にいがたアイサポートだより 第2号 2022年12月発行 (メールにいがた159号/福祉だより第118号) 発行:にいがたアイサポートセンター 新潟県視覚障害者情報センター 新潟県視覚障害者福祉協会  ~目次~ 1 みちしるべ ~アイサポートセンター代表ご挨拶~ 2 アイサポートセンター(県視覚障害者情報センター・県視覚障害者福祉協会)からのご案内・お知らせ   ―休館日のお知らせ(視覚障害者情報センター)   ―年末年始期間の図書貸出に関する注意事項について(視覚障害者情報センター)   ―ふれあい・いきいきサロンのご案内(県視障協)   ―希望者に2023年の点字付きカレンダーを差し上げます(視覚障害者情報センター)   ―にいがたGo To Eatキャンペーンが開始されました(県視障協)   ―「出張!ふれ愛ブックミーティング」の開催報告と朗読会CDの貸出について(視覚障害者情報センター)   ―2022年 年間協力ボランティアの皆様のご紹介(視覚障害者情報センター)   ―センターボランティア等における功労表彰などの受賞者のご紹介(視覚障害者情報センター) 3 県内の関係団体からのご案内・お知らせ 4 全国の重要ニュースや視覚障害に関連する動向 5 利用者参加コーナー(文芸コーナー/お悩み掲示板) 6 県内主要文化施設の催事情報 7 生活便利情報コーナー 8 編集後記 ***** 1 みちしるべ~アイサポートセンター代表ご挨拶~ 新潟県視覚障害者福祉協会 理事長 木村弘美 冬空の下、赤や白の寒椿が庭を彩る季節となりました。皆様お元気にお過ごしでしょうか。 早いもので、師走を迎え、今年もたくさんの感謝や反省をして一年を振り返る時期となりました。 皆様にとりまして、今年はどのような一年でしたでしょうか。 小春日和に恵まれた11月3日、長岡市社会福祉センタートモシアを会場にアイフェスタにいがた2022を開催いたしました。 今年度も新型コロナウイルスの感染対策を講じるため、残念ながら人数制限を行っての開催となってしまいましたが、 中越地区を中心に大勢の方々から参加していただくことができました。 いきいきトークでは、支援者として1名、視覚障害当事者から4名の方々にお話していただきました。 地域での活動や趣味、自分を支えるための心の拠り所など、印象深いお話ばかりでした。 会場から感想や質問の声を出していただき、会場の皆様からいきいきトークを盛り上げていただきました。 このたびのいきいきトークを通して、改めて交流の場の大切さを感じることができました。 アトラクションでは、モンゴル民族楽器馬頭琴奏者デルゲルマーさんによる馬頭琴の素朴な音色に魅了されました。 終日イベントの巡回情報センター(ボランティア紹介コーナー、公立図書館紹介コーナー)、福祉機器展、スマホアプリ体験コーナー、 日だまり授産品販売コーナーなども賑っておりました。また、新潟県眼科医会と共催でビジョンサポート相談会を同時開催いたしました。 これからも眼科医会の先生方と共に県内の見えない方、見えにくい方の支援に努めてまいります。 このたびのアイフェスタにいがた2022開催に向けて、長岡市視覚障害者福祉協会の皆様と共に準備を進めてまいりました。 五十嵐会長をはじめ、長岡市の皆様、ご協力いただきましてありがとうございました。 そして、当日参加してくださった皆様、サポートしてくださった皆様に深く感謝申し上げます。 歴史を積み重ねてまいりました福祉大会・文化祭を「アイフェスタにいがた」として上越市、柏崎市、今年度の長岡市と開催してまいりました。 来年度は令和5年10月1日(日曜日)五泉市福祉会館にて開催の予定となっております。 これからも県内各地区の皆様に関わっていただきながら、アイフェスタにいがたを開催できればと考えております。ぜひご意見などお寄せいただければ幸いです。 何かと気ぜわしいこの時期、寒さも日ごとに増してまいります。皆様どうぞご自愛ください。そして、良いお年をお迎えください。 ***** 2 アイサポートセンター(新潟県視覚障害者情報センター・新潟県視覚障害者福祉協会)からのご案内・お知らせ ■休館日のお知らせ (視覚障害者情報センター) 今号発行日以降の休館日予定は以下の通りです。 12月26日(月曜日)、29日(木曜日)から1月3日(火曜日) 1月9日(月曜日)、10日(火曜日)、16日(月曜日)、23日(月曜日)、30日(月曜日) 2月6日(月曜日)、13日(月曜日)、14日(火曜日)、20日(月曜日)、24日(金曜日)、 27日(月曜日) ※開館日の受付時間は午前9時から午後5時までです。 ■年末年始期間の図書貸出に関する注意事項について(視覚障害者情報センター) 年末の図書の申し込みについて、利用者の皆様にご協力のお願いです。 年末期間は貸し出しが集中するほか、他館から借り受けする資料について、先方の開館状況や郵便状況等によっては、年内の発送が間に合わなくなることが想定されます。 年内の貸し出しに関するお申込みについては、12月20日(火曜日)午後5時までを目安に早めにご連絡を済ませていただきますよう、皆様のご協力をお願いいたします。 