にいがたアイサポートだより 第13号 2024年10月発行 (メールにいがた170号/福祉だより第129号) ~今号の目次~ 1 みちしるべ ~アイサポートセンター代表挨拶~ 2 アイサポートセンターからのお知らせ ○県視覚障害者情報センターより  休館日のお知らせ / 【事前告知】年末年始の貸出期間のお知らせ / 読書イベント「ふれ愛ブックトーク」を開催します(再掲) /  新たに全国紙・地元紙の録音雑誌2誌が借りられるようになります! / 令和6年度図書選定委員会の結果報告 /  当センター協力ボランティアが功労表彰を受賞しました  ○自立支援室より  ふれあい・いきいきサロンのご案内 ○地域活動支援センター・日だまりより  講師をお招きして調理実習をおこないました!(報告) ○事務局より  日視連 北信越ブロック大会(新潟大会)開催のお知らせ 3 関係団体からのお知らせ 4 県内および全国のニュースや視覚障害に関連する動向 5 利用者参加コーナー 文芸投稿コーナー 6 県内主要文化施設の催事情報 7 生活便利情報コーナー 今号のテーマ:ココテープ 8 編集後記 (日だまり・石黒) ***** 1 みちしるべ~アイサポートセンター代表挨拶~ 新潟県視覚障害者福祉協会 理事長 木村弘美 晴れやかな秋空が広がる清々しい季節となりました。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。 秋といえば読書ですね。10月27日から11月9日の2週間は「読書週間」です。 折しもその期間中の11月1日(金曜日)ふれ愛プラザにて、県視覚障害者情報センター主催の読書イベント「ふれ愛ブックトーク」が開催されます。 深まりゆく秋のひと時、私の心に残る1冊をテーマに愉しく語り合いましょう。多くの皆様のご参加をお待ちしております。 さて、去る9月4日、9月5日の両日、日本視覚障害者団体連合女性協議会 第70回記念全国視覚障害女性研修大会(中国・四国ブロック 香川大会)に参加してまいりました。 この大会は日本視覚障害者団体連合に加盟する女性部会員並びにその関係者が一堂に会し、視覚障害のある女性の立場から、その取り巻く様々な問題点を協議・研修し、 共生社会の中での自己実現などについての情報を持ち寄り、自ら研鑽を積み、一人一人が地域社会を構成する一員であることを再確認できることを目的として開催されたものです。 大会初日に開催された研修会が心に残っております。研修会1では「私の日常生活のひと工夫」をテーマに各ブロック代表6名がレポート発表し、 その後に行われた意見交換は大変活発なものでした。 研修会2の毛利公一氏の講演「夢を叶える挑壁思考」では、前向きに生きることの大切さと夢を叶えるために踏み出す1歩、支えてくれる周囲の大切さを学びました。 最終日は大会宣言と決議が読み上げられ、大きな拍手で承認されました。 そして、香川大会を引継ぎ、第71回全国視覚障害女性研修大会(東海・北信越ブロック 新潟大会)を令和7年9月3日(水曜日)、4日(木曜日) 新潟ユニゾンプラザ(新潟市中央区)を会場に開催することとなりました。県視障協では実行委員会を立ち上げて準備を進めているところです。 香川大会では参加の皆様のパワーを感じ、エネルギーをいただいて帰ってまいりました。新潟大会の詳細につきましては追ってご連絡いたします。 全国から新潟へ多くの視覚障害女性の仲間たちが集う大会となります。皆様ご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。  ***** 2 アイサポートセンターからのお知らせ ○県視覚障害者情報センターより ■休館日のお知らせ 今号発行日以降の休館日予定は以下の通りです。 <10月>14日(月曜日)、15日(火曜日)、21日(月曜日)、28日(月曜日) <11月>4日(月曜日)、5日(火曜日)、6日(水曜日)、11日(月曜日)、18日(月曜日)、25日(月曜日)、26日(火曜日) <12月>2日(月曜日)、9日(月曜日)、16日(月曜日)、23日(月曜日)、29日(日曜日)から31日(火曜日) ※開館日の受付時間は午前9時から午後5時までです。 ■【事前告知】年末年始の貸出期間のお知らせ  年末の図書の申し込みについて、利用者の皆様へご協力のお願いです(次号12月号のお知らせでは遅くなってしまうので早めにお知らせいたします)。 年末期間は貸し出しが集中するほか、他館から借り受けする資料について、先方の開館状況や郵便状況等によって、年内の発送が間に合わなくなることが想定されます。 そのため、年内の貸し出しに関するお申込みについては、12月20日(金曜日)午後5時までを目安に早めにご連絡を済ませていただきますよう、ご協力をお願いいたします。 なお、上記にともない、借りていただいた図書をゆっくりお楽しみいただくために、年末年始期間のみ貸出日数を延長します。 12月18日(水曜日)以降、12月31日までに皆様のお手元に届いた図書については、貸出期間を3週間といたします(通常時はお手元に届いてから2週間)。 