メールにいがた155号 2022年4月 にいがたアイサポートセンター 新潟県視覚障害者福祉協会 新潟県視覚障害者情報センター   ~ 今号の内容 ~ 1 4月から6月の休館日 ●4月から6月の休館日 ●ゴールデンウィーク中の休館日のお知らせ 2 視覚障害者情報センターからのお知らせ (1)利用者の皆様へお知らせ ●令和4年度のセンター事業計画・年間行事 ●情報センター主催・令和4年度上半期のイベント情報 ① 囲碁交流会 ② 点字体験会 ③ ふれ愛ブックトーク ●利用者アンケートの概要報告 ●センターのSNSを更新中です! ●文芸コーナー 令和3年度理事長賞、情報センター長賞の発表 ●希望者に点字レシピ集を差し上げます ●NPOオアシスよりCD便6号を寄贈いただきました (2)利用者参加コーナー ●利用者参加・文芸コーナー 3 お役立ち情報 ●新潟県視覚障害者福祉協会からのお知らせ (1)「ふれあい・いきいきサロン」のご案内 (2)アイフェスタ2022の開催予定について (3)北信越グランドソフトボール大会の開催について 4 視覚障害者関連団体からの情報 ●日視連&ネット情報 5 県内主要文化施設ガイド ◆編集後記    ※情報センターからのお役立ち情報として毎号掲載していた「サピエ 図書館人気ランキング」は3月のサピエ全面停止期間があった関係 で今号はお休みいたします。   ※利用者参加コーナー内で掲載している「生活の知恵シェア掲示板」は利用者の皆さんからの投稿がございませんでしたので、今号はお休みいたします。 ※巻末の「日常生活支援機器情報コーナー」は掲載ご協力者様のご都合により前号をもって中止しました。 ***** 1 4月から6月の休館日 ●4月から6月の休館日 4月(発行日以後) 4月25日(月曜日)、30日(土曜日) 5月2日(月曜日)、6日(金曜日)、7日(土曜日)、8日(日曜日)、9日(月曜日)、16日(月曜日)、23日(月曜日)、30日(月曜日) 6月6日(月曜日)、13日(月曜日)、20日(月曜日)、27日(月曜日) ※開館日の受付時間は午前9時から午後5時までです。 ●ゴールデンウィーク中の休館日のお知らせ 今年のゴールデンウィーク中の休館日は、4月30日(土曜日)、5月2日(月曜日)、6日(金曜日)から9日(月曜日)です。 また連休期間前後は他館からの図書の取り寄せに時間がかかることが想定されますので、図書の貸出希望はお早めにお申込みください。 ***** 2 視覚障害者情報センターからのお知らせ (1)利用者の皆様へお知らせ ●令和4年度のセンター事業計画・年間行事 1 事業計画 県内の視覚障害者の情報保障をめざし、利用者ニーズを踏まえた情報提供体制を充実させ利用を促進します。 また、利用者のアクセシビリティの向上のためデータ利用の推進、読書バリアフリー法制定に伴うタイムリーな情報提供や公立図書館等との連携、 利用者の豊かで文化的な生活を支援することを目的とした文化・スポーツ関連の情報提供、また読書関連イベントといった利用者参加型の催しについても注力して取り組みます。 (1)利用促進 利用者視点に立った情報センターの運営を行い、利用の促進を図るために次の事業を行います。 ア 情報センター事業推進懇談会の開催 イ 巡回ミーティングや利用者アンケートの実施による利用者ニーズ 把握  ウ 読書関連イベント等の文化事業の企画、開催 エ デジタル録音図書再生機器等の試用及びサポート オ 視覚障害者に便利な日常生活用品等の展示、試用 カ 移動情報センターの開設(巡回ミーティング及び福祉大会に合わせる) キ 晴眼者向けの普及啓発 ク 医療・リハビリテーション機関でのアウトリーチ型広報  (2)情報提供サービスの充実 視覚障害者の情報保障環境の整備と向上を図るため、次の事業を行います。 