【申し込み方法】 メール info@moudouken.net 宛て 件名に「盲導犬情報セミナー参加希望」と記載の上、お名前、居住地(都道府県)、年齢、メールアドレス、ZOOM使用経験の有無、ZOOMサポート希望の有無を記載ください。 ZOOMのサポートを希望のかたは、使用する機器の種類、電話番号もお知らせください。メールでの申し込みが難しい場合はお電話ください。 【締め切り】 各回とも、開催日の2週間前 (2)短期視覚障がいリハビリテーションの開催 見えない・見えにくくなってもちょっとした動作の工夫や用具を活用することで生活が楽になることがあります。そんな生活の工夫を学んでみませんか? 【開催日】 5月29日(月曜日)から6月2日(金曜日)(4泊5日) 締め切り日は4月28日(金) 【会場】 スマイルワン仙台 【対象】 東北及び新潟にお住まいの見えない・見えにくい方。初参加を優先します 【定員】 若干名 【費用】 9,000円 【プログラム内容】 白杖歩行訓練(白杖の選び方・使い方)、日常生活動作訓練(調理や掃除)、パソコン訓練(画面読み上げソフトの使い方)、点字訓練、盲導犬歩行体験などご希望に応じます。 【申し込み方法】 申し込み用紙を郵送またはFAXでお送りください。お持ちでない方はお送りいたしますのでお電話ください。 【問合せ・申込み】 公益財団法人 日本盲導犬協会 スマイルワン仙台 視覚障害サポート部 〒982-0263 仙台市青葉区茂庭字松倉12-2 TEL 022-226-3910 / FAX 022-226-3990 ***** 4 県内および全国のニュースや視覚障害に関連する動向 ■新型コロナ 感染防止の5つの基本 (出典:3月8日共同通信 厚生労働省の専門家組織見解) 新型コロナが5月8日に感染症法上の位置づけが5類に引き下げられることに伴い、厚労省の専門家会合有志が次の通り見解を提示しました。 <専門家組織の見解> ○新たな健康習慣  地域の流行状況に関心を持ち、自身や身近な人、社会を感染症から守る ○感染防止の五つの基本  ① 症状がある場合などには自宅療養や受診  ② 場に応じたマスク着用や、せきエチケット  ③ 3密(密閉、密集、密接)の回避や換気  ④ 手洗い  ⑤ 適度な運動と食事 ○医療機関や高齢者施設の対策  ・日常的なマスク着用が望ましい。  ・訪問者の面会は許可できる  ・医療、介護従事者の旅行や外食を制限するべきではない ■有料道路における障害者割引制度の1人1台要件の緩和  (出典:2023年2月10日 NEXCO東日本ホームページより) これまで事前登録された自家用車に限り本割引を適用しておりましたが、自家用車をお持ちでない方が知人の車やレンタカーを利用する場合や、 介護が必要な重度の障害者の方がタクシーを利用する場合など、事前登録がない自動車でも新たに割引の適用となりました。 <制度概要> 障害者の自立と社会活動への参加を支援するため、通勤、通学、通院等の日常生活において有料道路を利用する障害者を対象に、通行料金の50%の割引を適用 <今回の改正点> 事前登録されていない自動車でも以下の自動車が対象となります。 (※他の割引要件は変更ありません) 【新たに対象となる自動車】 ○事前登録されていない自動車 (親族や知人等の所有する自動車、レンタカー、車検時の代車、タクシー(要介護者のみ)など) ※ただし、業務利用等自動車は引き続き本割引の対象外です。 ※自動車を保有していない方も本割引をご利用いただけます。 ※自動車の事前登録の有無にかかわらず、事前に本割引の申請手続きは必要です。 【事前登録されていない自動車での利用方法】 ○割引登録申請のうえで、ETC車、非ETC車のいずれも、料金をお支払いいただく料金所の一般レーン又は混在レーン(ETC車でETC専用料金所を利用する場合はサポートレーン)で手帳を提示して走行 (事前登録されていない自動車は、ETC無線通行(ノンストップ走行)では、本割引の適用を受けることはできません。) ○料金所では、料金所係員に手帳の必要事項が記載された箇所を提示して走行 ○料金所係員が自ら運転(又は要介護者の場合は同乗)していることや、割引対象となる自動車であることなどを確認のうえ本割引を適用 ※事前登録されている自動車は、現行のご利用方法で引き続きご利用できます。 親族や知人等の所有する自動車、レンタカー、車検時の代車、タクシー(要介護者のみ)、福祉有償運送車両(要介護者のみ)など、事前登録されていない自動車であっても本割引の対象となります。 ■新聞・マスコミ情報(日視連情報より抜粋) 1.「10円」で駅バリアフリー化 鉄道運賃の新制度 (2023年2月7日 日本経済新聞 夕刊) JR東日本など鉄道16社が今春「バリアフリー料金」を相次いで導入。 通常の運賃改定とは別枠の値上げで、徴収額は段差解消やホームドアなどの設置費用に充てる。投資額は1兆円を超える。 2.視覚障害者の自立支える 相談、年間2千件超「前向きになれた」 (2023年2月14日 神戸新聞) 視覚障害者をサポートする認定NPO法人「神戸アイライト協会」に年間2千件を超える相談がある。 パソコンやスマートフォンなど電子機器の便利な使い方や、見えにくい人にも使いやすい道具に関する相談が多く視覚障害者の自立を支えている。 3.筑波技術大学 視覚障害者をAIで支援(UPDATE知の現場) (2023年2月15日 日本経済新聞 朝刊) 筑波技術大学とAIシステム開発会社デジタルアテンダントは、視覚障害者をAIで支援する「ダイナグラス」を開発した。 左右120度の画像をとらえるカメラ、画像高速処理携帯コンピューター、クラウド上のAI、音声マイクで構成。 胸元や帽子に取り付けたカメラで信号風景、文字などを判断し音声で当事者に教える。 4.踏切内に点字シート 四国初、高松の2カ所に設置 香川県 (2023年2月25日 朝日新聞 大阪地方版 香川) 昨年4月に奈良県で視覚障害者が犠牲になった踏切事故を踏まえ、国が改定したガイドラインに基づいて、 四国地方整備局は、高松市内にある高松琴平電気鉄道(ことでん)の踏切2カ所に、四国で初めて点字シートなどの誘導表示を設置した。 5.視覚障害者の外出支援 遠隔で情報伝える実証 (2023年3月3日 神奈川新聞) プライムアシスタンスが昨年12月から開始した目の不自由な人のスマートフォンから送られるカメラ映像とGPSの位置情報をオペレーターの確認により、移動を遠隔地支援する「アイコサポートサービス」。 有料のほか特定エリアで自由に利用できる実証実験が三浦市・三崎港で行われ、視覚障害者が買い物などを楽しんだ。 ***** 5 利用者参加コーナー ■文芸投稿コーナー 視覚障害者情報センターの利用者の方に投稿いただいた俳句、短歌、川柳をご紹介していきます。なお、掲載の順番は受付順といたします。 【短歌】 風雪に かじかむ指に 夢があり グリップにぎる 手に力こめ (ふうせつに かじかむゆびに ゆめがあり グリップにぎる てにちからこめ) 如月の 淡き光が 差しこみて 一歩一歩 近づいて春 (きさらぎの あわきひかりが さしこみて いっぽいっぽ ちかづいてはる)                        坂上香代子 折おりの 便りをくりて しみじみと 友の幸せ 吾の幸せ (おりおりの たよりをくりて しみじみと とものしあわせ われのしあわせ) さあ今日も 厨で料理 合奏団 鍋も野さいも 出番待ってる (さあきょうも くりやでりょうり がっそうだん なべもやさいも でばんまってる) 大雪で ノラの足あと 見当たらず 空き屋にいたとの うわさに安堵 (おおゆきで のらのあしあと みあたらず あきやにいたとの うわさにあんど)                        でんでん虫 ふきのとう 摘みて亡き父 来るような 日差しの朝 ハーネス握る (ふきのとう つみてなきちち くるような ひざしのあした ハーネスにぎる) 投票台の 下に盲導犬 座らせて 候補者の名を 点字で記す (とうひょうだいの したにもうどうけん すわらせて こうほしゃのなを てんじでしるす) 囀りの 澄みて聞こゆる この朝 風の光るを 手に握りしむ (さえずりの すみてきこゆる このあした かぜのひかるを てににぎりしむ)                        上林洋子 【川柳】 流星に 平和ねがうが 却下され (りゅうせいに へいわねがうが きゃっかされ) 長々と 戦つづきの 老夫婦 (ながながと いくさつづきの ろうふうふ) お茶飲んで いとまごいして 母は逝く (おちゃのんで いとまごいして はははゆく)             一葉(ひとは) 生き方に 味付けをする 好きな趣味 (いきかたに あじつけをする すきなしゅみ) 一歩退く 事も大事な 生きる道 (いっぽひく こともだいじな いきるみち) 善人の 汗は未来の 基礎になる (ぜんにんの あせはみらいの きそになる)             渡辺幸栄 投稿いただきました5名の皆様ありがとうございました。 なお、本コーナーでは次号以降も作品を募集します。 