メールにいがた 134号2018年10月 新潟県視覚障害者情報センター 今号の内容 1 開館・電話受付時間と10月から12月の休館日 2 視覚障害者情報センターから ●新潟県視覚障害者情報センターの苦情解決体制をご存知ですか? ●平成30年度第1回選定図書紹介 ●平成30年度「利用者アンケート」結果の概要をお知らせします ●寄贈図書紹介 3 お役立ち情報 ●新潟県視覚障害者福祉協会からのお知らせ 「ふれあい・いきいきサロン」のご案内 ●プール天井改修工事期間中の亀田駅方面からの歩行者動線について ●第17回新潟県障害者芸術文化祭 「ふくらむアート ふあっと にいがたフェスティバル」が開催されます ●盲導犬体験歩行会のお知らせと短期視覚障がいリハビリテーションのお知らせ ●広沢里枝子さんの本と講演会のお知らせ ●コンサートのお知らせ 4 功労表彰などの受賞者のご紹介 ●日本盲人社会福祉施設協議会 「第66回 全国盲人福祉施設大会」 ●公益財団法人鉄道弘済会 「第48回 朗読録音奉仕者感謝行事」 関東甲信越地区表彰 5 8月・9月登録の新刊製作ボランティアの皆さん 6 県内主要文化施設が企画・主催する行事 (映画上映会、講座) @ 新潟県立生涯学習推進センター(映画上映会) A 新潟県立文書館(教養講座) B 長岡市立中央図書館(映画上映会) (野外施設、博物館) C 国営越後丘陵公園(野外イベント) D 新潟県立植物園(花と緑の教室) E 新潟県立歴史博物館(企画展) F 新潟市歴史博物館 みなとぴあ(企画展) (音楽関連) G 新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ(音楽) H 長岡リリックホール(音楽) (美術関連) I 新潟県立万代島美術館(美術展) J 新潟市美術館(美術展) K 新潟市新津美術館(美術展) L 新潟県立近代美術館(美術展) 7 防災情報コラム 「風の話」 巻末 「日常生活支援機器情報コーナー no.38」 「認識用メガネ オーカム」 掲載ご協力 株式会社ラビット 代表取締役 荒川明宏様 *********** 1 開館・電話受付時間と10月から12月の休館日 ●開館・電話受付時間 午前9時から午後5時まで ●10月から12月の休館日 10月(発行日以後) 15日(月曜日)、22日(月曜日)、29日(月曜日) 11月 5日(月曜日)、 6日(火曜日)、12日(月曜日)、19日(月曜日) 24日(土曜日)、26日(月曜日) 12月 3日(月曜日)、10日(月曜日)、17日(月曜日)、24日(月曜日) 25日(火曜日)、29日(土曜日)から1月3日(木曜日)まで *********** 2 視覚障害者情報センターから ●新潟県視覚障害者情報センターの苦情解決体制をご存知ですか? 新潟県視覚障害者福祉協会では、事業利用者からの苦情解決のため、 次のような体制を設けています。 当センターのサービスに対する改善のお申し出や苦情も遠慮なくご相談ください。 《苦情受付》 職員の苦情受付担当者が面談、電話、書面、当センター入口「意見箱」等で 随時受け付けています。受け付けた苦情は、苦情解決責任者と第三者委員へ 報告します。第三者委員への報告は、苦情申出人が拒否した場合は行いません。 なお、苦情申し出は第三者委員へ直接行うこともできます。 《苦情申出人との話し合い》 苦情解決責任者は苦情申出人と誠意をもって話し合い、解決に努めます。 話し合いの際に、苦情申出人は第三者委員の助言や立会いを求めることが できます。 ◆苦情受付担当者 関川憲司(新潟県視覚障害者福祉協会事務局長) 狩野みさと(新潟県視覚障害者情報センター主任) ◆苦情解決責任者 木村弘美(新潟県視覚障害者福祉協会副理事長) 斎藤義樹(新潟県視覚障害者情報センター長) ◆第三者委員 小柴昭彦 TEL 025-261-0404 小林恒雄 TEL 0256-53-0773 《当事者間で解決ができない場合》 当事者間で解決できない場合は新潟県社会福祉協議会に設置されている 「新潟県福祉サービス運営適正化委員会」に申し出ることができます。 《関係機関の電話番号》 ・新潟県視覚障害者福祉協会事務局 025-381-8130 ・新潟県視覚障害者情報センター 025-381-8111 ・新潟県福祉サービス運営適正化委員会 025-281-5609 ●平成30年度第1回選定図書紹介 今年度、第1回図書選定委員会を7月に開催しました。今回の選定は、 郷土に根ざした文化資料を収集方針として、新潟県立図書館の郷土図書のリスト、 新潟日報「にいがたの一冊」2018年1月から3月掲載リストの中から、また 選定委員から選定したい分野・ジャンルを推薦してもらい、そのジャンルに 関わる図書を抽出し、原本の内容を確認した上で選定しました。以下に選定した 図書をお知らせしますので、ご希望の方は当センターまでタイトル名を お知らせください。点訳・音訳図書とも完成まで半年から1年かかる予定です。 【点訳・音訳とも製作(12タイトル)】 1.家事レポート50年 吉沢久子著 2.井上円了(いのうええんりょう) 竹村牧男著 3.まんが良寛ものがたり 高橋郁丸(たかはしふみまる)作 4.くびき野ものがたり 杉みき子作 5.愛語に生きた良寛さま 吉岡二郎著 6.