メールにいがた145号新刊案内 ◆2020年6月・7月登録の新刊をご紹介しています。 ◆図書のお申し込みの際には、送付先の間違いを防止するため、ご住所とお名前をフルネームでお知らせください。 ◆第145号の「録音○番」「点字○番」「テキストデイジー○番」というお申込みができます。 必ず「録音」「点字」「テキストデイジー」の種別をお知らせください。 ◆デイジー図書をお聞きになるには、専用機が必要です。 ◆種別ごとの新刊案内の末尾には、サピエ図書館に新しく登録された図書も一部ご紹介しております。いずれも取り寄せでの貸出が可能です。 ◆点字図書と録音図書の貸出し期間は、お手元に届いてから15日間、鍼灸医学等の学術書は20日間です。 ◆1回あたりの貸出し(申込み)限度は、10タイトルです。 点字図書 51タイトル 文学 11タイトル 点字1 初午祝言(はつうましゅうげん) 新・居眠り磐音(いわね) 佐伯泰英(サエキ,ヤスヒデ)著 4冊 文藝春秋(2020) ■品川柳次郎(しながわりゅうじろう)とお有(ゆう)の祝言を描く表題作をはじめ、南町奉行所与力・笹塚孫一(ささづかまごいち)が 17歳で父を失った経緯、磐音の刀研ぎ師への半日弟子入りまで、磐音をめぐる人々の在りし日を取り上げた全5編を収録。 点字2 下町ロケット 4 ヤタガラス 池井戸潤(イケイド,ジュン)著 6冊 小学館(2018) ■トランスミッション開発に乗り出した佃(つくだ)製作所。ギアゴーストやライバルメーカー・ダイダロスとの戦い、 帝国重工の財前が立ち上げた新たなプロジェクト…。準天頂衛星「ヤタガラス」が導く、壮大な物語の結末とは? 点字3 落日(らくじつ) 湊かなえ(ミナト,カナエ)著 6冊 角川春樹事務所(2019) ■新人脚本家は、新進気鋭の映画監督から新作の相談を受けた。15年前に起きた、ある事件を手がけたいというが…。 絶望の淵を見た人々の祈りと再生の物語。 点字4 キリの理容室 上野歩(ウエノ,アユム)著 4冊 講談社(2018) ■お金を稼げて、女性も通える理容店を開いて、自分と父親を捨てて男と出ていった理容師の母親を見返すため、 理容専門学校を卒業したキリ。カットが下手なキリは、千恵子が一人で切り盛りするバーバーチーで修業することになるが、 雑用ばかりの毎日。幼なじみの淳平は毎日のように実家に来るし、理容学校の同級生のアタルの存在も気になり始めて――。 点字5 Re:ゼロから始める異世界生活 7 長月達平(ナガツキ,タッペイ)著 4冊 KADOKAWA(2015) ■度重なる死に一度は心を折られ、しかしレムの言葉に再起を誓ったナツキ・スバル。「死に戻り」した記憶を活かし、 スバルはクルシュやアナスタシアを巻き込み魔獣「白鯨(はくげい)」の討伐に打って出る。『小説家になろう』連載を書籍化。 点字6 流浪の月 凪良ゆう(ナギラ,ユウ)著 5冊 東京創元社(2019) ■愛ではない。けれどそばにいたい-。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、 運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描いた長編小説。 点字7 鬼狂(ものぐる)い 西村寿行(ニシムラ,ジュコウ)著 5冊 角川書店(1991) ■愛する娘を白血病で失い、妻は出奔。再会した妻は末期癌に冒されていた。全てを捨て生と死の深淵を旅する夏目夫婦の凄絶な愛。 点字8 ところで軍国少女はどこへ行った 本田和子(ホンダ,マスコ)著 3冊 ななみ書房(2019) ■神州(しんしゅう)は不滅であると信じていた、昭和6年生まれの「私」たち。皇国史観に基づく「日本国史」の授業と、 勇壮で心を揺さぶられた「戦時歌謡」を取り上げて、1人の子どもが「軍国少女」へと成長していく過程を振り返る。 点字9 STAR WARS(スターウォーズ) ロード・オブ・シス 上 ポール・S.ケンプ著/上川典子(ウエカワ,ノリコ)訳 3冊 ヴィレッジブックス(2015) ■クローン大戦から8年。