メールにいがた131号新刊案内 ◆2018年2月から3月登録の新刊をご紹介しています。 ◆図書のお申し込みの際には、送付先の間違いを防止するため、 ご住所とお名前をフルネームでお知らせください。 ◆第131号の「録音○番」「点字○番」というお申込みができます。 必ず「録音」「点字」の種別をお知らせください。 ◆デイジー図書をお聞きになるには、専用機が必要です。 ◆マルチメディアデイジー図書の画像や文字を利用するには、 パソコンと再生ソフトが必要です。 ◆種別ごとの新刊案内の末尾には、サピエ図書館に新しく登録された図書も 一部ご紹介をしております。いずれも取り寄せでの貸出が可能です。 点字図書 42タイトル 文学 23タイトル 点字1 本の話絵の話 山本容子(ヤマモト,ヨウコ)著 2冊 文芸春秋(2006) ■シェイクスピア、ジョイス、ランボーに森鴎外、太宰治、谷崎潤一郎…72人の 文豪たちと「戯れる」。綺羅星のごとき作家の肖像画に、才気溢れるオマージュを 添えて。自身の読書体験、装幀秘話、好きな画家、芸術の冒険もあわせて 語り明かし、「文学とアートの幸福な結婚」、美術家・山本容子のすべてを 本のかたちにしました。 点字2 奈落の花 堕ちたエリート 安達瑶(アダチ,ヨウ)著 4冊 講談社(2017) ■将来と婚約者を捨てた若手エリート・充彦が追うのは、消えたAV女優。 何も生まぬ愛に堕ちる充彦に、日本の裏社会の陰謀が待ち受ける! ノンストップサスペンス&エロティック。 点字3 百年泥(ひゃくねんどろ) 石井遊佳(イシイ,ユウカ)著 2冊 新潮社(2018) ■(芥川賞)チェンナイ生活三か月半にして、百年に一度の洪水に遭遇した私。 綴られなかった手紙、眺められなかった風景、話されなかったことば…。 洪水の泥から百年の記憶が蘇る−。魔術的でリアルな新文学。 点字4 浪人奉行(ぶぎょう)1ノ巻 稲葉稔(イナバ,ミノル)著 3冊 双葉社(2017) ■(時代・歴史小説)ある事情から剣を捨て、市井で飯屋を営む八雲兼四郎。 だが、思わぬ巡り合わせから町奉行所の手の届かぬところで跋扈する無法者を 討つ“浪人奉行”に。己の苦い過去と決別すべく、兼四郎は再び刀を握る。 点字5 第三次世界大戦1 太平洋発火 大石英司(オオイシ,エイジ)著 4冊 中央公論新社(2016) ■中国で巨額の横領を働いて米国に逃げた男に中国特殊部隊が接触。大統領の 最大支援者の妻子が巻き添えになってしまう。謝罪を求める米国に対し、中国も 不快感を示す。この事件が日本と世界を巻き込む大戦のはじまりとなり…。 点字6 ストロベリーライフ 荻原浩(オギワラ,ヒロシ)著 5冊 毎日新聞出版(2016) ■農家なんてかっこ悪い。と思っていたはずだった−。イチゴ農家を継げと 迫る母親。猛反対の妻。志半ばのデザイナーの仕事はどうする?恵介36歳、いま、 人生の岐路に立つ! 点字7 銀河鉄道の父 門井慶喜(カドイ,ヨシノブ)著 6冊 講談社(2017) ■(直木賞)岩手県をイーハトヴにし、銀河に鉄道を走らせた宮沢賢治。 生涯夢を追い続けた賢治と、父でありすぎた父・政次郎(まさじろう)との 対立と慈愛の月日を、父の視点から描く。 点字8 脱・限界集落株式会社 黒野伸一(クロノ,シンイチ)著 6冊 小学館(2016) ■多岐川優(たきがわゆう)の活躍で、消滅の危機を脱した止(とどめ)村。 あれから4年−。駅前のシャッター通り商店街の開発計画が持ち上がり、世論は 二分される。再開発か、現状維持か…。地域活性エンタテインメントの続編。 点字9 さようなら、ギャングたち 高橋源一郎(タカハシ,ゲンイチロウ)著 4冊 講談社(1997) ■詩人の「わたし」と恋人の「S・B」と猫の「ヘンリー4世」が営む超現実的な 愛の生活を独創的な文体で描く。