にいがたアイサポートだより 第11号 2024年6月発行 (メールにいがた168号/福祉だより第127号) ~ 今号の目次 ~ 1 みちしるべ ~アイサポートセンター代表挨拶~ 2 アイサポートセンターからのお知らせ  アイフェスタ2024の開催について / アイサポートセンターの令和6年度事業計画について ○県視覚障害者情報センターより  休館日のお知らせ / 4月号掲載の点字レシピ集 当選者のお知らせ /  アイサポートだより文芸コーナーの募集内容変更点について /  2025年よりリンクポケットからのサピエ直接利用ができなくなります ○自立支援室より  ふれあい・いきいきサロンのご案内 3 県内および全国のニュースや視覚障害に関連する動向 4 利用者参加コーナー  文芸投稿コーナー / お悩み掲示板 今号のテーマ:リンクポケットの代わりになる機器は? 5 県内主要文化施設の催事情報 6 生活便利情報コーナー 今号のテーマ:サインガイド 7 編集後記 (視覚障害者情報センター・堤) ***** 1 みちしるべ~アイサポートセンター代表挨拶~ 新潟県視覚障害者福祉協会 理事長 木村弘美 今年もまた梅雨入りのニュースが気になる季節となりました。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。 雨の日は気分も憂鬱になりがちですが、この時期の雨は稲が実を結ぶために大切なもの。 秋の豊作を願いつつ、せめておしゃれなレインブーツで気分を上げてみようかと思っています。 体調を崩しやすい時期でもございますので、皆様どうぞお体ご自愛ください。 さて、この3月、二つの催しにご招待いただき楽しいひとときを過ごすことができました。 どちらの催しも開催にあたって、私たちが参加しやすいようご配慮いただいたものでした。 一つ目は3月1日(金曜日)ふれ愛プラザにて開催されたヴァイオリニストの奥村愛さんのコンサートです。 国内主要オーケストラや、世界各国のオーケストラとの共演を多数重ねている奥村愛さんのコンサートが普段利用しているふれ愛プラザの体育館が会場ということで 参加しやすくありがたかったです。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの音色に心洗われ、とても清々しい気持ちになりました。 二つ目は3月16日(土曜日)新潟市巻文化会館にて開催されたバリアフリーお笑いライブ「耳で楽しむ漫才ライブ」です。 前半は通常の漫才ライブ、後半は舞台も客席も真っ暗にして、暗闇の中で漫才を楽しむ、新しい形の漫才ライブ。 ラジオや音声データとは違う劇場ならではの迫力や躍動を楽しんでほしいとの主催者の思いから開催されたものです。 当日は一般のお客様と共に大勢の視覚障害者が漫才ライブを楽しみました。 前半の通常ライブでもたくさん笑わせていただきましたが、後半の暗闇でのライブでは出演者の「言葉で伝える」というプロの迫力を感じ、久しぶりにお腹が痛くなるくらい笑いました。 今回の漫才ライブでは同伴者を含めてのご招待や送迎バス、点字パンフレットの用意等のご配慮をいただきました。 笑顔は幸せの源です。感動は明日への活力につながるものと信じます。楽しいひとときをくださった皆様に改めて感謝申し上げます。 *****   2 アイサポートセンターからのお知らせ ■アイフェスタ2024の開催について アイフェスタ2024の開催について概要をお知らせします。参加は申し込み不要です。 ただしビジョンサポート相談会についてのみ事前予約が必要です。お申込みは、9月30日(月曜日)までに事務局(電話 025-381-8118)へお願いいたします。 ○実施概要 アイフェスタ2024<視覚障害を医療と福祉でサポート> 1 日時 令和6年10月6日(日曜日) 午前10時から午後4時30分(受付:9時30分から) 2 会場 小千谷市民学習センター 楽集館(がくしゅうかん)3階ホールほか  〒947-0035 小千谷市上ノ山4丁目4番2号 電話 0258-82-8282 3 参加費・入場料 無料 4 共催 小千谷市視覚障害者福祉協会、新潟県眼科医会 5 問い合わせ先 新潟県視覚障害者福祉協会  電話:025-381-8118 FAX:025-381-8120 Eメール:ngt.shikaku@cello.ocn.ne.jp  6 事業内容 (1)開会式 午後1時 来賓祝辞 (2)パネルディスカッション(新潟の防災) (3)アトラクション (午後3時10分から3時40分) ヴァイオリンの演奏 (4)次期開催地代表あいさつ、閉会式 7 終日イベント(午前10時から午後4時30分)  ①福祉機器展及び体験  ②白杖歩行体験会  ③地域活動支援センター「日だまり」授産品販売  ④巡回情報センター  ・視覚障害者情報センターコーナー  ・ボランティア紹介コーナー  ・公立図書館紹介コーナー 8 同時開催  ①ビジョンサポート相談会  会場 小千谷市民学習センター 楽集館 3階 第5、6学習室  時間 午前10時から午後4時  ※眼科医師と福祉相談員、訓練指導員が対応いたします  ②おぢや震災ミュージアム そなえ館  会場 小千谷市民学習センター 楽集館 2階  時間 午後1時から午後4時  ※新潟県中越大震災発生当時を4D×3Dで体験することができます ■アイサポートセンターの令和6年度事業計画について 令和6年度の事業計画の概要をお知らせいたします。 