共和国はもはや消滅し、銀河帝国は皇帝と恐るべき力を持つシス卿、ダース・ベイダーを筆頭に、 銀河を支配、掌握していた。だが、帝国への抵抗運動の火種があちこちでくすぶり…。スピンオフ小説第4弾。 点字10 地下鉄道 コルソン・ホワイトヘッド著/谷崎由依(タニザキ,ユイ)訳 7冊 早川書房(2017) ■アメリカ南部の農園に住む奴隷の少女。ある日、逃亡を決意した彼女は、地下を走る鉄道に乗り、自由が待つという北をめざす。 ピュリッツァー賞、全米図書賞、アーサー・C・クラーク賞、ほか受賞。 点字11 絶望書店 夢をあきらめた9人が出会った物語 山田太一(ヤマダ,タイチ)著/頭木弘樹(カシラギ,ヒロキ)編 3冊 河出書房新社(2019) ■夢をあきらめるのは、よくないことですか?古今東西から「夢のあきらめ方」にまつわる物語を集めた、絶望に効くアンソロジー。 情報機器 1タイトル 点字12 脱!スマホのトラブル(増補版) LINE フェイスブック ツイッター やって良いこと悪いこと 佐藤佳弘(サトウ,ヨシヒロ)著 2冊 武蔵野大学出版会(2018) ■スマホの新しいサービスが次々と生まれ、児童・生徒がさまざまなトラブルに遭っている。学校裏サイト、アダルトサイト、 詐欺メール、個人情報の漏洩、カキコやアップロードなどの危険…。 学校等で「スマホの危険」や「正しい使い方」について数多く講演をしている著者が、スマホの利用者が直面するトラブルの事例をあげ、 「何が危険なのか?」「どう対処すべきか?」を、できる限り専門用語や難しい言い回しを避けて解説。 人生訓 1タイトル 点字13 減速して生きる ダウンシフターズ 高坂勝(コウサカ,マサル)著 4冊 幻冬舎(2010) ■年収は600万円から350万円にダウン。なのに手元に残るお金は変わらず。たっぷりの時間で、好きなことをして、社会に認められる! ちっぽけなオーガニック・バー店主の減速ビジネス&ライフ入門。 社会・政治 6タイトル 点字14 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律施行令 他 総務省 発行 2冊 総務省e-Gov(イーガブ)法令検索(2019) ■表題ほか、「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律施行規則」を収録。 点字15 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律  総務省 発行 1冊 総務省e-Gov法令検索(2019) ■平成30年5月25日改正の「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」と、平成30年6月13日公布の 「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」を収録。 点字16 高齢社会白書(概要版) 平成30年版 内閣府 編 3冊 内閣府政策統括官(2018) ■我が国の高齢化の状況等を分析するとともに、平成29年度に政府が講じた高齢社会対策の実施状況及び 平成30年度に講じようとする対策の概要をまとめる。 点字17 解説著作権法の一部を改正する法律(平成30年改正)について 文化庁 著 2冊 著作権情報センター(2018) ■2019年1月1日に施行された改正著作権法。その改正の経緯、改正の趣旨及び内容、各改正事項などを解説。 視覚障害者等のための複製等についても解説する。 点字18 合理的配慮 対話を開く、対話が拓(ひら)く 川島聡(カワシマ,サトシ)[ほか]著 8冊 有斐閣(ゆうひかく)(2016) ■障害者に対する「合理的配慮」が法制化された。合理的配慮の意義と課題、その可能性について、学問分野を横断した 理論的・実証的探究により、広く深く掘り下げる。 点字19 厚生労働白書 平成29年版 社会保障と経済成長 厚生労働省 編 6冊 日経印刷(2017) ■社会保障が果たしてきた役割や経済成長との関係について整理するとともに、国民生活の現状について 所得や賃金などの長期的な動向を分析。