発表時、吉本隆明が「現在までのところ ポップ文学の最高の作品だと思う。村上春樹があり糸井重里があり、 村上龍があり、それ以前には筒井康隆があり栗本薫がありというような 優れた達成が無意識に踏まえられてはじめて出てきたものだ」と絶賛した 高橋源一郎のデビュー作。 点字10 オホーツク海戦 覇者の戦塵(せんじん) 谷甲州(タニ,コウシュウ)著 8冊 中央公論新社(1999) ■抗日匪賊支援の輸送船団がシアトルを出港した。これを阻止すべく日本が 派遣した艦隊は台風の直撃に遭い、壊滅的な被害を受ける。動ける艦を 寄せ集めた帝国海軍は、首尾良く敵を迎え撃つことができるのか。 点字11 機動戦士Z(ゼータ)ガンダム第5部 戻るべき処 富野由悠季(トミノ,ヨシユキ)著 4冊 角川書店(1987) ■宇宙世紀0088。反地球連邦組織“エゥーゴ”と、連邦軍内の急進派反乱軍 “ティターンズ”、旧ジオン軍残党“アクシズ勢力”の三つどもえの戦いは、 終局に向っていた。コロニーレーザー砲をめぐる“グリプス戦役”の中、 ニュータイプ戦士カミーユ・ビダンは戦いで散った人々の命を吸い、 さらに大きな存在となってゆく。 点字12 魔性の岩鷹(いわたか) 西村寿行(ニシムラ,ジュコウ)著 4冊 徳間書店(1991) ■奇妙な老人岩介(いわすけ)との出遇いが、元刑事黒神左記を狂気の世界に 導いた!人を喰らう岩鷹の正体は?人間存在の闇に迫る幻夢のハードロマン巨篇。 点字13 ぬかるみの女 第三巻 花登筐(ハナト,コバコ)著 5冊 集英社(1979) ■勝とう。勝たねば…ようやく、小さな自分の店を持つことができた 文子(ふみこ)。だが、激しい競争社会に生きる文子には、喜びも束の間、 やすらぎのない日々が訪れる―。 点字14 ぬかるみの女 第四巻 花登筐(ハナト,コバコ)著 4冊 集英社(1982) ■一度としてお客に体を張ったこともなく、誰一人パトロンを持つこともなく、 水商売の世界を生きてきた文子。超一流のクラブ「アーバン」との激しい闘いも、 才智と真心で乗り越えてゆく。が、文子にも日々の悩みは尽きない。 若いホステスたちとの考え方のギャップ、三人の子供の母としてのいたらなさ ……。そんなある日、愛する村山が胃癌に犯され、半年余りの命であることを 知った―。 点字15 壊れるもの 福沢徹三(フクザワ,テツゾウ)著 4冊 幻冬舎(2008) ■大手百貨店に勤める西川英雄は、四十歳をすぎて手に入れた郊外の一軒家で 家族三人暮らし。裕福ではないが、大きな不満もない。しかし、そんな ありふれた日常に生じた一点の染みが、突如、絶望の底なし沼となって男を 呑み込んでいく。「やばいとこ住んでるね。“イミチ”って、聞いたことある?」。 精神の迷路に踏みこむ、狂気のサイコホラー。 点字16 心をまっさらに、さらし期 銀色夏生(ギンイロ,ナツオ)著 5冊 KADOKAWA(2017) ■この充電中にやるべきことは、コツコツと小さなことを日々続けること−。 銀色夏生が日々思うことを感性豊かに綴る、つれづれノート31弾。 2016年7月1日から2016年12月31日分を収録。 点字17 佐々木邦全集 第5巻 佐々木邦(ササキ,クニ)著 13冊 講談社(1975) ■「ガラマサどん」「使う人使われる人」「ぐうたら道中記」「豊分居雑筆」 「世間と人間」を収録。 点字18 裸のランチ W.バロウズ著/鮎川信夫(アユカワ,ノブオ)訳 6冊 河出書房新社(2003) ■1950年代に始まる文学運動は、ビート・ジェネレーションを生み出した。 ケルアック、ギンズバーグら錚々たる作家たち(ビートニク)の中でも、 バロウズはその先鋭さで極立っている。