なお、上記にともない、借りていただいた図書をゆっくりお楽しみいただくために、年末年始期間のみ貸出日数を延長します。 12月16日(金曜日)以降、12月31日までにお手元に届いた図書については、貸出期間を3週間といたします(通常時の貸出期間はお手元に届いてから2週間)。 年末年始期間の図書貸し出しについてのご不明点や不安な点がございましたら職員までお問い合わせください。 ■ふれあい・いきいきサロンのご案内 (県視障協) 新潟県視覚障害者福祉協会の「ふれあい・いきいきサロン」の1月・2月の開催のお知らせです。 毎月第1と第3木曜日に新潟ふれ愛プラザで開設しています。 ご自分の生い立ちの話や地域の話題、見え方の悩みなどなんでも皆さんでお話しください。 最近では、尺八や琴の演奏会に行かれた方のお話や、アルビレックス優勝の喜びを分かち合う場面などがありました。 事前の申し込みは不要です。皆さんお誘い合わせのうえ、お気軽にお越しください♪  1 日時 1月5日、1月19日、2月2日、2月16日      何れの日も13時30分から15時00分 2 場所 新潟市江南区亀田向陽1-9-1      新潟ふれ愛プラザ 2階 研修室 ■希望者に2023年の点字付きカレンダーを差し上げます(視覚障害者情報センター) 2023年の点字付きカレンダーについて、以下2種の寄贈がありました。 ご希望の方にお譲りいたしますので、希望される方は2023年1月20日までに視覚障害者情報センターまで、お電話あるいは メールにていずれのカレンダーを希望するかご連絡下さい。 なお、部数に限りがありますので、受付日時の先着順とさせていただきます。 1 日本テレビ愛の小鳩事業団からの寄贈カレンダー   A4サイズのカレンダーで、卓上型としても壁掛け用としても使用することができます。点字と墨字が併記されています。 2 りそなグループからの寄贈カレンダー   12か月の情報が1枚にまとまっている大判サイズのカレンダーです。 切り取り線がついているため月ごとに切り離して利用することもできます。 点字と墨字が併記されています。 ■にいがたGo To Eatキャンペーンが開始されました(県視障協) ※以下、新潟県の資料を基に作成 外食需要を喚起することで農林水産物の消費拡大に繋げるためにいがたGo To Eat券の販売が始まりました。 10,000円で12,000円分のお食事券が購入できます。額面500円券が24枚綴りになっています。 販売期間は12月30日(金曜日)まで。新潟県内の郵便局534か所で現金にて購入できます。 代理人購入等不可。一人1回2冊まで。購入後の返品、交換、譲渡はできません。 利用期間は2023年1月31日(火曜日)までです。 ■「出張!ふれ愛ブックミーティング」開催報告と朗読会CDの貸出について(視覚障害者情報センター) 10月27日に柏崎市にて視覚障害者情報センター主催の読書イベント「出張!ふれ愛ブックミーティング」を開催しました。 イベントでは朗読会、ふれ愛ブックトーク(お互いのおすすめ本を紹介するトークをおこなう場)、参加者交流会の3つのプログラムを設け、 当日は近隣市町村の方をはじめとした情報センター利用者の皆様、地元の点訳ボランティア団体「柏崎点訳奉仕会」および 音声訳ボランティア団体「柏崎音訳の会」の方にご参加、ご協力をいただき、盛況のうちに終了いたしました。 今後も情報センターでは利用者の方、地域のボランティア、情報センターの3者がつながりを強めるきっかけとなるようなイベントを開催していく予定です。 開催の折にはたよりの中でお知らせいたしますので、ぜひ多くの方に参加をご検討いただければ幸いです。 なお、イベントの中で柏崎市の音声訳ボランティアに協力いただく形で実施した、朗読会の音声CDをご希望の方に貸し出しいたします。 ご希望の方は当センター職員まで「朗読会CDの貸し出し希望」とご連絡ください。CDの収録内容は以下の通りです。 <朗読作品> 「サボアの秋」遠藤周作 著 朗読者:山田草子(かやこ)さん (収録時間20分程度) ※朗読作品は「秋のカテドラル 遠藤周作初期短篇集」(2021年刊)に収録された短編小説です また、当日のブックトークで話題に挙がった本については、本誌と同時発行の「にいがたアイサポート図書案内」2022年12月号の中でご紹介しております。 ご興味のある方はそちらもぜひご一読ください。 ■2022年 年間協力ボランティアの皆様のご紹介(視覚障害者情報センター) 2022年に当センターの登録ボランティアとして事業およびサービス提供にご協力いただいたボランティアの方々を、日頃の御礼を込めてご紹介させていただきます。 ※以下、作業種別ごとに五十音順・敬称略にて記載しております。 ※一部、データ入力・印刷の関係でお名前の中の漢字がそのまま使用できず、常用漢字に置き換えている場合がございます。何卒ご了承ください。 (1)点訳図書製作(110名) 相澤晴子/相田詩子/秋田陽子/明田川美子/麻生泰子/荒木和子/ 五十嵐亨子/五十嵐陽子/池田慎子/井下田恵美子/石田絢子/石田幸夫/ 市川トシ子/伊藤いつよ/今井慶子/岩崎瑠美子/薄田玉惠/宇津野桂子/ 大竹とも子/荻野妙子/押木洋子/小根山啓子/小野塚則子/笠原明美/ 春日カズエ/加藤禎/加藤良子(よしこ)/加藤良子(りょうこ)/金子孝子/金田直子/ 金平美鈴/加村靖子/川崎眞理子/川瀬亜由美/川瀬千賀子/木戸ミツ/ 木伏美佐子/木伏由里美/木村ひろみ/熊木留美子/倉又茂子/呉井康子/ 黒田真奈美/小池照子/小島さち子/小島美津子/後藤順子/小林達子/ 小林みち子/小林みつ子/小林涼子/小森和子/坂爪文子/佐藤久美子/ 佐藤淳子/佐藤智子/佐藤房子/佐藤まさ子/佐藤美智子/佐藤裕子/ 佐野朝子/佐野政人/品田浩代/柴田弘子/志村佳子/周佐慶子/ 白井清美/白井順子/杉原眞之/鈴木淑子/瀬高峰子/外丸直子/ 高井和代/髙桑和子/高田忍/髙橋朗子/瀧澤和子/田村真佐子/ 千葉ヒロ子/土田眞理/冨樫榮子/外山玲子/長井文子/永井キクイ/ 中川久美子/永松劜子/中村京子/南雲美幸/難波美津子/錦織麗子/ 根岸孝子/長谷川好/原田七重/林依子/廣田恭子/藤田恵美子/ 松沢直子/丸山恭子/宮川絢子/宮崎節子/罇和也/谷内田シズ子/ 八木拓真/矢澤敏之/山﨑静/山田尚子/山田美恵子/大和紀子/ 山吹京子/若杉美津江 (2)録音図書製作(60名) 相澤有紀/浅野美智子/石附マサ子/五十川直子/稲冨かづ子/今井智子 遠藤直子/大関江美子/大平綾子/大瀧陽子/小川純子/小柳明子/ 嘉藤百合/狩谷ケン子/北澤江利子/北村房子/鯉江初子/小林喜代子/ 小林景子/小松栄子/齋藤久美子/斎藤敬子/齋藤源一郎/斉藤正子/ 酒井和江/坂上郁代/笹原春美/新保裕美子/杉山よし子/鈴木陽子 須藤幸代/高橋綾子/髙橋房子/高橋百合子/塚田和子/戸島美江/ 冨所純子/外山正代/豊田三世/永井美智代/長澤智子/中村一江/ 中村しのぶ/野村裕美/長谷川裕子/波田野順子/早川京子/林章子/ 速水美智子/樋山恵美子/平田栄子/布施みさ子/前田久美子/水落百合子/ 山田いずみ/山田草子/山田久美子/山本恵子/山森玲子/吉倉千恵 (3)テキストデイジー製作(29名) 五十嵐利江/石崎雅裕/大津千恵子/荻野妙子/小幡厚子/小柳千栄子/ 貝瀬ケイ子/川瀬千賀子/杵淵徹/桐生祥子/桑原はるみ/小池博美/ 小林喜代子/齋藤源一郎/酒井幸子/佐藤千枝子/佐野民子/鈴木俊一/ 須田幸子/高野修子/田沢鈴江/田中啓子/寺澤茂子/外山正代/ 野澤直美/林章子/山田久美子/横田好子/渡邉敏栄 (4)その他図書貸し出し返却等の作業でご協力いただいた方々(13名) 笠巻高夫/加藤良子/金子征子/川崎眞理子/後藤令子/佐々木恵/ 周佐慶子/平由希子/田村仁/中村一江/林章子/山形百合子/若林康平 ■センターボランティア等における功労表彰などの受賞者のご紹介(視覚障害者情報センター) 当センターで図書製作ボランティアとして活動していただいている以下の方が、長年の活動を表彰されましたので、ご紹介いたします(敬称略)。 公益財団法人鉄道弘済会 「第52回 朗読録音奉仕者感謝行事」 関東甲信越地区表彰 朗読録音奉仕奨励賞 小川純子(新潟市中央区)           山田久美子(新潟市南区) ***** 3 県内の関係団体からのご案内・お知らせ ■新潟盲学校同窓会からの案内について(新潟盲学校同窓会) ※以下、新潟盲学校の同窓会会長の渡辺様からのご案内です。 前号でご案内しておりました、新潟盲学校同窓会のメールアドレスが一部間違っておりました。ここに訂正とお詫びをいたします。 今後とも皆様のご協力をお願いいたします。 長谷川順二 メールアドレス:hasegawa.junji-c@nein.ed.jp また、以下新潟よつば学園のホームページです。これも併せてご覧ください。 ホームページURL: http://www.niigatayotsuba-gk.nein.ed.jp/index.html ■「視覚障害者囲碁の会」発足のご案内(視覚障害者囲碁の会) 令和2年度から視覚障害者情報センター事業として実施してきた囲碁体験会及び囲碁交流会の参加者を中心に、この度「視覚障害者囲碁の会」が発足しました。 同好会として第3木曜日、第3日曜日を中心に月2回程度、講師の先生からのご指導も受けながら新潟ふれ愛プラザで活動していきます。初心者の方も大歓迎です。 お問い合わせは、会長の宮沢正代さん(電話 080-1011-5611)までお願いします。 ※1月の開催予定は下記の通りです。 1月19日(木曜日)午前 ミーティングルーム 1月22日(日曜日)午前 ミーティングルーム ■第20回 新潟県障害者芸術文化祭美術展の開催(新潟県障害者社会推進センター) 新潟県障害者芸術文化祭の美術展が「新潟ふれ愛プラザ」で11月1日(火曜日)から11月6日(日曜日)まで開催され、 絵画・書道・写真・工芸の作品展示や短歌・俳句・川柳・自由詩の文芸作品を冊子にした文芸作品集が配布されました。 