ア 点字、デイジー、テキストデイジー図書及び各種雑誌等の製作・貸出  イ 図書選定委員会の実施 ウ ICT機器の利用相談、操作方法支援 エ センターだよりの発行 オ 「サピエ」を活用した点字、録音及びテキストデイジー図書、雑誌の貸出及び情報提供、サピエの管理・運用  カ メーリングリストによるタイムリーな情報発信や、ホームページの内容充実  キ プライベートサービス(対面朗読、代筆等も含む)、レファレンスサービスの実施 ク デジタル録音図書再生機(プレクストーク)の貸出・利用支援 ケ 点字の普及啓発 2 センター主催年間行事(予定) 日時、行事名、会場(決定済のもののみ)を記載 5月14日(土曜日) 視覚障害サポーター養成講座 新潟ふれ愛プラザ 6月26日(日曜日)午後 囲碁交流会 新潟ふれ愛プラザ 6月下旬 令和4年度第1回図書選定委員会 7月3日(日曜日)午後 点字体験会 新潟ふれ愛プラザ 8月下旬から9月頃 第3回ふれ愛ブックトーク ※開催地検討中 9月から10月頃 音声訳ボランティア養成初級講座(県委託事業) 9月頃 点訳ボランティア養成中級講座(県委託事業) 10月末頃 秋の読書週間イベント ふれ愛朗読会 ※開催地検討中 11月3日(木曜日)アイフェスタ2022 長岡市社会福祉センター トモシア 11月18日(金)午後 センター事業推進懇談会 新潟ふれ愛プラザ 11月下旬 令和4年度第2回図書選定委員会 なお、新型コロナウイルスの感染拡大の状況等によっては日時の変更、中止となる場合があります。 また、詳細については、今後のセンターだよりでお知らせします。 ●情報センター主催・令和4年度上半期のイベント情報 ① 囲碁交流会 当センターでは文化事業の一環として令和2、3年度に囲碁体験会を開催しました。 今年度は、体験会参加者による囲碁対局の実施のみでなく自主サークルの立ち上げに向けた話し合いも行う予定です。 交流会には数名の経験豊富な先生をお願いし、対局または指導をいただきます。 1 日時 6月26日(日曜日)午後1時から3時半 2 会場 新潟ふれ愛プラザ 1階 集会室(畳の部屋になります) 3 対象者 体験会参加者のほか囲碁に興味のある方も大歓迎です。 4 定員 10名(先着順)(ガイドヘルパーを除く) 5 参加費 無料 6 申し込み方法・締め切り   6月3日(金)17時までに電話又はメールでお申し込みください。   TEL 025-381-8111  メール tosyo@ngt-shikaku.jp 7 備考 当日はウイルス感染対策をしての開催となります。参加の際はマスクの着用、手指のアルコール消毒をお願いいたします。 ② 点字体験会  私たちの身の回りにあるエレベーターや階段の手すり、ソースやジャムなどの入れ物など、点字が付いていることをご存じですか。 現在、点字を読める人が減ってきていますが、点字は見えない人・見えにくい人が触って読む文字で、日本の点字が考案されてから100年以上の歴史があります。 当センターでは昨年度に引き続き、点字に触れてみる体験会を開催します。点字は難しそう、触ってもわからないと感じられている方。 まずは身の回りにある触って便利な物に触れてみたり、周囲の点字に触れてみたりと気軽に楽しく体験してみませんか。 この機会にぜひ、ご参加ください。 1 日時 7月3日(日曜日)午後1時半から3時半 2 会場 新潟ふれ愛プラザ2階ミーティグルーム 3 対象者 点字に興味・関心がある点字触読ができない視覚障害者の方 4 定員 6名(先着順)(ガイドヘルパーを除く) 5 参加費 無料 6 申し込み方法・締め切り   6月24日(金)17時までに電話又はメールでお申し込みください。   TEL 025-381-8111  メール tosyo@ngt-shikaku.jp 7 備考 当日はウイルス感染対策をしての開催となります。参加の際はマスクの着用、手指のアルコール消毒をお願いいたします。 ③ ふれ愛ブックトーク 昨年11月に第2回を開催した読書関連イベント「ふれ愛ブックトーク」の第3回を今年度も8月下旬から9月頃に開催予定です(詳細は検討中)。 過去2回は当センターのあるふれ愛プラザにて開催しましたが、第3回は県内のいずれかの地域にて出張開催し、その地域の点訳・音声訳ボランティアの方にも 参加していただく形にできればと考えております。 よりたくさんの方に「トーク」していただき、また利用者の皆様と地域のボランティアの方々がふれあう機会にもできればと思います。 開催日やトークのテーマ、開催場所等の詳細は次号でまたお知らせいたします。なお、第2回から導入したZOOMを活用したオンライン参加も可能とする予定です。 ◆イベント説明:「ふれ愛ブックトーク」とは?? 世間的に定義・イメージされている「ブックトーク」は図書館職員がテーマに沿った本を一方的に紹介する、というものですが、当センター開催の 「ふれ愛ブックトーク」では紹介するのは職員だけでなく、参加される皆様にも設定テーマに関するおすすめの本を1人5分のリレー形式で紹介していただきます。 