募集に関しては以下の通りです。 文芸作品募集要領 1 募集 俳句、短歌、川柳の3部門のうちいずれかひとつ 2 募集作品 毎回お一人各3句、3首以内、自作、未発表の作品。誤字、誤読などを防ぐため漢字や語句にはふりがなをつけてください。 3 次号掲載応募締切 5月12日(金曜日)までに当センター必着。 4 その他(表彰の実施) 掲載した作品について、にいがたアイサポートセンター内で審査を行い理事長賞を設け、翌年度の4月号で発表いたします。 ■アイサポートお悩み掲示板  視覚障害にまつわる普段のお悩みや困りごとで、普段誰に聞いてよいかわからない質問や生活の困りごとをお寄せいただき、 視覚障害者情報センターや自立支援室を含めたアイサポートセンターの職員が次号のアイサポートだよりの中でお答えするコーナーです。 それでは今回のお悩みと回答をご紹介します。 (相談者:ぜんまいさんより) 3月からJRのSuicaの障害者割引の仕方が変わるという話を耳にしました。何がどう変わるのか、知りたいので質問させてもらいます。 (アイサポートセンター職員の回答) おそらく耳にされたのは2023年3月18日から始まるSuica(スイカ)とPASMO(パスモ)の障害者用ICカードの運用開始に関する件だと思われますので、 今回はそちらについてお答えしたいと思います。3月9日の点字毎日活字版に内容がわかりやすく記載されていたので、以下、そちらの情報を参照しながらお答えいたします。 関東圏の交通系ICカードである「Suica」と「PASMO」が利用できるJR東日本と、鉄道・バス各社は、2023年3月18日から障害者割引が適用されるサービスを開始しました。 具体的には障害者用、介助者用のカードが新たに作られ、従来のような有人改札で障害者手帳の提示が不要となります。 「関東ICカード相互利用協議会」によると、サービスの対象者は第1種身体・知的障害者の大人(第2種の場合は対象外)と介助者1名の2名です。 障害者用ICカードを定期乗車券として使うことや、障害者本人が既にお持ちのSuicaやPASMOを障害者用に変更することも可能です。 ただし、ApplePayのSuicaやPASMOおよびモバイルSuica・PASMOは障害者用としては使えません。 カードはJR東日本のSuicaエリア内のみどりの窓口で購入でき、購入時には手帳の提示が必要です(障害者1人につきSuicaあるいはPASMO1組限りまで)。 また障害者用と介助者用を別々に購入することはできず、一緒に購入する必要があります。 また使用時も障害者用と介助者用を別々に使うことはできません。有効期限は1年間です。 なお、Suicaについては新潟では「りゅーとエリア」では使用できないようです。 ただ、詳細については使用を予定されている交通会社にお問い合わせいただくのが確実かと思います。 以上となりますが、お悩みをお寄せいただいた方は参考になりましたでしょうか。本コーナーでは引き続き皆様からのお悩みを受け付けております。 アイサポートセンターの職員が知っているノウハウや知識がお役に立てそうなことであれば、内容は問いません。募集要項は以下の通りです。 <募集要項> (1) 応募方法 お電話またはメールで受け付けます  TEL 025-381-8111 / メール tosyo@ngt-shikaku.jp (2)応募時に必要な情報  ① お悩みや困りごとの内容  ② 記事掲載用のお名前(ペンネーム)  ③ 投稿者のお名前(後日内容について確認を取る場合の連絡用) (3)2023年6月号の応募締切:5月12日(金曜日)17時まで (4)注意事項  紙面の関係上で回答を掲載することができない場合や、個人の特定につながるような困り事やお悩みについては、個別でお答えをさせていただきますので、あらかじめご了承ください。  ***** 6 県内主要文化施設の催事情報 施設名、所在地、問い合わせ先電話番号、催事名の順に掲載いたします。 内容については新型コロナウイルスの影響を考慮し、中止または延期となる可能性があります。ご利用にあたっては直接施設に電話等でご照会ください。 <野外施設、博物館> ◆国営越後丘陵公園(長岡市宮本東方町字三ツ又1950番1) お問い合わせ 電話 0258-47-8001 【催事情報】 チューリップまつり(4月下旬から5月上旬) ◆新潟県立植物園(新潟市秋葉区金津186番地) お問い合わせ 電話 0250-24-6465  【催事情報】 企画展示「ぼくがシャクナゲなことを君はまだ知らない~シャクナゲ・ツツジ展~」(5月14日まで) ◆新潟県立歴史博物館(長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2) お問い合わせ 電話 0258-47-6130         【催事情報】 春季企画展「伝える―災害の記憶 あいおいニッセイ同和損保所蔵災害資料」(6月4日まで) ◆新潟市歴史博物館 みなとぴあ(新潟市中央区柳島町2-10) お問い合わせ 電話 025-225-6111 【催事情報】 企画展 長井雲坪(うんぺい)展(5月28日まで) <音楽関連> ◆新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ(新潟市中央区一番堀通町3-2) お問い合わせ 電話 025-224-5521(チケット専用ダイヤル) 【催事情報】 りゅーとぴあオルガン・ファミリーコンサート「パイプオルガンのふしぎずかん」(5月7日) ◆長岡リリックホール(長岡市千秋3丁目1356番地6)  お問い合わせ 電話 0258-29-7715 【催事情報】 森麻季&錦織健 デュオ・リサイタル(5月14日) ◆見附市文化ホール アルカディア(見附市昭和町2丁目1番1号) お問い合わせ 電話 0258-63-5321 【催事情報】 佐藤竹善(ちくぜん)×宮本貴奈(たかな)Duoコンサート(6月11日) ◆上越文化会館(上越市新光町1丁目9番10号) お問い合わせ 電話 025-525-4103 【催事情報】 鼓動ワン・アース・ツアー2023~ミチカケ(6月4日) <美術関連> ◆新潟県立万代島美術館(新潟市中央区万代島5-1 朱鷺メッセ内 万代島ビル5階)  お問い合わせ 電話 025-290-6655 【催事情報】 原田治展「かわいい」の発見(5月7日まで) ◆新潟市美術館(新潟市中央区西大畑町5191-9) お問い合わせ 電話 025-223ー1622 【催事情報】 美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方 ◆新潟市新津美術館(新潟市秋葉区蒲ケ沢109-1) お問い合わせ 電話 0250-25-1300 【催事情報】 佐川美術館コレクション 平山郁夫が描く 世界遺産展(6月18日まで) ◆新潟県立近代美術館(長岡市千秋3丁目278-14) お問い合わせ 電話 0258-28-4111 【催事情報】 企画展「望郷の画家 橋本龍美(りゅうみ)展 神も、庶民も、バケモノも」(6月4日まで) ***** 7 生活便利情報コーナー 見えなさ、見えにくさを抱えておられる方の日頃の生活を便利にするグッズや機器等をご紹介するコーナーです。 今回は爪切りに関する商品を2つご紹介します。 1つ目は『カッチン(安全爪切り)』(株式会社ミクロメディカル)です。 カッチンは、持ち手が小さなハサミのような形で、ハサミの刃の部分はキャラメル大の長方形がついており、その中央部で爪を切ります。刃が外に出ていないので取り扱いが安全です。 本体の中央部に切り込み口(3から4ミリ幅)があいており、その口にスライスカット式(普通の爪きりは断裁する方式ですが、鋏のように片側から徐々に切れていく方式)の刃があり、 鋏で切るようにすると、やすりのいらない綺麗な断面で切れます。 刃が表面から1ミリほど奥にあるため、指先から爪先を1ミリ程度に切りそろえることができます。 大きさは幅2センチ、奥行き8センチ、高さ7.4センチで重さは54グラムです。 価格は2023年3月現在、日本点字図書館わくわく用具ショップで8360円です。 2つ目は『ツメヤスリ ラウンドタイプ』(グリーンベル)です。 ツメヤスリ ラウンドタイプの削れ方はとても緩やかで、毎日爪を整えたい方に向いています。 半月型の湾曲が手にぴったりフィットします。ボディには、指を固定するための凸凹があり、爪を削る際の安定感が抜群です。 握り方は、面取り済みとんがり部分を指先の方向に向けます。そうすると、ゆるやかな丸みをおびた部分が手首側にきます。 この向きで削りたい爪をサメ肌状のヤスリ表面に当てて使います。 ヤスリ面はステンレス鋼を特殊加工した微粒状で、目立てが潰れにくくよく削れ、極上のなめらかな仕上がりになります。 ヤスリ面の横幅は1センチ、タテの長さは7センチ、刃の周囲はボディに包まれ背が高くなっているので、削る際に爪が横に逃げるのを防ぎ、縦のカーブが爪に丸みを与えてくれます。 大きさは幅3.5センチ、奥行き1センチ、高さ9センチで重さは20グラムです。 