墨字の第1部のみ点訳。 動物 1タイトル 点字20 狼の群れはなぜ真剣に遊ぶのか エリ・H.ラディンガー著/シドラ房子(シドラ,フサコ)訳 4冊 築地書館(2019) ■高度な社会性を誇る野生オオカミ。彼らはどうやって群れのあり方を学び、世代をつなぐのか。 野生オオカミの社会を数十年にわたって観察してきた著者が、現代のヒトの生活にも役立つオオカミの知恵を生き生きと描く。 児童書 13タイトル 点字21 <おはなしのろうそく31・32> いぬとにわとり しゃれこうべほか 東京子ども図書館 編 1冊 東京子ども図書館(2016) ■幼児から小学校中・高学年まで楽しめる世界各地の昔話・創作などを、実際に子どもたちに語った経験をもとに編集。 点字22 こだわっていこう 村上しいこ(ムラカミ,シイコ)作 1冊 学研プラス(2018) ■物知りで、時々こだわりスイッチが入るそうまくんは、ぼくの大切な友達。ところが、ある事件で、そうまくんがふざけて、 ぼくにけがをさせたということになってしまう。謝らないそうまくんに怒ったお母さんから 「そうまくんと、もう遊んじゃだめ」と言われたぼくは…。 点字23 シンドローム 佐藤哲也(サトウ,テツヤ)作 3冊 福音館書店(2019) ■墜落した未確認飛行物体が発端となって、不穏な気配が高校生の〈ぼく〉の暮らす町を覆っていく。 大規模な陥没、発見された鱗状の物質、奇怪な触手の目撃証言…。緊迫した状況の中、それでも〈ぼく〉は中間試験のことが、 そして久保田葉子との距離が気になって仕方がない。ゆるやかに縮む彼女との距離、静かに迫る危機。 日常が非日常となっていく〈ぼく〉の日々を描く、未だかつてない青春SF小説。 点字24 ワンドゥギ 金呂玲(キム リョリョン)著/白香夏(ペク ヒャンハ)訳 4冊 コリーヌファクトリー(2016) ■勉強は大の苦手だが、ケンカはめっぽう強い高校生ワンドゥギ。ソウルの町外れにある屋根部屋で、背はとても低いけれど 自分にとっては誰より大きい存在である父と、いつからか家族になった風変わりなおじさんと3人で貧乏暮らしをしている。 何かとちょっかいをかけてくる口の悪い担任教師は隣に住んでいて、昼夜関係なく自分を呼びつける! そんな担任を疎ましく思っていたワンドゥギだったが、ある日、存在さえ知らなかった母親のことを知らされて…。 点字25 海辺の王国 ロバート・ウェストール著/坂崎麻子(サカザキ,アサコ)訳 4冊 徳間書店(1994)■空襲で家と家族を失った12歳のハリーは、イギリスの北の海辺を、犬とともに歩いていた。 わずかな食べ物を犬と分けあい、親切な人や心に痛みを抱えた人、残酷なゆがんだ人など、さまざまな出会いをくぐり抜けるうちに、 ハリーが見出した心の王国とは…。イギリス児童文学の実力派作家ウェストールの代表作。 「児童文学の歴史に残る作品」と評価され、世界十数ヵ国で話題を呼んだ。ガーディアン賞受賞、カーネギー賞銀賞受賞。 点字26 その魔球に、まだ名はない クレイジス・エレン著/橋本恵(ハシモト,メグミ)訳 3冊 あすなろ書房(2018) ■10歳にして剛腕ピッチャーのゴードンは、リトルリーグのコーチにスカウトされ、メジャーリーグへと続く新たな世界に心躍らせる。 だがその扉は閉ざされてしまう。ゴードンが女の子だから、という理由で。ゴードンは、リトルリーグの規定の第3条G項 「女子は対象外とする」は不当であること、女子にも野球はできるということを証明すべく調査を開始。 図書館に走り、女子野球について調べるうちに、思いもかけない真実が…。1957年、スプートニクが宇宙へ飛び立ち、 公民権運動が盛り上がりつつある時代の空気がいきいきと伝わってくる物語。 点字27 ぼくは牛飼い サンドラ・ニール・ウォレス作/渋谷弘子(シブヤ,ヒロコ)訳 3冊 さ・え・ら書房(2014) ■イーライの夢は、子牛のリトル・ジョーを品評会に出して、一等賞のブルーリボンをとること。 