メールにいがた147号2020年12月 にいがたアイサポートセンター 新潟県視覚障害者福祉協会 新潟県視覚障害者情報センター 今号の内容 1 開館・電話受付時間と12月から2月の休館日  ●開館・電話受付時間 ●12月から2月の休館日 2 視覚障害者情報センターから  ●年末の図書貸出しのお申込みはお早めに! ●創基100周年記念誌の貸出について ●最新版の「デイジー(CD)雑誌貸出目録」ができました ●2021年の点字付きカレンダーを差し上げます ●視覚支援機器オーカムマイアイ2を設置しました ●利用者アンケート協力のお願い ●読書イベント・第1回ふれ愛ブックトークで話題に上がった本の紹介 ●サピエ図書館 人気図書ランキング ●利用者参加・文芸コーナー 3 お役立ち情報 ●新潟県視覚障害者福祉協会からのお知らせ (1)「ふれあい・いきいきサロン」のご案内 (2)協会・点字図書館創基100周年記念誌の頒布について 4 功労表彰などの受賞者のご紹介 ●新潟県善行功労 新潟県知事表彰 ●新潟県民福祉大会・社会福祉事業功労者 新潟県知事表彰 ●新潟市江南区社会福祉協議会表彰 ●公益社団法人読書推進運動協議会表彰 5 視覚障害者関連団体からの情報 ●日視連&ネット情報 6 2020年図書製作に協力いただいたボランティアの皆さん  7 県内主要文化施設が企画・主催する行事  (映画上映会、講座) (1)新潟県立生涯学習推進センター(映画上映会) (2)新潟県立文書館(教養講座) (3)新潟県立図書館(教養講座) (4)長岡市立中央図書館(映画上映会) (野外施設、博物館) (5)国営越後丘陵公園(野外イベント) (6)新潟県立植物園(企画展) (7)新潟県立歴史博物館(企画展) (8)新潟市歴史博物館 みなとぴあ(企画展) (音楽関連) (9)新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ(音楽) (10)長岡リリックホール(音楽) (11)新潟市秋葉区文化会館(音楽) (美術関連) (12)新潟県立万代島美術館(美術展) (13)新潟市美術館(美術展) (14)新潟市新津美術館(美術展) (15)新潟県立近代美術館(美術展) 巻末 「日常生活支援機器情報コーナー no.51」  「Apple Watchは何ができる?」 掲載ご協力 株式会社ラビット 代表取締役 荒川明宏 様 *********** 1 開館・電話受付時間と12月から2月の休館日 ●開館・電話受付時間 午前9時から午後5時 ●12月から2月の休館日 12月(発行日以後) 12月21日(月曜日)、28日(月曜日)から1月4日(月曜日) 1月11日(月曜日)、12日(火曜日)、18日(月曜日)、25日(月曜日) 2月1日(月曜日)、8日(月曜日)、12日(金曜日)、15日(月曜日)、 22日(月曜日)、24日(水曜日) *********** 2 視覚障害者情報センターから ●年末の図書貸出しのお申込みはお早めに! 年内の貸出しを希望する図書のお申込みについては、12月18日(金曜日)午後5時までを目安にご連絡をお願いいたします。 12月中旬は貸出し申し込みが集中するほか、取り寄せ先の館の休館日の都合で、通常より到着に時間がかかることが想定されます。 お早目にお申込みいただきますようご協力をお願いいたします。 ●創基100周年記念誌の貸出について 今年2020年、新潟県視覚障害者福祉協会・新潟県視覚障害者情報センターは、前身の新潟県盲人協会が結成され、新潟県点字図書館の基礎となった 姉崎文庫が設置されてから100年を迎えました。 「姉崎文庫(存続する点字図書館の中で日本で最古)創設から100年のあゆみ1920~2020」と称し、記念誌を作成しました。 記念誌の内容詳細は、3のお役立ち情報(2)に記載があります。デイジー版、点字版を貸出しますので、ご希望の方は当センターへご連絡ください。 また新潟県視覚障害者福祉協会では、墨字版の販売を行っています(1冊800円税込と送料)。 ご希望の方は視覚障害者福祉協会へご連絡ください。  ●最新版の「デイジー(CD)雑誌貸出目録」ができました デイジー(CD)雑誌貸出目録(令和2年12月版)を発行しました。 当センターでどんな雑誌が借りられるのか確認したい方や、デイジー雑誌の製作状況を知りたい方にお使いいただけます。 当センターから貸出しができるほか、お手元に置くためのプライベートサービスも受け付けております。 それぞれ希望される方は、その旨お申込みください。 プライベートサービスの場合、点字版、点字データ(CD)版、墨字版、デイジー版があり、いずれも一部200円です。 ●2021年の点字付きカレンダーを差し上げます 来年のカレンダーの寄贈がありました。希望される方に先着順で差し上げます。ご希望の方はお申込み下さい。 1 日本テレビ愛の小鳩事業団からの寄贈カレンダー 来年のカレンダーは「音のある風景」がテーマです。点字と墨字が併記されています。 2 りそなグループからの寄贈カレンダー 12か月カレンダーですが、月ごとに切り離して利用することもできます。 ●視覚支援機器オーカムマイアイ2(ツー)を設置しました 当センターでは体験用のオーカムマイアイ2を設置しました。 オーカムマイアイ2は眼鏡のツルに付ける、100円ライター程度の大きさのAI視覚支援デバイスです。 カメラを通して文字や色、紙幣、人物を識別し音声で知らせます。手のジェスチャーや本体に直接触れることで読み上げが可能です。 常設は1台のみで、貸出しは行っておりません。体験を希望する方は当センターに電話等でお申込みの上、ご来館ください。 ●利用者アンケート協力のお願い 当センターでは、情報提供のあり方の検討および利用者の皆様へのサービス向上を目的に、2年に1度利用者アンケートを実施しております。 送付対象者はセンター利用登録者の中から無作為抽出で選ばれた方です。アンケートは点字・メール・墨字の媒体で12月下旬ごろにお送りいたします。 