脈絡のない錯綜した超現実的イメージは、 驚くべき実験小説である本書に結実し、ビートニクの最高傑作となった。 映画化もされた名作の待望の文庫化。 点字19 列車と愛の物語 アレグザンダー・マコール・スミス著/ パリジェン聖絵(パリジェン,キヨエ)訳 3冊 近代文芸社(2014) ■スコットランドからイングランドまでの列車に偶然乗り合わせた 見ず知らずの4人の異なる愛のかたちの物語。 点字20 謀略の都 上 1919年三部作1 ロバート・ゴダード著/北田絵里子(キタダ,エリコ)訳 5冊 点字21 謀略の都 下 1919年三部作1 ロバート・ゴダード著/北田絵里子(キタダ,エリコ)訳 5冊 講談社(2017) ■1919年春。第一次世界大戦後の講和条約締結のため主要国の代表団がパリで 協議を進めるなか、英国のベテラン外交官が謎の死を遂げた。彼の息子 マックスは、父の密やかな計略を知り、国際諜報戦の渦中に身を投じる。 点字22 自閉症のぼくが「ありがとう」を言えるまで イド・ケダー著/入江真佐子(イリエ,マサコ)訳 2冊 飛鳥新社(2016) ■会話のできない重度自閉症の少年が、みずからの症状を解説しながら、 心の成長、そして大人たちへのメッセージをつづった手記。 点字23 私たちは、性犯罪被害者です 実名で告白する、「レイプ・性虐待の恐怖」と「克服する勇気」 キャロライン・リーマン編 著/小西敦子(コニシ,アツコ)訳 3冊 青志社(2009) ■忌まわしい過去と現実に真正面から向き合い、自分の未来のために闘う。 心の回復を果たし、人生を再出発させた彼らの声。性暴力被害者たちの魂の記録。 雑学 1タイトル 点字24 できる大人の常識力事典 話題の達人倶楽部(ワダイ ノ タツジン クラブ)編 5冊 青春出版社(2016) ■初めての相手にも「いつもお世話になっています」でいい?「床の間」は 何のためにある?「日本」の読み方は?敬語・しきたりから地理・歴史まで、 「できる大人」に必要な常識を、ありとあらゆる角度から収録。 経済・経営 2タイトル 点字25 日本経済撃墜 恐怖の政策逆噴射 植草一秀(ウエクサ,カズヒデ)著 4冊 ビジネス社(2013) ■シロアリ官僚に破壊される日本、消費税大増税だけではない、巨大リスクが 立ちはだかる!内外の政治経済金融市場を分析する著者が、驚異の的中率を 誇る「投資戦略の極意」を公開する。注目すべき株式銘柄も収録。 点字26 「数字」が読めると本当に儲かるんですか? 数字オンチのための「儲かる会計」が肌感覚でわかる本 古屋悟司(フルヤ,サトシ)著/田中靖浩(タナカ,ヤスヒロ)案内人 3冊 日本実業出版社(2017) ■売上はうなぎのぼりなのにずっと赤字…。会計を学んだことをきっかけに、 倒産の危機を乗り越え、V字回復に成功した花屋のオーナーが、売上から 限界利益重視への転換を成し遂げたストーリーを通して、「儲かる会計」を教える。 障害者福祉 1タイトル 点字27 Q&A障害者差別解消法 わたしたちが活かす解消法みんなでつくる平等社会 野村茂樹(ノムラ,シゲキ),池原毅和(イケハラ,ヨシカズ)編 4冊 生活書院(2016) ■「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」の基本用語、 差別解消への仕組み等を概説し、日常生活や社会生活の場面ごとに具体的な 問題をQ&Aで解説。 科学 1タイトル 点字28 天才と異才の日本科学史 開国からノーベル賞まで、150年の軌跡 後藤秀機(ゴトウ,ヒデキ)著 6冊 ミネルヴァ書房(2013) ■(日本エッセイスト・クラブ賞)戦争や国境を乗り越え、道を切り拓いてきた 科学者たちの苦闘と歓喜の足跡から綴る、知られざる近現代日本科学史。 