予算規模は約8900万円です。 1 事業方針 令和6年度の事業計画は、新潟県の指定管理事業である視覚障害者情報センターの次期指定管理受託決定など、財政見通しを含め推進体制が概ね整ったことから、 「にいがたアイサポートセンター」の社会的役割を広報し、中途視覚障害者やロービジョンの方の潜在ニーズの掘り起こしを重点に策定いたしました。 主な事業の方針は以下の通りです。 これまで中期的に充実強化してきた自立支援室事業においては、当事者に対して医療と福祉、地域の連携によるシームレスな支援モデルの構築を進めながら、相談からアウトリーチ訓練を主体に多様な支援を行います。 法人収入の基幹である印刷事業については、当事者の情報保障を確立していくために、自治体からの広報や選挙公報などの受託製作や民間事業者からの業務も積極的に受注して参ります。 地域活動支援センター事業(日だまり)では、「かたろう!つくろう!かんじよう!」をモットーに、日々創意工夫に努め福祉サービスを提供いたします。 視覚障害者情報センター事業においては、読書バリアフリー法および障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法に基づいた活動を推進し、 点訳や音声訳、デジタル化等による情報提供について充実を図って参ります。 併せて、利用者のニーズを踏まえたICT支援やサポーターの養成、公立図書館との連携を進め自治体における読書バリアフリー化への支援を行います。 当事者活動の中心である会員事業では、自立支援室事業と相まって、各地区主体のイベントとタイアップし、情報の共有や潜在ニーズの掘り起こしを図り、 市区町村レベルの個別具体的な要望活動への支援他、幅広い支援につながるよう努めて参ります。 当事者団体としての運動である要望活動については、日視連の方針に合わせ、自治体等へ働きかけを行って参ります。 具体的には、改正障害者差別解消法が令和6年4月から施行されることから、「差別解消対策」「福祉サービス向上対策」「災害時対策」などに関しては、 各要望先と毎年定期的に改善の進捗検証のための意見交換会を開催して参ります。 特に公共交通事業者への移動の保障関連要望については、令和5年度に見直された国のガイドラインに基づく移動のバリアフリー化を強く要望して参ります。 また、高齢化により更に需要が高まりつつある同行援護制度については、引き続き研修事業を行い質量の向上を図り、当事者にとって利用しやすい制度となるよう一翼を担い努めて参ります。 以上の方針により、令和6年度も引き続き「連帯と発展」に向け、次の事業を進めて参ります。 2 実施事業 (1)地域生活支援事業等 自立支援室を拠点とし、歩行訓練士・相談員がチームによる支援を行います。 ①視覚障害者生活訓練事業等 ア 視覚障害者生活訓練事業  ・ふれあいいきいきサロン・巡回ミーティングの開催   交流、情報交換の場として定期的に開催  ・アイフェスタ2024・ビジョンサポート相談会の同時開催   期日・会場 10月6日(日曜日)   小千谷市民学習センター 楽集館 イ 中途失明者緊急生活訓練事業  ・アウトリーチ等による個別の生活訓練  ・生活相談・歩行訓練・ICT訓練・日常生活動作訓練・点字訓練 他 ②総合相談  ・公共機関・企業・各団体からの相談対応・コンサルテーション ③購買支援  ・補装具・日常生活用具等の購入・利用に際しての相談支援 (2)印刷事業 公共機関・企業・各団体から業務を受託し協会予算の確保に努めます。 ①新潟県受託事業の点字にいがたの点字・音声訳製作 ②新潟市受託事業の行政広報誌等の点字・音声訳製作 ③選挙広報の点字・音声訳製作 ④企業・各団体の点字・音声訳製作 (3)地域活動支援センター事業(日だまり) 視覚障害者の地域活動を支援するため日だまりを運営します。 作業内容 点字広報誌等封入、ロッソ編み、石鹸・アクリルタワシ・雑巾等作成 その他 ①行事 季節の行事、社会見学等 (4)視覚障害者情報センター事業 視覚障害者ひとりひとりに合わせた「情報保障の拠点」として、それぞれが自分らしく、豊かで安心できるくらしを送る権利を保障するよう、支援・活動していきます。 ①視覚障害者のニーズに合わせた情報提供の実施 見え方やライフスタイルが異なる視覚障害者のニーズに沿えるよう相談に応じるほか、様々な媒体・手段による情報提供を充実させます。 点字、音声、テキストデータによる図書製作や情報提供を行い、またそれらを使用するための機器が必要な場合はその操作支援を行います。 さらに、生活に役立つ情報、文化活動やレクリエーション活動等の情報についても積極的に提供します。 ア 利用者向け情報提供の取り組み  ・点字、デイジー、テキストデイジー図書及び各種雑誌等の製作・貸出  ・プライベートサービス(対面朗読サービス、図書等の点訳・音声訳サー ビス、代筆サービス等)、レファレンスサービスの実施  ・「にいがたアイサポートだより」の発行  ・メーリングリストによるタイムリーな情報発信や、ホームページの内容 充実、SNSの活用  ・「サピエ図書館」を活用した点字、録音及びテキストデイジー図書、雑誌の貸出及び情報提供 イ 利用者ニーズ把握の取り組み  ・事業推進懇談会や図書選定委員会の開催  ・利用者アンケートの実施 ウ 情報入手機器の操作支援に関する取り組み  ・読書のための機器操作支援の実施  ・デジタル録音図書再生機の貸出 ②視覚障害者への県内支援体制の整備 情報センターの事業を支え、かつ地域における視覚障害者のよき理解者・支援者である点訳ボランティア、音声訳ボランティア等の養成及びそのグループ活動を支援します。 また、関係機関と連携・協力し、視覚障害者の生活環境の向上と、センター事業の効率的、効果的な推進に努めます。 ア 県内で活動するボランティア養成の取り組み  ・点訳奉仕員・音声訳奉仕員養成講座の開催  ・登録ボランティア養成講座や登録ボランティア研修会の開催  ・視覚障害サポーター養成講座の開催 イ 各県内団体との連携・協力の取り組み  ・県内点訳・音声訳ボランティア団体との連携  ・公共図書館との連携(視覚障害者向けサービスやバリアフリー読書サービスの推進と支援体制を構築)  ・各自治体、その他団体や機関との連携 ウ 県内巡回型イベントの取り組み  ・移動情報センターの開設(巡回ミーティング及びアイフェスタにいがた で同時開催) エ その他の取り組み  ・施設見学・体験学習等の受け入れ (5)会員事業 ①日本視覚障害者団体連合、各地区の情報提供 ②各地区の市区町村への要望活動の支援 ③代表者会議 未定 (6)その他 ①関係機関・団体等との連携・協力の強化 ア 日本視覚障害者団体連合関係行事への参加 イ 視覚障害リハビリテーションネットワーク(ささだんごネット)との連携 ウ 眼科医会との連携 エ 当事者団体との連携  新潟県視覚障害者連絡会議(通称:新視連(しんしれん))  ・期日・会場 7月7日(日曜日)・新潟市総合福祉会館  ・内容 新潟県、新潟市、JR東日本新潟支社及び新潟交通等への要望 ②支援者養成・啓蒙活動 ア 同行援護従業者養成研修の実施  ・期日 5月13日(月曜日)・14日(火曜日)・20日(月曜日)・21日(火曜日)  ・会場 新潟ふれ愛プラザ イ 公共機関・企業・各団体の視覚障害者接遇研修への講師派遣 ウ 学校の福祉学習への講師派遣 エ 大学実習生、体験学習及び福祉施設研修の受入れ ③財政基盤の強化 ア 公共機関・企業・各団体へ、点訳・音声訳広報製作の必要性の働きかけ イ 賛助会入会促進の勧誘活動 ●日本視覚障害者団体連合(日視連)関係行事 (1)第77回全国視覚障害者福祉大会(熊本県大会) 6月2日(日曜日)・3日(月曜日) (2)第70回全国視覚障害女性研修大会(香川県大会) 9月4日(水曜日)・5日(木曜日) (3)日視連北信越ブロック会長連絡会議 8月27日(火曜日)・28日(水曜日) 長野県 (4)日視連北信越ブロック大会 11月30日(土曜日)・12月1日(日曜日) 新潟県(アートホテル新潟駅前) (5)第51回北信越グランドソフトボール大会兼第24回全国障害者スポーツ大会グランドソフトボール競技地区予選 5月18日(土曜日)・19日(日曜日) 福井県  (6)第34回北信越ブロックサウンドテーブルテニス大会 10月19日(土曜日)から20日(日曜日) 石川県 (7)日視連女性協議会全国委員会並びに全国代表者会議・東京都 3月(予定) ○県視覚障害者情報センターより ■休館日のお知らせ 今号発行日以降の休館日予定は以下の通りです。 <6月>17日(月曜日)、24日(月曜日) <7月>1日(月曜日)、8日(月曜日)、15日(月曜日)、16日(火曜日)、22日(月曜日)、29(月曜日) <8月>5日(月曜日)、12日(月曜日)、13日(火曜日)、14日(水曜日)、19日(月曜日)、26日(月曜日) ※開館日の受付時間は午前9時から午後5時までです。 ■アイサポートだより文芸コーナーの募集内容変更点について にいがたアイサポートだよりでは利用者の皆様から文芸作品を募集し、掲載する文芸コーナーを毎回設けております。 このコーナーの募集要項について次号8月号から一部を変更いたします。変更点は以下の通りです。 <変更点> 応募部門について従来は「俳句、短歌、川柳の3部門のうちいずれかひとつ」おひとりにつき3句、3首以内としていましたが、今後は部門をまたいでの応募も可とします。 また部門ごとに最大3作品まで応募可とします。 アイサポートだよりの文芸コーナーは季語や字余り・字足らず等気にせず、基本的には皆さんに自由な発想でのびのびと作っていただければと思っております。 この機会にぜひたくさんの応募をお待ちしております。 <参考:俳句と川柳と短歌の違い> 俳句…五・七・五、季語あり 川柳…五・七・五、季語などは不問 短歌…五・七・五・七・七 ■4月号掲載の点字レシピ集 当選者のお知らせ 前号のアイサポートだよりに掲載しました点字レシピ集の当選者は、発送をもちまして発表とさせていただきます。 ご応募いただいた皆様は、ありがとうございました。 ■2025年よりリンクポケットからのサピエ直接利用ができなくなります 全国視覚障害者情報提供施設協会(全視情協)より、来年2月から3月以降、リンクポケットでサピエデイジーオンラインサービスが使用できなくなる旨、 お知らせがありましたので利用者の皆様へもご連絡いたします。 (以下、案内文を掲載いたします) 平素はサピエをご利用いただきありがとうございます。 このたびは、サピエの情報漏洩対策(TLSの更新)により、2025年2月から3月以降、リンクポケットでサピエデイジーオンラインサービスが使えなくなることをお知らせいたします。 TLSは、インターネットにおいてデータを暗号化したり、なりすましを防いだりするための国際標準規格のひとつです。 いくつかのバージョンがあり、1.0/1.1などの古いバージョンには脆弱性があることが知られています。 TLSで通信をする場合は、1.2以上のバージョンが推奨されていると同時に、今日では、1.2での通信が主流となっていますが、サピエは現在TLS1.0/1.1も有効な状態になっています。 こうした状況から、サピエ会員の皆様の個人情報と資料の著作権を保護するため、サピエの情報漏洩対策(TLS1.0/1.1暗号化通信の無効化)を実施します。 作業時期は、2025(令和7)年2月から3月頃の予定です。 作業後は、シナノケンシ社製「プレクストークPTP1リンクポケット」のサピエデイジーオンラインサービスメニューで、ネット閲覧室の利用、図書や雑誌の検索、 試し読みやダウンロードができなくなります。 一方で、SDカードやUSBメモリ、内蔵メモリ内のデイジー図書は、これまで通り再生することができ、付属のCDドライブからデイジー図書の再生や取り込みも行えます。 また、パソコンを使ってサピエのホームページやMy Book等のソフトでデイジー図書を検索し、SDカードにダウンロードをしてリンクポケットで再生することができます。 他の機器やアプリへの移行についてのご相談は、サピエサポートセンターやご利用されている施設までお願いいたします。 サピエの利用者の個人情報と、図書の著作権を守るために必要な作業となりますので、どうかご理解を賜りますようお願い申し上げます。 下記に現在良く使用されているサピエ対応機器・ソフトを掲載します。 ◆サピエにインターネット接続して使う機器 ・プレクストークPTR3 ・センスプレーヤー ・My Book Neo(マイブックネオ)(パソコン用ソフト) ・Net PLEXTALK Pro(ネットプレクストークプロ)(パソコン用ソフト) ・雛菊の時間(パソコン用ソフト) ・ボイスオブデイジー5(iPhone(アイフォーン)やiPad(アイパッド)で使えるアプリ) ・My Book(マイブック)モバイル(iPhone(アイフォーン)やiPad(アイパッド)で使えるアプリ) ・ブレイルセンスシックス(点字ディスプレイ) ・ブレイルセンスシックスミニ(点字ディスプレイ) ・ブレイルセンスポラリス(点字ディスプレイ) ・ブレイルセンスポラリスミニ(点字ディスプレイ) ◆インターネットに接続しないで使う機器 ・プレクストークPTN3 ・プレクストークリンクポケットPTP1/LINK(25年2月から3月までは接続可) ・プレクストークPTP1 ・AMIS(アミ)(パソコン用ソフト) ・ブレイルメモスマートAir16(点字ディスプレイ) ・ブレイルメモスマートAir32(点字ディスプレイ) (以上、案内文ここまで) なお、今号の利用者参加コーナーの「お悩み掲示板」の中で、この話題についてもふれていますので、併せて参考にしてください。 ○自立支援室より ■ふれあい・いきいきサロンのご案内 「ふれあい・いきいきサロン」の7月から8月の開催のお知らせです。毎月第1と第3木曜日に新潟ふれ愛プラザで開設しています。 ご自分の見え方の悩みや生活の工夫、地域の話題など、皆さんでお話し、情報交換をしています。最近は、サラリーマン川柳や北陸地方の旅行などのお話がでていました。 皆さんお誘い合わせのうえ、お気軽にお越しください。事前の申し込みは不要です。 日時 7月4日、7月18日、8月1日、8月15日    いずれの日も13時30分から15時00分 場所 新潟市江南区亀田向陽1-9-1新潟ふれ愛プラザ 2階 研修室 ***** 3 県内および全国のニュースや視覚障害に関連する動向 ■改正障害者差別解消法の施行について(改正点) (2024年4月1日 内閣府広報より抜粋) 障害者の希望申し出に合わせて困りごとに対応する「合理的配慮」が4月1日から企業など民間事業者に義務付けられました。改正の概要は次のとおりです。 不当な差別的取り扱いを受けた、合理的配慮を提供してもらえなかったなど、困ったことがあったら、最寄りの市町村の障害福祉担当部署、 相談センター「つなぐ窓口」などに相談してください。 1 趣旨  これまで国や自治体に義務付けていた配慮を民間へ拡大し、障害者が参加しやすい社会の実現を促します。 2 改正点 (1)事業者側は過重な負担にならない範囲で対応する。 (2)「特別扱いはできない」と一律に拒むことは認められず「建設的対話」で解決策を探る。 (3)前例がないとの理由で全く対応しない場合は違反になる。 (4)合理的配慮の範囲は「本来の業務に付随するものに限られる」。 (5)違反かどうかの線引きは曖昧で「過重な負担」の範囲も企業規模など個別の状況に応じて異なるため、話し合いで解決できない場合は、自治体や関係省庁が事実確認をして調整に入る。 (6)内閣府は障害者や事業者が相談できる「つなぐ窓口」を開設し、自治体や関係省庁に取り次ぐ。相談電話0120-262-701(毎日10時から17時まで。祝日、年末年始を除く) ■新聞・マスコミ情報(日視連情報より抜粋) 1.「耳で楽しむ漫才ライブ」 視覚障害ある人もない人も 新潟 (2024年3月16日 共同通信) 3月16日、新潟市で人気お笑いコンビ「ナイツ」など計6組が出演して、視覚障害がある人もない人も同じようにお笑いを楽しんでもらうため、 照明を落とした中で行う「耳で楽しむ漫才ライブ」が開かれた。視覚障害者と同伴者約130人を含めて800人ほどの笑い声が会場に響いた。 2.AIカメラ横断歩道検知 視覚障害者の単独歩行支援 (2024年3月21日 西日本新聞) 3月20日、福岡市内で視覚障害者の安全歩行を支援する機器の実証実験があった。 利用者に着けた人工知能(AI)搭載カメラが横断歩道の赤信号などを検知し、白杖に付ける機器の振動で危険を知らせる仕組み。 駅ホームや横断歩道で実験を重ね、2024年度末の実用化を目指している。 3.障害者への接客の再点検を(社説) (2024年3月27日 日本経済新聞 朝刊) 4月1日から改正障害者差別解消法が施行。流通・サービス業などの企業や各種団体は、障害のある人々が利用しやすいよう配慮することが義務になる。 事業者には「合理的配慮」の範囲がわかりにくいとの声があり、建設的対話を通じ最適な策を工夫するよう期待している。接客や応対の体制は万全か改めて点検すべきとの主張。 4.桑名市 目のハンディにHP対応 支援機能の実証実験 三重 (2024年4月10日 毎日新聞 地方版 三重) 桑名市(三重県)は4月から市のホームページに、目にハンディがある人も利用しやすいように工夫した「ウェブアクセシビリティー機能」を試験的に導入した。 この分野のスタートアップ企業と連携した取り組みで、ウェブのバリアフリー化を目指している。 5.タッチパネル普及 潜むバリアー 目が見えない人 操作困った (2024年4月14日 中日新聞 朝刊) セルフレジや飲食店の注文、銀行ATMの一部操作、マイナ保険証利用時の暗証番号入力などの場面で、タッチパネルの普及が進む。 人件費削減やデジタル化の推進が、視覚障害者の暮らしに新たな壁をつくっている。 目の見えない人にはパネルはどこを押していいのか分からず、「自立を阻まれている」と感じる。 ***** 4 利用者参加コーナー ■文芸投稿コーナー このコーナーでは当センターの利用者の方に投稿いただいた俳句、短歌、川柳をご紹介していきます。なお、掲載の順番は受付順といたします。 