でも、品評会のあとには競りが待っている。肉牛のリトル・ジョーと別れなくてはならない…。 点字28 泥 サッカー・ルイス作/千葉茂樹(チバ,シゲキ)訳 3冊 小学館(2018) ■その学校は立ち入り禁止の森に囲まれている。森には農場があり、そこではクリーンなエネルギーを研究しているらしい。 ある日、ふとしたことから森の中に入り込み、ブクブクと泡を出している無気味な泥に触れてしまった生徒たちから 不思議な病が広がっていく。この病とは何なのか?治療方法はあるのか?あの森で、なにか恐ろしいことが起きているのだろうか…。 点字29 あたしが乗った列車は進む モーシャー・ポール作/代田亜香子(ダイタ,アカコ)訳 3冊 鈴木出版(2018) ■自分を置いてドラッグで死んでしまったママと、たばこの吸い過ぎで死んだおばあちゃん。 これまでの人生にうんざりしている「あたし」は、長距離列車に乗って、一度も会ったことのない大おじさんの住むシカゴに向かうことになる。 まだ12歳の少女の一人旅に、鉄道会社がつけた付き添いの職員ドロシアや、旅をしながら詩を書いているカルロス、列車の売店の店員ニール、 ボーイスカウトの少年…。周りの人たちと心を通わせ、前を向いて進んでいく決心をする「あたし」の、数日間の旅の物語。 点字30 15の夏を抱きしめて デ・レーウ ヤン作/西村由美(ニシムラ,ユミ)訳 5冊 岩波書店(2014) ■物語は15歳で死んだトーマスの、死者の目を通して語られてゆく。元恋人のオルフェー、トーマスの母親、祖父には、 まだ彼の姿が見え、トーマスは、現実を受けとめきれずに苦しむオルフェーや、崩壊しそうな家族の様子を静かに見守っている…。 ベルギーのフラーンデレン地方の田舎を舞台に、愛と悲しみ、過去と現在が、重層的に織りなす物語。 点字31 お金ってなんだろう? あなたと考えたいこれからの経済 長岡慎介(ナガオカ,シンスケ)著 3冊 平凡社(2017) ■毎日手にする、暮らしに密着したお金。そもそもなぜお金は人間社会に生まれた?経済の未来は? お金を中心に成り立っている経済のしくみがどんなものか、そのしくみがどんな問題を抱えているのかをわかりやすく解説。 また、現在の経済の良いところ・悪いところを明快に理解するための格好の材料となる「イスラーム経済」についても説明する。 点字32 すぐそこに、カヤネズミ 身近にくらす野生動物を守る方法 畠佐代子(ハタ,サヨコ)著 2冊 くもん出版(2015) ■大人の親指ほどしかない小さなカヤネズミは、河川敷や休耕田の草むらに巣を作る野生動物ですが、絶滅のおそれがあると 各地で報告されています。生息地である草むらが開発によって減っているからです。野生動物の研究や保護活動に取り組む著者が、 カヤネズミの飼育や観察を続ける中で様々な発見をし、人間の生活が大事か、野生動物が大切かではなく、共に生きるための方法を探ります。 点字33 シーラス 青い馬 セシル・ボトカー著/橘要一郎(タチバナ,ヨウイチロウ)訳 6冊 評論社(1997) ■自立をめざして山を下りたメリッサ。それに動揺したシーラスはひとり旅に出る。 途中、お伽(とぎ)のような青い馬の群れに出会い、何かが起こる…。 点字絵本 4タイトル 点字34 今、世界はあぶないのか? 1 争いと戦争 ルイーズ・スピルズベリー文/大山泉(オオヤマ,セン)訳 1冊 評論社(2017) ■世界中で起きている問題について考えるための絵本。「争いと戦争」をとりあげ、戦争とは何か、どうして起こるのか、 どうしたら止められるのか、子どもたちにできることはあるのかなどを紹介します。 点字35 今、世界はあぶないのか? 2 難民と移民 セリ・ロバーツ文/大山泉(オオヤマ,セン)訳 1冊 評論社(2017) ■世界中で起きている問題について考えるための絵本。「難民と移民」をとりあげ、難民とはどういう人たちなのか、 どうして移民になるのか、子どもたちにできることはあるのかなどを紹介します。 点字36 今、世界はあぶないのか? 