第62回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。 動物 1タイトル 点字29 デキのいい犬、わるい犬 あなたの犬の偏差値は? スタンレー・コレン著/木村博江(キムラ,ヒロエ)訳 8冊 文藝春秋(1994) ■心理学者兼訓練士である著者が犬の知性を徹底検証。犬の頭の良さが ひと目で分かる偏差値ランキング、IQテスト付き。 医学・健康 2タイトル 点字30 がんと向き合う 安心して暮らせる社会へ 新潟日報報道部(ニイガタ ニッポウ ホウドウブ)編 3冊 新潟日報事業社(2017) ■第35回「ファイザー医学記事賞」大賞受賞!安心して暮らせる社会へ。がんは 2人に1人の時代。新潟県のがん治療の現状や患者を支える仕組み、早期発見・ 予防の鍵などについてきめ細かく取材し1冊に。 点字31 100歳まで歩く技術 黒田恵美子(クロダ,エミコ)著 2冊 二見書房(2015) ■健康増進、老化防止、ダイエット、ストレス解消、脳活性化…。 ウォーキングはいいことだらけ。運動不足、病後、高齢者でも 「歩ける身体」になる方法と、長く歩き続けられる工夫を紹介します。 技術 1タイトル 点字32 核に魅入られた国家 知られざる拡散の実態 会川晴之(アイカワ,ハルユキ)著 4冊 毎日新聞出版(2016) ■現在の北朝鮮を支える核開発技術は、どこで生まれ、北朝鮮に渡ったのか? 丹念な現地取材を基に、「北朝鮮核実験」につながる各国の核開発史を 明らかにする。『毎日新聞』連載「核回廊を歩く」に加筆・修正を施して単行本化。 料理 1タイトル 点字33 にいがたのおかず 郷土の食材と料理 高橋真理子(タカハシ,マリコ)制作・編集 5冊 開港舎(2008) ■郷土の食材とふだんのおかず、そしてその調理法を豊富な写真とイラストで 紹介する。 商業 1タイトル 点字34 電通と博報堂は何をしているのか 中川淳一郎(ナカガワ,ジュンイチロウ)著 3冊 星海社(2017) ■顧客第一主義が生み出す光と闇。元博報堂社員の著者の経験と、電通・博報堂 現役社員に取材して得た情報をもとに、広告代理店を舞台とした仕事のあり方と そこで働く人々の考えやクライアントとの関係を、実態に即して綴る。 鉄道 1タイトル 点字35 ニッポン鉄道の旅68選 谷川一巳(タニガワ,ヒトミ)著 3冊 平凡社(2016) ■世界一の長さを誇る海底トンネル、屈指の山岳トンネル、海を越える鉄道…。 北海道から九州・沖縄まで、全国の鉄道路線ごとの地形や車両の特色、誕生秘話 などを紹介する。 児童 7タイトル 点字36 自分で考えよう 世界を知るための哲学入門 ペーテル・エクベリ作/スヴェン・ノードクヴィスト絵/ 枇谷玲子(ヒダニ,レイコ)訳 1冊 晶文社(2016) ■「教育の国」スウェーデンで生まれた、子ども向けの哲学入門書。 ソクラテスの無知の知、デカルトの方法的懐疑、アウグスティヌスの時間論、 カントらによる認識論といった西洋哲学の基本的考えを分かりやすい言葉で示す。 点字37 思春期テレパス 天沢夏月(アマサワ,ナツキ)著 4冊 KADOKAWA(2015) ■学校で話題になった一つの噂、「そのサイトに空メール送ると友達の〈本音〉を 教えてくれる」。秀才の大地、お調子者の学、そしてボーイッシュな翼は、 帰宅部三人組。自然と集まってダラダラ時間を過ごす、心地良い距離感の 友達だった。ある夜、ふざけて登録した例のサイトから一通のメールが届く。 それは、翼の恋の本音。その気持ちを知った時から、彼らの距離は 変わっていき…。中学生から。 点字38 世界の涯ての夏 つかいまこと(ツカイ,マコト)著 3冊 早川書房(2015) ■地球を浸食しながら巨大化する異次元存在〈涯て〉が出現した近未来。 