勝間式超ロジカル家事2017 勝間和代(かつまかずよ)著 7.残念な政治家を選ばない技術2016 松田馨(まつだかおる)著 8.中高生からの選挙入門2017 谷隆一(たにりゅういち)著 9.1000兆匹の腸内細菌を使って10キロ楽にやせる方法 藤田紘一郎(ふじたこういちろう)著 10.わが子の結婚のために親ができること 大橋清朗(おおはしきよはる)著 11.レンチンおかず作りおきおいしい188レシピ 川上文代著 12.太らない夜遅レシピ 主婦の友社編 【点訳のみ製作(2タイトル)】 1. やわらかロジカルな話し方 富樫佳織著 2. 村上レンチン食堂の「15分で2品」定食 村上祥子(むらかみさちこ)著 【音訳のみ製作(2タイトル)】 1. 上杉謙信 石渡洋平(いしわたようへい)著 2. 50歳から若返るための1分間「腸」健康法 藤田紘一郎(ふじたこういちろう)著 ●平成30年度「利用者アンケート」結果の概要をお知らせします  【平成30年度利用者アンケート結果報告】 送付者230名 回答者86名(各設問内の数字はパーセントを示す。) (1)図書の水準満足度  満足 51、普通 21、不満 1、利用していない 23、無回答 4 (2)職員応対満足度 満足 52、普通 22、不満 1、利用していない 20、無回答 5 (3)良い点について メールにいがた、対面朗読サービス、移動図書館、図書製作貸出、 Eメールでの情報提供、プレクストークの貸出、プライベートサービスなど (4)改善等の意見 日本文学の作品を増やして欲しい。地元の作家の本を取り上げてほしい。 雑誌の貸出の停止をお願いした際にすぐに止まらなかったので改善してほしい。 音訳に時間がかかりすぎている。録音図書に点字を付けてほしい。 (5)新規事業への要望について 点訳・音訳その他のボランティアの方達を養成してほしい。図書を読むための 機器の使い方講習会を実施してほしい。対面朗読ボランティアさんとの交流会を 開催してほしい。 (6)情報誌「メールにいがた」を読まれていますか。 毎回読んでいる 62、たまに読んでいる 24、読まない 6、無回答 8 (7)「メールにいがた」に取り上げて欲しい内容がありましたら お聞かせください。 日常生活用具の情報。エッセイや詩。防災、保険、健康、季節の食材。 視覚障害者の声や体験記。手で触れても良い美術館。園芸体験。 ブラインドテニスなどスポーツ。 皆様から掲載しきれないほど多くのご意見をいただきました。ご協力 ありがとうございました。アンケート結果を参考に、利用者サービスの向上に 努めてまいります。 また、当センターが実施する事業やサービスについてのご意見・ご要望は随時 受け付けています。お気づきの点がありましたら、お気軽に当センターへ お寄せください。 ●寄贈図書紹介 (1)「平成30年度版障害者白書」 内閣府政策統括官付障害者施策担当から平成30年度版障害者白書の概要版(墨字) 及び点字版図書の寄贈がありました。 貸出を希望される方は、当センターまでお申込みください。 点字:全1巻  (2)「大国主(おおくにぬし)と国譲(くにゆず)り 倭の国から日本へ3」 社会福祉法人山口県盲人福祉協会から図書の寄贈がありました。 協会が経営されている養護盲老人ホーム「春光苑」職員の中村真寿子氏 (筆名:阿上万寿子)が株式会社文芸社から発行した作品で130号でご紹介した 「イザナギ・イザナミ 倭の国から日本へ」、132号でご紹介した 「スサノオ 倭の国から日本へ2」の続編です。 「古事記」や「日本書紀」は、何を伝えようとしているのか。記紀の世界を 暦年で綴る物語。紀元前26から7年。美少年葦原醜男(あしはらのしこお)は、 大国主(おおくにぬし)と名を変え葦原中国を束ねる出雲の王になった。高天原 (たかまがはら)では、神威(しんい)の凋落(ちょうらく)が続いている。 百済建国、ホヒ等の派遣。強まる国譲りの要請に、大国主の神は…。 古代史の謎にせまる歴史小説、『倭の国から日本へ』第3巻。 点字 製作中平成30年12月完成予定 デイジー 製作中平成30年12月完成予定 *********** 3 お役立ち情報 このコーナーでは、視覚障害に関する様々な行事や日常生活に役立つ情報を 掲載しています。次号135号(12月発行)に掲載したい情報は、 11月13日(火曜日)までに当センターへご連絡ください。 ●新潟県視覚障害者福祉協会からのお知らせ 新潟県視覚障害者福祉協会が実施する主な行事等をお知らせします。 お問合せなどは視覚障害者福祉協会事務局へ。 〒950-0121 新潟市江南区亀田向陽1-9-1 新潟ふれ愛プラザ内 電話025-381-8130 FAX025-381-8120 Eメール ngt.shikaku@cello.ocn.ne.jp 「ふれあい・いきいきサロン」のご案内 毎月第1と第3木曜日に新潟ふれ愛プラザで開設している ふれあい・いきいきサロン。10月から12月の開設日をお知らせします。 自分の生い立ちの話や地域の話題、自分の見え方の悩みなどなんでも皆さんで お話しください。皆さんお誘い合わせのうえ、お気軽にお越しください。 事前の申込みは不要です。 