【俳句】 チューリップ ちびものっぽも みな元気 (チューリップ ちびものっぽも みなげんき) 郷の山 おちこち藤の 花盛り (さとのやま おちこちふじの はなざかり) よもぎ摘む 手よりこぼるる 豊な香 (よもぎつむ てよりこぼるる ゆたかなか) 石岡ヒロ子 「もういいかい」 顔出してみる ふきのとう (もういいかい かおだしてみる ふきのとう) 三浦五十弥(みうらいそや) 【短歌】 春なれば 連翹の花も 咲き誇り 空まで染まるか 黄色一色 (はるなれば れんぎょうのはなも さきほこり そらまでそまるか きいろいっしょく) 満開の 桜のしたに 佇みて 花盗人と なるやもしれぬ (まんかいの さくらのしたに たたずみて はなぬすびとと なるやもしれぬ) 坂上香代子 障害を うらみなさんなと 肩たたき 君を待ってる 「日だまり」の友 (しょうがいを うらみなさんなと かたたたき きみをまってる ひだまりのとも) 三浦五十弥 待ち合わせせし ターミナルの 四番線 今し閉ざさる「さようならバスターミナル」 -- 4月6日 (まちあわせせし ターミナルの よんばんせん いましとざさる さようならバスターミナル -- しがつむいか) 吾のみが 老いたる心地す 一日なり 犬を抱き寄せ ソファーに眠る (われのみが おいたるここちす ひとひなり いぬをだきよせ ソファーにねむる) 仏壇に 備えし赤き チューリップ あなたの心の 鍵はいらない (ぶつだんに そなえしあかき チューリップ あなたのこころの かぎはいらない) 上林洋子 【川柳】 目も鼻も ふさぎたくなる 春嵐 (めもはなも ふさぎたくなる はるあらし) ほんものと 偽物見分け 目をさらに (ほんものと にせものみわけ めをさらに) 逢いたいな 天国の君 夢にでも (あいたいな てんごくのきみ ゆめにでも) 小雪 今年また 健康診断 命ごえ (ことしまた けんこうしんだん いのちごえ) チューリップ 春雨少し マイカップ (チューリップ はるさめすこし マイカップ) 桜咲く 散った桜の 後始末 (さくらさく ちったさくらの あとしまつ) でんでんむし 世間の目 黄色い帽子 守られて (せけんのめ きいろいぼうし まもられて) おしゃべりと お腹をみたす 友の会 (おしゃべりと おなかをみたす とものかい) 小春 甘えるな 自分がまいた 種だろう (あまえるな じぶんがまいた たねだろう) 三浦五十弥 穏やかな 隙間に武器が 身構える (おだやかな すきまにぶきが みがまえる) 良い人に されて自由が 狭くなる (よいひとに されてじゆうが せまくなる) 損得は 頭には無い 人助け (そんとくは あたまにはない ひとだすけ) 渡辺幸栄 投稿いただきました皆様ありがとうございました。 文芸作品募集要領 1 募集  俳句、短歌、川柳の3部門 2 募集作品  毎回お一人各部門ごとに上限3句、3首以内、自作、未発表の作品。  誤字、誤読などを防ぐため漢字や語句にはふりがなをつけてください。 3 次回掲載応募締切  7月1日(月曜日)までに当センター必着。 4 その他(表彰の実施)  掲載した作品について、にいがたアイサポートセンター内で審査を行い、理事長賞を設け、翌年度の6月号で発表いたします。 ■アイサポートお悩み掲示板 視覚障害にまつわる普段のお悩みや困りごとで、普段誰に聞いてよいかわからない質問や生活の困りごとをお寄せいただき、 視覚障害者情報センターや自立支援室を含めたアイサポートセンターの職員がアイサポートだよりの中でお答えするコーナーです。 それでは今回のお悩みと回答をご紹介します。 (相談者:パルムさんより) この先、プレクストークリンクポケットでサピエが使えなくなると聞きました。 自分はリンクポケットを通じてサピエからデイジーをダウンロードしていたのでどうしようか困っています。代わりになる方法はありますか。 (アイサポートセンター職員の回答) ご質問ありがとうございます。実際には2025年2月から3月以降、リンクポケットでサピエへの接続ができなくなります。 背景や詳細については今号の視覚障害者情報センターからのお知らせの中の「2025年よりリンクポケットからのサピエ直接利用ができなくなります」をご確認ください。 代わりとなる方法ですが、リンクポケットを使用されている方ということで、普段持ち運びができるタイプでお探しかと思います。いくつかの方法をご紹介いたします。 (1)センスプレーヤーを利用する センスプレーヤーはリンクポケットに近い形状の携帯型OCRマルチプレーヤー(様々な機能が付いた機器)です。2023年に発売しました。 大きさ縦13センチ、横6.4センチ、厚さ1.45センチ、重さ140グラム(本体黒色)で価格は9万9800円(非課税)です。 