ご不明な点がございましたら職員までお問い合わせください。 ■読書イベント「ふれ愛ブックトーク」を開催します(再掲) アイサポートだより8月号で参加者を募集しておりました読書イベントについて、まだ定員に空きがございますので再度お知らせいたします。 過去4回開催しご好評をいただいた「ふれ愛ブックトーク」を今年も開催いたします。 今年は新潟ふれ愛プラザを会場とし、近隣の点訳・音声訳ボランティア団体の方にもご参加いただく予定です。 (追加情報:計4団体7名の点訳・音声訳ボランティアさんが参加してださる予定です。) これまでのふれ愛ブックトークは1人5分間のリレー形式でテーマに沿った本のお話をしていただいていましたが、「人前で5分間も話すのは緊張する…」というお声を受け、 ①紹介者はテーマに沿ったおすすめ本のタイトルを発表、②司会者がその本について質問していく、というQ&A形式でお話していただく方法に変更して実施します。 ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。 1 日時 11月1日(金曜日)13時から15時半(予定) 2 会場 新潟ふれ愛プラザ2階 会議室(新潟市江南区亀田向陽1丁目9番1号) 3 定員 20名(先着順)※本の紹介なしで話を聞くだけの参加も可。ガイドの方も参加OK 4 参加費 無料 5 当日のプログラム(予定)  ①ふれ愛ブックトーク 今回のテーマ:私の心に残る1冊   当センターが司会進行をおこない、参加者の方に本のタイトルを発表いただいた後、インタビュー形式で内容を伺っていきます。  ②点訳・音声訳ボランティアとの意見交換タイム 6 申し込み方法・締め切り 10月11日(金曜日)までにお電話又はメールでお申し込みください。  お申し込みの際には、①お名前、②同行者・盲導犬同伴の有無、③当日本の紹介をしていただけるか、をお知らせください。 ■新たに全国紙・地元紙の録音雑誌2誌が借りられるようになります! 10月より、三条市の音声訳つわぶき会が製作している新聞記事を抜粋したデイジー雑誌2誌が当センターから貸出可能となります。 これまでは三条市内の視覚障害者の方のみに配布していたものを、つわぶき会の皆様のご厚意で当センターにも寄贈していただけることになりました。 (そのため製作は当センターではなくつわぶき会となります。) いずれも購読が可能ですので、貸出を希望される方は当センターまでご連絡ください。まずは1号のみの試し読みも可能です。 これまで当センターに製作要望のお声もあった、新潟日報の日報抄等も収録されていますので、ぜひ日々の情報入手にご活用ください。 ①タイトル:毎日・読売・朝日新聞(抜粋) 収録内容:各紙の読者コーナーを中心に連載をつわぶき会がセレクトして音訳しています。 毎日新聞からは看板コラム「余録」、投稿コラム「女の気持ち」「男の気持ち」等を収録。 読売新聞からは世相コラム「編集手帳」等を収録。朝日新聞からは時事コラム「天声人語」等を収録。 1号につきこれらの記事が10日分まとめて入っています。 ②タイトル:三條新聞・新潟日報(抜粋) 収録内容:各紙の読者コーナーや人気コーナーを中心に連載をつわぶき会がセレクトして音訳しています。 三条の地元紙である三條新聞からはコラム「無題録」、読者投稿欄「合流点」等を収録。 新潟日報からは「日報抄」、読者投稿欄「窓」、「読者文芸」、生活面コラム「甘口辛口」等を収録。 1号につきこれらの記事が10日分まとめて入っています。 (以下、つわぶき会さんに紹介文を書いていただきました) ★音声訳つわぶき会の紹介★ 皆さん こんにちは。私達は音声訳つわぶき会です。私達が制作している新聞のデイジー雑誌を10月から情報センターに寄贈させていただくことになりとても喜んでおります。 実は市内の利用者さんがだんだん減少してきてせっかく作ったデイジー雑誌をどこかで活かせないものかと思案していたところでした。 読んでいる記事は私達が抜粋したものですが年度替わりに見直しをして利用者さんに飽きられないように工夫しているつもりです。 楽しんでいただき、ご意見を頂ければありがたいです。 新聞の他には三条市内にある公立図書館「まちやま」にデイジー図書を納めています。できるだけ多く納められるように皆で頑張っています。 つわぶき会の発足は昭和58年にさかのぼりおかげ様で昨年(2023)は記念すべき40周年を迎えることができました。 この時にTシャツを新調して行事の都度着用しています。会員数は常に20数名を保っております。 年代は50代から80代で主に退職した人が活動しておりますが中には仕事を続けながらなんとか時間を見つけて活動に参加している仲間もいて熱量はとても大きいと感じています。 音声訳は基本的に自宅での仕事となりますが月2回の例会では各自の読みを全員が聴いてお互いにチェックしたり質問したり意見を言ったりとアクセント辞典を片手に進めます。 短い休憩時間にはお茶とお菓子を楽しみます。ところがこの時が一番声量が大きく滑舌も良いような。 毎年実施している研修会には県音声訳の会から講師を派遣していただきスキルアップに努めています。 