日時:10月18日(木曜日)、11月1日(木曜日)、11月15日(木曜日)、 12月6日(木曜日)、12月20日(木曜日) 何れの日も午後1時30分から3時30分まで 場所:新潟ふれ愛プラザ 2階 ミーティングルーム ●プール天井改修工事期間中の亀田駅方面からの歩行者動線について 新潟ふれ愛プラザ一体管理事務局からのお願い 平成30年10月1日から12月28日までの期間でプール天井改修工事を 予定しておりますが、 この期間中はプールわきの敷地を完全立入禁止区域といたします。 亀田駅方面から徒歩でご来館される皆様につきましてはプールわきから 正面玄関への通行ができませんので、誠に恐れ入りますが 「裏口玄関(リハトレ室側通用口)」から出入りくださいますよう ご理解とご協力を宜しくお願いします。 なお、亀田駅から裏口玄関までは点字ブロックが整備されておりますが、特に 視覚障害のある方で移動に不安のある方につきましては、工事期間前に 案内誘導をいたしますので、交流センターまたは視覚障害者情報センターまで お声がけくださいますよう重ねてお願い申し上げます。 新潟ふれ愛プラザ一体管理事務局 新潟県障害者交流センタ− 佐々木 電話 025-381-8110 ●第17回新潟県障害者芸術文化祭 「ふくらむアート ふあっと にいがたフェスティバル」が開催されます 今年で17回目を迎える新潟県障害者芸術文化祭は、県内に在住している 障害者の皆さんの日頃から取り組まれている芸術文化活動の発表の場として 開催されています。 今年は、来年本県で開催する予定の国民文化祭及び全国障害者芸術・文化祭 (全国障文祭)のプレイベントとして一層盛り上げるため、ステージ発表と 美術展の同時開催をすることに決定し、「新潟ユニゾンプラザ」に会場を 移しました。 美術展では、絵画・書道・写真・工芸の作品展示や短歌・俳句・川柳・自由詩の 文芸作品を冊子にした文芸作品集が配布されます。また、ステージ発表では、 歌唱・器楽演奏・踊りの音楽発表が行われ、毎年、個性豊かな作品や心温まる 発表が数多く寄せられます。 皆さまのご来場をお待ちしております。 美術展 期日 11月20日(火曜日)から11月25日(日曜日)まで 時間 10:00から17:00まで ※ 初日は13:00から ステージ発表 期日 11月25日(日曜日) 時間 13:00から16:00まで(予定) 表彰式 期日 11月25日(日曜日) 時間【美術・文芸部門】 11:30から12:15まで(予定) 【音楽発表部門】 16:00から16:15まで(予定) ※会場はいずれも 新潟市中央区上所2−2−2 新潟ユニゾンプラザ  〈会場の交通アクセス〉 【バス利用の場合】 乗り場:新潟駅万代口バスターミナルのりば8番  系統:S2鳥屋野線、S3水島町線、S4上所線 「ユニゾンプラザ前」下車 【電車利用の場合】 JR新潟駅下車→バス(上記参照) 【車利用の場合】 JR新潟駅より約8分 北陸自動車道/新潟西I.Cから約12分 北陸、磐越、日本海東北自動車道/新潟中央I.Cから約10分 【問合せ】 新潟県障害者社会参加推進センター 新潟市江南区亀田向陽1−9−1  新潟ふれ愛プラザ内 TEL/FAX 025−383−3654 ●盲導犬体験歩行会のお知らせと短期視覚障がいリハビリテーションのお知らせ (1)盲導犬体験歩行会のお知らせ 日本盲導犬協会スマイルワン仙台では1泊2日で盲導犬とあるき、一緒に 生活する体験会を行っています。街中を盲導犬と風を切って歩く体験を してみませんか?盲導犬訓練士や盲導犬ユーザーがあなたのギモンに答えます。 【日程】 第7回 11月29日(木曜日)10時から11月30日(金曜日)12時まで *今年最後の回になります。ぜひご参加ください。 体験会に参加が難しい方は個別での対応も致します。まずはご相談ください。 【会場】 仙台訓練センター(スマイルワン仙台) 【対象】 東北及び新潟にお住まいの見えない・見えにくい方 【定員】 4名 【参加費】 無料 1日目の昼食・夕食、2日目朝食はこちらで準備いたします。 会場までの往復の交通費はご負担ください。仙台駅までの送迎は可能です。 前日泊、家族での宿泊も可能です。 【問い合わせ・申し込み】 公益財団法人 日本盲導犬協会 スマイルワン仙台 ユーザーサポート部 〒982-0263 仙台市青葉区茂庭字松倉12-2 電話022-226-3910 (2)短期視覚障がいリハビリテーションのお知らせ 日本盲導犬協会スマイルワン仙台ではセンターに4泊5日宿泊して 視覚障がいリハビリテーションを行う短期視覚障害リハビリテーションを 行っております。見えない・見えにくい中で少しでもスムーズに日常生活を 送るための訓練を体験してみませんか。 【日程】  第61回 11月12日(月曜日)から11月16日(金曜日)まで (4泊5日)  【プログラム内容】 (以下のような内容から希望するものを実施します) ? 白杖を使った歩行訓練 (白杖の選び方・使い方、住宅街等の歩行、電車やバスの利用) ? 日常生活動作訓練(調理や掃除・洗濯などの動作、工夫のしかた) ? パソコン訓練(文字入力、文書作成、インターネット、メールなど) ? 点字訓練(点字の読み方の基礎、書き方の基礎) ? ロービジョン訓練(保有視覚の確認やその活用方法) ? 