上手にお話していただくことが目的ではなく、本の面白さや心に響いた部分を参加者で共有する「トーク」が目的です。 読んだ本の感想や面白さを語りたいけれども、周囲に話せる人がいない。他の人がどんな本を読んでいるか知りたい。そんな方はぜひご参加ください。   ●利用者アンケートの概要報告 2021年12月から2022年1月にかけ、利用者の皆様(こちらで無作為に抽出した方)を対象にアンケートを実施いたしました。 アンケートにご回答くださいました皆様に心からお礼を申し上げ、概要をご報告いたします。 また、アンケート結果を基に、センターの事業やサービスのあり方を再考し、今まで以上に利用者の皆様に寄り添った情報提供を行っていきたいと考えております。 今後ともよろしくお願いいたします。 【令和3年度利用者アンケート結果概要報告】 送付者250名、回答者75名、回収率30% 1 アンケート回答者の傾向について 男女比はほぼ同数で、通常使用している文字は音声が48%、墨字使用者(標準文字・拡大文字含む)が29%、点字が23%であった。 アンケート回答者の年齢は60代、70代、80代全体の79%を占め70代が37%と一番多かった。 視覚障害の手帳等級では1級2級が全体の92%を占めていた。 回答者の76%は視覚障害のみを持つが、6%の人は聴覚障害(手帳無しも含む)を合わせて持っていた。 視力以外の見えにくさでは、屋外等の明るいところは、まぶしくて見えにくい、薄暗い場所が見えにくい、視野が欠損している、 目が疲れるという回答が回答者の約半数から得られた。 2 センターサービス、サピエについて 13の主なセンターサービスの満足度を5段階評価した結果、図書製作の水準や職員対応など7項目で「非常に満足」、「満足」と回答をした方が70%を超えていた。 他方、センターを利用せず、直接サピエを利用する人の数が年々増えていることから利用者のデジタル化が進んでいることがわかった。 3 情報センターへのご意見 センターへのお礼や感想、センターや社会に対する要望など32件のご意見を頂戴した。今後のセンターサービスや新たな情報提供を行う検討材料としたい。 センターだけでは対応できない内容(同行援護の地域間格差問題や日常生活用具の給付品目や給付対象に関すること)などについては 新潟県視覚障害者福祉協会と共有し、問題の改善に向けて引き続き努力していきたい。 ●センターのSNSを更新中です! 昨年度より、当センターのSNS(ソーシャルネットワーキングサービスの略。WEB上のコミュニティサイトのこと)の更新を本格始動させました。 具体的にはFacebookおよびTwitterを不定期更新しています。 内容は月ごとの休館日やセンターだより発行のお知らせ、センター内の模様替えの様子、ふれ愛プラザ周辺の四季の様子など 「情報センターを身近に感じてもらうこと」を目標に更新しています。 また視覚障害のことをよく知らない晴眼者の方、若い方などに、情報センターや視覚障害のことを知ってもらうこと(普及啓発)も大きな目標の一つです。 利用者の皆様・サポーターの皆様問わず、フォロー・ブックマークしていただきぜひご覧ください。 Facebook、Twitterのサイトを開いていただき「新潟県視覚障害者情報センター」と検索していただくことで更新内容や過去の配信内容をご覧いただけます。 ●文芸コーナー 令和3年度理事長賞、情報センター長賞の発表 昨年度は文芸コーナーに多くの投稿をいただきありがとうございました。 多数の作品の中から、視覚障害者福祉協会理事長と情報センター長が特に良かったと感じる作品を選出し、理事長賞と情報センター長賞を授与いたします。 受賞された皆様、おめでとうございます。ささやかではございますが、記念品をお送りいたします。 <令和3年度理事長賞> 【短歌】 文机の 奥より出でたる 万年筆 かつて好みし 若草色の (ふづくえの おくよりいでたる まんねんひつ かつてこのみし わかくさいろの)                            上林洋子 【川柳】 いつまでも 傘でありたい 母心 (いつまでも かさでありたい ははごころ) 渡辺幸栄 <令和3年度情報センター長賞> 【短歌】 初雪の 真綿のごとく 雪の下 赤きさざんか 鮮やかに咲く (はつゆきの まわたのごとく ゆきのした あかきさざんか あざやかにさく)                            坂上香代子 【川柳】 ワクチンで さよならしてよ コロナ君 (ワクチンで さよならしてよ コロナくん)                            小林恒雄 今回の受賞作は以上となりますが、令和4年度も引き続きたくさんの方からの投稿をお待ちしております。 ●希望者に点字レシピ集を差し上げます 公益社団法人すこやか食生活協会から点字のレシピ集「基本料理のアレンジレシピ(上下巻2冊セット)」を5部寄贈いただきました。 先着順でご希望の方に差し上げますので、希望される方は当センターまでご連絡ください。申し込み締め切りは2022年4月末までです。 内容は肉じゃがやオムレツなど定番料理の基本的なレシピとともに、それらの食材や味付けをひと工夫したアレンジレシピを紹介したもので、 大活字と透明な点字が併記されています。 なお、残部がなくなった場合は貸出用の蔵書が当センターにございますので、そちらをご利用ください。 (155号の新刊案内の中で点字19番、20番としてご紹介しています。) ●NPOオアシスよりCD便6号を寄贈いただきました NPO法人障害者自立支援センターオアシス(新潟市西区)から「飛び出せオアシスCD便」の6号を寄贈いただきました。 朗読あすなろ講師・樋口幸子(ひぐちさちこ)アナウンサーの進行により、まるでラジオ放送を聞いているかのような感覚でお聴きいただけます。 6号の内容は、ミニ講座、朗読、ヨガ、ヴァイオリン演奏など盛りだくさんで収録されています(収録時間:約60分)。 今回はCDを複数枚寄贈いただきましたので、先着4名の方に差し上げます。申し込み締め切りは2022年4月末までです。 また当センターで貸出もおこなっておりますので貸出希望の方もその旨をご連絡ください。 (2)利用者参加コーナー ●利用者参加・文芸コーナー このコーナーでは当センターの利用者の方に投稿いただいた俳句、短歌、川柳をご紹介していきます。 なお、掲載の順番は受付順といたします。 【短歌】 春を待つ 祈りと共に 求めしは ミントグリーンの ソックスひとつ (はるをまつ いのりとともに もとめしは ミントグリーンの ソックスひとつ) 病床の 母と二人で みたゆきは 音なくおちて はかなく消えた (びょうしょうの ははとふたりで みたゆきは おとなくおちて はかなくきえた)                            坂上香代子 新雪の 朝真っ白い 裏通り 我が家たずねた 猫の足跡 (しんせつの あさまっしろい うらどおり わがいえたずねた ねこのあしあと) 餅食べぬ 五十の息子と 二人居て 八十の吾 餅を食べきり (もちたべぬ ごじゅうのむすこと ふたりいて はちじゅうのわれ もちをたべきり) ご近所は 留守と定めて 古ピアノ 年の始めの 試しとてなど (ごきんじょは るすとさだめて ふるピアノ としのはじめの ためしとてなど)                            でんでん虫 中指に しっくりなじむ 指ぬきは 母の形見ぞ シャツを繕う (なかゆびに しっくりなじむ ゆびぬきは ははのかたみぞ シャツをつくろう) 薄日刺す 如月半ばの 公園の 芝生微かに 土の匂いす (うすびさす きさらぎなかばの こうえんの しばふかすかに つちのにおいす)                            上林洋子 【川柳】 運命に 抗うも尚 踊らされ (うんめいに あらがうもなお おどらされ) カレンダー 雪が桜に 衣替え (カレンダー ゆきがさくらに ころもがえ) 一言が 波紋を広げ 大津波 (ひとことが はもんをひろげ おおつなみ)                    流れ星 はやくきて フキノトウから くるメール (はやくきて フキノトウから くるメール) 蛇口から 自粛励ます 水光る (じゃぐちから じしゅくはげます みずひかる) 裸木の 枝から命 ふくらます (はだかぎの えだからいのち ふくらます) 本間光子 雪の下 ちゃんと芽を出す チューリップ (ゆきのした ちゃんとめをだす チューリップ) 白鳥が 旅立つころだ 北へむけ (はくちょうが たびだつころだ きたへむけ) ひなまつり 飾ったころが 懐かしい (ひなまつり かざったころが なつかしい)                    高橋正美 不器用な 口で本音が 滑り出る (ぶきような くちでほんねが すべりでる) いい目覚め 無事の喜び 噛みしめる (いいめざめ ぶじのよろこび かみしめる) うちとけて 心のかぎを 渡し合う (うちとけて こころのかぎを わたしあう)                    渡辺幸栄 投稿いただきました7名の皆様ありがとうございました。 