3 貧困と飢餓 ルイーズ・スピルズベリー文/大山泉(オオヤマ,セン)訳 1冊 評論社(2017) ■世界中で起きている問題について考えるための絵本。「貧困と飢餓」をとりあげ、貧困や飢餓とはどういうことなのか、 どうしてそんなことになるのか、どうしたら変えていけるのかなどを紹介します。 点字37 今、世界はあぶないのか? 4 差別と偏見 ルイーズ・スピルズベリー文/大山泉(オオヤマ,セン)訳 1冊 評論社(2017) ■世界中で起きている問題について考えるための絵本。「差別と偏見」をとりあげ、どうして差別や偏見があるのか、 どうしたらなくせるのか、子どもたちにできることはなにかなどを紹介します。 6月・7月 サピエ図書館の新刊図書 点字図書 14タイトル 点字38 イマジン? 有川ひろ(アリカワ,ヒロ)著 5冊 福井視情セ製作 幻冬舎(2020) ■憧れていた映像制作の現場に飛び込んだ、良井良助(よしいりょうすけ)。専門用語が飛び交う慣れない現場であたふたする良助だったが、 作品と向き合う仲間たちの熱気に、焦がれるような思いを募らせ…。『小説幻冬』連載を加筆・修正。 点字39 美女と竹林のアンソロジー 森見登美彦リクエスト! 森見登美彦(モリミ,トミヒコ)[ほか]著 4冊 函館視障図製作 光文社(2019) ■読書家にして稀代の竹林愛好家・森見登美彦が、人気作家たちに「お願い」して誕生した、「美女と竹林」モチーフのアンソロジー。 恩田陸「美女(びじょ)れ竹林」、京極夏彦「竹取り」など全10編を収録。『小説宝石』掲載を単行本化。 点字40 定価のない本 門井慶喜(カドイ,ヨシノブ)著 5冊 神戸点図製作 東京創元社(2019) ■終戦後ふたたび復興を遂げつつあった古書の街・神田神保町。名もなき古書店主の死をめぐる探偵行は、 やがて戦後日本の闇に潜む陰謀を炙りだしていき…。長編ミステリ。『ミステリーズ!』連載を書籍化。 点字41 きみはだれかのどうでもいい人 伊藤朱里(イトウ,シュリ)著 5冊 西宮視障製作 小学館(2019) ■そこにあるのは、絶望か、希望か。県税事務所に勤める、年齢も立場も異なる女性たち。見ている景色は同じようで、 まったく違っている。4人の視点で描く、新感覚同僚小説。 点字42 落花狼藉(らっかろうぜき) 朝井まかて(アサイ,マカテ)著 5冊 西宮視障製作 双葉社(2019) ■江戸時代初期。葦の生(お)う辺地に徳川幕府公認の傾城町(けいせいまち)、吉原が誕生した。遊女屋の女将・花仍(かよ)は 傾城商いの酷と華に惑い、翻弄されながらも、やがて町の大事業に乗り出す-。『小説推理』連載に加筆・修正し単行本化。 点字43 山岳捜査 笹本稜平(ササモト,リョウヘイ)著 6冊 滋賀視障セ製作 小学館(2020) ■長野県警山岳遭難救助隊の桑崎(くわさき)は、鹿島槍北壁(かしまやりほくへき)からの下山途中、女性の他殺死体を発見する。 その前日、同じ場所で不審な3人組を目撃していて…。『STORY BOX』掲載を加筆し単行本化。 点字44 貸出禁止の本をすくえ! アラン・グラッツ著 ないとうふみこ訳 4冊 神奈川ラ製作 ほるぷ出版(2019) ■9歳の内気なエイミー・アン。家ではわがままな妹がやりたい放題で、落ち着くのは図書室にいるときだけ。でもある日、 お気に入りの本が棚から消えていた。一体どうして?エイミー・アンは愛する本を救おうと立ち上がり…。 点字45 歩(あゆみ) 僕の足はありますか? 滝川英治(タキガワ,エイジ)著 2冊 福井視情セ製作 主婦と生活社(2019) ■テレビドラマの撮影中に起こった事故によって、脊髄損傷と診断され、障がい者となった著者が、これまでの俳優人生、 事故の苦悩と葛藤、新しい夢について綴る。著者を支えている人々へのインタビューも収録。 点字46 本棚から読む平成史 岡ノ谷一夫(オカノヤ,カズオ)[ほか]著 4冊 神奈川ラ製作 河出書房新社(2019) ■書籍は時代の「かたち」をつくっている-。政治・経済から、文学、ノンフィクション、科学書まで、 平成31年間に刊行された名著の数々を一挙紹介。激動の〈平成時代〉を名著を通じて描く。 