特に、普段センターサービスをあまり使っていないという方のご意見が非常に貴重な資料となります。 なにかと忙しい年の瀬ではございますが、何とぞご協力の程よろしくお願い致します。 ●読書イベント・第1回ふれ愛ブックトークで話題に上がった本の紹介 当センターが主催する「第1回ふれ愛ブックトーク」を10月29日に開催いたしました。 当日は7名の方にご参加いただき、それぞれテーマに沿った本の紹介をしていただいたほか、様々なことをお話していただきました。 以下に当日話題に上がった本を16タイトルご紹介します。それぞれタイトル、著者名、発行年、ジャンル、おすすめポイント(概要)の順に掲載いたします。 特に記載のないものはサピエ図書館にデイジー、点訳図書の完成データがあるほか、当センターでもお借りいただけます。 なお、イベントは来年4月以降にも開催を予定しております。興味のある方はぜひご参加ください。(詳細はメールにいがたにて案内予定)。 ブックトークで紹介された本 1 『ライオンのおやつ』小川糸著(2019年) 小説 ホスピスで暮らす人々の「人生の最後に食べたいおやつ」にその人の人生とドラマが感じられ、食べ物が生きる喜びの象徴として描かれている。 2 『タスキメシ-箱根-』額賀澪(ぬかがみお)著(2019年) 小説 ※『タスキメシ』(2015年)の続編。 箱根駅伝を走るアスリートの話から、食べることは人間の大切な機能であることを感じた。まるで実際の駅伝を聞いているように楽しめる作品。 3 『大黒屋光太夫』吉村昭著(2013年) 小説 4 『海嶺(かいれい)』三浦綾子著(1986年) 小説 5 『人間の条件』五味川(ごみかわ)純平著(1973年) 小説 6 『日没』桐野夏生著(2020年) 小説 ※『日没』はデイジー・点訳共に製作中。デイジー雑誌「世界」のバックナンバーではすぐに読むことが可能。 3、4はどちらも主人公が船で漂流し食糧難の状況に置かれる話。5は戦争で捕虜となって脱出するも食料がなく、極限の状況で生きる様子を描く。   6は近未来を舞台に主人公が政府に収容され、心身や食事を支配される状況での様子が描かれる。 これらを読むと普段自分たちが食べている一杯のごはんや温かい味噌汁のありがたさ、食べることの大切さを実感する。 7 『ぐりとぐら』 中川李枝子作(1967年) 絵本  ※『ぐりとぐら』はシリーズ化しており他にも何作かあり。 登場するカステラがとてもおいしそう!穏やかな絵本の世界と作者の優しいメッセージを感じ、読んでいると心が温かくなる。 8 『電子レンジで簡単料理』すこやか食生活協会編(2020年) レシピ本 ※点字冊子。上下巻あり。 料理において電子レンジは本当に便利。自分は100均グッズも使ってよく活用している。 (当日の参加者間で普段の料理の工夫や簡単レシピなどの話も上がった。) 9 『太陽はひとりぼっち』鈴木るりか著(2019年) 小説 10 『少年と犬』馳星周(はせせいしゅう)著(2020年) 小説 11 『白の闇』ジョゼ・サラマーゴ著、雨沢泰(あめざわやすし)訳 (2001年) 小説 3作とも食べるシーンの描写が印象的。9は食べ物の描写にも十代である著者の若い感性が感じられた。 10は料理をするのは良いのだが食べてくれる人がいないと張り合いがない、という気持ちに共感。 また犬が登場するが、自分も盲導犬がいるのでそういった部分でも共感した。11は晴眼者が突然全盲になりそれが感染していく話。 見えなくなったら見えていた時より食べ物がおいしくなくなった、という描写があり、それが心に残っている。 全盲の描写がとてもうまい。 12 『みをつくし料理帖』シリーズ 高田郁(たかだかおる)著 小説 ※シリーズは全11巻が出版されている 作中でよく登場する「食は人の天なり(食べるということは天の如く重要なものという意味)」「食養生」という言葉が印象的。 ハラハラドキドキする話は自分は苦手なのだがこの作者は登場人物が爽やかなのでそこも好き。 その他トークの過程で話題に上がった本 13 『風が強く吹いている』三浦しをん著(2006年) 小説 箱根駅伝の話題で出た作品。爽やかな読後感。 14 『ペスト』アルベール・カミュ著、宮崎嶺雄訳(1969年) 小説 新型コロナウイルスの話題で出た作品。今の状況に重なる部分がある。 15 『居眠り磐音(いねむりいわね)』シリーズ 佐伯泰英著 小説 ※シリーズは全51巻が出版されている 長編シリーズ作品として話題に。読後が爽やかという意見あり。 16 『天空の犬』樋口明雄著(2012年) 小説 読後感の良い作品として話題に上がった作品。山岳救助犬が登場。 紹介は以上です。 紙面の都合上、紹介者の想いを一部のみしかお伝えできず残念ですが、図書の詳細を知りたい方はお気軽に当センターまでお問い合わせください。 ●サピエ図書館 人気図書ランキング  サピエ図書館において、9月から10月にオンラインリクエスト数の多かった 全国の人気図書をご紹介します。書名、著者名、巻数(点字図書のみ)、所蔵館の順に記載しています。 図書の詳しい内容が知りたい方は当センター職員までお気軽にお問合せください。 点字図書 1位「クスノキの番人」 東野圭吾著 8巻 旭川点図 2位「希望の糸」東野圭吾著 7巻 日点図 3位「黄緑のネームプレート 杉原爽香(すぎはらさやか)〈46歳の秋〉」 赤川次郎著 3巻 熊本点図 4位「危険なビーナス」東野圭吾著 6巻 西宮視障 5位「認知症になる人、ならない人の生活習慣」石井映幸(いしいてるゆき)著 2巻 大阪福情点 録音図書 1位「鼠異聞(ねずみいぶん) 上」 佐伯泰英著 豊中市岡町図 2位「鼠異聞 下」 佐伯泰英著 豊中市岡町図 3位「クスノキの番人」 東野圭吾著 旭川点図 4位「少年と犬」馳星周著 日赤北海道 5位「iPhoneでデイジー図書を楽しもう ボイス オブ デイジー 5(ファイブ)編」ラビット著 新潟視情セ テキストデイジー図書(※ダウンロード数の多かった順) 1位「鬼滅の刃[1]ノベライズ」 吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)原作/松田朱夏(まつだしゅか)著 鹿児島視情セ 2位「鬼滅の刃[2]ノベライズ」 吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)原作松田朱夏(まつだしゅか)著 鹿児島視情セ 3位「1日3分!