ある夏の日、疎開先の離島で暮らす少年は、転入生の少女ミウと出会う。 ゆるやかな絶望を前に、二人は様々な出来事を通して思い出を増やしていく。 一方、終末世界で自分に価値を見いだせない3Dデザイナーのノイは、出自不明の 3Dモデルを発見する。その来歴は〈涯て〉と地球の「時間」に深く関係していた。 中学生から。 点字39 白魔女リンと3悪魔[2]フリージング・タイム 成田良美(ナリタ,ヨシミ)著/八神千歳(ヤガミ,チトセ)イラスト 2冊 小学館(2015) ■人々を救う「白魔女」を目指し修行を始めた天ケ瀬リンは、3悪魔の瓜生御影 (うりゅうみかげ)と暮らし始める。そんなある日、リンが通う学園で、 時が止まったままの時計塔の鐘が突然鳴り始めた。そこには幽霊が 住んでいるという噂が…。小学校中学年から。 点字40 白魔女リンと3悪魔[3]レイニー・シネマ 成田良美(ナリタ,ヨシミ)著/八神千歳(ヤガミ,チトセ)イラスト 2冊 小学館(2015) ■イケメンすぎる3悪魔と、時計塔に棲む幽霊の蘭と一緒に、星占い部を始めた リン。ある日、学園七不思議のひとつ「帰れない廊下」で生徒が行方不明に。 零士(れいじ)と虎徹(こてつ)とともに調査に行くが、罠にはまり…。 小学校中学年から。 点字41 さよならのドライブ ロディ・ドイル著/こだまともこ訳 3冊 フレーベル館(2014) ■12歳の少女メアリーは、老いたトチノキの大木が並ぶ坂道で不思議な女の人に 出会う。その人からメアリーは、死を怖がっているおばあちゃんのエマーに 「だいじょうぶよ」と伝えてほしい、と頼まれる。実はこの女の人は、 若くして亡くなったひいおばあちゃんタンジーの幽霊だった。小学校高学年から。 点字42 ヘブンショップ デボラ・エリス作/さくまゆみこ訳 3冊 鈴木出版(2006) ■村にライオンが来てるんだよ。エイズという名前のライオンがね。 そのライオンは、子どもたちをどんどんさらっていく…。アフリカのマラウイで、 エイズと貧困の中をけんめいに生き抜こうとする子どもたちの物語。 小学校高学年から。 2月から3月 サピエ図書館の新刊図書 点字図書13タイトル 点字43 ぐるぐる??博物館 三浦しをん(ミウラ,シオン)著 4冊 島根ラ製作 実業の日本社(2017) ■好奇心とユーモア全開の、胸躍るルポエッセイ!人類史の最先端から 秘宝館まで、個性あふれる博物館を探検!博物館が大好きな著者が、興味の おもむくまま、全国のおもしろそうな博物館を訪問。まじめに、ときに妄想を 膨らませつつ、お宝や珍品に迫ります。「なぜ、こんなにたくさん集めなすった!?」 という著者の素朴な疑問に答えてくれるのは、慎み深くも超キャラ立ちした 学芸員さんたち。話はついつい脱線し――。 点字44 「ゆっくり力」でいい人生をおくる 斎藤茂太(サイトウ,シゲタ)著 2冊 ヘレン図製作 新講社(2017) ■急いではいけない。ゆっくりでも積み重なれば、必ず大きな力になる。 ゆっくり力だ。いい結果にむすびつく。人生後半の「ゆっくり力」など、 精神科医・医学博士の斎藤茂太が、いろんな「ゆっくり力」を語る。 点字45 あなたのためなら死んでもいいわ 自分を見失う病「共依存」 水沢都加佐(ミズサワ,ツカサ)著 3冊 日ラ情文製作 春秋社(2016) ■傷つきながらも、人のために尽くし続けてしまう共依存。その背景に 何があるのか。脱するヒントは何か。カウンセラーの著者が出会った さまざまな事例をエッセンスとしてちりばめながら、具体的に解説する。 チェックリスト付き。 点字46 「茶の湯」の密室 神田紅梅亭寄席物帳(かんだこうばいていよせものちょう) 愛川晶(アイカワ,アキラ)著 5冊 静岡視情セ製作 原書房(2016) ■(推理小説)茶会に招かれた山桜亭馬伝の妻亮子。