盲導犬歩行体験 【会場】 仙台訓練センター(スマイルワン仙台) 【対象】 東北及び新潟にお住まいの見えない・見えにくい方 (手帳の有無は問いません) 【定員】 若干名 ※先着順ではありません。 【参加費】 9,000円 【申し込み】 平成30年10月26日までに申し込み用紙を郵送またはFAXにてお申込ください。 (お電話いただきましたら、申し込み用紙をお送りいたします。) 【問合せ・申込み】 公益財団法人 日本盲導犬協会スマイルワン仙台 ユーザーサポート部 〒 982-0263 仙台市青葉区茂庭字松倉12-2 TEL 022-226-3910 FAX022-226-3990 ●広沢里枝子さんの本と講演会のお知らせ 長野県東御市(とうみし)にお住いの盲導犬ユーザーである広沢さんの著書が CDになってサピエに登録されました。内容はご自身が子育てしながら記録した 「あきとまさきのおはなしのアルバム」です。 この本は4冊あります。1987年から1990年までの記録が各年ごとに 一冊づつになって、小さな子育ての頃に感じたことが沢山記録されています。 この後、広沢さんは1991年度から信越放送ラジオ「里枝子の窓」の 番組パーソナリティとなって毎月30分の放送を開始されました。 91年度から99年度までをまとめて抜粋し、「里枝子の窓セレクト」として 長野県上田点字図書館が製作しています。 その後は年度ごとに、製作が続き、現在は2016年度まで製作されています。 その広沢さんに11月3日の土曜日、文化の日に新潟市で 講演をいただくことになりました。 日時 11月3日(土曜日)午後1時15分から3時15分まで 会場 新潟市総合福祉会館大集会室1、2 参加費 無料 申込み 大島光芳 電話090−8006−8101 主催 新潟県中途視覚障害者連絡会 講演の最後に越後ゴゼ唄を一曲披露されます。楽しみにお出かけ下さい。 なお、会場整理の都合上、できるだけ早く参加申し込みを頂くとありがたいです。 ●コンサートのお知らせ (1)松田久子(まつたひさこ)82才のピアノリサイタル このコンサートは、国立音楽大学教育音楽科卒業後、教員生活を経て 旧西ドイツへ留学。帰国後は県立高校や新潟大学、新潟青陵女子短大等で 講師をなされた松田久子さんのピアノリサイタルです。 このリサイタルには、男声合唱団どんぐりも出演し 「若者たち、三つのわらべうた、浜辺の歌、涙くんさよなら」などの曲を 演奏します。どうぞお越し下さい。 開催日 10月21日(日曜日) 会場 だいしホール 住所 新潟市中央区東堀前通七番町1071番地1[第四銀行本店内] チケット 500円(当日券も同じ) 開場 13時30分 開演 14時 問合わせ 阿部大和 自宅 電話 0250-58-6160 (2)佐藤博志ヴァイオリンコンサート 佐藤博志さんは新潟盲学校、東京芸術大学卒業のヴァイオリニストです。 この度、新潟市社会福祉協議会が開催するイベント「福祉・介護・健康フェスタ 2018」でヴァイオリンを演奏します。入場無料です。どうぞお越し下さい。 開催日 11月18日(日曜日) 会場 朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター 2階 スノーホール 住所 新潟市中央区万代島6番1号 演奏時間 11時から11時45分まで *********** 4 功労表彰などの受賞者のご紹介 ●日本盲人社会福祉施設協議会 「第66回 全国盲人福祉施設大会」 ・ボランティア表彰者 千葉ヒロ子さん(胎内市) ・ボランティア表彰者 中村一江さん(新潟市秋葉区) ●公益財団法人鉄道弘済会 「第48回 朗読録音奉仕者感謝行事」 関東甲信越地区表彰 ・デイジー編集 狩谷ケンさん(五泉市) *********** 5 8月・9月登録の新刊製作ボランティアの皆さん (五十音順敬称略) 点訳(44名) 麻生泰子/石井恵美子/石田絢子/伊藤いつよ/巌和郎/岩崎瑠美子/薄田玉惠/ 荻野妙子/押木洋子/小根山啓子/小野塚則子/金田直子/金平美鈴/加村靖子/ 木伏美佐子/小池照子/小島敏子/小島美津子/小杉美津子/後藤順子/小林類子/ 近藤宏子/佐藤久美子/佐藤房子/下妻逸子/鈴木淑子/瀬賀正江/関恵一/ 外丸直子/高桑和子/高橋朗子/竹内利佳子/土田信子/土田眞理/富樫栄子/ 外山玲子/長藤収/難波美津子(長岡)/橋本美智/藤田恵美子/藤森正一/ 据a也/山本喜美子/横山節子 音声訳(18名) 石井千鶴子/稲冨かづ子/井上ユウ子/荻野京子/窪田佐代子/小松栄子/ 齋藤源一郎/斉藤正子/坂上郁代/佐藤悦子/高橋綾子/塚田和子/冨所純子/ 野村裕美/平澤元子/布施みさ子/山森玲子/吉倉千恵 デイジー編集(4名) 狩谷ケン子/中村一江/林章子/横山トシ子 テキストデイジー製作(19名) ※サピエにアップのみ 五十嵐利江/石崎雅裕/小幡厚子/小柳千栄子/貝瀬ケイ子/川瀬千賀子/ 河村君子/杵淵徹/桑原はるみ/酒井幸子/鈴木俊一/須田幸子/田沢鈴江/ 寺澤茂子/野澤直美/林章子/山田久美子/横田好子/渡辺敏栄 *********** 6 県内主要文化施設が企画・主催する行事 映画上映会・講座 @ 新潟県立生涯学習推進センター(新潟市中央区女池3-1-2) お問合せ:電話 025-284-6110 催事名1 季節の上映会 開場は、午後1時です。 