11月6日(日曜日)には優秀な作品に対する授賞式が行われました。 視覚障害者の作品からは、写真部門で大橋靭彦(ゆきひこ)さんが県知事賞を受賞されました。 その他の受賞者は以下の通りです。受賞の皆様大変おめでとうございました(敬称略)。 県知事賞   写真部門 大橋靭彦 題名「師走の頃」        川柳   小雪 審査員特別賞 短歌   石岡ヒロ子        川柳   古俣キヨ アール・ブリュット賞 工芸 猪俣武 題名「花差し」 ※アール・ブリュット賞:独自の発想と方法により作成した感情豊かな作品に贈られる賞 *****   4 全国の重要ニュースや視覚障害に関連する動向 ■新型コロナ感染症第8派の流行に注意してください (新潟県の資料を基に作成) この秋、一度下火になっていた新型コロナ感染について、政府の専門家組織の発表によるとヨーロッパでコロナの感染拡大が始まったことなどの状況もあり、 日本では次の第8派とインフルエンザとの同時流行も念頭に置いた対策を講じていく必要があるとのコメントが出されております。 また、さらに感染力の強いオミクロンBA.2.75(通称ケンタウロス)の感染者が新潟県でも発生しています。 このほか国立感染症研究所によると「BA・5」からさらに枝分かれした「BQ・1」が国内に増加傾向にあるため、 今後感染者はBA・5を上回る可能性があると指摘しています。 これらに備えてワクチンの接種やこれまで通りの感染リスクへの対策をお願いいたします。 <新型ウイルスに関する相談窓口> ① 発熱などの症状がある場合→県新型コロナ受診・相談センター(毎日24時間対応)  TEL 025-385-7634      025-385-7541   025-256-8275 ② 症状がない場合→県新型コロナウイルス感染症コールセンター(平日午前8時30分から午後5時まで対応)   TEL 025-282-1754 ③ 療養中の体調変化等の場合→陽性者登録・フォローアップセンター(毎日24時間対応)  TEL 0120-935-969 ■物価高騰への軽減策を閣議決定(政府閣議決定資料より抜粋) 10月28日政府において、高騰している電気料金等の負担軽減策について、次のように閣議決定がなされました。 来春以降の急激な電気料金の上昇によって影響を受ける家計や価格転嫁の困難な企業の負担を直接的に軽減するため、来年度前半にかけて、 小売電気事業者等を通じ、毎月の請求書に直接反映するような形で、前例のない、思い切った負担緩和対策を講ずる。 家庭に対しては、来年度初頭にも想定される電気料金の上昇による平均的な料金引上げ額を実質的に肩代わりする額を支援し、企業より手厚い支援とする。 脱炭素の流れに逆行しないよう、来年9月は激変緩和の幅を縮小するものとし、並行して、省エネ、再エネ、原子力の推進等と併せて電力の構造改革をセットで進める。 この事業は、来年春に先駆けて着手し1月以降の可及的速やかなタイミングでの開始を目指す。   都市ガスについては、値上がりの動向、事業構造などを踏まえ、電気とのバランスを勘案した適切な措置を講ずる。 具体的には、家庭及び企業に対して、都市ガス料金の上昇による負担の増加に対応する額を支援する。 LPガスについては、価格上昇抑制に資する配送合理化等の措置を講ずる。 これらの電気料金、都市ガス料金、燃料油価格の高騰の激変緩和措置により、来年1月以降、来年度前半にかけて標準的な世帯においては総額4万5千円の負担軽減となる。                         ■日本あはき師厚生会労災保険特別加入のご案内(日本あはき師厚生会より) (公社)日本鍼灸師会、(公社)日本あん摩マッサージ指圧師会、(社福)日本視覚障害者団体連合の三団体で労災保険特別加入団体 「日本あはき師厚生会」を設立しました。労災保険特別加入制度のご利用は、「日本あはき師厚生会」への入会を通じて可能となります。 7月当初予定とお知らせいたしましたが、窓口となる団体設立や、お問い合わせ、お申し込みがスムーズにできるようにするなど諸準備のため、 少々遅れてのスタートとなりました。労災保険特別加入制度にご理解いただき、是非ご加入ください。 なお、労災保険特別加入日は12月1日から開始。 入会金 1,000円(三団体会員)、5,000円(非会員) 会費(手数料) 400円(月額・三団体会員)、600円(月額・非会員) 年間保険料 給付基礎日額・年間保険料は、制度概要の6.保険料事例を参照 入会等申し込み 電話 03-5944-9010(代表)、FAX 03-5944-9020 メール info@ahaki-rousai.jp 「制度の概要」 1.特別加入できるひとは?  令和4年4月1日から、従業員を雇っていない「あはき師」も労災保険に特別加入ができるようになりました。 2.特別加入の方法は?  この制度には、三団体で設立した「日本あはき師厚生会」を通じて加入ができます。 3.そもそも労災保険ってどんな保険?  国が運営する労災保険は、労働者の業務災害・通勤災害の補償を行う制度です。  