本体には数字キー、4つのファンクションキーや上下左右キー、4つのコントロールキーが配置されており、リンクポケットのように比較的シンプルな構造になっています。 この機器もサピエに接続し、デイジーデータをダウンロードすることができます。 詳細はアイサポートだより2023年8月号の「生活便利情報コーナー」でご紹介しているほか、アイサポートセンターで機器のお試しができますので興味のある方はお問い合わせください。 (2)スマートフォンのアプリでデイジーを利用する スマートフォンは見えない方・見えにくい方でも利用しやすいよう画面の拡大をすることができたり、読み上げ機能を使用して音声操作ができるよう設定を変更することができます (ただし音声読み上げ機能を使用する設定にした場合、操作方法が変わるため練習や慣れが必要です)。 そのうえで、デイジーを利用するためのアプリを購入(ダウンロード)することでデイジーが利用できます。 アプリからサピエ図書館にアクセスし、図書データをダウンロードする形です。現在のアプリとしては「ボイスオブデイジー5」(3000円)、 「マイブックモバイル」(月額使用料250円)があります。いずれもiPhoneで使用ができます。 以上、ご質問をくださった利用者様は参考になりましたでしょうか。 本コーナーでは引き続き皆様からのお悩みを受け付けております。 アイサポートセンターの職員が知っているノウハウや知識がお役に立てそうなことであれば、内容は問いません。募集要項は以下の通りです。 <募集要項> (1)応募方法 お電話またはメールで受け付けます 電話 025-381-8111 メール tosyo@ngt-shikaku.jp (2)応募時に必要な情報  ①お悩みや困り事の内容 ②記事掲載用のお名前(ペンネーム) ③投稿者のお名前(後日内容について確認を取る場合の連絡用) (3)2024年8月号の応募締切:2024年7月7日(日曜日)17時まで (4)注意事項  紙面の関係上で回答を掲載することができない場合や、個人の特定につながるような困り事やお悩みについては、個別でお答えをさせていただきますので、あらかじめご了承ください。 ***** 5 県内主要文化施設の催事情報 施設名、所在地、問い合わせ先電話番号、催事名の順に掲載いたします。 内容については新型コロナウイルスの影響を考慮し、中止または延期となる可能性があります。ご利用にあたっては直接施設に電話等でご照会ください。 <野外施設、博物館> ◆国営越後丘陵公園(長岡市宮本東方町字三ツ又1950番1) お問い合わせ 電話 0258‐47‐8001 【催事情報】 ・あじさいまつり 6月中旬から7月上旬 ◆新潟県立植物園(新潟市秋葉区金津186番地) お問い合わせ 電話 0250‐24‐6465  【催事情報】 ・企画展示「植物と共に生きる~アイヌ文化から学ぶ植物のチカラ~」 5月15日から7月7日 ・企画展示「熱帯ドームの植物たち〜熱帯果樹の世界〜」 5月15日から7月7日 ◆新潟県立歴史博物館(長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2) お問い合わせ 電話 0258‐47‐6130         【催事情報】 夏季企画展「大・佐渡島」 7月13日から8月25日 ◆新潟市歴史博物館 みなとぴあ(新潟市中央区柳島町2‐10) お問い合わせ 電話 025‐225‐6111 【催事情報】 未定です。電話等でご照会ください。 <音楽関連> ◆新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ(新潟市中央区一番堀通町3-2) お問い合わせ 電話 025‐224‐5521(チケット専用ダイヤル) 【催事情報】 反田恭平(ピアノ)×A・オッテンザマー(指揮) バーゼル室内管弦楽団日本ツアー2024 6月28日 ◆新潟市秋葉区文化会館(新潟市秋葉区新栄町4番23号) お問い合わせ 電話 0250‐25‐3301  【催事情報】 アンサンブルオビリー結成20周年記念演奏会 6月29日 ◆長岡リリックホール(長岡市千秋3丁目1356番地6)  お問い合わせ 電話 0258‐29‐7715 【催事情報】 文学座公演 オセロー 7月15日 ◆見附市文化ホール アルカディア(見附市昭和町2丁目1番1号) お問い合わせ 電話 0258‐63‐5321 【催事情報】 風間杜夫落語独演会&トークショー 7月15日 ◆上越文化会館(上越市新光町1丁目9番10号) お問い合わせ 電話 025‐525‐4103 【催事情報】 林家正蔵 落語会 ~林家つる子 真打昇進記念~ 6月23日 <美術関連> ◆新潟県立万代島美術館 (新潟市中央区万代島5‐1 朱鷺メッセ内 万代島ビル5階)  お問い合わせ 電話 