文芸作品募集要領 1 募集 俳句、短歌、川柳の3部門のうちいずれかひとつ 2 募集作品 毎回お一人各3句、3首以内、自作、未発表の作品。        誤字、誤読等を防ぐため漢字や語句にはふりがなをつけてください。 3 応募締切・掲載 偶数月月末(今回は5月4日)までに当センター必着。翌偶数月号(今回は6月号)のメールにいがた文芸コーナーに掲載 4 その他(表彰の実施)  4、6、8、10、12、2月号に掲載した作品について、にいがたアイサポートセンター内で審査を行い理事長賞、情報センター長賞等を設け、翌年度の4月号で発表いたします。 *****   3 お役立ち情報 このコーナーでは、視覚障害に関する様々な行事や日常生活に役立つ情報を掲載しています。 次号(6月発行)に掲載したい情報は、5月5日(木曜日)までに当センターへご連絡ください。 ●新潟県視覚障害者福祉協会からのお知らせ 新潟県視覚障害者福祉協会が実施する主な行事等をお知らせします。 お問い合わせなどは視覚障害者福祉協会事務局へ。 〒950-0121 新潟市江南区亀田向陽1-9-1新潟ふれ愛プラザ内 電話 025-381-8130 FAX 025-381-8120 Eメール ngt.shikaku@cello.ocn.ne.jp (1)「ふれあい・いきいきサロン」のご案内 毎月第1と第3木曜日に新潟ふれ愛プラザで開設しているふれあい・いきいきサロン。 4月から5月の開設日をお知らせします。 自分の生い立ちの話や地域の話題、自分の見え方の悩みなどなんでも皆さんでお話しください。皆さんお誘い合わせのうえ、お気軽にお越しください。 ※事前の申し込みは不要ですが、新型コロナウイルスの感染状況により、安全のため中止する場合があります。 日時 4月21日(木曜日)、5月19日(木曜日) 何れの日も午後1時30分から3時30分 場所 新潟ふれ愛プラザ 2階 研修室等 (2)アイフェスタ2022の開催予定について     今年のアイフェスタの開催が決まりました。 開催方法を、昨年の柏崎市に引き続き地区巡回開催方式とし、令和4年度は11月3日(木曜日・祝日)に長岡市社会福祉センタートモシアを会場に開催を計画中です。 なお、プログラムの概要としては、「フォーラム」「巡回情報センター」「機器展示」などとしております。 詳細は、後日、決定次第ご案内いたします。 (3)北信越グランドソフトボール大会の開催について      第22回全国障害者スポーツ大会・グランドソフトボール競技地区予選兼第49回北信越グランドソフトボール大会が令和4年5月29日(日曜日) 午前9時から午後5時、上越市の今泉スポーツ広場(上越市大和6丁目4番)で開催されます。 当日は福井県、石川県、富山県、長野県、新潟県から選手70人が集まり、全国障害者スポーツ大会・グランドソフトボール競技の北信越ブロック代表を決定します。 *****  4 視覚障害者関連団体からの情報 日視連(社会福祉法人日本視覚障害者団体連合)、全視情協(特定非営利活動法人全国視覚障害者情報提供施設協会)などの情報を掲載いたします。 ●日視連&ネット情報 (1)視覚障害者も参加 手拍子で方向指示 旭川でレクボッチャ (2022年2月24日 北海道新聞 朝刊地方) パラリンピック正式種目の「ボッチャ」のルールを簡単にした「レクボッチャ」を楽しむ第6回旭川レクボッチャ選手権大会が、北海道旭川市内で開かれた。 視覚障害のある人も参加し、スタッフが投球方向を手拍子で知らせるなどしてサポートした。 ボッチャは、球を投げたり転がしたりして目標の球に近づけられるかを競う競技。大会は旭川パラスポーツ協議会が主催し、20日に開催。 旭川や富良野などの21チームが、3人一組で参加した。目標の球に寄せる好投があると、観客や参加者から拍手がわき起こった。 