格安な費用で、厚い補償が受けられますが、事業主および一人親方等は、労災の特別加入を行っていないと、補償を受けることができません。 4.特別加入制度とは?  労災保険は、労働者が仕事または通勤によって被った災害に対して補償する制度です。  労働者以外の方でも、一定の要件を充たす場合に任意加入でき、補償を受けることができます。これを「特別加入制度」といいます。 5.特別加入のメリットは?  労災保険に特別加入することにより、業務上および通勤中のケガや病気に起因する場合、治療費用の全額(療養補償給付)、  休業4日目から基礎日額の80%(休業補償給付*1)、障害等級に応じた年金や一時金(障害補償給付)、  死亡時にはご家族への年金や一時金等(遺族補償給付)の様々な補償が受けられます。(*1特別支給金20%を含む) 6.給付基礎日額・年間保険料  年間保険料 27,375円の場合基礎給付日額 25,000円  年間保険料 5,475円の場合基礎給付日額 5,000円 7.民間の所得補償保険・傷害保険との違いは、HPへ掲載予定です。 ■新聞・マスコミ情報(日視連情報より抜粋) 1.図書1万3千点音声読み上げ 公立図書館 視覚障害者へ導入 (2022年9月7日 京都新聞 朝刊) 宇治市図書館は令和4年度、視覚障害者向けの電子図書館サービスを始めた。 スマートフォンなどの電子機器で、音声自動読み上げ機能を使って約1万3千点に及ぶ多彩なジャンルの電子書籍を自宅で楽しめる。 デジタルコンテンツ関連企業「メディアドゥ」(東京都)が今年からサービスを提供している「アクセシブルライブラリー」。 宇治市を含め全国で3自治体が利用している。同市図書館は月1万円で利用契約を結び、6月にサービスを始めた。 宇治市図書館が発行した利用者IDカードに印刷されたQRコードを、スマホやタブレット端末で読み込むと、自動的にログインされて同ライブラリーのウェブページに移る。 メニューページから「書籍検索」などで読みたい本を選び、「再生」をタップすれば内容が音声で読み上げられる。 本の「目次」から読みたい部分を細かく指定でき、読み上げ速度の変更も可能だ。 内容再生時の音声読み上げ機能は、同ライブラリーに付属している。スマホなどに同機能が備わっていれば、メニュー操作も音声で行うことができる。 視覚障害者はこれまで大活字本や点字絵本、専用機械で音声を再生するデイジー図書、対面朗読で図書館を利用してきたが、読書機会は限定的だった。 宇治市は2021年3月に一般向け電子図書館サービスを開始しており、19年施行の読書バリアフリー法も踏まえ、アクセシブルライブラリーを導入した。 2.人に優しいデジタル化貢献 デジタル庁「グッドアワード」 (2022年10月21日 徳島新聞 朝刊) 人に優しいデジタル化に貢献した取り組みを表彰するデジタル庁の「グッドデジタルアワード」で、電子書籍取次大手メディアドゥ(東京)の 視覚障害者向け電子図書館サービス「アクセシブルライブラリー」がグランプリに選ばれた。 アワードには355件の応募、教育など9部門でそれぞれ最優秀賞を選定。その中から最も優れた取り組みがグランプリとして選ばれた。 アクセシブルライブラリーは「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化という理念にぴったり合った」点が評価された。 メディアドゥは「開発に協力いただいた視覚障害者の方に対してこの賞をお届けしたい」としている。 3.長崎県の読書バリアフリー推進計画 市町立図書館と連携強化  (2022年10月26日 長崎新聞 本紙-1版) 障害の有無にかかわらず、誰もが読書を楽しみ、学べる環境を整備するため、長崎県は「読書バリアフリー推進計画」の策定を進めている。 県施設の視覚障害者ら向け支援サービスを周知する一方、各市町立図書館でも同様のサービスを提供できるよう施設間の連携を強化していく方針。 同計画の支援対象は、視覚障害者だけでなく、発達障害や知的障害で文字を読むのが苦手だったり、肢体不自由や高齢などで文字が見えにくくなったりした人。 長崎県視覚障害者情報センター(長崎市)や県立長崎図書館(ミライon図書館、大村市)には、こうした人々向けのサービスがある。 同センターは2021年度末時点の蔵書数がCD録音図書約5千冊、点字図書約2万冊など。 このほか、拡大図書や電子図書を自宅でダウンロードできる全国視覚障害者情報提供施設協会のインターネット図書館「サピエ図書館」のサービスも活用できる。 国は19年6月施行の読書バリアフリー法に基づき、20年7月に基本計画を策定した。 それを受け、ミライonは20年10月から、読書が困難な人向けの「視覚障害者等サービス」を開始。 サピエ図書館の利用や音声図書のデータをダウンロードしたCDの貸し出しなどをしている。視覚障害者以外の利用も想定するが、「周知不足」でまだ少ないという。 国の基本計画は各都道府県に対し、計画策定を努力義務としている。