日時及び上映内容: 10月18日(木曜日)午後1時30分から4時20分まで 「誰がために鐘は鳴る」【1943年/DVD/170分/吹替】 スペイン動乱を舞台に、ゲリラ活動に参加したアメリカ人の心情を描いた 悲恋ドラマ。ゲイリー・クーパー、イングリッド・バーグマンが出演。 催事名2 明治150周年記念映写会「明治150年 明治以降の歩みを次世代に残す」 11月1日(木曜日)午後1時30分から3時10分まで 「米百俵 −小林虎三郎の天命− 」【1993年/VHS/98分】  教育こそ百年の大計、人物を創れ!怒り狂う藩士たちに向かって死を覚悟で 信念を貫き通した小林虎三郎の物語。 11月8日(木曜日)午後1時30分から3時10分まで 「ゆうゆうたる持続 諸橋轍次と『大漢和辞典』」【1993年/VHS/40分】 「明治を駆け抜けた人 吉田東伍と『大日本地名辞書』」【1993年/VHS/47分】 今なお各分野で評価される偉業を長い時間をかけて成し遂げた2人から学ぶ。 会場:県立生涯学習推進センター ホール(県立図書館複合施設)  定員等:186名、申込み不要(先着順)、鑑賞無料 ボランティアによる会場内案内あり 新潟県立生涯学習推進センター(新潟市中央区女池3-1-2) お問合せ:電話 025-284-6110 A 新潟県立文書館(新潟市中央区女池南3-1-2) お問合せ:電話 025-284-6011 催事名 第2回歴史講座「表彰された江戸時代の越佐の女性たち −江戸幕府の史料に女性の働く姿を読む−」 江戸時代の史料「孝義録」・「続編孝義録料」からは、幕府が全国の諸藩に対して、 表彰者の報告を命じたことが分かります。越後・佐渡の多数の庶民も表彰を 受けています。今回はその中から越後・佐渡の女性に焦点を当て、当時の 越佐の女性の働く姿をみていきます。 日時 10月27日(土曜日)午後1時30分から3時30分まで 講師 後藤一雄 氏(新潟大学 特任教授・前新潟市立浜浦小学校長) 会場及び会場内の配慮 文書館ホール、会場へは係員が案内 弱視の方は前方席優先 定員等 180名、要申込み、先着順 申込方法 来館、電話(025-284-6011)、ファックス(025-284-8737) 又はEメール(archives@mail.pref-lib.niigata.niigata.jp) 新潟県立文書館(新潟市中央区女池南3-1-2) お問合せ:電話 025-284-6011 B 長岡市立中央図書館(長岡市学校町1丁目2番2号) お問合せ:電話 0258-32-0658 催事名1 映画会 日時及び上映映画: (1)10月27日(土曜日)午後2時から4時15分まで 「次郎長三国志〜大馬鹿者でござんす。〜」2008年 日本 開場:午後1時30分から (2)11月18日(日曜日)午後2時から3時55分まで 「シング・ストリート〜未来へのうた〜」2015年 アイルランド・イギリスほか 開場:午後1時30分から 催事名2 読書週間名作映画会 日時及び上映映画: (1)11月9日(金曜日)午前10時から11時30分まで 「子どもに本を 石井桃子の挑戦T ノンちゃん牧場」 「子どもに本を 石井桃子の挑戦U 子どもと文学」 2015年 日本 開場:午前9時30分から (2)11月9日(金曜日)午後2時から4時20分まで 「ドリーミング〜ミュージカル〜」2009年 日本 開場:午後1時30分から 会場 2階講堂 定員等 先着180人、申込み不要、鑑賞無料 ※ バリアフリー音声ガイド付き映画ではありません。 長岡市立中央図書館(長岡市学校町1丁目2番2号) お問合せ:電話 0258-32-0658 野外施設、博物館 C 国営越後丘陵公園(長岡市宮本東方町字三ツ又1950番1) 今後のイベント等については直接ご照会ください。 お問合せ 電話 0258-47-8001 D 新潟県立植物園(新潟市秋葉区金津186番地) お問合せ:電話 0250-24-6465 催事名1「万葉の植物」 人間と植物の関わりについて様々な角度からアプローチする秋の展示。今年は、 万葉の時代(万葉集が成立した、7世紀後半〜8世紀ごろ)に注目します。 当時の暮らしに思いを寄せて、人々の生活を支えていた植物、 万葉集に詠まれた植物を中心に、古くから身近にあった植物を解説します。 期間 11月18日(日曜日)まで 会場 観賞温室第2室 催事名2「クリスマス展」 クリスマスツリー、色鮮やかなポインセチアなどで会場が彩られるほか、 各所に見どころや撮影スポットがあります。花と光で温室全体がクリスマスの 雰囲気になり、大人も子供も楽しめる展示です。 12月22日から24日は、開館時間が19時30分まで延長され、ミニコンサートも 開催します。普段とは違う特別な時間をお楽しみいただけます。 期間 11月21日(水曜日)から12月26日(水曜日)まで 会場 観賞温室第2室 新潟県立植物園(新潟市秋葉区金津186番地) お問合せ:電話 0250-24-6465 E 新潟県立歴史博物館(長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2) お問合せ:電話 0258-47-6130 催事名1 秋季企画展長岡開府400年・NST開局50周年記念企画展 「徳川の栄華―徳川家・日光東照宮・牧野家ゆかりの名品―」 2018年は牧野家が長岡藩に入封してから400年にあたります。