さするだけで免疫力が上がるリンパマッサージ」 久優子(ひさしゆうこ)[ほか]監修 宮城視情セ 4位「いまさら聞けないITの常識」岡嶋裕史(ゆうし)著 鹿児島視情セ 5位「奥までなぐさめて 妻の母は未亡人」鷹羽真(たかはしん)著 鹿児島視情セ ●利用者参加・文芸コーナー このコーナーでは当センターの利用者の方に投稿いただいた俳句、短歌、川柳をご紹介していきます。 なお、掲載の順番は受付順といたします。 【俳句】   新コロナインフルまでも挟み撃ち   (しんコロナ インフルまでも はさみうち)   七五三孫背伸びして晴れ姿   (しちごさん まごせのびして はれすがた)   涼しさにくしゃみ三回首すくめ   (すずしさに くしゃみさんかい くびすくめ)                         小雪 初参り転勤の子の初メール   (はつまいり てんきんのこの はつメール)   かがみ餅割って揚げ餅母の味   (かがみもち わってあげもち ははのあじ)   お年玉送るつもりの貯金箱   (おとしだま おくるつもりの ちょきんばこ)   でんでん虫 食べて褒め帰り土産も栗お強   (たべてほめ かえりみやげも くりおこわ)   少年の日の夢連れて赤蜻蛉   (しょうねんのひのゆめつれて あかとんぼ)   無事祈る野分今年も知己の町   (ぶじいのる のわけことしも ちきのまち)                       小林恒雄 金木犀やさしくなれる薫りかな   (きんもくせい やさしくなれる かおりかな)   熊よけの鈴響かせて秋のさと   (くまよけの すずひびかせて あきのさと)   饅頭の届きしみじみ敬老日   (まんじゅうの とどきしみじみ けいろうび)                       石岡ヒロ子 【短歌】   ふりかえる今年はひどい年だった真白な雪にさざんかの花   (ふりかえる ことしはひどいとしだった ましろなゆきに さざんかのはな)   残業の知らせの電話受け取っておかず一品ついかの用意   (ざんぎょうの しらせのでんわ うけとって おかずいっぴん ついかのようい)   図書館の録音図書の奉仕者に感謝し今日も無事に生きてる   (としょかんの ろくおんとしょのほうししゃに かんしゃしきょうも ぶじにいきてる)   でんでん虫 辛かろう好投しても報われず打てぬ同僚恨みもできず   (つらかろう こうとうしても むくわれず うてぬどうりょう うらみもできず)                            菊池三千夫 手招きし呼び寄す犬の耳元に「好き!」とささやく しっぽが揺るる   (てまねきし よびよすいぬの みみもとに すきとささやく しっぽがゆるる)   雨蛙もろ手に包みゆうらゆら小さき命の冷たく跳ねる   (あまがえる もろてにつつみ ゆうらゆら ちいさきいのちの つめたくはねる)                             上林洋子 陽をあびてシャコバサボテン眺むればもっと咲くよとささやくツボミ   (ひをあびて シャコバサボテン ながむれば もっとさくよと ささやくつぼみ)   山茶花のツボミふくらみ雪がこい山から里へ六つの花咲く   (さざんかの ツボミふくらみ ゆきがこい やまからさとへ むっつのはなさく)   木枯らしに心温もる愛の園夕げは鍋と家族の笑顔   (こがらしに こころぬくもる あいのその ゆうげはなべと かぞくのえがお)   流れ星 【川柳】   きれいでしょ取ってとばかり毒きのこ   (きれいでしょ とってとばかり どくきのこ)   効きますかコロナ太りに痩せ薬   (ききますか コロナぶとりに やせぐすり)   虫の声自粛騒ぎもなんのその   (むしのこえ じしゅくさわぎも なんのその)                           水野千津子 マスク取ると本当の笑顔見えてくる   (マスクとると ほんとのえがお みえてくる)   新コロナ境界線のない怖さ   (しんコロナ きょうかいせんの ないこわさ)   マフラーの温みが欲しい神無月   (マフラーの ぬくみがほしい かんなづき)                           本間光子 心眼を磨いて見抜くうそほんと   (しんがんを みがいてみぬく うそほんと)   人格を安く見られる二枚舌   (じんかくを やすくみられる にまいじた)   お粗末な言い訳耳がそっぽをむく   (おそまつな いいわけみみが そっぽをむく)   渡辺幸栄 アイピーエス明日に希望のドアを開け   (アイピーエス あすにきぼうの ドアをあけ)   優しさに二度惚れ君は俺の妻   (やさしさに にどほれきみは おれのつま)   かじかむ手息で温めて除夜の鐘   (かじかむて いきでぬくめて じょやのかね)   流れ星 足が向くジャズの流れる喫茶店   (あしがむく ジャズのながれる きっさてん)   GoToで我も財布もルンルルン   (ゴートゥーで われもさいふも ルンルルン)   今時のファッションとやら孫に知る   (いまどきの ファッションとやら まごにしる)                           石岡ヒロ子 笑うなよ小さくたって俺の夢   (わらうなよ ちいさくたって おれのゆめ)   もう一人の自分に負けてタバコすい   (もうひとりの じぶんにまけて タバコすい)   かみさんの逝った秋は嫌いです   (かみさんの いったあきは きらいです)                           三浦いそや 投稿いただきました11名の皆様ありがとうございました。 