しかしながら研修会の回数に応じてレベルアップしているのかと問われれば「ハテ?」でしょうか。なかなか音声訳は奥が深いと感じている次第です。 音声訳だけにとどまらず「出前朗読」という活動はつわぶき会の特徴です。市内の各老人施設や地域の集まりに出向いてスクリーン紙芝居を披露しています。 これはとても好評で声をかけてくださる地域が年々増えてきました。音声訳とは違った読みを私たち自身も楽しんでおります。 最近始めたインスタグラムやXにもアップしておりますので「音声訳つわぶき会」で検索してみてください。 これからもよろしくお願いいたします。 〔写真〕 おそろいの黄色いTシャツをきたつわぶき会の皆さん 〔写真、終わり〕 ■令和6年度図書選定委員会の結果報告 今年度の図書選定委員会を開催しました。委員の皆様にアンケート形式で実施し、蔵書や当センターの情報提供方法に関して意見を出していただきました。 選定図書については、今号と同時発行のアイサポート図書案内にてご紹介しております。 なお、選定図書以外の部分で、視覚障害者情報センターの体制として今後新たに以下の対応をおこなうこととしましたので、内容をご紹介いたします。 (1)挙がった意見に対する対応方針について 1 映画の原作となった小説や、世間的に話題になっているものの関連書籍、売れている図書の紹介等を充実させてほしいというご意見をいただいた。 これらの情報は今後、図書案内(隔月発行)の中で定期的に紹介していく方針とする。また過去の図書についても定期的にテーマを設ける等の形で紹介していく。 2 漫画原作のドラマや映画が増えている中で、マンガの話題作についても製作して欲しいというご意見をいただいた。当センターでデイジー化を検討していく。 漫画の点訳や音声訳は専門の知識やノウハウも必要なため、今後当センターでも製作を実施できるよう体制づくりとボランティアの人材確保を行い、 次年度から製作が開始できるよう準備を進める。 3 SDカード(プライベートサービス)の対応の体制について人員を増やしてほしい等のご意見をいただいた。 今後担当が不在の場合でも対応がスムーズにできるよう内部で体制について検討していく。 4 拡大表示や音声に対応した電化製品の情報や、晴眼者も含め手に入りやすい製品で視覚障害者が便利な商品の情報提供を充実させてほしいというご意見をいただいた。 今後積極的に情報収集しセンターだよりの「便利グッズ紹介コーナー」等で随時紹介していくこととする。 5 録音図書について、合成音声(機械音声)と比較した人の声の聴きやすさについてもご意見をいただいた。 人の声の良さと、合成音の良いところ(即時性)がそれぞれ活かせるよう、今後も継続して当センターで製作・受け入れする図書に応じて検討し、うまく使い分けていく方針とする。 (2)その他意見やアンケート結果をふまえた対応について ・点字図書、録音図書の使いやすさ向上のためのご意見をいくつかいただいた。 どれも当センターの製作ルールの見直しが必要なものであったため、製作ルールの改訂のタイミングで反映を検討していく。 ・他館から取り寄せて貸出をおこなっている図書の利便性についてもいくつかご意見をいただいた。 これらについてはサピエ事務局と情報を共有し、全国の施設に働きかけを依頼する形で対応する。 ・以下のジャンルの図書について、半数以上の委員より充実の要望が挙がった結果となった。継続的に製作・受け入れをおこなっていく方針とする。 ①小説、②医療や健康に関する本、③福祉に関する本、④絵本や児童書 (3)補足事項 上記で触れられなかったその他のご意見についても当センターの職員間で共有し、今後のサービスの充実のために参考とさせていただきました。 ■当センター協力ボランティアが功労表彰を受賞しました  当センターの音声訳ボランティアとして活動いただいている方々が以下の表彰を受賞しましたのでご紹介いたします(敬称略)。 受賞された皆様はおめでとうございました。 ●公益財団法人鉄道弘済会主催 第54回 朗読録音奉仕者感謝行事(関東甲信越地区) (1)朗読録音奉仕者 被表彰者 遠藤直子(長岡音声訳の会) (2)朗読録音奉仕奨励賞 波多野順子(水声会) 平田栄子(声のボランティアグループ桃花会) ○自立支援室より ■ふれあい・いきいきサロンのご案内 「ふれあい・いきいきサロン」11月から12月の開催のお知らせです。毎月第1と第3木曜日に新潟ふれ愛プラザで開設しています。 ご自分の見え方の悩みや生活の工夫、地域の話題など、皆さんでお話し、情報交換をしています。 最近は、甲子園やお盆の過ごし方などのお話がでていました。皆さんお誘い合わせのうえ、お気軽にお越しください。事前の申し込みは不要です。 日時 11月7日、11月21日、12月5日、12月19日    いずれの日も13時30分から15時 場所 新潟市江南区亀田向陽1‐9‐1 新潟ふれ愛プラザ2階 研修室 ○地域活動支援センター・日だまりより ■講師をお招きして調理実習をおこないました!(報告) 日だまりでは7月24日(水曜日)に、昨年に引き続きまめ工房いとうの伊藤さんを講師に招き、豆腐料理中心の調理実習を行いました。 