「長崎県読書バリアフリー推進計画案」は県ホームページや県教委生涯学習課などで閲覧可能。 問い合わせは同課(電095・894・3363)。 ***** 5 利用者参加コーナー ■文芸投稿コーナー 視覚障害者情報センターの利用者の方に投稿いただいた俳句、短歌、川柳をご紹介していきます。 なお、掲載の順番は受付順といたします。 【短歌】 キッチンに 菊花の香り 満ちており ゆがいて花弁 薄紅色に (キッチンに きっかのかおり みちており ゆがいてはなびら うすべにいろに) 秋風に ゆれるコスモス 花弁と 同じ色した ノートをもとめ (あきかぜに ゆれるコスモス はなびらと おなじいろした ノートをもとめ)                           坂上香代子 昨夜の雨 上がりし朝は 殊更に 木犀の香の著けく漂う (よべのあめ あがりしあさは ことさらに もくせいのかの しるけくただよう) 木犀の香の たち込むる 路地裏に 赤子の泣き声 久に聞きたり (もくせいのかの たちこむる ろじうらに あかごのなきごえ ひさにききたり) 日の暮れを ふんわり風が 連れてくる 遠き初恋 木犀の香よ (ひのくれを ふんわりかぜが つれてくる とおきはつこい もくせいのかよ)                          上林洋子 【川柳】 お祝いの 花火を焦らす にわか雨 (おいわいの はなびをじらす にわかあめ) 筆記具を 忘れて悩む 記憶力 (ひっきぐを わすれてなやむ きおくりょく) 練り上げた 策をまとめる 知恵袋 (ねりあげた さくをまとめる ちえぶくろ)               渡辺幸栄 駅工事 通りぬけ券 もらってる (えきこうじ とおりぬけけん もらってる) 指のくんれん 折り紙と 点字書き (ゆびのくんれん おりがみと てんじがき) コーラスの 衣装「もみじ」と 決めている (コーラスの いしょう「もみじ」と きめている)               でんでん虫 うちの柿 今年初めて 実をつけて (うちのかき ことしはじめて みをつけて) 朝夕に 撓な柿に 手でふれて (あさゆうに たわわなかきに てでふれて) 実るころ 鳥と私の きょうそうか (みのるころ とりとわたしの きょうそうか)               高橋正美 金なくも 家族の愛で 楽隠居 (かねなくも かぞくのあいで らくいんきょ) 制限が 緩み弾ける イブの夜 (せいげんが ゆるみはじける イブのよる) 神・仏 供に手を取り 平和な世 (かみほとけ ともにてをとり へいわなよ)               山茶花 投稿いただきました6名の皆様ありがとうございました。 文芸作品募集要領 1 募集 俳句、短歌、川柳の3部門のうちいずれかひとつ 2 募集作品 毎回お一人各3句、3首以内、自作、未発表の作品。   誤字、誤読などを防ぐため漢字や語句にはふりがなをつけてください。 3 応募締切・掲載  1月5日までに当センター必着。翌偶数月号(今回は2月号)のアイサポートだより文芸コーナーに掲載。 4 その他(表彰の実施)  掲載した作品について、にいがたアイサポートセンター内で審査を行い理事長賞、情報センター長賞などを設け、  翌年度の4月号で発表いたします。 ■アイサポートお悩み掲示板  前号から始動したコーナーです。視覚障害にまつわる普段のお悩みや困りごとで、普段誰に聞いてよいかわからない質問や生活の困りごとをお寄せいただき、 情報センターや自立支援室を含めたアイサポートセンターの職員が次号のアイサポートだよりの中でお答えしていきます。 アイサポートセンターの職員が知っているノウハウや知識がお役に立てそうなことであれば、内容は問いません。 個人的な困りごとのように感じていても、他にも同じようなことを感じておられる方は意外に多かったりするものです。 それでは今回のお悩みと回答をご紹介します。 (相談者:青汁さんより) ガラケーが2026年に使えなくなると聞き、次の機種をどうしたらよいか悩んでいます。 視覚障害者はiPhoneユーザーが多いと聞いたことがありますがやはりiPhoneが良いのでしょうか。視覚障害者におすすめの機種を知りたいです。 (アイサポートセンター職員の回答) 2026年で使用ができなくなるということはNTTドコモのらくらくホンをお使いでしょうか。 大手の携帯電話会社ではドコモが2026年3月末、ソフトバンクが2024年1月末にガラケーのメールなどのデータ通信や音声通話の使用ができなくなります (auは2022年3月末に終了)。 結論から申し上げると、おすすめの機種は「相談者様がどのように携帯電話を使いたいのか?」という部分によって変わってきます。 どんな使い方をしたいか、どんな機能がほしいか、というところが重要です。 機種の選定に関して「これまでのらくらくホンと同じ機能があれば十分」ということであれば、ガラケーと見た目も使い方もほぼ同じの 「ガラホ」のらくらくホンでも良いでしょう(「ガラホ」とは使い勝手は従来型のガラケーに近く、機能はスマホに近い端末のこと)。 