本展では、徳川家、 日光東照宮、牧野家ゆかりの貴重な文化財の数々から、江戸時代の徳川家と 牧野家の結びつきや東照宮の広まりを示すとともに、江戸時代の華やかな文化の 一端を紹介します。 期間 11月4日(日曜日)まで 会場 企画展示室 催事名2 講座「土器づくりの始まったころ」 土器は、日本では最古の例で約1万6千年前から、新潟県でも1万5千年前頃 には使われはじめています。土器はどのような背景のもとで使われはじめたのか について、周辺地域や古環境などについて紹介しながら考えます。 日時 11月17日(土曜日)午後1時30分から3時30分まで 講師 橋詰 潤(当館研究員) 会場 研修室 定員 50名 申込み方法 事前に電話、FAX、郵便、またはメールにてお申し込み下さい。 館内での直接申し込みも受け付けています。 TEL 0258-47-6135、FAX 0258-47-6136、koryu@nbz.or.jpまで 新潟県立歴史博物館(長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2) お問合せ:電話 0258-47-6130 F 新潟市歴史博物館 みなとぴあ(新潟市中央区柳島町2-10) お問合せ:電話 025-225-6111 催事名1 新潟開港150周年記念 新潟市歴史博物館・西安博物院友好提携 10周年記念 「玉(ぎょく)と鏡の世界 西安・新潟友好交流特別展」 新潟市歴史博物館と中国西安博物院との友好提携10周年と新潟開港150周年を 記念し、西安博物院が所蔵する古代の玉製品と鏡を中心に紹介します。 期間 10月28日(日曜日)まで 会場 本館1階企画展示室 催事名2 第15回むかしのくらし展「いれもの」 衣食住の日常生活や仕事、さまざまな行事などで使われた「いれもの」を中心に、 むかしの道具の移り変わりを紹介します。 期間 11月10日(土曜日)から1月27日(日曜日)まで 会場 本館1階企画展示室 音楽関連 G 新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ(新潟市中央区一番堀通町3-2) お問合せ:電話 025-224-5521(チケット専用ダイヤル) ※ 各公演会場の開場時間は、公演開始時間の概ね30分前です。 催事名 ミュージカル「シャンポーの森で眠る」 りゅーとぴあのオープニングを飾った伝説のミュージカル!新たなるキャストと 新潟の情熱が加わり、新演出版として待望の再演。 日時 10月19日(金曜日)午後7時 10月20日(土曜日)午後1時、午後6時 10月21日(日曜日)午後1時 会場 劇場 原作 ジョルジュ・サンド(宮崎嶺雄訳「愛の妖精」岩波書店刊) 出演 松村雄基、木村花代、生越佳奈子(おごせかなこ)、藤田カロリーナ、 オーディションで選ばれた新潟キャスト 鑑賞料 S席 4,500円(小学生から高校生 2,000円) A席 3,500円(小学生から高校生 1,500円) U25 2,500円 ※視覚障がい者向け舞台説明会 日時 10月20日(土曜日)午前11時30分から12時まで(11時15分受付開始) 舞台装置や登場人物などについて、開演前にスタッフがご説明します。 公演チケットをご購入の視覚障がいのある方を優先に、観劇前に作品について 予備知識を得たいという障がいのない方も参加できます。 お申込 メール受付のみ。musical@ryutopia.or.jp 「お名前」「連絡先電話番号」「参加人数(付添含む)」「ご購入チケットの日時と 座席番号」をお知らせください。 新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあ(新潟市中央区一番堀通町3-2) お問合せ:電話 025-224-5521(チケット専用ダイヤル) H 長岡リリックホール(長岡市千秋3丁目1356番地6)  お問合せ:電話 0258-29-7715 催事名 長岡リリックホール開館記念日コンサートながおかを奏でる 平成8年11月1日にオープンした、長岡リリックホールの誕生を祝う コンサート! 前半は美しい長岡の風景とともに四季の音楽をお届けします。 後半は、長岡に伝わる民話をオペラ仕立てでお楽しみいただきます。 日時 11月1日(木曜日) 午後6時30分から 出演 ソプラノ 坪内麗音、バリトン シモン鈴木、ピアノ 腰塚賢二、 弦楽 アンサンブル・オビリー、合唱 女声合唱団 みつ葉、 語り 今井和江 鑑賞料 全席自由 1,000円 プレイガイド 長岡リリックホール 他 長岡リリックホール(長岡市千秋3丁目1356番地6)  お問合せ:電話 0258-29-7715 美術関連 I 新潟県立万代島美術館 (新潟市中央区万代島5-1朱鷺メッセ内 万代島ビル5階) お問合せ:電話 025-290-6655 催事名 企画展「みんなのレオ・レオーニ展」 赤い色をしたきょうだいたちの中で、唯一黒い魚の物語『スイミー』。 小学校の教科書に掲載され、日本全国で親しまれています。作者のレオ・ レオーニ(1910-1999)は、イタリアやアメリカでグラフィックデザイナーとして 活躍した後、『あおくんときいろちゃん』で、初めて絵本の世界に 足を踏み入れました。