前回と違ったメニューを考案して下さり、4班に分かれて4品を作り上げました。 その中でもデザートのリンゴパイは各自で作りました。冷凍パイシートを使い、めん棒で薄く伸ばすところから始めました。 中には薄く伸ばしすぎ、包んだ際にリンゴがはみ出でて苦労されている方もいましたが、それぞれご自分で作ったオリジナルのアップルパイを堪能されていました。 各班で協力しながら今年も楽しく調理実習を行うことができました。 〔写真3枚〕 〔写真1:アップルパイを作っている3名の女性。〕 〔写真2:パイ生地を伸ばしているエプロン姿の女性。〕 〔写真3:お皿に盛られたアップルパイとおかず数種。お椀に入った汁物も添えられている。〕 〔写真3枚、終わり〕 ○事務局より ■日視連 北信越ブロック大会(新潟大会)開催のお知らせ 令和6年度日視連北信越ブロック大会(新潟大会)を11月30日(土曜日)・12月1日(日曜日)の2日間にわたって開催いたします。 当協会の会員の方・情報センター等利用者の方、是非ご参加ください。開催要項は次の通りです。 1.目的 日本視覚障害者団体連合北信越ブロック各県の代表者並びに青年部及び女性部の会員が一堂に会し、福祉や職業など当面する諸施策や課題について討議を重ね、 視覚障害者の自立と社会参加の促進を目指すとともに、共生社会の実現と視覚障害者福祉の推進を図ることを目的とする。 2.期日:令和6年11月30日(土曜日)・12月1日(日曜日) 3.会場:アートホテル新潟駅前 〒950‐0911 新潟市中央区笹口1‐1 電話:025‐240‐2111 FAX:025‐240‐2112 4.参加費:全日(2日間)参加 20,000円(宿泊費・懇親会費・朝食付き)  ※宿泊なし・懇親会参加の場合、10,000円、宿泊なし・懇親会なしの場合 2,000円(付添いの方無料)  10月31日(木曜日)までに下記口座のどちらかへご送金ください。  なお、11月15日(金曜日)以降のキャンセルには応じかねますので、あらかじめご了承願います。 <銀行振込の場合>  銀 行 名:第四北越銀行 支 店 名:亀田駅前支店 口座番号:普通1227308 口座名義:社会福祉法人 新潟県視覚障害者福祉協会 理事長 木村弘美 <郵便振替の場合> 名義 新潟県視障協 経理 記号番号 00570‐5‐33811 5.参加申込 申し込み期限:令和6年10月31日(木曜日) ・申し込み窓口は、事務局(電話025‐381‐8130)です。 ・申し込みの際、次の①から⑥の項目についてお知らせください。  ①住所、②氏名、③付添い者の有無、④使用文字(点字・墨字)、⑤ 盲導犬の有無、⑥宿泊と懇親会参加について 6.日程 (1日目)11月30日(土曜日) 13時 受付 ロビー(4階) 13時30分から13時50分 開会式 越後・西の間 14時から15時  研修会 越後・西の間 テーマ 「能登半島地震から学ぶ」  講師 石川県視覚障害者協会 理事長  米島芳文 氏  新潟県視覚障害者福祉協会評議員 眼科医 張替涼子 氏  オブザーバー 日本視覚障害者団体連合 会長 竹下義樹 氏 15時15分から16時10分 講演会 越後・西の間 演題 「中央情勢報告」  講師 日本視覚障害者団体連合 会長 竹下義樹 氏 16時30分から17時30分 代表者会議 湯沢の間  青年部・スポーツ協議会 弥彦の間 / 女性部協議会 阿賀野の間 18時から20時 懇親会 越後・東の間 (2日目)12月1日(日曜日) 9時から10時30分 代表者会議 湯沢の間 / 青年部・スポーツ協議会 弥彦の間 / 女性部協議会 阿賀野の間 10時45分から11時10分 全体会 越後・西の間 11時15分から11時30分 閉会式 越後・西の間 ※2日目の9時から10時30分まで、ロビー(4階)にてミニ福祉機器展・日だまり授産品販売をおこないます。ご興味のある方は是非お越しください。 ***** 3 関係団体からのお知らせ ■盲導犬給付事業制度改正のお知らせ (新潟県盲導犬ユーザーの会より) 県内視覚障害者の皆様、こんにちは。新潟県盲導犬ユーザーの会、会長の小川孝幸と申します。 当会は、盲導犬の福祉向上と普及啓発を目指し、愛しいパートナーと楽しく生活し、積極的に社会参加を願う県内の盲導犬ユーザーで構成する団体です。 新潟県では、盲導犬の貸与・譲渡に対し、それを助成する給付事業があり、ほとんどのユーザーが、この福祉制度を利用し、貸与を受けております。 これまで新潟県では、視覚障害者手帳1級、見えない方のみが、この制度の対象者でした。 当会では、長年に渡り、見えない方だけでなく、見えにくい方、せめて視覚障害2級まで拡大の要望を継続してまいりました。 その結果、令和5年度より、「県内に居住する18歳以上の身体障害者で、視覚障害1級または2級」と改正されました。 これにより、見えない方だけでなく見えにくい方、例えば、昼は見えているが夜は見えない、その逆に昼はまぶしくて見えないが夜なら見える方、 あるいは視力はあっても視野が狭い、その逆に視野はあっても正面が見えずに行動が不自由な方など、2級であればこの給付制度を利用して貸与を受けられる事となりました。 