スマホはボタンが無いため操作には多少の慣れが必要ですが、ガラホに比べ使用できる機能や便利な使い方がたくさんあります。 スマホでデイジー図書を再生させる、カメラで写し取った文字を音声で読ませる、音声アシスタントに呼び掛けて電話をかけさせるなど機能は豊富です。 スマホにはiPhoneとアンドロイドの2種類がありますが、視覚障害者のiPhone使用者は多い傾向にあります。その理由は3つあります。 理由1…文字の拡大や音声読み上げ機能等、視覚に障害のある方が便利に使える機能(アクセシビリティ機能)が最初から入っていること 理由2…便利に使えるアプリの種類が多いこと(アプリとはお好みに合わせて追加できる便利機能のようなものです) 理由3…晴眼者もiPhone使用者が多いので困った時にサポートを受けやすいこと 理由1に関しては、アンドロイドも文字の拡大や音声読み上げ機能に対応していますが、機種によっては購入した後にご自分で機能のダウンロードが必要となります。 以上の通り、機種選びの際には、相談者様がどんな使い方をしたいか、どんな機能がほしいかが重要となります。 また携帯電話は日常的に使用するものなので、使用しやすいのが一番かと思います。 購入の前に実際に携帯電話の現物を触ったり、どのように使いたいかを検討してみてください。 なお、視覚障害者向けの設定については、携帯電話ショップの店員さんも把握しきれていないことがあるので、 お困りの際はぜひ視覚障害者情報センターや自立支援室をご活用いただければと思います。 相談者様が納得のいく機種を見つけられることを願っております。 以上となりますが、お悩みをお寄せいただいた方は参考になったでしょうか。 引き続きお悩みを受け付けております。募集要項は以下の通りです。 <募集要項> (1)応募方法 お電話またはメールで受け付けます  TEL 025-381-8111 メール tosyo@ngt-shikaku.jp (2)応募時に必要な情報   ① お悩みや困りごとの内容   ② 記事掲載用のお名前(ペンネーム)   ③ 投稿者のお名前(後日内容について確認を取る場合の連絡用) (3)2022年2月号の応募締切:1月13日(金曜日)17時まで (4)注意事項  紙面の関係上で回答を掲載することができない場合や、個人の特定につながるような困り事やお悩みについては、  個別でお答えをさせていただきますので、あらかじめご了承ください。 ***** 6 県内主要文化施設の催事情報 施設名、所在地、問い合わせ先電話番号、催事名の順に掲載いたします。 内容については新型コロナウイルスの影響を考慮し、中止または延期となる可能性があります。 ご利用にあたっては直接施設に電話等でご照会ください。 <野外施設、博物館> ◆国営越後丘陵公園(長岡市宮本東方町字三ツ又1950番1) お問い合わせ 電話 0258-47-8001 【催事情報】 えちごスノーワールド(1月上旬から2月下旬) ◆新潟県立植物園(新潟市秋葉区金津186番地) お問い合わせ 電話 0250-24-6465 【催事情報】 企画展示「クリスマス展」(12月26日まで) ◆新潟県立歴史博物館(長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2) お問い合わせ 電話 0258-47-6130         【催事情報】 冬季テーマ展示「大河津分水と信濃川の治水」(1月15日まで) ◆新潟市歴史博物館 みなとぴあ(新潟市中央区柳島町2-10) お問い合わせ 電話 025-225-6111 【催事情報】 収蔵品展・新収蔵品展(2月5日まで) <音楽関連> ◆新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ(新潟市中央区一番堀通町3-2) お問い合わせ 電話 025-224-5521(チケット専用ダイヤル) 【催事情報】 東京バレエ団「くるみ割り人形」全2幕(12月25日:新潟県民会館) ◆長岡リリックホール(長岡市千秋3丁目1356番地6)  お問い合わせ 電話 0258-29-7715 【催事情報】 中嶋彰子(なかじまあきこ)ソプラノ・リサイタル(1月28日) ◆見附市文化ホール アルカディア(見附市昭和町2丁目1番1号) お問い合わせ 電話 0258-63-5321 【催事情報】 アルカディア少年少女合唱団 新春コンサート(1月15日) <美術関連> ◆新潟県立万代島美術館(新潟市中央区万代島5-1 朱鷺メッセ内 万代島ビル5階)  お問い合わせ 電話 025-290-6655 【催事情報】 庵野秀明(あんのひであき)展(1月9日まで) ◆新潟市美術館(新潟市中央区西大畑町5191-9) お問い合わせ 電話 025-223-1622 【催事情報】 コレクション展Ⅲ 新収蔵品から/彫刻の回廊(1月29日まで) ◆新潟市新津美術館(新潟市秋葉区蒲ケ沢109-1) お問い合わせ 電話 0250-25-1300 【催事情報】 黒井健(くろいけん)絵本原画展(12月25日まで) ◆新潟県立近代美術館(長岡市千秋3丁目278-14) お問い合わせ 電話 0258-28-4111 【催事情報】 展示室1「近代美術館の名品」、展示室2「命脈 命と美のつながり」 展示室3「堺時雄 ピクトリアリズムへの招待」(1月17日から4月9日) ***** 7 生活便利コーナー 見えなさ、見えにくさを抱えておられる方の日頃の生活を便利にするグッズや機器等をご紹介するコーナーです。 