価格は2023年3月現在、日本点字図書館わくわく用具ショップで1090円です。 他にもインターネット通販のAmazonや楽天市場で購入できます。こちらの価格は各販売店でご確認ください。 なお、日本点字図書館では『手にフィットするつめやすり 半月型』の商品名で販売中です。 ★★以下は前号掲載情報に関する追加情報です★★ アイサポートだより2月号で紹介した「ころばぬ杖エクセレント」について利用者さんから有益情報をいただきました。 「ころばぬ杖エクセレント」は杖に装着しカウンターやテーブルなどにひっかけておくことができるものでしたが、それを100円ショップにも販売している物で代用できるというものです。 商品名は「目玉クリップ」。書類やお菓子の袋を留められる金属製の一体型クリップです。 はさむ部分のサイズは長さ3センチから6.5センチくらいのものまであります。指でつまむ部分に小さな丸い穴があいているのが特徴です。 マグネット付きのタイプもあるので、白杖をはさんでロッカーなどにくっつけて使用できるということでした。 机などに立てかける場合は、クリップのつまみにゴム製の指サックなどを装着して滑り止めにしてもよいかもしれません。 以上、利用者さんからのお役立ち情報でした。 情報をお寄せいただいたHさん、ありがとうございました。 ***** 8 ご寄付の御礼 2023年3月15日時点で、アイサポートセンター宛てに下記の方よりご寄付を賜っています。感謝をこめて御芳名を掲載させていただきます。 新潟市秋葉区  光井 仁 様 新潟市北区   株式会社 イワキ運輸 様 十日町市    医療法人 おおふち眼科 様 新潟市中央区  医療法人社団 松田眼科医院 様 新潟市中央区  株式会社新潟眼鏡院 様 新潟市中央区  眞山 徹二 様 新潟市中央区  なかやま眼科 様 新潟市中央区  松岡 尚気 様 長岡市     メガネの朝日堂 長岡大島店 様 新発田市    医療法人社団 いしい眼科 様 長岡市     長岡赤十字病院 様   ***** 9 編集後記 新しい年度が始まりました。この季節、お引越しのシーズンでもあります。 当方も情報センターに福祉協会の印刷事業部がお引越しをしてきました。 新潟県視覚障害者福祉協会内には、事務局あり、印刷事業部あり、地域活動支援センター日だまりがあり、そして情報センターがあります。 同じ協会の仲間であっても作業をする場所が違っていましたのでお互い仕事の内容はよくわかっていませんでした。 この度一緒のフロアで仕事をすることになり、新入生の気分です。 「友達100人」まではいきませんが、毎日顔を合わせる仲間が増えました。 先月より、新型コロナウイルス感染症のマスク着用に対する緩和があり、話し合いも(雑談も?)活発になりそうでワクワクしています。 皆さんと電話でお話できる機会もあると思いますが、電話口でおたおたしていましたら「新入生だな」と察していただければありがたいです。 (印刷事業部 加村) ***** ※この「にいがたアイサポートだより」は、にいがたアイサポートセンターの利用者および関係団体向けとして無料で発行しております。 ~にいがたアイサポートセンターとは?~ 県視障協の施設の4部門(本部事業、視覚障害者情報センター、自立支援室、地域活動支援センター日だまり)をまとめた呼称です。 ※よりタイムリーな情報については、視覚障害者情報センターにてメール配信サービスをおこなっておりますので、そちらもご活用ください。    ※新潟県視覚障害者福祉協会では、点字資料の製作、CD、デイジーなど録音物の製作を承っております。お気軽にお問い合わせください。 (連絡先 電話025-381-8258 印刷事業部) ※このたよりの点字版製作にあたっては、新潟県視覚障害者福祉協会宛ての競輪の補助金で購入した点字プリンターを使用しております。      次号2023年6月号は、2023年4月17日頃発行予定です! にいがたアイサポートだより 第3号 2023年4月 (メールにいがた161号/福祉だより第120号) 発行:にいがたアイサポートセンター 新潟県視覚障害者情報センター 社会福祉法人 新潟県視覚障害者福祉協会 (掲載に関する連絡先:新潟県視覚障害者情報センター) 〒950-0121 新潟市江南区亀田向陽1-9-1 新潟ふれ愛プラザ内 TEL 025-381-8111 FAX 025-381-8115 メール tosyo@ngt-shikaku.jp ホームページ http://ngt-shikaku.jp/ 郵便振替:00510-5-93600