盲導犬との歩行と生活は、普段の日常生活程度であれば、人と時間に気兼ねなく、今この時に必要な場所へ行動できる、自由の喜びと楽しさを得ることが出来ます。 健康の為に早朝の散歩でも、夜間でもコンビニに行く事も可能です。 網膜色素変性の私は、盲導犬ユーザーになった事で、時間を自由に使える様になった事、誰に誘導してもらうより、より速く、風を切って快適に歩行が出来て、 自立した生活が出来る事に幸せを痛感しております。 とは言え、動物ですからお世話も必要です。ところが、自分の生活と命を守ってくれる愛しいパートナーのお世話が楽しくて可愛くて仕方がありません。 そして、大切なパートナーの命を預かる責任感から、おのずと規則正しい有意義で楽しい生活にもなります。 盲導犬ユーザーは、より自立して社会参加を願う活動的な方が多い様に思います。たった一度切りの大切な自分の人生です。 見えない方も、見えにくい方も、昼夜にかかわらず時間を自由に使える、有意義で積極的な生活を送ってみませんか? 盲導犬について、少しでも興味や疑問のある方は、知り合いの盲導犬ユーザー、又は小川までお気軽に問い合わせ下さい。 <連絡先> 新潟県盲導犬ユーザーの会 会長 小川孝幸 携帯 090‐2003‐9121 メール hariq-ogawa@bf.wakwak.com ■支援者向け視覚障害リハビリテーション講習会について (公益財団法人 日本盲導犬協会 仙台訓練センター) 「ご家族や支援をしてくれている方が、見えにくい状況がわからず、困っているようだ」、 「もう少し、家族や支援してくれる人に見えにくい状況を理解してもらいたい」ということはありませんか。 ご家族や支援してくださっている方に視覚障害の体験を通して、視覚障害のある方々の生活の工夫を知り、適切な支援のための基礎を学ぶ講習会を開催します。 ぜひご紹介ください。 対象 視覚に障害のある方の支援者、ご家族等(これから関わるかもしれない方、関心のある方も含みます) 内容 見えない・見えにくい方の生活上の工夫(講習と体験)    視覚障害リハビリテーションとは?(講習と体験) 移動(白杖、手引き、盲導犬等)・読み書き・日常生活動作など 日時 令和6年12月21日(土曜日)10時から15時 場所 公益財団法人 日本盲導犬協会 仙台訓練センター 費用 1,000円(お弁当代・資料代含みます。こちらで用意したお弁当で体験します) 定員 20名(定員に達し次第受付を終了致します)  お申し込み方法 締切は11月29日(金曜日)とさせていただきます。  下記URLよりフォームズにてお申込みください。  https://ws.formzu.net/dist/S71981034/ 連絡先 公益財団法人 日本盲導犬協会 仙台訓練センター 〒982‐0263 宮城県仙台市青葉区茂庭字松倉12‐2 電話 022‐226‐3910  FAX 022‐226‐3990 担当:視覚障害サポート部 ■盲導犬情報セミナー開催について (公益財団法人 日本盲導犬協会 仙台訓練センター) オンラインによる盲導犬情報セミナーを実施します。 盲導犬との歩行や生活、盲導犬に関する法律や取得までの流れについて、実際に盲導犬と暮らしているユーザーの体験談も交えながらのセミナーです。 【開催日】2024年11月23日(土曜日) 【開催時間】14時から15時半 【ツール】ZOOM(パソコン、スマホ、ガラケー、固定電話からも参加できます)  ご希望のかたには事前にZOOMの使いかたの講習を行います。ご相談ください。 【対象】見えない・見えにくいかたおよびそのご家族 医療・福祉・教育関係者 【費用】 無料 【申し込み方法】  メール info@moudouken.net 宛に、件名「盲導犬情報セミナー参加希望」と記載の上、お名前、居住地(都道府県)、年齢、メールアドレス、ZOOM使用経験の有無、  ZOOMサポート希望の有無を記載ください。ZOOMのサポートを希望のかたは、使用する機器の種類、電話番号もお知らせください。  メールでの申し込みが難しい場合はお電話ください。 【締め切り】 開催日の2週間前 問合せ、ご相談は・・・ 公益財団法人 日本盲導犬協会 仙台訓練センター 視覚障害サポート部 〒982‐0263 仙台市青葉区茂庭字松倉12‐2 TEL:022‐226‐3910 FAX:022‐226‐3990 ■ 第22回新潟県障害者芸術文化祭 ~ふくらむアート ふあっと にいがたフェスティバル~ が開催されます (新潟県障害者社会参加推進センターより) 今年で22回目を迎える新潟県障害者芸術文化祭は、県内に在住している障害者の皆さんが日頃から取り組んでいる芸術文化活動の発表の場として開催されています。 美術展では、絵画・書道・写真・工芸の作品展示や短歌・俳句・川柳・自由詩の文芸作品を冊子にした文芸作品集が配布されます。 また、ステージ発表では、歌唱・演奏・ダンス等のステージ発表が行われ、毎年、個性豊かな作品や心温まる発表が数多く寄せられます。 皆さまのご来場をお待ちしております。 ○ステージ発表  期日 11月10日(日曜日)  時間 13時から16時30分(予定) ○美術展  期日 11月12日(火曜)から11月17日(日曜日)  時間 10時から17時 ※初日は13時から、最終日は15時まで  会場はいずれも 新潟市江南区亀田向陽1‐9‐1 新潟ふれ愛プラザ 体育館(JR亀田駅東口から徒歩5分)    【問合せ】  新潟県障害者社会参加推進センター  新潟市江南区亀田向陽1‐9‐1 新潟ふれ愛プラザ内  電話/FAX 025‐383‐3654   ***** 4 県内および全国のニュースや視覚障害に関連する動向 ■ 新聞・マスコミ情報(日視連情報より抜粋) 1.テーマパークの障害者同伴規定 弱視者の違和感 (2024年7月17日 毎日新聞 朝刊) テーマパークのアトラクションを障害者が利用する際、一律に健常者の同伴を求める規定は「差別的取り扱い」にあたるのか。 弱視の男性(60歳)が東京ディズニーシー(TDS、千葉県浦安市)の規定を巡って日本弁護士連合会に人権救済を申し立てしている。 一方、TDS側は災害時等の安全確保を理由として強調する。 2.読書のバリアフリー着々 法成立5年 大活字やパソコン活用 (2024年7月18日 河北新報) 「読書バリアフリー法」が成立から5年。環境整備は、どこまで進んでいるのか。 NPO法人「ピープルデザイン研究所」(東京)は、全国の学校や図書館などで障害のある人も利用しやすい「りんごの棚」の設置を推進。 出前授業や体験会、点字本や大活字本、「マルチメディアデイジー」、「LLブック」などを紹介している。 3.横断歩道 白線間隔 拡大は一部 視覚障害者に配慮 (2024年7月20日 毎日新聞 東京朝刊) 警察庁は19日、横断歩道の白線の間隔を、施工費用の削減のため現行の45から50センチから90センチまで拡大できるよう関係規則を改正。 しかし、「塗料の凹凸を足で感じている視覚障害者や視力の弱い人が、横断歩道を認識しづらくなる」との意見があり、基本的には音響信号機や誘導用のブロックがある場所に限定した。 4.マイナ保険証に障害者反発 取得困難、機器も健常者想定 (2024年7月28日 岩手日報 朝刊) 保険証廃止を12月に控え、6月障害者や医療関係者らの「『保険証をのこして』ネットワークふくおか」が福岡市で集会を開催。 健常者想定の機器対応やマイナ保険証取得が困難などの障害者の反発の声が上がる。 同様の集会は神奈川ほか他府県でも行われ、昨年11月には日弁連も意見書を総務省やデジタル庁などに提出した。 5.知事 駅ホームドア、増設に協力を 国交省に知事要望 東京 (2024年7月26日 毎日新聞) 小池知事は25日、国土交通省を訪れ鉄道駅のホームドア増設への協力について要望書を斉藤大臣に手渡した。 都は近く、鉄道会社と協議会をつくりホームドア設置を推進する考え。都の調査では、3月末時点の設置率は都営地下鉄100%、東京メトロ95.5%、JRと私鉄は計38.9%だった。 6.共生社会の実現 行動計画策定へ 推進本部初会合 (2024年7月29日 読売新聞 東京夕刊) 政府は29日、「障害者に対する偏見や差別のない共生社会の実現に向けた対策推進本部」の初会合を首相官邸で全閣僚をメンバーに開催。 本部長として岸田首相は「障害者への偏見や差別、優生思想の根絶に向け、これまでの取り組みを点検し、教育・啓発を含めて強化する」と述べ、新たに行動計画を策定する方針を表明した。 7.日弁連 障害年金で意見書 古い基準の見直し求める (2024年7月10日 沖縄タイムス 朝刊) 日弁連は、障害年金の支給認定基準が実態から恣意的な不支給運用につながるとして、厚生労働省に意見書を提出し見直しを求めた。 例えば2級の状態を「長期にわたる安静を必要とする」「日常生活が著しい制限を受ける」。 具体例として「活動の範囲がおおむね家屋内に限られる」と規定しているが、多くが屋外でも活動。 8.視覚障害者「アイサポートセンター」 相談や訓練実績着々 新潟 (2024年8月24日 新潟日報 朝刊) 県視覚障害者福祉協会(新潟市)の支援施設が「にいがたアイサポートセンター」になって5年。 生活訓練指導員を2人に、相談員1人を新たに雇用した結果、実績が約3倍に伸びた。 自立支援室、視覚障害者情報センター、地域活動支援センター日だまりなどの事業を展開し、「ロービジョン」の人への利用にも力を入れている。 ***** 5 利用者参加コーナー ■文芸投稿コーナー このコーナーでは当センターの利用者の方に投稿いただいた俳句、短歌、川柳をご紹介していきます。なお、掲載の順番は受付順といたします。 