本格的な席で緊張が 先立つなか、亮子はほんの一瞬、そこにいるはずのない猫を見てしまう。話を 聞いた馬伝は、その奥にある「謎」を見抜くのだが…。本格落語ミステリー。 点字47 絢爛(けんらん)たる奔流(ほんりゅう) 岩井三四二(イワイ,ミヨジ)著 6冊 神奈川ラ製作 講談社(2017) ■(時代・歴史小説)世のため人のため、川の流れを変え、新たな川を作る−。 慶長年間、私財を投じて富士川や高瀬川の開削に挑んだ京の商人・ 角倉了以(すみのくらりょうい)の劇的な人生を描く。 点字48 散り行く花 伽古屋圭市(カコヤ,ケイイチ)著 4冊 長崎視障セ製作 講談社(2017) ■止むに止まれぬ動機から罪を犯した女性たちの前に、美人画で有名な 人気絵師が現れる。彼は、「その美を僕の手で永遠に残してみたい」と モデルを頼む一方、幾重にも隠したはずの罪にも巧みに迫っていく。 点字49 いつわりの人妻 草凪優(クサナギ,ユウ)著 3冊 新潟点燈虫製作 竹書房(2016) ■(ポルノ) 点字50 似非遍路(えせへんろ) 高瀬川女船歌 9 澤田ふじ子(サワダ,フジコ)著 6冊 明生会館製作 徳間書店(2017) ■(時代・歴史小説)高瀬川畔で居酒屋を営む宗因は、手代を伴い四国遍路に 出かけた塩問屋の主・播磨屋九郎左衛門が、畑仕事をしているのを目撃する。 問いただしても「わしはただの百姓どす」と言い張るが…。 点字51 あなただけじゃないんです 瀬戸内寂聴(セトウチ,ジャクチョウ)著 2冊 豊島中央図製作 自由国民社(2017) ■静かな心で判断する、小さな欲望で満足する、世の中は不条理と認める…。 夫婦、嫁姑、親子の問題、対人関係や病気など、女性たちの悩みに、 瀬戸内寂聴が自身の人生経験に触れながら一つひとつ答える。 点字52 指鬘(しまん)物語 田口ランディ(タグチ,ランディ)著 3冊 神奈川ラ製作 春秋社(2016) ■死と生と愛の深淵を見つめ続けてきた著者が、渾身の思いを込めて解き放つ、 珠玉の掌編小説集。著者、初めての掌編集。〈人生〉の断面を鮮やかに切り取って 描かれる作品は、山あり谷あり涙あり、読む者に深い感銘を与える。 点字53 現美新幹線殺人事件 十津川警部シリーズ 西村京太郎(ニシムラ,キョウタロウ)著 3冊 島根ラ製作 文芸春秋(2017) ■(推理小説)画商の竹田が越後湯沢でスキーに興じていたところ、東京から 突然連絡が入った。急ぎ自宅マンションに戻った竹田は、妻と娘が何者かに 襲われて殺され、自宅からは絵画が盗まれたことを知る。 “世界最速の美術館”として話題の現美新幹線を皮切りに、日本とアメリカを 股にかけた十津川と亀井の追跡が始まる。 点字54 遺伝子コンプレックス 舛本つたな(マスモト,ツタナ)著6冊 浜松城北図製作 主婦の友社(2017) ■「遺伝子最適化」が合法化された世界。遺伝子操作を受けた子供は全員美しく、 賢く、丈夫で、あらゆる才能を持っていた。そんなご時世、最適化されていない 「未調整」の布津野忠人(ふつのただひと)は、解雇されて無職になってしまう。 三十歳、無職、独身―。公園で途方にくれていたとき、この世のものとは 思えないほど美しい少年少女と出会う。二人は何者かに追われていた。 助けを求められた布津野は、次第に最適化された子供の人身売買の事件に 巻き込まれていく。 点字55 ウインドアイ ブライアン・エヴンソン著/柴田元幸(シバタ,モトユキ)訳 6冊 新潮社(2016) ■妹はどこへ消えたのか。それとも妹などいなかったのか?得体の知れない 不安と恐怖が、読者の現実をも鮮やかに塗り替えていく…。