同大会にはこれまで、視覚障害のある人が参加したことはなかったが、旭川パラスポーツ協議会が「誰でもできるように」と、サポート方法を考案。 球を投げる前に審判が目標球の近くで手拍子をするなど、球が見えなくても参加できるよう工夫した。 視覚障害のある旭川市の舘石(たていし)昌浩さん(48歳)は「初めての参加だったが、スタッフや審判が工夫してくれて楽しめた」と話していた。 (2)絵画作品が審査員賞に 四国中央の作家・仙波(せんば)さん (2022年3月2日 愛媛新聞 朝刊) 障害者の芸術活動を支援する第4回「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 8(ダイバーシティインザアーツ エイト) 公募展」で、 愛媛県四国中央市妻鳥(めんどり)町のアート作家仙波慶伸(せんばひろのぶ)さん(75歳)制作の絵画作品が審査員賞に選ばれた。 仙波さんは「公募展を代表する賞に選ばれた。とてもうれしい」と笑顔を見せている。 作品は「Urban(アーバン)」(縦約120センチ、横約90センチ)と題した現代絵画で、米ニューヨークの都市をイメージしている。 多様な手法を用いて制作したのが特徴で、スプレーで着色したり、グラビアの一部を溶剤でこすり出したりしている。 仙波さんは20年ほど前にニューヨーク近郊で約1カ月間生活したことがあり「とても自由な街だと感じた」と言う。 「Urban」はこの時期に制作した作品。昨年、一部リメークして出品した。 公募展はインクルーシブ(分け隔てのない)な社会の実現を目指す日本財団(東京)のプロジェクトの一環として2018年度に始まった。 作品の素材やテーマは「自由」で、公募展を知った仙波さんは「多様性を重んじる価値観に共感した」と言う。 20年度の第3回展に初めて出品し「E-mail」と題した造形作品で入賞。第4回展は2度目の受賞となった。 仙波さんは遺伝性、進行性の難病「網膜色素変性症」を患う視覚障害者。幼少の頃から暗い所が見えず、40歳ごろから色覚障害が始まり、 50歳ごろには視野が狭くなって一人歩きが困難になった。60歳ごろからはほとんど目が見えなくなったという。 高校生の時に油絵を描き始めて以降、表現方法を工夫しながらアート活動を続けており、現在は仲間らと造形作品の展示会を開くなどしている。 残存視力と触覚、そして培った感覚を基に、時に人の「目」も借りながら作品に臨んでいる。 仙波さんは「この受賞を励みにしたい。四国中央市が、これまで以上に多様性に対応した街になるようアートを通じて取り組んでいきたい」と話している。 (3)青信号 スマホで伝える 愛媛県警 松山でシステム導入 (2022年3月9日 読売新聞 大阪朝刊) ◆視覚障害者 アプリ利用 愛媛県警は17日、愛媛県松山市内の交差点5か所で視覚障害者の横断をサポートする「高度化PICS(ピックス)(歩行者等支援情報通信システム)」の運用を始める。 信号機に無線装置を取り付けて視覚障害者のスマートフォンに信号情報を伝える仕組みで、渡り終えられない場合に青信号の時間延長もできるという。 運用開始を前に、県警は8日、松山市久万ノ台(くまのだい)の松山盲学校北交差点で体験会を開き、県立松山盲学校の教職員や生徒ら8人が無料のアプリ 「信GO!」をスマホにダウンロードしてシステムを確認した。 交差点に近づくと、スマホから音声で「松山盲学校北交差点です」と流れ、次に歩行者用信号が青になると「南北方向が青」と知らせた。 生徒らは音声を聞きながら、白杖をついて横断歩道を渡った。県警によると、県内の信号機は1977機で、このうち青信号を音声で知らせる「音響信号機」は161機。 これも夜間や早朝に住民から苦情が寄せられ、時間帯によって音声の使用が制限されることから、県警は24時間対応できる新たな仕組みとして、高度化PICSを初めて導入した。 松山盲学校高等部1年の高橋桜流(さくら)さん(16歳)は「どの交差点に来たのかが分かり、夜間でも使えるので安心」と語った。 警察庁によると、1月末時点で全国の7県警が高度化PICSを運用しているという。 ***** 5 県内主要文化施設ガイド 紙面上の都合により従来の「県内主要文化施設が企画・主催する行事」を改めて「県内主要文化施設ガイド」を掲載します。 施設名、所在地、問い合わせ先電話番号、催事名の順に掲載いたします。 