引き続き利用者の皆様の俳句、短歌、川柳を下記の要領のとおり募集しますので、多数の投稿をお待ちしております。 なお、投稿は点字、電話でも可能です。 文芸作品募集要領 1 募集 俳句、短歌、川柳の3部門 2 募集作品  毎回お一人各3句、3首以内、自作、未発表の作品。誤字、誤読等を防ぐため漢字や語句にはふりがなをつけてください。 3 応募締切・掲載  偶数月月末(今回は12月26日)までに当センター必着。翌偶数月号(今回は2月号)のメールにいがた文芸コーナーに掲載 4 その他(表彰の実施) 6、8、10、12、2月号に掲載した作品について、にいがたアイサポートセンター内で審査を行い理事長賞、情報センター長賞等を設けることにしました。 *********** 3 お役立ち情報 このコーナーでは、視覚障害に関する様々な行事や日常生活に役立つ情報を掲載しています。 次号148号(2月発行)に掲載したい情報は、1月6日(水曜日)までに当センターへご連絡ください。 ●新潟県視覚障害者福祉協会からのお知らせ 新潟県視覚障害者福祉協会が実施する主な行事等をお知らせします。 お問合せなどは視覚障害者福祉協会事務局へ。 〒950-0121 新潟市江南区亀田向陽1-9-1新潟ふれ愛プラザ内 電話025-381-8130 FAX025-381-8120 Eメール ngt.shikaku@cello.ocn.ne.jp (1)「ふれあい・いきいきサロン」のご案内 毎月第1と第3木曜日に新潟ふれ愛プラザで開設しているふれあい・いきいきサロン。1月から2月の開設日をお知らせします。 自分の生い立ちの話や地域の話題、自分の見え方の悩みなどなんでも皆さんでお話しください。 皆さんお誘い合わせのうえ、お気軽にお越しください。事前の申込みは不要です。 日時 1月7日(木曜日)、21日(木曜日)    2月4日(木曜日)、18日(木曜日) 何れの日も午後1時30分から3時30分 場所 新潟ふれ愛プラザ 2階 研修室等 (2)協会・点字図書館創基100周年記念誌の頒布について 協会・点字図書館創基100周年を迎えるにあたり、「姉崎文庫(存続する点字図書館の中で日本最古)創設から100年のあゆみ1920~2020」と称し、 記念誌を作成いたしました。 目次及び内容は以下の通りです。 目次 100周年記念ギャラリー 挨拶 社会福祉法人新潟県視覚障害者福祉協会 理事長 木村弘美 祝辞 新潟県知事 花角英世 新潟市長 中原八一 社会福祉法人日本視覚障害者団体連合 会長 竹下義樹 【特集1】 新潟県視覚障害者福祉協会・点字図書館の創基(1920年)から100年 【特集2】 この10年の歩み 新潟県視覚障害者福祉協会・点字図書館この10年の歩み 新潟県視覚障害者福祉協会創基100年の歩み 新潟県点字図書館(新潟県視覚障害者情報センター)創基100年の歩み 歴代協会理事長・歴代点字図書館長 記念誌作成にご協力いただいた方 内容 新潟県視覚障害者福祉協会の前身である新潟県盲人協会が結成されたのは、1920(大正9)年6月19日、柏崎においてでした。 同年12月23日には、新潟県点字図書館の基礎となった姉崎文庫が、協会設立の中心人物でもある中越盲唖学校鍼按科教員・姉崎惣十郎によって、柏崎市内の姉崎宅に設置されました。 姉崎文庫はその後、新潟県盲人協会点字図書館となり、現在の新潟県視覚障害者情報センター(点字図書館)へと引き継がれていきました。 姉崎文庫・新潟県点字図書館は、戦前には「日本の3大点字図書館」の一つに数えられ、日本のなかで現在まで存続する最古の点字図書館であることが明らかになってきました。 本特集では、協会・点字図書館の基が創られた1920年からちょうど100周年の2020年にあたり、これまで未発見だった新史資料などの文献調査や関係者へのインタビュー調査によって明らかとなった、 協会・点字図書館の設立の歴史的経過や、姉崎惣十郎の人物像、日本の点字図書館事業黎明期の動向などを報告します。 (「【特集1】1はじめに」から文章抜粋) 記念誌をご希望の方は協会事務局(電話025-381-8130)または情報センター(電話025-381-8111)へご連絡ください。 <料金について> ① 墨字版は1冊800円(税込)と送料です。墨字版に併せて音声版、点字版をご希望の方はお申し出ください。 ② 墨字版不要で音声版または点字版をご希望の方へは貸出いたします。情報センターへご連絡ください。 *********** 4 功労表彰などの受賞者のご紹介 ●新潟県善行功労       新潟県知事表彰  NPO法人障害者自立支援センターオアシス(新潟市西区) ●新潟県民福祉大会・社会福祉事業功労者   新潟県知事表彰    岩﨑瑠美子(新発田市)             齋藤正子(新潟市西区) ●新潟市江南区社会福祉協議会表彰    社会福祉事業協力者  川崎眞理子(新潟市中央区)             寺澤茂子(新潟市西区)    ●公益社団法人読書推進運動協議会  全国優良読書グループ表彰  上越音声訳マザーテープの会(上越市) *********** 5 視覚障害者関連団体からの情報 日視連(社会福祉法人日本視覚障害者団体連合)、全視情協(特定非営利活動法人全国視覚障害者情報提供施設協会)等の情報を掲載いたします。 ●日視連&ネット情報 (1)話し掛けて家電操作 見守り機能も AIスピーカー (2020年9月24日 神戸新聞) お年寄りや障害者の生活支援に、人工知能(AI)を搭載した「スマートスピーカー」を活用する取り組みが広がっている。 スピーカーに話し掛けるだけで家電が操作でき、天気予報や行政などの情報も得られ、体が不自由な人には便利。 見守り機能のほか、認知症予防につながる可能性も指摘されており、注目が集まっている。 「アレクサ、おはよう」-。山形県川西町の遠藤勝則さん(63)は毎朝、マイクを内蔵したAIスピーカーに向かってあいさつし、天気やニュースを尋ねるのが日課だ。 