点字47 偽善者たちへ 百田尚樹(ヒャクタ,ナオキ)著 4冊 島根ラ製作 新潮社(2019) ■都合のいい正義をふりかざし自省しないマスコミ、犯罪者を擁護する人権派、隣国の横暴には見て見ぬふりをする輩たち…。 ベストセラー作家がこの国に蔓延する数多の「偽善」をぶった斬る、言論の銃弾109連射! 点字48 私が糖質制限でリバウンドも挫折もしない理由 藤田紘一郎(フジタ,コウイチロウ)著 3冊 横須賀点製作 扶桑社(ふそうしゃ)(2019) ■重度の糖尿病から糖質制限食を始めた著者は、半年で10kg減量し、ベスト体重をキープしている。リバウンドせず、 内臓脂肪を落とし、健康な身体と若々しい外見を築くための方法とメカニズムを、自身の経験を交えて解説する。 点字49 弾丸メシ 堂場瞬一(ドウバ,シュンイチ)著 3冊 島根ラ製作 集英社(2019) ■どんなに時間がなくても食べ物への探求心は忘れない…。作家が、熊本、新潟、福島、フィンランドからベルギーまで、 弾丸旅行で食べた味を綴る。食と旅の魅力が詰まったエッセイ集。 点字50 知れば知るほど行司(ぎょうじ)・呼出(よびだ)し・床山(とこやま) 「相撲」編集部 編著 2冊 青森視情セ製作 ベースボール・マガジン社(2019) ■“裏方”と呼ばれがちな行司・呼出し・床山は、大相撲になくてはならないもう一つの“花形”。 伝統文化を支えるこの三職の成り立ちや装束、仕事について、歴史をひも解きながら詳しく紹介する。 点字51 いなくなれおばけのバッチン はたのつばさ作/いいだまな絵 1冊 千歳市点図製作 いしだえほん(2019) ■点訳絵本。ケンカをするとついつい怒って弟やお友達を叩いてしまうぼく。すると、変なおばけ「バッチン」が現れます。 以来、ぼくが誰かを叩くたび、「バッチン」はどんどん大きくなり…。 5・6月 点字情報誌のご紹介 ご寄贈いただいた点字及び大活字の情報誌をご紹介します。 いずれも貸し出しができますので、当センターまでお申込みください。 《点字情報誌》 ●中央区だより・東区だより・西区役所だより・江南区役所だより (各5/3、5/17、6/7、6/21発行) 新潟市発行 ●点字毎日(第4988号~4996号) 毎日新聞社発行 ●点字にいがた(第276号) 新潟県発行 ●月刊東洋療法(第313~315号) 全日本鍼灸マッサージ師会発行 ●にってんブレイル(2020年5月、7月号) 日本点字図書館発行 ●広報かしわざき(第1214、1215号) 柏崎市発行 ●出版図書ニュース(第145、146号) 京都ライトハウス情報製作センター発行 ●ニッポン放送 点字・拡大文字番組表 2020年度前期版 ニッポン放送発行 ●広報いしかわ(第188号) 石川県発行 ●仕事場の教養(2020年5月、6月号) 一般社団法人倫理研究所発行 ●厚生(第278号) 日本視覚障害者団体連合発行 ●コミュニカ(No.60) 全国盲ろう者協会発行 ●子どもの点字本(第144号) 大阪YWCA点字子ども図書室発行 ●石川県視覚障害者福祉協会だより(No.44) 石川県視覚障害者福祉協会発行 ●読書(2020年6月、7月号) 日本ライトハウス情報文化センター発行 ●視覚障害児の作文・詩の朗読集 つぼみみつけた                     NHK制作局第三製作ユニット発行 《大活字情報誌》 ●広報ふくしま(第292号) 福島県発行 メールにいがた 新潟県視覚障害者情報センターだより 新刊案内 (第145号2020年8月号・別冊) 発行 新潟県視覚障害者福祉協会 (にいがたアイサポートセンター) 新潟県視覚障害者情報センター 〒950-0121 新潟市江南区亀田向陽1-9-1新潟ふれ愛プラザ TEL 025-381-8111 FAX 025-381-8115 郵便振替00510-5-93600 E-mail(代表)   ngt@ngt-shikaku.jp E-mail(利用者専用)tosyo@ngt-shikaku.jp URL http://ngt-shikaku.jp/