【俳句】 手を合わす 形にすっく 蓮つぼみ (てをあわす かたちにすっく はすつぼみ) 孫の帰郷 庭に線香花火かな  (まごのききょう にわにせんこうはなびかな) 百本の 百合さく庭を めぐる朝 (ひゃっぽんの ゆりさくにわを めぐるあさ) 石岡ヒロ子 燕の 低空飛行 雨近し (つばくろの ていくうひこう あめちかし) 行く夏を 惜しむが如く 蝉の声 (ゆくなつを おしむがごとく せみのこえ) 立秋も 過ぎて密かに 萩の花 (りっしゅうも すぎてひそかに はぎのはな) 坂上香代子 【短歌】 セミが鳴く 並木を越えて 荒田越え ここは天国 墓花ざかり (セミがなく なみきをこえて あれたこえ ここはてんごく はかはなざかり) 冷凍庫 魚と肉がおしっくら 息子のアイス 狙われている (れいとうこ さかなとにくがおしっくら むすこのアイス ねらわれている) トンカツか 「チン」してみればハンバーグ 体に良いかと 吾名コック (トンカツか 「チン」してみればハンバーグ からだにいいかと われめいコック) でんでんむし 朝の駅 風鈴の音は 涼やかに 行っておいでと 吾の背を押す (あさのえき ふうりんのねは すずやかに いっておいでと われのせをおす) 夕間暮れ ラッシュのホーム 心細 手伝いますと 若き声嬉し (ゆうまぐれ ラッシュのホーム こころぼそ てつだいますと わかきこえうれし) クレマチス 白杖の 使う勇気を くれた恋 きっとロマンの 杖になるから (はくじょうの つかうゆうきを くれたこい きっとロマンの つえになるから) 三浦五十弥 ポット苗 買い来て植えたる 百日草 炎暑の中に 並びて咲けり (ポットなえ かいきてうえたる ひゃくにちそう えんしょのなかに ならびてさけり) 「ただいま」 吾が言い 吾が応うる 「お帰りなさい」 仏花が匂う (「ただいま」 われがいい われがこたうる 「おかえりなさい」 ぶっかがにおう) いつだって 闇に佇む 我なれど 旭浴びつつ 仰ぐ青空 (いつだって やみにたたずむ われなれど あさひあびつつ あおぐあおぞら) 上林洋子 【川柳】 敗者への 止まぬ拍手や 甲子園 (はいしゃへの やまぬはくしゅや こうしえん) 石岡ヒロ子 屋根瓦 ずれてますねと 詐欺不況 (やねがわら ずれてますねと さぎふきょう) でんでんむし 政治家と 庶民と ずれているくらし (せいじかと しょみんと ずれているくらし) 物価高 自給自足に いどむ (ぶっかだか じきゅうじそくに いどむ) 小春 今度こそ 的はずさない スイカわり (こんどこそ まとはずさない スイカわり) 食べ放題 すいかゴロゴロ 夢をみた (たべほうだい すいかゴロゴロ ゆめをみた) チャイム鳴り 長き応対 鍋こがす (チャイムなり ながきおうたい なべこがす) 小雪 真っ赤な こぜに入れ 置いて逝った妻 (まっかな こぜにいれ おいていったつま) 三浦五十弥 好きだから あなたを正す 釘もある (すきだから あなたをただす くぎもある) お互いに 貸す耳もって まるく生き (おたがいに かすみみもって まるくいき) 正座した この言い分は 理にかなえ (せいざした このいいぶんは りにかなえ) 渡辺幸栄 投稿いただいた皆様ありがとうございました。 文芸作品募集要領 1 募集 俳句、短歌、川柳の3部門 2 募集作品 毎回お一人各部門ごとに上限3句、3首以内、自作、未発表の作品。誤字、誤読などを防ぐため漢字や語句にはふりがなをつけてください。 3 次回掲載応募締切 12月6日(金曜日)までに当センター必着。 4 その他(表彰の実施) 掲載した作品について、にいがたアイサポートセンター内で審査を行い理事長賞を設け、翌年度の6月号で発表いたします。 *****   6 県内主要文化施設の催事情報 施設名、所在地、問い合わせ先電話番号、催事名の順に掲載いたします。 内容については中止または延期となる可能性があります。ご利用にあたっては直接施設に電話等でご照会ください。 <野外施設、博物館> ◆国営越後丘陵公園(長岡市宮本東方町字三ツ又1950番1) お問い合わせ 電話 0258‐47‐8001 【催事情報】 コスモスまつり 開催中 10月27日まで ◆新潟県立植物園(新潟市秋葉区金津186番地) お問い合わせ 電話 0250‐24‐6465  【催事情報】 企画展示「源氏物語から読み解く平安の花~色と香りと和歌の庭~」 開催中 11月17日まで ◆新潟県立歴史博物館(長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2) お問い合わせ 電話 0258‐47‐6130         【催事情報】 珠玉の国 新潟 ヒスイ,青玉,赤玉, 開催中 11月10日まで ◆新潟市歴史博物館 みなとぴあ(新潟市中央区柳島町2‐10) お問い合わせ 電話 025‐225‐6111 【催事情報】 令和6年度むかしのくらし展 「くらしの環境 平野と海と山・潟・川」 開催中 12月1日まで <音楽関連> ◆新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ(新潟市中央区一番堀通町3‐2) お問い合わせ 電話 025‐224‐5521(チケット専用ダイヤル) 【催事情報】 舞台手話通訳・字幕・音声ガイドつき演劇「メゾン」 11月15日 ◆新潟市秋葉区文化会館(新潟市秋葉区新栄町4番23号)  お問い合わせ 電話 0250‐25‐3301  【催事情報】 沖仁(おきじん)with(ウィズ)佐藤芳明コンサート 11月24日 ◆長岡リリックホール(長岡市千秋3丁目1356番地6)  お問い合わせ 