内容については新型コロナウイルスの影響を考慮し、中止または延期となる可能性があります。ご利用にあたっては直接施設に電話等でご照会下さい。 野外施設、博物館 国営越後丘陵公園(長岡市宮本東方町字三ツ又1950番1) お問い合わせ 電話 0258-47-8001 ◆催事情報 チューリップまつり(4月下旬から5月上旬) 新潟県立植物園(新潟市秋葉区金津186番地) お問い合わせ 電話 0250-24-6465 ◆催事情報 企画展示「にいがたの花 シャクナゲ・ツツジ」(5月15日まで)  新潟県立歴史博物館(長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2) お問い合わせ 電話 0258-47-6130         ◆催事情報 春季企画展「浮世絵にみる江戸美人のよそおい」(4月23日から6月5日) 新潟市歴史博物館 みなとぴあ(新潟市中央区柳島町2-10) お問い合わせ 電話 025-225-6111 ◆催事情報 「にいがたの中世」(5月29日まで) 音楽関連 新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ(新潟市中央区一番堀通町3-2) お問い合わせ 電話 025-224-5521(チケット専用ダイヤル) ◆催事情報 りゅーとぴあ・1コイン・コンサート 天上の響きオルガン(5月13日)  長岡リリックホール(長岡市千秋3丁目1356番地6)  お問い合わせ 電話 0258-29-7715 ◆催事情報 松田華音ピアノ・リサイタル(5月21日) 見附市文化ホール アルカディア(見附市昭和町2丁目1番1号) お問い合わせ 電話 0258-63-5321 ◆催事情報 アルカディア少年少女合唱団 スプリングキッズステージ(6月19日) 上越文化会館(上越市新光町1丁目9番10号) お問い合わせ 電話 025-525-4103) ◆催事情報 松山千春コンサートツアー2022春(5月5日) 美術関連 新潟県立万代島美術館(新潟市中央区万代島5-1 朱鷺メッセ内  万代島ビル5階)  お問い合わせ 電話 025-290-6655 ◆催事情報 ボストン美術館所蔵 武者たちの物語(4月23日から6月19日) 新潟市美術館(新潟市中央区西大畑町5191-9) お問い合わせ 電話 025-223-1622 ◆催事情報 「宮城県美術館所蔵 絵本原画の世界2022」(5月22日まで) 新潟市新津美術館(新潟市秋葉区蒲ケ沢109-1) お問い合わせ 電話 0250-25-1300 ◆催事情報 ミニチュア ライフ展2 田中達也 見立ての世界(5月15日まで) 新潟県立近代美術館(長岡市千秋3丁目278-14) お問い合わせ 電話 0258-28-4111 ◆催事情報 平等院鳳凰堂と浄土院 その美と信仰(4月23日から6月5日) ***** ◆編集後記 新潟市のこの冬の最深積雪値は2月13日の13cm。一方、津南町では2月24日に積雪が419cmまで増加し、観測史上1位の記録を更新しました。 ニュースで天気予報を見ていると雪雲が佐渡から新潟市周辺にかけて切れている画像をよく見かけました。 新潟地方気象台の台長さんだった方にお聞きしたこともあったのですが、新潟が佐渡が島の陰に入って雪が少ないという研究は今のところないとのことでした。 電車通勤の私は昨年は大雪の影響でバスを乗り継いだり、1時間以上も電車の中で待たされたりして大変な思いをしましたが、今年はそんなこともなく 快適な冬を過ごすことができました。 桜の開花が待ち遠しく、車載用の小さな自転車を買ったので朝早く出勤してふれあいプラザ近くの桜並木を見に行きたいと思っています。 (斎藤) ***** 次号は、2022年6月20日頃発行予定です♪ メールにいがた(新潟県視覚障害者情報センターだより) ( 第155号 2022年4月 ) 発行:社会福祉法人 新潟県視覚障害者福祉協会 にいがたアイサポートセンター 新潟県視覚障害者情報センター 〒950-0121 新潟市江南区亀田向陽1-9-1 新潟ふれ愛プラザ内 TEL 025-381-8111 FAX 025-381-8115 メール tosyo@ngt-shikaku.jp ホームページ http://ngt-shikaku.jp/ 郵便振替:00510-5-93600