今回は『ヘルプマーク』についてご紹介いたします。 ヘルプマークは外見から分からなくても援助や配慮を必要とする方が、周囲に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成されたマークです。 2012年から東京都が独自の取り組みとして開始しましたが、現在では全ての都道府県に取り組みが広がり、新潟県でも県の施設や各市町村で配布をおこなっており、 新潟県視覚障害者情報センターでも配布しています。 タテ8.5センチ、ヨコ5センチくらいの大きさで、カバンなどにつけられるストラップが付いています。 赤い板状で、白の十字マークとハートマークが描かれています。 配布は無料で、書類や障害者手帳などの提示も必要ありません。申込者は県内在住のヘルプマークを必要とする本人または家族や支援者などの代理人に限ります。 申込者1人につき、1枚までの配布です。直接取りに行くことが難しい方は郵送での交付も可能ですが、各自治体や施設によっては郵送料がかかるので事前にご確認ください。 また、新潟県では『ヘルプカード』もヘルプマーク同様に希望者へ配布しています。 ヘルプカードとは、援助や配慮を必要としている障害のある方などが携帯し、いざというときに必要な支援や配慮を周囲の人にお願いするためのカードです。 災害時や緊急時など、周囲の人に手助けを求めたい時などに提示することで、あらかじめヘルプカードに記載してある 「お願いしたいこと」について手助けを求めることができます。 二つ折りの名刺サイズのカードで、外側には「お願いしたいこと」を自由に書き込めるスペースがあり、内側には氏名などの個人情報や、 病名やかかりつけ医療機関や緊急連絡先などが記入できます。ヘルプカードは各市町村で仕様が異なる場合もあります。 ***** 8 編集後記 我が家では猫を1匹飼っています。東日本大震災の日に生まれた子で、もう11歳の高齢猫の段階になってきました。 この猫、排泄がちょっとヘタで、たまにうんちをトイレに落としきれず、足まわりについてしまったものが床にコロンと転がることがあります。 これを我が家では「爆弾」と呼んでいて、座布団の影など見えにくいところに落ちているものは「地雷」と呼んでいます。 もちろん気づいたらすぐに片付けるのですが、地雷を踏んでしまうこともままあり…。「あーあ」と涙目になりながら、処理する日々です。 きっと運気が上がっているはずなので、金のなる木がそのうち生えてくることでしょう。 寒い時期になると布団に潜り込んでくるので湯たんぽ代わりにちょうどいいのですが、布団から出るときは必ず顔や腕を踏んでいきます。 恩を仇で返された気分になりますが癒しと温かさをくれる大切な存在です。 今年一年アイサポートセンターをご利用いただき、ありがとうございました。 2023年も職員一同、利用者の皆様に楽しんでいただけるような情報をお届けしてまいります。 皆様よいお年をお迎えください。 (県視障協自立支援室 小布山) ***** ※この「にいがたアイサポートだより」は、にいがたアイサポートセンターの利用者および関係団体向けとして無料で発行しております。 ~にいがたアイサポートセンターとは?~ 県視障協の施設の4部門(本部事業、視覚障害者情報センター、自立支援室、地域活動支援センター日だまり)をまとめた呼称です。 ※よりタイムリーな情報については、視覚障害者情報センターにてメール配信サービスをおこなっておりますので、そちらもご活用ください。    ※新潟県視覚障害者福祉協会では、点字資料の製作、CD、デイジーなど録音物の製作を承っております。お気軽にお問い合わせください。 (連絡先 電話025-381-8258 印刷事業部) ※このたよりの点字版製作にあたっては、新潟県視覚障害者福祉協会宛ての競輪の補助金で購入した点字プリンターを使用しております。      次号2023年2月号は、2023年2月21日頃発行予定です! にいがたアイサポートだより 第2号 2022年12月 (メールにいがた159号/福祉だより第118号) 発行:にいがたアイサポートセンター 新潟県視覚障害者情報センター 社会福祉法人 新潟県視覚障害者福祉協会 (掲載に関する連絡先:新潟県視覚障害者情報センター) 〒950-0121 新潟市江南区亀田向陽1-9-1 新潟ふれ愛プラザ内 TEL 025-381-8111 FAX 025-381-8115 メール tosyo@ngt-shikaku.jp ホームページ http://ngt-shikaku.jp/ 郵便振替:00510-5-93600