ねずみの『フレデリック』や、しゃくとりむしの 『ひとあし ひとあし』など、小さな主人公たちが「じぶんとは何か」を模索し、 学んでいく物語を、水彩、油彩、コラージュなどさまざまな技法を用いて 描きました。              本展では、ヨーロッパとアメリカを移動し続けたレオーニの波乱の生涯を、 作品と重ね合わせながら紹介します。絵本作家、アート・ディレクターとしての 仕事、絵画、彫刻など幅広い活動を紹介し、レオーニが子供の絵本に初めて 抽象表現を取り入れるに至った道筋にも光を当てます。 期間 12月16日(日曜日)まで 会場 美術館展示室 (新潟市中央区万代島5-1朱鷺メッセ内 万代島ビル5階) お問合せ:電話 025-290-6655 J 新潟市美術館(新潟市中央区西大畑町5191−9) お問合せ:電話 025-223-1622 ※企画展開催中は、企画展の観覧券でコレクション展も観覧できます。 催事名1 コレクション展U「LANDSCAPE 水土の作家×NCAMコレクション」 市内での「水と土の芸術祭」開催に合わせ、新潟市美術館の所蔵作品から、 これまで同フェスティバルに参加してきた作家を取り上げます。阪田清子、 冨井大裕、吉原悠博…らの現代的な作品と取り合わせるのは、近現代の新潟や 都市を描いた当館のコレクションの数々。アーティストは、自分の置かれた場を いかに観察し自身の表現に昇華させるのか?「風景」という普遍的なテーマへの、 多様な切り口をご紹介します。 期間 12月2日(日曜日)まで 会場 常設展示室 催事名2 企画展 「フランス国立図書館版画コレクション ピカソ 版画をめぐる冒険」 史上まれに見る多作家であったピカソ(1881-1973)は、版画においても 2,000点近くの作品を残しました。本展はフランス国立図書館の 版画コレクションより、ピカソ10代の頃から最晩年に至る作品約90点を 厳選して展示、目まぐるしくスタイルを変えていったその生涯をたどります。 あわせてゴヤやレンブラントといった、ピカソが挑んだ過去の巨匠たちの作品も 同時に紹介することで、伝統の破壊者ピカソが何を学び、どのようにそれを解体・ 再解釈したのかに迫ります。版画ばかりでなく、新潟市美術館所蔵の 油彩画《ギターとオレンジの果物鉢》も特別展示。 期間 11月3日(土曜日・祝日)から12月16日(日曜日)まで 会場 企画展示室 新潟市美術館(新潟市中央区西大畑町5191−9) お問合せ:電話 025-223-1622 K 新潟市新津美術館(新潟市秋葉区蒲ケ沢109-1) お問合せ:電話 0250-25-1300 催事名1 北欧の陶芸家 リサ・ラーソン展 暮らしを愛するすべての人へ 北欧の陶芸家リサ・ラーソン(1931- )が作るコケティッシュな動物や素朴で 温かみのある表情豊かな作品は、本国スウェーデンのみならず日本をはじめ とする世界各国で人気を博しています。リサ・ラーソンは、陶磁器メーカー、 グスタフスベリ社での 26 年間の在籍中に約 320 種もの作品を制作し、同国を 代表する人気作家となりました。その後、活躍の幅を海外にも広げ、80 歳を 過ぎた今もなお創作を続けています。本展では、2016 年にスウェーデンの ロェースカ美術工芸博物館で開催された個展をもとに初期から近年までの代表作 約130 点をテーマ別に展示し、さらに作家本人が所蔵するユニークピースや、 夫で画家のグンナル・ラーソンの絵画作品等も加えた全約190 点でその 制作活動の全貌を紹介します。 期間 11月11日(日曜日)まで 会場 新津美術館展示室 催事名2「第12回秋葉区美術展覧会」 秋葉区に在住、勤務する市民による総合的な美術の展覧会。 期間 11月23日(金曜日・祝日)から12月2日(日曜日)まで 会場 新津美術館展示室 なお11月12日(月曜日)から11月22日(木曜日)は休館となりますので ご留意ください。 新潟市新津美術館(新潟市秋葉区蒲ケ沢109-1) お問合せ:電話 0250-25-1300 L 新潟県立近代美術館(長岡市千秋3丁目278−14) お問合せ:電話 0258-28-4111 ※ 新潟県立近代美術館は、改修工事のため2019年8月(予定)までの間、 全面休館いたします。 *********** 7 防災情報コラム 「風の話」  自然災害の現象や身の安全の守り方等をご紹介します防災情報コラムの 第5回目は風についてです。 皆さんは風というとどんなことを思い浮かべますか? 私は初夏に吹く涼しくゆるやかな風で「風薫る」、逆に早く激しく吹く風ならば 「疾風」を思い浮かべます。辞書を引くと広辞苑では「空気の流れ、気流」、 明鏡国語辞典では「物を吹き動かし、体に涼しさ・冷たさなどを感じさせる 空気の流れ」となっています。 風の観測は主に風向と風速の2つの要素です。気象で風向といえば風が 吹いてくる方向をさします。「北風」と言えば「北から吹く冷たい風」が イメージされます。 風速は空気の塊が1秒間に移動する距離を示します。たとえば風速5mは 1秒間に5m移動したことを示します。この風速には平均風速、最大風速、 最大瞬間風速の三つの定義があります。 強風と言えばまだ記憶に新しい台風21号。9月4日正午ごろ、非常に強い勢力を 保ったまま徳島県に上陸。