電話 0258‐29‐7715 【催事情報】 辻󠄀井伸行 プレミアム・リサイタル 2024 12月1日 ◆見附市文化ホール アルカディア(見附市昭和町2丁目1番1号) お問い合わせ 電話 0258‐63‐5321 【催事情報】 第32回 アルカディア音楽祭 とどけ 希望の響き 12月1日 ◆上越文化会館(上越市新光町1丁目9番10号) お問い合わせ 電話 025‐525‐4103 【催事情報】 WAHAHA(ワハハ)本舗PRESENTS(プレゼンツ) WAHAHA(ワハハ)本舗40歳記念全体公演「シン・シンワハハ 40」 12月8日 <美術関連> ◆新潟県立万代島美術館 (新潟市中央区万代島5‐1 朱鷺メッセ内 万代島ビル5階)  お問い合わせ 電話 025‐290‐6655 【催事情報】 古代エジプト美術館展 10月11日から12月15日 ◆新潟市美術館(新潟市中央区西大畑町5191‐9) お問い合わせ 電話 025‐223‐1622 大規模改修工事のため、9月23日から2025年8月頃まで休館です。 ◆新潟市新津美術館(新潟市秋葉区蒲ケ沢109‐1) お問い合わせ 電話 0250‐25‐1300 【催事情報】 第18回秋葉区美術展覧会 10月26日から11月4日   ◆新潟県立近代美術館(長岡市千秋3丁目278‐14) お問い合わせ 電話 0258‐28‐4111 【催事情報】 コレクション展 2024年度 第3期 親と子のワクワク美術館 はい、ポーズ! / 没後40年 竹谷富士雄 / 近代美術館の名品 開催中 12月15日まで ***** 7 生活便利情報コーナー 見えなさ、見えにくさを抱えておられる方の日頃の生活を便利にするグッズや機器等をご紹介するコーナーです。 今回は今年5月に発売された『ココテープ』(メーカー:錦城護謨株式会社)をご紹介します。 ココテープは視覚に障害がある方の歩行をガイドする、塩化ビニル製の屋内専用テープです。 自宅や会社、イベント時など必要な場所に必要な時だけ貼ることで、視覚障害者の自主的な移動をサポートします。 幅48ミリでテープの両脇には高さ6ミリの三角形の突起があり、柔らかな素材で白杖や足裏で触れた時に床面との質感の違いや突起から存在や方向性を感じ取ることができます。 長さは必要な分だけハサミで切って使うことができ、裏面には両面テープがあらかじめ貼り付けてあります。 長い距離で使用できる3メートルのロールタイプと、ポイントで使いやすい25センチのバータイプの2種類から選べます。 色は一般的な点字ブロックに類似した色合いの黄色で、重さは3メートルロールが約384グラム、25センチバーが約32グラムです。 価格は2024年9月現在、3メートルロール(1巻入り)が日本点字図書館では5350円、日本ライトハウスでは4950円です。 25センチバー(2本入り)が日本点字図書館では1410円、日本ライトハウスでは1200円です。※表示価格はすべて税込みです。 注意:自宅以外で使用する場合は施設管理者に許可を得て使用してください。 ***** 8 編集後記(日だまり・石黒) 今年の夏はパリオリンピックが開催され日本選手の皆さんがたくさんのメダルを取りました。 夏の甲子園では初出場の新潟産大付属高校が初戦を勝ち抜きました。とても熱い夏になりましたね。 はじめまして、この度3月から地域活動支援センター日だまりに支援員として勤めさせていただいています。 日だまりは、視覚に障がいのある方が通所されています。 まだまだ不慣れですが、少しずつでも皆さんのお役に立てるよう努めたいと思います。 これからもどうぞよろしくお願いいたします。 (日だまり 石黒) ***** ※この「にいがたアイサポートだより」は、にいがたアイサポートセンター の利用者および関係団体向けとして無料で発行しております。 ~ にいがたアイサポートセンターとは? ~ 協会の施設の4部門(本部事業、視覚障害者情報センター、自立支援室、地域活動支援センター日だまり)をまとめた呼称です。 ※よりタイムリーな情報については、視覚障害者情報センターにてメール配信サービスを行っておりますので、そちらもご活用ください。    ※新潟県視覚障害者福祉協会では、点字資料の製作、CD、デイジーなど録音物の製作を承っております。お気軽にお問い合わせください。 (連絡先 電話025‐381‐8130 印刷事業部) ※このたよりの点字版製作にあたっては、新潟県視覚障害者福祉協会宛ての競輪の補助金で購入した点字プリンターを使用しております。      次号2024年12月号は、2024年12月13日頃発行予定です! 発行:にいがたアイサポートセンター 新潟県視覚障害者情報センター 社会福祉法人 新潟県視覚障害者福祉協会 (掲載に関する連絡先:新潟県視覚障害者情報センター) 〒950‐0121 新潟市江南区亀田向陽1‐9‐1 新潟ふれ愛プラザ内 TEL 025‐381‐8111 FAX 025‐381‐8115 メール tosyo@ngt-shikaku.jp ホームページ http://ngt-shikaku.jp/ 郵便振替:00510‐5‐93600