「細かい地域の天気や、今日は何の日かも教えてくれるので便利」と満足そうだ。 川西町吉島地区で住民の生活支援や交流活動を手掛けるNPO法人「きらりよしじまネットワーク」は昨年10月、高齢者約20人にテレビ電話機能が付いたAIスピーカーを配布した。 会話が少ない独り暮らしの場合、話すことで認知症予防が期待できる。テレビ電話で遠隔地から家族が安否確認することも可能だ。 農業を営む山田雄幸さん(73)は「災害時にスピーカーから避難情報が流れてくれると助かる。近所同士の呼び掛けにも使いたい」と話す。 冬は雪深くて外出が大変なため「画面を通してお医者さんに診てもらえたらうれしい」と期待する。 同ネットワークの高橋由和事務局長(60)は「スピーカーを通して看護指導ができれば看護師の負担が減り、患者の異変にも早く気付くことができる」と指摘。 今後は車の送迎依頼や食事の注文が簡単にできるようにしたいと話した。 日本福祉大の渡辺崇史教授(福祉工学)は「コロナの影響で人と会わなくなり、自宅で独りになるお年寄りが多い。社会とのつながりを続けるのに便利で、ヘルパーがいなくても自力で生活する際に役立つ」と話した。 〈AIスピーカー〉インターネットに接続し、内蔵マイクで人の声を認識、人工知能(AI)が情報を調べたり、家電を操作したりしてくれるスピーカー。 普通に音楽が聴けるほか、ネット通販の注文もできる。アマゾン・コムやグーグルの製品が有名。 アマゾンなら「アレクサ」、グーグルなら「OK、グーグル」といった決まり文句を言うと、スピーカーが反応しAIが質問やお願いに応えてくれる。 価格は1台数千円から数万円する。 (2)心の眼 食と“触”文化 点字毎日記者 佐木理人(さきあやと) (2020年10月2日 毎日新聞 朝刊) 中学生の頃に失明した私は、大阪の中学校から東京にある盲学校の高等部に進み、寮生活を始めた。 全盲の同級生たちから、目が見えない中での工夫をいろいろ伝授された。 特に食べることについてが多かった。寮の夕食は、午後5時。空腹で夜食に袋麺をよく食べた。そんな袋麺を一人で買いに行った際、店頭の商品の表示が見えなくても触れば判別できるものが二つあると教わった。 一つは、日清の「チキンラーメン」。粉末スープの小袋が入っていないのが手掛かりになった。 もう一つは、「明星チャルメラ」しょうゆ味だ。当時としては珍しく、麺のかたまりが丸いのが特徴だった。自力で分かるのがうれしかった。 そうして「食文化」ならぬ「触文化」を探求していった。 今では、アルコール飲料の缶やジャムの瓶、ソースの容器などに点字が付いている。とはいえ、ビールも酎ハイも点字は「おさけ」とだけ表示され、ジャムやソースの種類は書かれていない。 一方で、赤しそのふりかけ「ゆかり」が今年発売50年を迎えた三島食品(広島市)の取り組みは心強い。 誰もが使いやすいユニバーサルデザインが社会で知られるようになった2001年、人気商品「ゆかり」の袋の封に点字を付けた。 ところがこの点字、開封すると取れてしまう。消費者の声もあり、04年に別の位置にも点字を付けるよう改善したという。 食べる楽しみは、視覚障害者も変わらない。関係者には、「食(触)文化」の充実にぜひ一役買っていただきたい。 (3)ナイガイ「みんなのくつした」 誰もが使いやすい工夫 随所に (2020年10月2日 日経MJ) 靴下メーカーのナイガイは、障害者や妊婦など誰もがはきやすい靴下シリーズ、「みんなのくつした Universal Design Socks」を展開している。 ゴムによる締め付けがない「ゴムのないくつした」など、3種類を用意。世界的に高まるダイバーシティ(多様性)に配慮した商品にしようと、障害者の声を聞きながら開発を進めた。将来は海外での販売も視野に入れている。 みんなのくつしたシリーズはナイガイが、障害者や高齢者が使いやすい「ユニバーサルデザイン」の企画などを手掛けるミライロ(大阪市)と共同開発したものだ。 丸井錦糸町店(東京・墨田)5階の一画で販売を始め、同5階ミライロハウスTOKYOでも展示している。 ナイガイの執行役員の土屋聡子氏は「これまでの商品開発では、障害者や高齢者の実際の声を十分に聞いていなかった」と振り返る。 みんなのくつしたは、2019年11月に障害者との座談会を開催して、実際に出された意見や要望に基づいて開発された商品だ。 3種類のくつしたを開発し、「ゴムのないくつした」はゴムのかわりにリブ編みで履き口をサポートする商品で、ゴムの締め付け感を取り除いたのが特徴だ。 このほか履き口から足首にかけてずり落ちないように工夫した「足首までサポートする快適フィット」や、ガーゼのような編み方を採用しやわらかいフィット感を実現した「ガーゼのようなやわらかフィット」を開発した。 どの商品も、足のむくみが気になりやすい妊婦や障害者も心地良く着用できるように、履き口に圧力をかけず、かかとで靴下がずり落ちないように設計している。 サイズは22から24センチメートルと24から26センチメートルの2サイズ展開で、小さいサイズには足指の付け根付近に指で触って分かるように1本線を、大きいサイズには2本線をそれぞれ編み込んだ。 外装もプラスチックや金属の留め具は使わず、全て紙とすることで視覚障害者でも外しやすいようにした。 色は黒やグレーなど無地でベーシックなものを中心にした。価格は税抜き1000円から。 大量生産品ではないため生産コストはかさむものの、ナイガイの大量生産品の靴下とほぼ同水準の価格帯に抑えることで、「値ごろ感を打ち出した」(土屋氏)。 今後は5本指のソックスタイプや、オーガニックコットンを用いた肌触りの良いタイプなど2から3種類を追加する予定だ。 ナイガイのEC(電子商取引)サイトでも、今月中旬から販売する予定だ。 土屋氏は「将来は世界中で販売することも考えている」と語る。障害の有無に関係なく誰もが使いやすい靴下として、世界で求められるブランドに育てることが目標だ。 (4)社説 日本点字制定130年 さらに役割広げる契機に (2020年11月8日 毎日新聞 朝刊) 日本語の点字が制定されて今年で130年になる。 