午後2時ごろには神戸市付近に再上陸し、近畿地方を 縦断しました。四国や近畿を中心に全国60地点で最大瞬間風速の記録を更新し 日本海沿岸を北上しました。大阪の関西国際空港で最大瞬間風速が 観測史上初の 58.1メートルの南南西の風を記録しました。 58.1メートルがどれほどの強さの風なのか時速に換算すると約210kmで 新幹線の平均速度と同じくらいで、ブロック塀が倒壊、走行中のトラックが 横転し、屋外での行動は極めて危険な状態になります。現に大阪の駐車場では 多数の乗用車が吹き飛ばされてしまいました。 移動速度の速い台風では低気圧性循環(反時計回りの風の吹き出し)に 移動速度が加わるため進行方向右側で風速が強くなり、大阪でもこの 状況であったわけです。この日の新潟では午後9時5分に最大瞬間風速25.5 メートルの西南西の風を記録し、一夜明けた5日には、住宅の損壊やブドウ、 ナシの落果などの被害が相次いで判明しています。 強風時の外出は何かにつかまっていないと立っていられなく、飛んでくる ものにより負傷の恐れがあり注意が必要で、できるだけ控えるようにした方が 良いでしょう。また、ドアでの指の挟まれにも注意が必要です。ドアは、強風や 突風により急激に開閉されて、指が挟まれて思わぬ大けがになる恐れが ありますので、強風・突風時のドア、扉の開閉時はドアノブ等をしっかりと 持つなど十分に注意してください。 気象予報士登録番号8051号 斎藤義樹 【編集後記】 過ごしやすい季節になりました。こんなときは、外にお出かけしたくなります。 友達と日頃のご褒美に気軽に行ける小旅行でも行きたいね!なんて話してますが、 最近自分へのご褒美が多すぎるなと反省。頑張って働いて、お金は楽しく 大切に使わないといけませんね。 最近のお休みは、以前アロマテラピーの勉強をしていたことを思い出して、 掃除に使用したり入浴剤を作ったりしています。面倒だった掃除も少しは楽に できるようです。香りは、昔の記憶をよみがえらせてくれるようで、昔は こんなことを考えていたなと懐かしい気持ちになります。少しだけフレッシュな 気持ちに戻りながら、毎日楽しく過ごしたいと思います。(岩井) 次号135号は、12月14日発行予定です。 メールにいがた(新潟県視覚障害者情報センターだより) (第134号2018年10月) 発行:社会福祉法人 新潟県視覚障害者福祉協会 新潟県視覚障害者情報センター 〒950-0121  新潟市江南区亀田向陽1-9-1 新潟ふれ愛プラザ内 電話 025-381-8111 FAX 025-381-8115 メール tosyo@ngt-shikaku.jp ホームページ http://ngt-shikaku.jp/ 郵便振替:00510-5-93600 日常生活支援機器情報コーナー(no.38) 「認識用メガネ オーカム」 今年に入って身の回りで「AI」という言葉を非常によく聞くようになりました。 その代表の1つがAIスピーカーの登場です。何回かに渡り紹介してきましたが、 できることも少しずつ増え、私は実際にエアコンの電源の管理と、温度の管理に 便利に使用しています。 さて、AIの技術をもっと視覚障害者に特化した形で利用した商品が「オーカム」 ではないでしょうか?オーカムは「オトングラス」の類似商品と考えると わかりやすいかも知れません。 通常のメガネのような物の右側の耳の辺りに、USBメモリのような物を 取り付けます。他は何もありません。このUSBのような物がカメラと認識などを 行う重要な部分です。 本に指を指すと、その本を読み上げます。壁に貼ってある印刷物も2、3メートル 近づいて指を指すと読上げてくれます。似たようなことはiPhoneのアプリでも できますが、自然な形で早く読上げてくれるというのが特徴です。指を 指してから読み上げまで2、3秒と言ったようなかなりの高速です。 更に、お札をかざせば「1万円」、「千円」というようにお札の認識も してくれます。レジなどでお金を払う際に、その場で利用してもあまり、 不自然ではないかも知れません。 そして、更に便利なのが顔の認識です。これは、その人の顔を登録して置く 必要があります。しかし、この登録さえできれば、その人が視界に入ると 「田中さん」のように、登録した名前で教えてくれます。 顔の登録には約1分かかります。 また、同じような機能で、クレジットカード、保険証などのカード類も 記録することが可能です。そして、そのカードをかざせば、「保険証」のように 登録した音声で教えてくれます。 私がこの商品はよくできていると思ったポイントは、スマホなどを線で繋ぐ ということがなく、全くメガネの単体のような形で使用できるという点です。 線に邪魔されることなく、自然に書かれている物や人を教えてくれる・・・。 夢のようなことができてしまうんだと言った感動に襲われました。 株式会社ラビット代表取締役 荒川 明宏 【記事掲載ご協力及び製品のお問合せ先】 株式会社ラビット 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-29-7 スカイパレス401 電話 03-5292-5644 FAX 03-5292-5645 メール eigyo@rabbit-tokyo.co.jp