滑稽でいて切実な、 知覚と認識をめぐる25の物語。「遁走状態」に続く短篇集。 貸出準備中 3タイトル 現在、製作中・準備中の図書の中からご紹介します。 予約を受け付けておりますので、ご希望の図書がありましたら当センターまで お申込みください。準備ができましたら、予約順に貸し出しを始めます。 点字201 首や腰をボキボキ鳴らすと早死にします 肩コリ、首コリ、腰痛は正しくラクに治す! 石部伸之(イシベ,ノブユキ)著 広済堂出版(2014) ■首や腰の周囲の筋肉がこっているからといって、関節を思いっきり曲げて、 ボキボキと鳴らすのは危険です。肩コリ、首コリ、腰痛を治すカギとなる 「背骨」のメンテナンス法やエクササイズを紹介します。 点字202 羅生門 現代語訳名作シリーズ スラ読み!1 芥川龍之介(アクタガワ,リュウノスケ)作/ 松尾清貴(マツオ,キヨタカ)現代語訳 理論社(2014) ■そこは、善も悪もない地獄のような世界―文学のほんとうの怖さを 体験してみませんか?芥川文学を読み解くための詳しい解説がついています。 点字203 将棋殺人事件 竹本健治(タケモト,ケンジ)著 講談社(2017) ■謎々を拾った者が、次第に心を病み、墓地で死体を掘り返す――六本木界隈で ある怪談が広まっていた。そんなとき静岡で大地震が発生、土砂崩れの中から 二つの屍体が発見される。屍体と怪談との類似点に注目、調査を始めた 天才少年棋士・牧場智久が到達する驚愕の真相とは? 書き下ろし短編 「オセロ殺人事件」収録。 1月から2月 点字情報誌のご紹介 ご寄贈いただいた点字の情報誌をご紹介します。 いずれも貸し出しができますので、当センターまでお申込みください。 ≪点字≫ ●中央区だより・東区だより・西区役所だより・江南区役所だより (各1月7日、1月21日、2月4日、2月18日発行) 新潟市発行 ●新潟市地産地消推進の店 新潟市視覚障害者福祉協会発行 ●広報かしわざき(第1186から1187号) 柏崎市発行 ●点字厚生(第265号) 日本盲人会連合発行 ●ふれあいらしんばん(第59号) 内閣府発行 ●月刊東洋療法(第285号、286号) 全日本鍼灸マッサージ師会発行 ●にってんボイス(2月号) 日本点字図書館発行 ●読書(1月号、2月号) 日本ライトハウス情報文化センター発行 ●出版図書ニュース(第136号) 京都ライトハウス発行 ●コミュニカ(2017年秋・No.55) 社会福祉法人全国盲ろう者協会発行 ●広報いしかわ(第179号) 石川県発行 ●協会だより(No.30) 石川県視覚障害者協会発行 ●ひかり(第717号、718号) 天理教点字文庫発行 ●子どもの点字本(135) 大阪YWCA点字子ども図書室発行 ●仕事場の教養(1月号) 一般社団法人倫理研究所発行(柏崎点訳奉仕会製作) 取り扱い中止雑誌 貸出しの取り扱いを中止する録音雑誌が2誌あります。長年のご利用、 ありがとうございました。 デイジー雑誌 1 「月刊手技療法」 2017年12月号をもって、たにぐち書店からの定期刊行が中止 2 「yomyom(ヨムヨム)」 2017年12月号(vol.43)をもって、製作館でのデイジー版製作が中止 メールにいがた 新潟県視覚障害者情報センターだより 新刊案内 (第131号2018年4月号・別冊) 発行 新潟県視覚障害者情報センター 〒950-0121 新潟市江南区亀田向陽1-9-1新潟ふれ愛プラザ TEL 025-381-8111 FAX 025-381-8115 郵便振替00510-5-93600 E-mail(代表)ngt@ngt-shikaku.jp E-mail(利用者専用)tosyo@ngt-shikaku.jp URL http://ngt-shikaku.jp/