フランスで生まれた点字は、文章だけでなく、数式や楽譜なども表すことができる。 日本に伝わると、当時の東京盲唖学校教員・石川倉次によって日本語にあった体系が翻案された。1890(明治23)年11月1日の選定会議で、日本点字が誕生した。 以来、視覚障害者の生活向上や社会参加に大きな役割を果たしてきた。1925年には、世界で初めて点字投票が認められた。大学入試や資格試験なども点字で受けられるようになった。司法試験や医師国家試験を突破し、活躍している人もいる。 街中のエレベーターや駅のホームドア、家庭内の洗濯機や温水洗浄便座などの表示でも点字が用いられ、目にする機会が増えた。 技術の発達により点字の活用は広がっている。データ化され、メールでのやり取りやプリンターによる印刷が可能になった。 中途失明者向けに大きなサイズの「L点字」も考案された。 点字が光をもたらしたのは、視覚障害者だけではない。ハンセン病のため、視覚を失い、指先が使えなくなった人たちは、舌や唇で点字を読み心の支えにした。 目と耳に障害がある盲ろう者のコミュニケーション手段の一つ「指点字」は日本で生まれ、世界の盲ろう者を孤独から救った。 点字でできる行政手続きも増えた。内容証明郵便、訴状などでも使用が認められるようになった。 一方、点字の選挙公報の作成は法制化されておらず、郵便投票は認められていない。 点字使用者の減少や若手点訳者の不足が指摘されて久しい。しかし、点字の使用状況などに関する国の詳細な調査は2006年以降、行われていない。 点字を学びたい人は一定数いるが、習得のための環境は十分ではない。 近年、ITを通じて多くの情報が音声で入手できるようになった。しかし、点字は、自分のペースで何度でも読み返し、思考を深めることができる。 文字としての点字の重要性は変わらない。節目の年を点字の役割を広げる契機にしたい。 *********** 6 2020年図書製作に協力いただいたボランティアの皆さん (五十音順敬称略) (1)点訳図書製作(100名) 相澤晴子/安達文子/荒木和子/五十嵐亨子/五十嵐陽子/池田慎子/ 石田絢子/石田幸夫/和泉美智/市川トシ子/伊藤いつよ/井上克己/ 今井慶子/巌和郎/岩崎瑠美子/薄田玉惠/宇津野桂子/大竹とも子/ 大橋絹枝/荻野妙子/小根山啓子/小野塚則子/風間百合子/春日カズエ/ 加藤禎/加藤良子/金子孝子/金田直子/金平美鈴/加村靖子/ 木伏美佐子/木伏由里美/木村ひろみ/熊木留美子/栗林禧躬子/呉井康子/ 剱持文子/小池照子/小泉敏子/小島さち子/小島美津子/小杉美津子/ 牛腸さち子/後藤順子/小林恭子/小林達子/小林みつ子/小林保子/ 小森和子/坂爪文子/佐藤久美子/佐藤スミ/佐藤裕子/柴田弘子/ 佐藤房子/佐藤美智子/志村佳子/霜越静子/周佐慶子/白井順子/ 関富美子/外丸直子/高井和代/高桑和子/高田忍/髙橋朗子/ 瀧澤和子/竹内利佳子/田中貞夫/田村真佐子/千葉ヒロ子/土田眞理/ 冨樫栄子/得永千恵子/外山玲子/長井文子/中川久美子/中野裕子/ 南雲美幸/中村京子/難波美津子/根岸孝子/橋本美智/原田七重/ 広川良之/廣田恭子/本間のり子/松沢直子/皆川陽子/宮川絢子/ 宮崎節子/村山治子/罇和也/八木拓真/矢澤敏之/柳美也子/ 山形百合子/山﨑静/山田尚子/山吹京子 (2)録音図書製作(63名) 石井千鶴子/五十川直子/稲冨かづ子/今井智子/植村泰子/遠藤直子/ 大関江美子/大平綾子/大橋裕香/小川純子/嘉藤百合/狩谷ケン子/ 北澤江利子/鯉江初子/小林景子/小林恵子/小林喜代子/小松栄子/ 齋藤加代子/齋藤久美子/斎藤敬子/齋藤源一郎/斉藤正子/坂上郁代/ 笹原春美/柴田弘子/新保裕美子/杉山よし子/鈴木陽子/須藤幸代/ 髙野節子/高橋綾子/高橋百合子/竹内陽子/塚田和子/戸島美江/ 冨所純子/外山正代/豊田三世/永井美智代/永井宮子/長澤智子/ 中村一江/中村しのぶ/野村裕美/波田野順子/早川京子/林章子/ 速水美智子/平田栄子/深澤七重/布施みさ子/前田久美子/水落百合子/ 山田いずみ/山田草子/山田久美子/山本恵子/山森玲子/八幡和歌子/ 横山喜代子/横山トシ子/吉倉千恵 (3)テキストデイジー製作(29名) 五十嵐利江/石崎雅裕/大津千恵子/荻野妙子/小幡厚子/小柳千栄子/ 貝瀬ケイ子/川瀬千賀子/杵淵徹/桐生祥子/桑原はるみ/小池博美/ 小林喜代子/齋藤源一郎/酒井幸子/佐藤千枝子/佐野民子/鈴木俊一/ 須田幸子/高野修子/田沢鈴江/田中啓子/寺澤茂子/外山正代/ 野澤直美/林章子/山田久美子/横田好子/渡邉敏栄 *********** 7 県内主要文化施設が企画・主催する行事 行事については、新型コロナウイルスの影響を考慮し、中止または延期となる可能性があります。ご利用に当たっては直接施設に電話等でご照会下さい。 映画上映会、講座 (1)新潟県立生涯学習推進センター(新潟市中央区女池南3-1-2) お問合せ 電話 025-284-6110        催事名 季節の上映会 12月上映会 12月17日(木曜日)、27日(日曜日)  上映作品 「トロッコ」 1月上映会  1月14日(木曜日)、21日(木曜日)、24日(日曜日)  上映作品 未定 2月上映会  2月18日(木曜日)、25日(木曜日)、28日(日曜日)  上映作品 未定 いずれも、開場時間は午後1時、上映開始時間は午後1時30分です。 会場 ホール(県立図書館複合施設) (2)新潟県立文書館(新潟市中央区女池南3-1-2) お問合せ 電話025-284-6011 12月から2月開催の文化催事情報はありません。 (3)新潟県立図書館(新潟市中央区女池南3-1-2) お問合せ 電話025-284-6001 12月から2月開催の文化催事情報はありません。 (4)長岡市立中央図書館(長岡市学校町1丁目2番2号) お問合せ 電話 0258-32-0658 催事名 映画会 日時及び上映映画 1月15日(金曜日)午後2時から3時40分 「私を野球に連れてって」 1949年アメリカ 1月30日(土曜日)午後2時から3時50分 「バグダッド・カフェ」 1987年ドイツ 2月9日(火曜日)午後2時から4時30分 「劇団四季 南十字星」 2008年日本 各回とも入場は午後1時30分より(上映開始 午後2時から) 定員等 先着180人、申込み不要、鑑賞無料 ※ バリアフリー音声ガイド付き映画ではありません。会場はすべて2階講堂です。 野外施設、博物館 (5)国営越後丘陵公園(長岡市宮本東方町字三ツ又1950番1) お問合せ 電話 0258-47-8001         催事名 Xmasキャンドルナイト 初開催!Xmasキャンドルナイト   長岡の冬にあたたかい光を灯そう! 1 キャンドルナイト【当日受付】 キャンドルホルダーにメッセージを書こう! 2 長岡スカイランタンフェスティバル【事前申込先着】 広大な芝生とシンボルツリーをバックに夜空に浮かぶスカイランタンの幻想的な世界が広がります。 「思い」や「願い」を込めたランタンを作り一斉に打ち上げよう! 3 Xmasスターマイン 冬空に大輪の花火が上がります! 日時 12月19日(土曜日)、20日(日曜日)午後4時から8時 (6)新潟県立植物園(新潟市秋葉区金津186番地) お問合せ 電話 0250-24-6465   催事名 クリスマス展 5mを超える大型クリスマスツリーや、赤と緑のコントラストが美しいポインセチア、赤・白・ピンクの可愛らしい色彩のシクラメン、緑輝くコニファーなど、クリスマスカラーに彩られた冬の企画展示です。 冬の植物園ならではのクリスマス展をお楽しみください。 期間 12月26日(土曜日)まで 会場 観賞温室第2室 (7)新潟県立歴史博物館(長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2) お問合せ 電話 0258-47-6130 催事名 開館20周年記念「特別公開 この逸品」 当館は平成12(2000)年8月の開館から20年の節目を迎えました。 20周年を記念して、開館から現在に至るまでの博物館の歩みや活動を振り返りながら、20年間で集まった資料の一部を紹介します。 ]これまで博物館にご支援ご協力いただいた皆さまへの感謝の意を込めて、考古・歴史・民俗の各分野の逸品を展示します 期間 12月19日(土曜日)から2月28日(日曜日)まで 会場 企画展示室 (8)新潟市歴史博物館 みなとぴあ(新潟市中央区柳島町2-10) お問合せ 電話 025-225-6111         催事名 生誕320年記念特別展 五十嵐浚明(いからししゅんめい) 新潟湊に生まれた江戸時代中期の絵師である五十嵐浚明の、画業と生涯を紹介します。 期間 12月27日(日曜日)まで 会場 本館1階 企画展示室 音楽関連 (9) 新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ(新潟市中央区一番堀通町3-2) お問合せ 電話 025-224-5521(チケット専用ダイヤル) ※各公演会場の開場時間は、公演開始時間の概ね30分前です。 催事名 りゅーとぴあ オルガン・クリスマスコンサート2020 日時 12月24日(木曜日)午後7時から9時 会場 コンサートホール 出演 オルガン 石丸由佳(りゅーとぴあ専属オルガニスト) 朗読 山崎真波 特別出演 Noism Company Niigata(りゅーとぴあ専属舞踊団) 定員 1,000人(コロナ対策で定員の1/2) 鑑賞料 一般3,000円 高校生以下1,500円 ペア券5,000円 (10)長岡リリックホール(長岡市千秋3丁目1356番地6)  お問合せ 電話 0258-29-7715 催事名 リリックジュニアフェスティバル2020    地元で音楽を学ぶ子どもたちが集まり、日頃の練習の成果を発表します。    ソロのほか、リリック・ジュニア・アンサンブルが出演する多彩なプログラムです。 日時 12月20日(日曜日)午後2時から 会場 長岡リリックホール・コンサートホール 定員 350人 鑑賞料 全席自由 入場無料 (11)新潟市秋葉区文化会館(新潟市秋葉区新栄町4番23号)  お問合せ 電話 0250-25-3301    催事名 「レジデンス合唱団フォリエ定期演奏会2020」 秋葉区文化会館レジデンス合唱団フォリエによる定期演奏会です。 今回のプログラムは1部では皆さまご存知の曲を中心に、2部では「サウンドオブミュージック」の曲からお届けします。 日時 12月27日(日曜日)午後2時から 出演 秋葉区文化会館レジデンス合唱団フォリエ(合唱)    彌勒忠史(みろくただし)(指揮) 会場 新潟市秋葉区文化会館 ホール 鑑賞料 全席自由 1,000円(当日200円増し) 申込み方法 窓口または電話(0250-25-3301) 美術関連 (12)新潟県立万代島美術館(新潟市中央区万代島5-1 朱鷺メッセ内 万代島ビル5階)  お問合せ 電話 025-290-6655 催事名 企画展「岡本太郎展 太陽の塔への道」 1970年大阪万博のシンボル《太陽の塔》は岡本太郎(1911-1996)の代表作。 再生された内部空間が2018年より一般公開され、再び注目を集めています。] 彼の作品と秘蔵資料や映像によって《太陽の塔》の誕生と再生を体感し、岡本芸術の本質に迫ります。 期間 12月19日(土曜日)から3月7日(日曜日) 会場 美術館展示室 (13)新潟市美術館(新潟市中央区西大畑町5191-9) お問合せ 電話 025-223-1622 ※企画展開催中は、企画展の観覧券でコレクション展も観覧できます。 催事名 企画展「原作出版75周年 きかんしゃトーマス展 ソドー島のなかまたちが教えてくれたこと」 世界中のこどもたちに愛される「きかんしゃトーマス」の原作『汽車のえほん』が世に出てから今年で75周年。 生まれ故郷イギリスから、日本初公開を含む絵本原画約180点をはじめ人形劇の撮影に使われたプロップス(小道具)など貴重な資料を一挙公開。 