025‐290‐6655 【催事情報】 化石ハンター展 6月25日から9月23日 ◆新潟市美術館(新潟市中央区西大畑町5191‐9) お問い合わせ 電話 025‐223‐1622 【催事情報】 遠藤彰子展 巨大画の迷宮にさまよう 6月22日から8月25日 ◆新潟市新津美術館(新潟市秋葉区蒲ケ沢109‐1)  お問い合わせ 電話 0250‐25‐1300 【催事情報】 連載完結記念 ゴールデンカムイ展 5月25日から7月7日 ◆新潟県立近代美術館(長岡市千秋3丁目278‐14) お問い合わせ 電話 0258‐28‐4111 【催事情報】 生誕100年 山下清展―百年目の大回想  6月29日から8月18日 ***** 6 生活便利情報コーナー 見えなさ、見えにくさを抱えておられる方の日頃の生活を便利にするグッズや機器等をご紹介するコーナーです。 今回は『サインガイド』をご紹介します。 サインガイド(別名タイポスコープ)は書類等の記入する箇所を分かりやすくするための補助用具です。 黒いプラスチックの板状のシートで、四角い穴が開いており氏名などが記入しやすくなります。 日本点字図書館で販売中の『紙幣が見分けられる!簡単サ印ガイド』は、捺印をするための穴も開いていて、横に紙幣を区別するための段も付いています。 サイズは1万円札と同じタテ7.6センチ、ヨコ16センチですが、折りたたんで財布に入れる事ができるので持ち運びしやすくなっています。 2024年7月に刷新される新紙幣は現行の紙幣と同じサイズのため、新しい紙幣にも使用できます。 価格は2024年5月現在、339円(税込)で、日本点字図書館わくわく用具ショップで販売しています。 日本ライトハウスのエンジョイグッズサロンでは名刺サイズのサインガイドを販売しています。こちらには捺印のための穴や紙幣区別の段はついていません。 価格は2024年5月現在、170円(税込)です。 また、こちらは黒い厚紙などを使って自作することも可能です。名刺サイズ(タテ5.5センチ、ヨコ9センチ)に黒い紙を切って、 中央あたりにサインできる程度の穴(タテ1.5センチ、ヨコ6~7センチ)を切り取ったら完成です。好みで大きさを変えてみてください。 ***** 7 編集後記 今回のにいがたアイサポートだよりが発行される6月下旬、「今年の夏も暑いねー」と言っているか、「今年の夏は涼しいねー」と言っているか…暑がりの私は今からビクビクしています。 皆様は「夏」はお好きですか? 夏休みやお盆で普段会えない方と会えたり、冷たいアイスクリームが美味しかったり、夏の甲子園に感動したり…楽しみなことがたくさんある一方で、近年の暑さは堪(こた)えるという方も多いかもしれません。 今年も電気代が高騰する中、夏のエアコン代に悲鳴をあげることになりそうですが、熱中症になってしまっては元も子もありません。 「蒸し暑くて汗をたくさんかきそうな時ほど重ね着を」と聞いたことがあります。 Tシャツなどの下にインナーを着ると、汗を素早く吸収・蒸発してくれて、その気化熱が体温を下げてくれるそうです。 暑さ対策と物価高対策の両立をしながら、今年の夏を元気に過ごしたいです。 (視覚障害者情報センター 堤) ***** ※この「にいがたアイサポートだより」は、にいがたアイサポートセンター の利用者および関係団体向けとして無料で発行しております。 ~ にいがたアイサポートセンターとは? ~ 協会の施設の4部門(本部事業、視覚障害者情報センター、自立支援室、地域活動支援センター日だまり)をまとめた呼称です。 ※よりタイムリーな情報については、視覚障害者情報センターにてメール配信サービスを行っておりますので、そちらもご活用ください。    ※新潟県視覚障害者福祉協会では、点字資料の製作、CD、デイジーなど録音物の製作を承っております。お気軽にお問い合わせください。 (連絡先 電話025‐381‐8130 印刷事業部) ※このたよりの点字版製作にあたっては、新潟県視覚障害者福祉協会宛ての競輪の補助金で購入した点字プリンターを使用しております。 次号2024年8月号は、2024年8月16日頃発行予定です! にいがたアイサポートだより 第11号 2024年6月 (メールにいがた168号/福祉だより第127号) 発行:にいがたアイサポートセンター 新潟県視覚障害者情報センター 社会福祉法人 新潟県視覚障害者福祉協会 (掲載に関する連絡先:新潟県視覚障害者情報センター) 〒950‐0121 新潟市江南区亀田向陽1‐9‐1 新潟ふれ愛プラザ内 TEL 025‐381‐8111 FAX 025‐381‐8115 メール tosyo@ngt-shikaku.jp ホームページ http://ngt-shikaku.jp/ 郵便振替:00510‐5‐93600