親から子へ、個性豊かなきかんしゃたちの失敗や成長を通して「正直」「努力」「仲間たち」を描いた作者のメッセージを伝えます。 期間 12月24日(木曜日)から3月28日(日曜日) 会場 企画展示室 (14)新潟市新津美術館(新潟市秋葉区蒲ケ沢109-1) お問合せ 電話 0250-25-1300 催事名 生誕100年記念 日本画家・横山操(よこやまみさお)展―その画業と知られざる顔― 新潟県燕市(旧吉田町)出身の日本画家・横山操(1920から1973)は、戦後の日本画壇の風雲児と称され活躍しました。 14歳で上京して洋画家を志すも、その後日本画へ転向します。 20歳で川端龍子(かわばたりゅうし)が主宰する日本画団体・青龍社の第12回展に《渡船場(とせんば)》を出品。 その後召集され、捕虜生活を経て帰国する頃には30歳になっていました。 再び青龍社に所属し、意欲的で大胆かつ豪放な大作の作品を発表。青龍社で受賞を重ね社人となり、将来を嘱望されましたが後に脱退します。 晩年は病に倒れますが、左手で筆をとり叙情溢れる色彩豊かな作品や水墨画など意欲に満ちた作品を発表し続けました。 本展では、戦前に川端画学校で勉強し制作した青龍展入選作の《渡船場》や戦後の青龍展での出品作に加え、これまでの「横山操展」では公開されることの少なかった4小品や 素描により、豪放でありながらも繊細な画風で日本画壇に新風を巻き起こした横山操の「知られざる一面」をご紹介します。 期間 1月23日(土曜日)から3月21日(日曜日) 会場 新津美術館  (15)新潟県立近代美術館(長岡市千秋3丁目278-14) お問合せ 電話 0258-28-4111 催事名 コレクション展 第4期  展示室1「近代美術館の名品」 展示室2「名画 世界一周」 各国を描いた作品を、大陸ごとに展示します。 展示室3〈前期〉ルネサンスの版画(2月14日まで) デューラーとバルバリ、ルネサンスを代表する2人の版画家の作品を紹介します。 〈後期〉水彩画の世界(2月16日から) 水彩画の普及に関わった作家達の作品を中心に水彩画の魅力を紹介します。 期間 1月5日(火曜日)から4月4日(日曜日) 会場 コレクション展示室 *********** 【編集後記】 この時期になると遠いシベリアから白鳥たちが飛来してきます。いつもすごいな、神秘的だなと感動しています。 今年は「家時間を楽しむ」という言葉がお馴染みになりました。 私も「家時間を楽しむ」つもりが、ついついあれもこれもしなくてはと時間に追われてしまいました。 最近は、やるべきことをこなしつつ、自分のためにやりたいことを満足にできるほどの無限の体力が欲しいと思う、今日この頃です。 まだまだ厳しい状況は続きそうですが、無理をせず過ごしていきたいと思います。(岩井) 次号148号は、2021年2月16日発行予定です メールにいがた(新潟県視覚障害者情報センターだより) (第147号2020年12月) 発行:社会福祉法人 新潟県視覚障害者福祉協会 にいがたアイサポートセンター 新潟県視覚障害者情報センター 〒950-0121  新潟市江南区亀田向陽1-9-1 新潟ふれ愛プラザ内 TEL 025-381-8111 FAX 025-381-8115 メール tosyo@ngt-shikaku.jp ホームページ http://ngt-shikaku.jp/ 郵便振替:00510-5-93600 *********** 日常生活支援機器情報コーナー(no.51) 「Apple Watchは何ができる?」 今回は「Apple Watch」について紹介します。 価格はいろいろあるのですが、35,000円から7万円程度します。値段の違いはベルトやボディーの材質です。 そして、機能面での大きな違いは、セルラーモデル(iPhoneが離れた場所にあっても電話ができる)か、iPhoneが近くにないと電話ができないかの違いです。 それでは簡単にどんなことができるのか見て行きましょう。 まずは音声時計です。画面を一度タップすれば、現在の時刻を教えてくれます。 また、2回タップ、3回タップすると、振動で時間を教えてくれるので、音を出したくない場所でも、時間の確認が可能です。 次に、電話機能です。電話に着信があると、Apple Watchにも着信音または着信の振動があります。そのままApple Watchの画面をタップして、話をすることも可能です。 セルラーモデルでは、iPhoneが近くになくても、電話をする事が可能です。 その他Apple Watch対応のアプリにより、様々なことが可能です。活動系(何歩歩いたか確認可能)、心拍数の確認も可能です。 iPhoneのように、Siriの機能もあるため、Apple Watchに向かって「明日の天気は」、「ライオンズの結果は」など話しかけると音声で答えてくれます。 走ったりしていると、ある程度の時間間隔で振動してくれるため、今何分走ったかといったことも確認することが可能です。 2本指で文字盤をスワイプすると、文字盤の変更をすることが可能です。ミッキーマウスの声で時間を教えてくれる文字盤もあります。 セルラーモデルでは、Suica機能を持たせることができます。自動改札にタッチするだけで、改札の出入りが可能です。 また、メールやメッセージの確認も可能です。外に音を出したくない場合には、Apple WatchにBluetoothのヘッドセットなどの接続も可能です。 視覚障害者用の時計と違い、新たな面白みがあり、使うとなかなか楽しいです。ただ、毎日充電を忘れてしまうと翌日は使えませんのでご注意下さい。 株式会社ラビット代表取締役 荒川 明宏 【記事掲載ご協力及び製品のお問合せ先】 株式会社ラビット 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-29-7 スカイパレス401 電話 03-5292-5644 FAX 03-5292-5645 メール eigyo@rabbit-tokyo.co.jp